及川光博主演・日本テレビ新日曜ドラマ【ぼくたちん家】のネタバレと全話あらすじをまとめていきます。最終回結末の予想&考察、索(手越祐也)と玄一の恋の行方、ほたる(白鳥玉季)の謎を徹底解明していきます。原作、脚本家、主題歌もお届けします。
2025年10月期、日本テレビ日曜ドラマ枠(よる10時30分)にて放送!
【ぼくたちん家】は新星脚本家の松本優紀が手掛けるゲイと女子中学生の奇妙な生活を描く笑って泣けるホームラブコメドラマです。

次回(7話)は、玄一の母(由紀さおり)がアパートに!
本記事にはネタバレが含まれています。
>最新話・6話あらすじ・ネタバレ
>NEW・7話あらすじ・予告
【ぼくたちん家】ネタバレあらすじ全話
1話ネタバレ・あらすじ
あらすじ
社会の隅っこで繋がった波多野玄一(及川光博)作田索(手越祐也)楠ほたる(白鳥玉季)の奇妙な生活の幕開け!仲良しの不動産屋・岡部(田中直樹)、索の元恋人・吉田、オンボロアパートのオーナー・井の頭(坂井真紀)、ほたるのロクデナシな父・市ヶ谷(光石研)、そして謎多き母・楠(麻生久美子)らを巻き込みながら、奇想天外な方向に…。
動物飼育員の波多野玄一(及川光博)はゲイの50歳。アパートで動物たちと暮らしている。縁側でファミリーサイズのアイスを独り占めしてみるが年齢のせいか3口食べたら限界に。一緒に食べてくれる恋人がほしと思い立ち『パートナー相談所』に行くも手応えなし。そもそも自分みたいなおじさんには縁がないのだと諦めかけた玄一に相談所の百瀬まどか(渋谷凪咲)は告げる。「恋と革命です。『人間は、恋と革命のために生まれてきたのだ』太宰の言葉です」。その一言が、玄一の眠っていた情熱を突き動かす。
中学校教師の作田索(手越祐也)は38歳。人生も恋も冷めきったクールなゲイ。世の中にあらがいたくて受理されるはずもない吉田亮太(井之脇海)との婚姻届を書くも誰からも保証も祝福もされない。索は意味のない恋に終止符を打つ。吉田と別れ同棲も解消。帰る場所がない索は車中泊を続ける中、一回り年上の心優しい不器用な玄一と出会う。
索の恋が他人事とは思えない玄一は家を買おうと提案する。ゲイの恋愛に意味がないと思うなら、自分たちで意味をつくればいい。人間は恋と革命のために生まれてきたのだから、家をかすがいにして恋愛の意味を証明する。それが玄一と索の恋と革命だと言い放つ。そんな玄一の前に、索の生徒・楠ほたる(白鳥玉季)が現れる。ほたるは中3にもかかわらずアパートで1人暮らし。学校にも行かずトーヨコ通い。なぜか3000万円を隠し持っていて、そのお金で玄一を買うと言い出す。
ネタバレ
玄一とほたるの出会い
玄一が飼っているペットは動物園に捨てられていた犬2匹と亀1匹。さらにインコが捨てられていてペットに加わる。アパートはペット禁止でそれがバレてしまい引っ越しをすることに。不動産屋の岡部(田中直樹)に家を買うように勧められるも資金がないとあきらめる。そうして住み始めたのが井の頭アパート。そのアパートに住んでいたのがほたるだった。
動物園に動物を捨てる人がいるって驚きました。動物園ではあるあるのようです。
玄一と索の出会い
玄一がお弁当を食べようとするとベンチのかすがいが壊れていた。索が助けてくれなんとかしのぐ。その時、索の手にしていた婚姻届が風で吹き飛ばされる。玄一はそれを視て索が自分と同じゲイだと知る。婚姻届の住所を知った玄一は索の恋人の吉田に会いに行く。
玄一は家がかすがいになると思い、玄一に家を買うように勧めた。そうすれば、吉田とやり直せるというのが玄一の言い分。しかし、索は玄一を怖がり話に応じなかった。
吉田は結婚指輪をしています。ゲイだということを隠すためのフェイク。まだまだゲイだということを公にはできない人がたくさんいるのだと感じるシーンです。
ほたるはトーヨコで過ごして補導される。担任の索が引き取り人。三者面談をしなければならないのにほたるは伸ばし伸ばしにしていた。しびれを切らした索は土曜日に家に行くと言い出す。ほたるは実の父・市ヶ谷仁(光石研)にお願いをするが断られてしまう。市ヶ谷はすでの再婚していてほたるとは暮らしていない。
ほたるが父と話している喫茶店に玄一と吉田がやってきた。ふたりの会話は筒抜けでほたるは玄一がゲイだと知る。ほたるは玄一にあれこれと聞く。
最初はずけずけとゲイの話を聞きたがるほたるを煙たがっていた玄一ですが、ほたるの強引さというか真っ直ぐさに負けてしまったよう。ほたるもまた玄一に心打ちとけ始めたようです。父は再婚していること、母が今はいないことをアイスを食べながら話しています。ほっこりとした映像がこれから仲良くなるんだろうなと明るい未来を思わせます。
土曜日。ほたるは索を連れて玄一の部屋を訪ねる。索に玄一が父だと紹介。玄一は唖然。何が何だかわからぬまま父のふりをする玄一。索は教師としてほたるに進学を勧める。玄一はお茶を買うといいスーパーに向かう。
玄一が留守の間、索とほたるは家のパンフレットを見る。それは、玄一が索に家を買おうと力説したときのものだった。
索は玄一がほたるの父だと信じています。娘をほったらかしにしていることを咎めます。玄一にはいい迷惑。でも父だということを否定しません。ここが玄一の優しさでもあり、ほたるの魅力でもあり。有無を言わせない強さとか放っておけない危うさほたるにはあります。そこにあどけなさもあり。それに、ほたるはゲイを普通に捕らえています。偏見のないほたるの存在は玄一には希少。オープンにゲイのことを話せるのは安心感もあると思います。
玄一はファミリーアイスを買って帰る。3人で食べる。
玄一は初恋の男の子とホームランバーを食べた話をする。そして、ゲイであることで何でも諦めてきたと過去を振り返る。「欲しいものは欲しいと言わないといけない」と言う玄一は「家が欲しい」と立ち上がる。
結末
・ほたるはアパートの庭からスーツケースをほりおこす。
・その3千万で家を買えばいいと玄一に告げる。
・ほたるの母のともえ(麻生久美子)はお土産屋でキーホルダーを手にして「あった」と嬉しそう。
ほたるは母に向けて手に入れられないけどみんなが持っているものが全部欲しいと話しています。それは家族ではないかなと思います。ひとり暮らしのほたるにとって、心から欲しいものではないでしょうか。
3千万はピン札ではありません。かなりぐちゃぐちゃでスーツケースに入っていました。欲しいものを手に入れるために使うということでは?
