【スティンガース】8話ネタバレ感想!ワイルドスピード森川降臨?息抜きお楽しみ回!

スティンガース8話

フジテレビ火9ドラマ【スティンガース 警視庁おとり捜査検証室】8話「ROMEO & JULIET」が9月9日に放送されました。

今回は、志田彩良さんが言っていたみたいに「息抜きお楽しみ回」ね!ただただ愉快なドラマを楽しめばいい感じ!

でも国内の2大麻薬カルテルの会長と代表の子ども同士が結婚して、その披露宴にスティンガースが潜入するんだろ?危険なことが起こらなきゃいいけど。

それでは、【スティンガース8話のネタバレありの感想をお届けしていきます。

【スティンガース】8話のネタバレ感想

8話の“ネタバレありの感想”を紹介します。

愉快な上司(ジュリエット)

スティンガース室長の二階堂民子森川葵)は、警察庁審議官・西条巧玉山鉄二)から、結婚披露宴に参加する指名手配犯たちをおとりにかけて捕まえてほしいという依頼を受けます。
「城山会」の会長・城山達巳塚本幸男)の三男・正弥猪野広樹)と、「利根川ユニオン」の代表・利根川芳郎阪田マサノブ)の次女・森高愛)の結婚式が執り行われることになり、結婚式場の運営会社から警察に相談があったのです。
「城山会」と「利根川ユニオン」は日本の2大麻薬カルテルで両者は激しい対立関係にあるのですが、正弥と茜は親の稼業には関わっていない一般人で、ロミオとジュリエットのように愛を育んできたといいます。
そんな説明の途中で、いきなり小芝居を始めてしまう西条審議官と二階堂室長。

西条「おお民子!あなたはどうして民子なの?」
二階堂「おお!西条~」

これって西条審議官自らジュリエット役になってるよね?

大学の先輩後輩という関係だそうだけど、この2人の仲の良さ、阿吽の呼吸は本当に楽しいわね。

西条審議官は、将来の長官とも噂される超トップキャリア。
いつもやわらかな人当たりでユーモアセンスも優れていてやさしい上司ですが、警視庁幹部に対しては毅然とした態度でスティンガースを守ります。
二階堂を信頼しスティンガースを育ててくれる頼れる味方ですね。
小芝居のバックにはちゃんと「ロミオとジュリエット」が流れる演出も流石です。

タツコさんは何者?

披露宴のお色直しで新婦のエスコート役としてお祖母様・タツコ伊藤昌子)が登場した途端、「ゴッドファーザー愛のテーマ」が流れました。
遊び心が楽しいですね。
それにしても、タツコさんはいったい何者なのでしょう。
新婦側の「利根川ユニオン」の招待客ばかりでなく「城山会」の招待客も、タツコさんの名前が呼ばれると全員即座に起立して頭を下げましたね。
対立関係にある組織も敬意を示すほどのゴッドマザーなのでしょうか。

きっとその筋では有名な方なのね…。

悪者だけどなんだかチャーミング

今回のスティンガースのミッションは、披露宴の招待客の中にまぎれている指名手配犯7名を逮捕することでした。
城山会の招待客に扮した乾信吾藤井流星)、利根川ユニオンの招待客に扮した水上涼介本郷奏多)、サービススタッフに扮した森園はな志田