玄一とほたると索の出会いを描いた1話。アイスで始まりアイスで幕を閉じました。ファミリーサイズのアイスを3人で食べるシーンに思わず感動。愛情に飢えているほたるも笑顔でした。
ほたるの両親はわけありのようです。索が父のふりをする玄一に「事件のこともあって大変なのはわかる」と言っていました。そこで尻切れトンボになったのですが、母は何らかの事件にかかわっていることは確かですね。
1話は「鎹(かすがい)」がキーワード。子は鎹といいますね。何かと何かをつなげる。玄一は家がかすがいになると思っています。確かにそれは一理あると思います。玄一は家を買うのでしょうか。3千万で?気になる展開。
全体的にジメジメしたものがなくて楽しめます。訳ありの3人だけど、しんみりした展開じゃないのが良いですね。
2話ネタバレ・あらすじ
あらすじ
なぜか3000万円という大金を持っていたほたる(白鳥玉季)は「このお金あげるんで。あなたはこれで家を買って、その代わりに私の親のフリしてください」。と玄一に頼み込む。学校との面倒くさいやりとりがある時だけ、親のフリをしてくれればいいと。面食らう玄一が事情を聞いても、ほたるは何も答えてくれない。
一方、動物園の駐車場に寝泊まりしていた索(手越祐也)は、警備員に注意され、駐車場を追い出されてしまう。
玄一に索から電話が来る。駐車場を追い出されたことを心配する玄一。しかし、索は玄一の心配をよそにほたるのことを持ち出す。玄一とほたるを親子だと信じて疑わない索。ほたるの進路も含め、警察を交えて面談がしたいと言う。「事件のこと、今のお父様の状況など、お話しいただくことになると思います」と言われ、玄一は混乱する。どうやらアパートの大家・井の頭(坂井真紀)も、ほたるの秘密を知っているようで…。
ネタバレ
・ほたるの下駄箱にラブレターが入っている。
・ほたるのトーヨコ仲間が詐欺に遭いそうになり、鯉登(大谷亮平)が助ける。
・玄一はプロのミュージシャンを目指していた。
・玄一の生まれは北海道。ししゃもが送られてくる。
・索は靴下の片方が見つからない。
面談日を前にしてほたるは「親子契約書」を作成。玄一に父役をしてもらうため、すべてを話す。
ほたるが9歳のときに両親が離婚。母のともえ(麻生久美子)と二人暮らしをしていた。ともえは会社のお金を横領して逃亡中。スーツケースは大家の井の頭今日子(坂井真紀)に預けていたため、警察が家の中を探しても見つかることなく無事。ほたるはスーツケースを今日子から受け取り庭に埋めた。
ほたるは施設に行くように言われるが「父と暮らす」と噓を言い逃れることができた。ともえと電話も繋がらず、連絡をとる方法はアパートのみ。ともえが横領したことを信じられないほたるはアパートでともえを待っている。
ともえの事件が公になるとクラスメイトが頑張ってと書いた色紙をほたるに渡した。ほたるは蔑みを感じてしまい、トーヨコに通い始める。トーヨコの仲間は線引きがなく居心地がいいから。
ほたるのことを知った玄一は父のふりをして面談をする。警察官の松梅子(土居志央梨)に名前を聞かれ、波多野玄一と言ってしまうも「芸名」だと噓をつき難を逃れる。索と松は玄一が父だと信じている。
玄一は親の事情で生活のことでいっぱいで好きなものがないというほたるに好きなこと、好きなものを探してほしいと松に語ります。ほたるはこの言葉に心を揺さぶられていったようです。玄一のことを信頼している眼差しが可愛いです。
動物園を追い出された索は、吉田のマンションに出向き荷物を引き取り、道の駅で過ごしていた。それを知った玄一は大家に交渉し、索を井の頭アパートに招く。アパートの部屋を使ってもいいというが、生徒と同じアパートには住めないと断る索は、アパートの駐車場で車中泊をすることに。
玄一は正式にほたると親子契約を結ぶ。対価として受け取ったお金を使うつもりはない。夕飯の準備をしながら、玄一はミュージシャンを目指していたことを話す。
プロになれたであろう玄一。ゲイであるがために、ぴちぴちのタンクトップを着ておねい言葉を使うように言われた。それに耐えられずプロの道を諦めていた。歌うことは今でも好きだという玄一。ほたるは好きなものがないと言う。そのうち見つかるよ、玄一の言葉でほたるは進路を決める。
結末
・吉田は洗濯機から索の靴下の片方を見つける。
・進路調査に書いたほたるの目標は「好きなものを探す」だった。
・ともえは釣りを楽しんでいる。1話で買ったキーホルダーは愛知県のもの。
・市ヶ谷仁(光石研)がアパートの前にいる。
玄一は索のことをどうやら好きになっているようです。百瀬まどか(渋谷凪咲)から人生はパフェと言われてやることを積み重ねていこうと決めました。そこで、索の失くした靴下を探してみたり、アパートを紹介したり。
好きということは無意識に考えてしまうことだと話す玄一から、ほたるは玄一が索を好きだと気づいたみたいです。索は恋をしないと決めているようだし前途多難!?
ともえはやけに明るい逃亡者。ほたるはともえを信じているみたいだし、横領はしていないのかも?父の仁はともえの事件を知っているので、お金のありかを知りたいのかもしれない。ほたると暮らせないと言いきっていたのにアパートに来るなんてそれしか考えられない、と考察中です。
2話のキーアイテム(フード)は?
1話はアイスでした。2話はししゃもです!
・ほたるはししゃもを焼いてボヤ騒ぎを起こす。→この時、岡部(田中直樹)から玄一はプロのミュージシャンになれる腕前だと聞きます。玄一をほこれる友人という岡部が良き。玄一にはよき人が周りにいますね。それは玄一がよき人だからに違いありません。
・大家は庭でししゃもを焼く。とても幸せそう。
・ラストの食事シーン。玄一とほたるはししゃもを焼きながら話をたくさんします。ふたりの関係が良好に。
2話は、ゲイへの偏見も描かれています。プロにならなかった玄一。その話を聞き、強要した人間に怒るほたる。ほたるに偏見がないのは、自分自身が学校で居づらくなった経緯があるからでは。ほたるのこれまではキチンと身となっていると思います。それにしても、母は何をしているのやらと呆れてしまう。中学生を置いて出ていくって思考回路が普通じゃない気もするのだが…。
3話ネタバレ・あらすじ
あらすじ
アパートの大家・井の頭(坂井真紀)も交え、奇妙な形でスタートした玄一(及川光博)、索(手越祐也)、ほたる(白鳥玉季)の共同生活。久々に心が弾む玄一は、朝、おにぎりを作る。索やほたるにおにぎりをあげようとするも、いらないと言われガッカリ。
そろそろ卒業後の進路を決めなきゃいけないほたるは、行ってみたい学校を探すことから始めてみる。高校のパンフレットを見るも何をどう選べばいいか分からない。気が付けば、またいつものようにトーヨコに足を運んでしまう。一方、玄一は、部屋探しをする索に、仲良しの不動産屋・岡部(田中直樹)を紹介。頼まれてもいないのに、索におせっかいばかり焼いてしまう玄一。始まってしまった玄一の気持ちは、もう抑えられないところまできてしまっていて…。そんな中、玄一たちのアパートに、ほたるのロクデナシな父・仁(光石研)が現れる。
ネタバレ
・ほたるはトーヨコ仲間のみょうが(西浦心乃助)ばやしこ(星乃あんな)なっち(大島美優)とコンビニで年齢制限の声をかけられないゲームをしている。変装しても未成年であることがバレてしまう。
・大家の井の頭今日子(坂井真紀)は、仁を怪しい男だと思う。そこで、男が来たら撃退しろとカラスよけのさすまたをほたるに渡す。
仁はほたるにクレープをご馳走しながら、心配なんだと親らしいことを口にして、お金の在処を聞き出そうとする。ほたるは拒否。そこで、仁は再びアパートに行きほたるの帰宅を待つがほたるは帰宅せず。諦めて帰る。
父が来ていることを知ったほたるは朝帰り。索にバレないように急いで玄一の部屋に。玄一は朝帰りをとがめようとするがほたるは余計なお節介だと言い放つ。
索は岡部の仲介で物件の内見に行く。この時、同行した玄一は索の生い立ちを知る。索は生まれた時から両親がいなくて、施設で育った。施設は賑やかで楽しかったと話す。
玄一は索が頑張ってきたと口にします。すると、索は頑張ることは特別なことじゃないと言います。索からみたら、玄一もほたるも頑張っているのだととてもナチュラルに話します。何も見ていないようでいてちゃんと見ている索に感心。
岡部の話からゲイに理解を示す物件は意外に少ないことが分かります。さらに、内見では、男女がいちゃついているのを見た玄一が男同士だと変に見られてしまうと話します。そんな玄一に索も共感した様子。ゲイが誰の目も気にせずに生きるにはまだまだ。現実はとても厳しいと感じる場面です。
カップルがイチャイチャしているのを玄一は「キャッキャウフフ」と表現。これが妙に可愛い。恋する姿はキャッキャウフフがピッタリです。
ほたるが寝ていると仁が訪ねてくる。家の中を見せろと無理矢理に入ろうとする。ほたるはさすまたで仁を攻撃。そこに、玄一と索が内見から戻る。大家も参戦し大騒動に。
玄一が父のふりをしていることがバレる。仁は警察に通報すると言い出す。部屋の鍵を渡せば通報しないという仁。ほたるが鍵を渡し通報は免れる。仁はほたるの部屋でお金を探すもお金は見つからない。「俺が父親だ」と言い放ち立ち去る。
説明を求める索に玄一はほたると親子契約を結んだことを明かす。さらに、スーツケースを開き3千万円を見せる。すべてを知った索は、ほたるに噓をつかせてしまったことを謝る。
親がいない索は空想で親をつくり噓をついてきた過去がありました。それがとても苦しくなり隠すことをやめたという経緯をほたるに話します。噓をつく辛さを身をもって知っていたから、ほたるに同じ思いをさせたことに責任を感じたのです。先生ではあるけど、人としてほたると向き合う索の姿に感動します。
結末
・索はなぜ玄一がほたるの父になったのかを問う。さらには何故、自分にかまうのかを問い詰める。
・思いが溢れた玄一は索に好きですと告白する。索は「はっ?」と目を真ん丸に…。
楠ともえ(麻生久美子)は、数日前に手紙を出す。福島のキーホルダーを入れている。手紙を出したことを後悔している様子。ほたるの部屋のポストに郵便物が届く。
3話は頑張ることを描いたストーリー。ほたるは母を頑張っている人と表現。玄一はほたると母が似ていると感じます。索と同じく玄一もまたほたるの頑張りをちゃんと見ている人のひとりです。
玄一とほたるは本当の親子のようになってきました。ほたるは仁よりも玄一のことが父親らしいと感じているようです。仁に「新しいお父さん」と言ったことからも、その思いが伝わります。一方、玄一もほたるを娘のように感じてきていることがうかがえます。ほたるの心配をしたり、なんと声をかけようかと悩んだり、そんなひとつひとつの心の動きが織り込まれています。
3話のキーアイテム(フード)は?
3話のキーフードは味噌汁です。
・ほたるは母の味噌汁の隠し味の本みりんをコンビニで買おうとする。本みりんにはお酒が含まれているからと売ってもらえない。
・仁を追い払ったあとほたるは玄一とコンビニに行き、本みりんを買うことができた。親がいることは小さいことでも大きなこと。ほたるはとてもいい笑顔をみせます。トーヨコを歩く玄一とほたるが本当の親子に見えます。
・ほたるは家で母の味の味噌汁を作る。選ぶことは難しいけど頑張って選ぼう、私の周りを全部大事にできるように、と母に向けて語ります。味噌汁の湯気がほたるの顔を包みます。それは幸せに包まれているようでほっこりします。母を思うほたるは、玄一、索、大家さんと優しい人に包まれています。
玄一が告白したことで索との今後の関係が気になります。ともえは3話では岡山にいるようです。ジュースを飲んでいたので。かなりあちこちを点々としています。お金が横領したかはいまだに不明。ともえの行動も不可解です。
4話ネタバレ・あらすじ
あらすじ
波多野玄一(及川光博)に告白されたもののその気がない作田索(手越祐也)は「そんなことより、今はほたるさんのことですよ」とスルー。
ほたる(白鳥玉季)の母・ともえ(麻生久美子)が残した3000万円を狙う実父・仁(光石研)は、ほたるから3000万円の在りかを聞き出そうと躍起になり中学校にまで押しかける。慌てて対応する索は玄一のことを通報するかと探りを入れる。仁は通報などしないときっぱり。玄一が捕まったら自分がほたるの面倒を見るようだと言う。仁の興味がお金にしかないと分かった索はムカつき「もう来ないでもらえますか?」と仁を追い返す。
玄一は、パートナー相談所の百瀬(渋谷凪咲)とバッタリ。索に告白してしまったことを打ち明ける。索が自分に興味がないと肩を落とす玄一に、百瀬は「興味、持たせればいいんですよ。運命だって思わせるんです」とアドバイス。
ほたる宛てに差出人不明の手紙が届く。手紙を読んだほたるはスーツケースをもってアパートを出るが、仁にさらわれる。
ネタバレ
・玄一はほたるに合鍵を渡す。いつでも好きな時に入っていいと言う玄一にほたるはペットの世話をすると約束する。
・索が親子契約を理解してくれるか不安に思うほたるに玄一は分かってくれると言う。玄一の理論は「いい方に考えてれば楽」というもの。
・索は玄一が一生懸命に親を頑張るいることから親子契約の件は黙っていると告げる。罪になるかもしれないという玄一に「学校は嫌いだから辞めてもいい」と覚悟を口にする。
ほたるのもとに届いた手紙は母のともえ(麻生久美子)から「レイクサイドカフェで待つ」という内容だった。ほたるは、スーツケースを持っていくと追記して玄一の部屋に置いていった。
手紙を読んだ玄一と索はレイクサイドカフェに向かう。
車中、ふたりは初恋の話や周囲にどこまでゲイのことを話しているかと会話を弾ませる。玄一の初恋相手は鯉登。ずっと一緒にいたらクラスメイトにからかわれる。バレるのが怖くて鯉登をからかって終わり。親友も初恋も失くしたいた。
索の初恋は中学時代。先輩に恋した索は思い出として先輩のヒゲを大事にしていましたが、捨てられてしまい大泣きしたという思い出です。全部なくなったと思う索に玄一は「なくなったってことはあったってこと」と話します。のちに、この言葉がほたるの胸を打つことに。
仁は手紙を読んだと言い、ほたるをレイクサイドカフェに連れていくと車を走らせる。ドライブを楽しもうという雰囲気を漂わせ親子旅行をしたダムによるもほたるはつれない。レイクサイドカフェにつきカレーをともえの分も入れてダムカレーを3つ頼む。ほたると小さい頃の楽しかった思い出を語る仁に対して、ほたるは嫌なことばかりを口にする。仁は玄一にはりあい「俺の方が父親だ」と言い出し、さらに、今は離婚して何もかもなくしたと話す。ほたるに冷たくあしらわれた仁はスーツケースを持って逃げ出す。
そこに、玄一と索が到着。玄一は仁を追いかけ、索はほたるのもとに。
カレーを食べるほたると索。親子でカレーを食べる姿を見てほたるは涙を流す。
ほたるは親子3人でカレーを食べたことを思い出し、最悪な父だけど楽しかったこともいっぱいあったと話し始めます。母にも会えないほたるは全部なくなったと思うほたるに索はなくなったってことはあったってことだと玄一が言っていたと伝えます。ほたるは元気になり帰りの車中ではバク食い。そんなほたるに索はとても優しい。ほたるは玄一の言葉と索の優しさにひとりじゃない幸せを感じていると思いました。
アパートに戻ったほたるは合鍵で玄一の部屋に入り、索と大家の今日子(坂井真紀)に毛布に包まれた3千万円をみせます。手紙は父からだと勘付きお金は置いていったのでした。
なのにカフェに向かったの?という索に、もしかしたら母に会えるかもといい方に考えたというほたる。ほたるは玄一が話すことをちゃんと心にとめているのが分かります。それだけ影響力をもつ玄一は、血はつながらなくてもお父さんなんだとじんわりします。
一方、玄一は仁の車に。途中でエンジンを止めた仁はスーツケースを奪おうとする。もみ合うふたり。スーツケースが開き、中からアルバムやほたるの思い出のぬいぐるみなどが出てくる。驚く仁に玄一は今できることをするためにほたるの父をしていると話す。小さなこと、今できることを毎日していけばいい感じになるという玄一の言葉に仁もまた心を入れかえていったようで…。仁はひとりになるとバックミラーに笑顔を作る。
結末
・玄一がアパートに戻り一件落着。
・索は親子契約書にサインをする。アパートに部屋を借りることにする。
・今日子のもとに手紙が届く。キーホルダーが入っていた。
ほたるは母にもう家族3人で出かけることもないけど、あの時間はちゃんとあったんだと語りかけます。
<つづく>
4話は仁の葛藤も垣間見れるストーリーでした。父親としてちゃんとできない自分に苛立っていたようです。お金目当てだと言いながらも、どこかでほたるにすがっている。哀れと言えば哀れ。どうしょうもない父ですが、玄一と触れ合ったことで変わっていきそうです。お散歩や挨拶など小さなことでも毎日できることをするという玄一の言葉にそうだよねと納得。玄一は生きることにとてもポジティブ。ゲイであることに引け目を感じてはいるようですが、それは索が変えてくれそうです。
元カレの吉田から靴下を貰う索は吉田に未練はないと言っているし、玄一のことを少しずつ好きになっていきそうな予感。ラブ展開もあるかもしれませんね。
4話のキーアイテム(フード)は鮭とばと寒天ゼリー!
・鮭とばは岡部(田中直樹)の出張土産。一戸建ての管理に行ったところ、そこにともえが住んでいました。ともえが逃走犯とは知らずバックパッカーだと思い込んだ岡部はともえを応援。帰り際にともえから貰ったのが鮭とばです。岡部は東京に戻るとほたるにあげています。母と子が思わぬところで繋がっている貴重なキーフードです。
・寒天ゼリーは索と玄一に大家が持たせたお菓子。車中で索が食べます。寒天ゼリーが好きな玄一はそれだけで運命を感じてしまうという頼もしいフードです。
5話ネタバレ・あらすじ
あらすじ
作田索(手越祐也)が波多野玄一(及川光博)の住むアパートに引っ越すことになり、玄一は張り切って引っ越しを手伝う。索はあくまでも仮住まいだからと冷たいがどこ吹く風の玄一。
ところが、索と別れたはずの元恋人・吉田(井之脇海)が、引っ越しを手伝うため突然アパートにやって来た。別れた後もつながっている索と吉田の関係に、玄一は気が気でない。
楠ほたる(白鳥玉季)は、大事な期末テストの直前だというのに、全然やる気なし。ところが、トーヨコ仲間のなっち(大島美優)は急に高校受験をすると言い出す。やる気満々で支援団体の職員・鯉登(大谷亮平)に勉強を教わっている。ほたるはなっちの本名も、家のことも、通っている中学校も知らないことに気付き、それは友達なのかな?と思い始める。
井の頭今日子(坂井真紀)は、逃亡中のほたるの母・ともえ(麻生久美子)に呼び出され、2人きりでこっそり落ち合う。ともえは今まで集めた全国各地のご当地キーホルダーをほたるに渡して欲しいと言う。ほたるに渡せばわかると言うのだが…。まだ逃亡を続けようとするともえ。今日子はともえを連れて帰ると言うのだが…。
ネタバレ
・索から明日はテストだと聞いた玄一はほたるに理科の勉強を教える。
・ほたるは皆既日食は絶望、見えるのはめちゃくちゃ先、と珍回答。それを正していく玄一。
ともえは今日子に全容を打ち明ける。お金(3226万1570円)はともえが横領していた。
女であることで舐められてきたというともえは、就職氷河期に正社員になれず契約社員で入社。上司に歯向かうこともなく面倒くさくない女だから更新し続けることができた。ところが、若い男性社員が入社1か月で契約社員から正社員になったのをきっかけにして矛盾を感じる。男女で給料が違うことも知る。もし正社員だったらと給料を計算した金額が3千万。
そんな中、ほたるは進路のことでお金の心配をする。高校入学にはお金がかかるから。ともえは、ほたるにはお金の心配などしないで好きな学校に好きな道を歩んでほしいと思う。それで横領をしてしまった。
女は雑用をしていればいいという待遇で就職をした経験のある今日子も女が舐められていることに共感する。
子供がいる女性は正社員になれないなど、ともえからリアルな現状が語られます。職場での男女差は現在はあまりなくなってきたとは思いますが、まだ、その片鱗は残されているようにも感じます。だからって横領するのは論外ですけど…。ともえには、まだ何やら思惑がある様子です。
一方、索の引っ越しは説明書の読解力に優れた吉田のサポートもありはかどっていく。吉田と索は別れたあとに相手と友達になれるタイプだと知った玄一は、モヤモヤも薄らぐ。引っ越しの最中、吉田はフェイクの結婚指輪を失くしてしまう。索はゲイであることを隠す必要などないとオープンな考え。だから指輪なんていらないと言うも、吉田と玄一はなかなかオープンな考えにはなれない。心情を語りあいながら、引っ越しは終了する。
行きつけのピザ屋にゲイであることがバレ行けなくなったと言っていた吉田に索は人気のピザ屋を教えます。吉田の好きなバタースイーツもお土産に渡します。お互いに全く未練がないようで、いい関係の友達に。
玄一が家を建てるときは手伝うと言う吉田。どうやら玄一の恋を応援しているみたい。玄一には強い味方になってくれそうです。修羅場があるかと思ったけど、全然、違う展開。3人がそれぞれの考えを言い合いながら仲よくなっていく様子が垣間見れます。
ほたるはなっちから話を聞く。なっちが通う中学は眉毛を剃るのが禁止されている。偏差値の高い高校は自由。入学して眉毛を剃りたいから頑張っているのだと明かす。ほたるも高校受験に前向きになる。
帰宅したほたるから「こいのぼり君に勉強を教えてもらった」と聞いた玄一は、こいのぼり君が初恋の鯉登ではないかと思う。
索はほたるのテスト回答を玄一に渡す。玄一と勉強した問題が出題されていた。回答はほたる独特の珍回答。正解ではないけど索がそこに加筆。絶望してるけどめちゃくちゃには良いことがあるから生きるしかないと書いてあり、赤ペンでがんばりましょうと記してあった。玄一はそこに「がんばったね」と追記してほたるに渡す。
索の回答も玄一の赤ペンもそても素敵です。ふたりからの応援はほたるにとってとても大きな支えにもなっていると感じます。がんばったねっていいですよね。ちゃんとほたるの頑張りを認めている玄一はいつの時も優しきパパです。
結末
・まだやることがあるというともえは必ず帰ると今日子と約束する。
・玄一は索を隣にして初恋の歌を奏でる。索から玄一の手を握り恋人繋ぎに…。
・ともえはトーヨコで鯉登から炊き出しのご飯を貰う。そこで仁と遭遇する。
索といい感じの雰囲気の中、玄一は鯉登に会ってみようと言い出す。索はこの場でいうかと驚き…。
<つづく>
5話は未来を語るストーリー。ともえは逃亡してから初めてほたるに電話をします。留守電に未来がほたるが悲しまない世界になるといいなと入れています。玄一も索も吉田も認めてもらえる未来を望んでいます。近い未来にその時が訪れるという索の台詞が印象的です。実際に近い未来がいつなのかまだまだ曖昧模糊の世界ですがドラマがひとつのツールとなって偏見が消えていけばいいなと思います。
ともえはまだやりたいことがあると言っています。これ以上、何をしたいのだろう。ほたるを思っての行動だけどまさか本当に横領していたとは驚きです。でも、本当に横領したのかなとまだ信じきれていません。もし本当だとしたら、ほたるは犯罪者の娘になってしまう。それはやりきれない…。
5話にはジャンボパフェが登場!
・今日子とともえの密会は喫茶店。そこに百瀬まどか(渋谷凪咲)がいる。
・まどかは気合いを入れてジャンボパフェを頼む。
・ひとりでは食べきれないまどかは、パフェを見ていた今日子とともえを誘い3人で食べる。
まどかはマンションを購入予定で下見をしています。まどかも女であることで舐めらくはないと思っていて今日子とともえと意気投合します。見た目可愛くてか弱そうなまどかだけど、なかなかしっかり者です。
6話ネタバレ・あらすじ
あらすじ
波多野玄一(及川光博)は、中学時代、クラスメートにゲイだとバレるのが怖くて、みんなの前で「気持ち悪い」と言って鯉登(大谷亮平)を突き飛ばしてしまい、いつか謝りたいと思っていた。
楠ともえ(麻生久美子)は、元夫・仁(光石研)と鉢合わせをしお金を狙われ、新宿の街を逃げ回る。そんな中、アパートの階段が抜け落ちる。大家・井の頭(坂井真紀)は大慌て。不動産屋の岡部(田中直樹)に頼んで修理業者を手配してもらう間、ほたるは玄一の部屋で生活することになり、玄一は索(手越祐也)の部屋で同居生活を始める。ほたるが持っていたNPO法人のパンフレットから、鯉登が初恋の人だと確信した玄一は、鯉登が会いたくないと思っているかもと会いにいくのをためらう。索に背中を押され、ほたるの案内で再会を果たす。
その裏で、玄一たちのアパートを、警察の松(土居志央梨)がひそかに張り込んでいた。
ネタバレ
・仁はほたるとの思い出の場所を巡るともえについて回る。
・吉田(井之脇海)は索に未練があると気づく。想いを吹っ切るために百瀬(渋谷凪咲)のいる相談所に出向く。
・仁は動物園に捨てられていたウサギを見つける。
玄一が鯉登に会うのに索も同行する。鯉登は玄一のことを覚えていた。ボランティアの炊き出しを手伝いながら話をする。鯉登も玄一と同じゲイだった。今度食事でもと言われ玄一は鯉登をアパートに誘う。
翌日、今日子から貰ったサツマイモで焼き芋パーティーをする。パートナーと家を買ったという鯉登は「パートナーシップ届受理証カード」を見せる。区が認めてもらえたことが嬉しいと話す。
鯉登は玄一から気持ち悪いと言われたことを覚えていた。玄一は鯉登を傷つけたと謝る。すると、鯉登は玄一がそのことで自分を責めているとずっと気になっていたと打ち明ける。さらに、玄一が鯉登を突き飛ばさなかったら自分が突き飛ばしていたという。どちらもゲイであることを隠すことに必死だったとわかる。そして、互いに好きだったと分かり、玄一は初恋でしたと打ち明ける。玄一はほたるとの関係を鯉登に相談する。鯉登は親子関係に詳しい職員を紹介すると約束。
玄一と鯉登が仲よく会話をすると索はふたりの恋は過去なのだと強調したりします。明らかに嫉妬です。冷たいクールな索でしたが、ちゃんと嫉妬心があるんだと嬉しくなりました。玄一のことをだんだんに好きになっていく索が可愛いです。急に恋するのではなくてじわじわとくる感じが良いですね。
ともえはほたるに会いにアパートに。ほたるはともえにキーホルダーを投げつける。
玄一、索、仁、今日子がふたりの間に入り話し合いをする。横領をしてほたるを置いて出て行ったことを玄一と索を責めるとほたるはともえを庇う。帰ってきてというほたるにともえは夢を叶えたいという。
ともえは47個のキーホルダーを集めることが幼い頃からの夢。小さな夢だけどそれが胸につかえていてチクチクするのだと言う。誰もわからないともえの気持ちを玄一だけが理解する。自分も鯉登に謝れずにいたことがずっと気になっていたからだ。
ほたるはともえの気持ちを認める。ともえは残り3個のキーホルダーを集めに再び逃亡を始める。
謝っても許さないとこれまで抑えていた気持ちをともえにぶつけるほたる。何でもないようにしていたけど、本当は怒りもあったし寂しさもあったと分かります。大人っぽく見えてもまだ中学生です。ともえに感情をぶつけられたのは良かったと思います。それにしても夢のために逃亡するともえの気持ちは索らと同様に理解しがたいものがありますね。
ほたるは玄一の前でともえのことも自分のことも分からないと泣く。ほたるは50歳の玄一に人生は楽しいのかと問う。玄一は小さなことに感動するようになるし、好きな物も増えてくる。50歳は楽しいと話す。作田先生を好きなの?というほたるに玄一は好きだよと堂々と告げる。
結末
・仁はウサギを飼うことにする。
・吉田と百瀬が偶然出会う。索を諦めきれない吉田に百瀬はなりふり構わず思いを伝えるべきだとアドバイス。
・ほたるはともえに50歳まで頑張ってみるとメッセージを送る。
・索は家を買う計画を練り始める。玄一は索と両思いになったことを喜ぶ。
<つづく>
5話は両思いへのストーリーです。玄一と索がやっと両思いになりました。玄一の気持ちがちゃんと索に伝わっていった証です。過去の玄一と鯉登の恋も描かれました。現在の鯉登はゲイの友人も多くオープンに付き合っています。その姿を見たほたるはカッコイイと言います。隠す必要などないのだと堂々としている鯉登は本当にカッコイイ。鯉登のオープンに生きる姿は玄一にとって大きな励ましになったと思います。
だから索を好きだとハッキリと言えたし、それを見ていた索もまた、玄一を好きだと確信。両思いまでの流れには鯉登のゲイへの姿勢が大きな影響を与えていると感じます。
いよいよ、家購入のスタートを切りました。玄一はほたるも一緒に住めたらと考えています。鯉登が玄一のサポートになりそうです。吉田の存在がちょっと怖いですが、案外、百瀬とうまくいったりして?吉田の気持ちにも注目です。
5話は焼き芋がメインに登場。
・今日子がたくさん掘ったというサツマイモ。今が旬の食材を持ってきたところがいい感じ。
・焼き芋って心までもほっこりとあたたまる感じ。
・焼き芋パーティーで玄一と鯉登の心をオープンにしたのは、焼き芋パワーじゃないかなと思います。
7話ネタバレ・あらすじ
あらすじ
波多野玄一(及川光博)の恋が実り作田索(手越祐也)と晴れて恋人同士に。索は家を買って一緒に暮らすために、鯉登(大谷亮平)に教えてもらった『パートナーシップ制度』の活用に積極的。区役所に予約を入れたり、玄一の両親にあいさつしたいと言い出したり、話をどんどん先に進めていく。ついていくのがやっとの玄一は、索が無理をしているのではないかと不安になってしまう。
一方、まだ好きなことが見つからない楠ほたる(白鳥玉季)は、玄一と索の交際が始まったことを知って、いつ好きになったのか、どういうところが好きなのかと索に質問。ほたるは、どうすれば、誰かを、何かを好きになれるのか分からない。2人の交際は大歓迎だし、応援もする。だけど、家を買ってアパートを出たら、玄一との親子関係はどうなるのかと不安も。
そんな中、玄一の母・千代子(由紀さおり)が索に会うため北海道から上京。索と千代子の初顔合わせに、ほたるも同席。玄一と親子のフリをしていることも、3000万円のことも千代子には内緒。玄一と索がパートナーシップ申請をして家を買うつもりでいることを伝えると、千代子は大賛成。最近ハマっているBL漫画の影響か、以前にも増して玄一の恋を応援する千代子。今回の上京も、実はそのBL漫画の作者のサイン会に出席するのが目的らしい。でも、千代子にはもう一つ、大事な目的が…。
玄一と索の恋がトントン拍子に進む一方で、索の元恋人・吉田(井之脇海)は索とヨリを戻したくて『かすがい』となる家探しを始める。鯉登はパートナーの矢倉(kemio)と大ゲンカ。それぞれの想いがこじれていく。
ネタバレ
以後ストーリーは放送後に更新します。
【ぼくたちん家】の原作と脚本家は?
原作は?
【ぼくたちん家】に原作はありません。松本優紀が脚本を手掛け日本テレビが提供する完全オリジナルストーリーです。
脚本家は?
脚本は松本優紀さんが担当します。本作が初めての連ドラ作品となり、これからの活躍が楽しみな脚本家です。
日テレシナリオライターコンテストで審査員特別賞を受賞をきっかけにしてプロデューサーの河野英裕氏からのオファーでドラマ化に。ゲイやトーヨコで生きる女子中学生といった現実社会で生きづらさを感じている人々のリアルを描いていきます。
【ぼくたちん家】見どころ
ゲイを主人公にしている本作はゲイであることをカミングアウトした白川大介さんがインクルーシブプロデューサーを担当していることもあり、ゲイとして生きることの生きづらさが分かりやすくリアルに感じることができます。
同性愛者も孤独を抱える子どもも、私の隣にいるんだ、という事を意識して取り組んだという脚本家の松本優紀さんは「見てくださる方々が自分の隣の人、また、自分自身にも優しくしたくなるような、そんな時間を届けられると嬉しい」とコメント。
単純なBLではなく、人として人と向き合う姿や親子愛は何かなど多くのことを気付かせるストーリーになっています。
及川光博さん、手越祐也さんの煌びやかで明るいキャラのおふたりのいつもとは違う姿も見どころです。
【ぼくたちん家】最終回はどうなる?結末を予想・考察!
原作がないため最終回の結末のベースがありません。いったいどんな結末を迎えるのでしょうか。ここでは、キャラ設定などを参考に最終回までの注目ポイントの考察と結末を予想していきます。
ほたる(白鳥玉季)のお金の出所と謎を考察
楠ほたるは中学生なのに3千万も持っています。かなりの訳アリ人物。
ほたるの謎は…
・3千万を持っているのはなぜ?
・親は何をしているの?
・玄一を親に指名したのはなぜ?
・登校拒否の理由は?
など、とにかく謎だらけです。
父と母は離婚していてほたるは母親のともえ(麻生久美子)と暮らしていたのですが、この母が謎めいています。ほたるを置いて逃げている。犯罪に関わっているのかもしれない。
父の市ヶ谷仁(光石研)は再婚しています。この父もまた謎で、やたらとほたるに接近。ほたるがお金を持っているのを知っていて接近している可能性もあり。
3千万の出所は…
・ほたるの両親の秘密のお金かもしれない。→結婚していたときに貯めていたのをともえが持っている。
・ともえが犯罪に手を染めて得たお金。→それをほたるが見つけて持っている。あるいは、ともえが預けた。
このふたつが有力かと考察しています。
ほかに、宝くじ当選とか遺産相続とかも考えられますが、まずそれはないでしょう。
ストーリー展開とともにお金の出所が明かされていくと思います。コメディとはいえともえを介して犯罪の裏側も浮き彫りになりそうな予感。ほたるとともに親の言動も要チェックです。
ほたるは玄一に親になってと突拍子もないことを言いだします。どうやら受験を控えての対策みたい。両親がアテにならないから玄一をターゲットにしたようです。見た感じ不良という風でもない。トーヨコ仲間もいてばやしこ(星乃あんな)とう友達もいます。ただし学校には不適合らしい。学校に行かない理由はよくある「いじめ」問題かな。
ほたるは、両親がいて平々凡々に暮らす中学生とは違う。ほたるが何を考え行動しているのか、ほたるの謎は徐々に分かってくると思います。
2話の時点では、ともえが横領したお金という流れですが果たして?
6話まで…ともえは横領をしていたと判明。ほたるは好きな物探し中。
玄一(及川光博)と索(手越祐也)の恋の行方は?
玄一と索はゲイ。ふたりの恋はどうなるのでしょう。物語当初は玄一の片想いぽいですが、一緒に暮らすうちに索も玄一のことを好きになっていきそうな予感。
玄一の初恋の人、鯉登祐太郎(大谷亮平)や索の元恋人の吉田亮太(井之脇海)が登場するので、一波乱はありそう。コメディなので泥沼関係にはならないと思われますが…。
そんなこんなを経ながらも、玄一と索は最終的に恋人関係になるかなと思っています。
6話で両思いになりました。
最終回結末はハッピーエンドで3人が家族に!?
【ぼくたちん家】は玄一と索とほたるの同居生活を描く物語。玄一はほたるの親になるという設定でいわゆる偽家族。そんな偽者の関係ですが、最後には本物家族になると予想しています。
といっても法的には難しい問題もあり。それでも「僕達は家族だ」と堂々と生きていくという結末になると思っています。なんたって『恋は革命』ですからね。革命を起こしちゃうわけですよ。
玄一と索は夫婦として、ほたるは玄一の娘として。
マイホームで暮らす3人に笑顔がこぼれるという素敵なラストシーンをイメージしています。
果たして最終回は?3人の同居生活はどうなるかな?楽しみですね。
【ぼくたちん家】の主題歌
主題歌は甲本ヒロト作詞・作曲によるザ・ハイロウズの「バームクーヘン」です。歌唱は及川光博さん、手越祐也さん、白鳥玉季さん。本作のために結成されたグループです。グループ名は「ぼくたちん家」。
3人の歌声がドラマを盛り上げます。スキップしたくなるような楽曲で心が躍ります。これでいいんだよって言われてるような、そんな感じが良き。
【ぼくたちん家】の登場人物
- 波多野玄一・・・及川光博
- 作田索・・・手越祐也
- 楠ほたる・・・白鳥玉季
- 岡部成治・・・田中直樹
- 吉田亮太・・・井之脇 海
- 百瀬まどか・・・渋谷凪咲
- 栗田美緒・・・久保田磨希
- 松 梅子・・・土居志央梨
- 藤沢辰哉・・・川口凉旺
- なっち・・・⼤島美優
- ばやしこ・・・星乃あんな
- みょうが・・・西浦心乃助
- 鯉登裕太郎・・・大谷亮平
- 井の頭今日子・・・坂井真紀
- 市ヶ谷 仁・・・光石 研
- 楠 ともえ・・・麻生久美子

【ぼくたちん家】ネタバレあらすじのまとめ
・全話のストーリーと感想
・最終回結末の予想&考察(ほたるの謎&玄一と索の恋について、ハッピーエンド予想)
・主題歌と登場人物
以上について紹介しています。
本作はゲイである白川大介さんがインクルーシブプロデューサー。社会の中でマイノリティーが直面する困難を玄一らがポジティブに乗りこえていく姿が作り物ではなくリアルに感じる作品です。最終回までたくさんの感動と気づきを得ると思います。ぜひ、ご視聴を。
本記事は最終回まで更新していきます。
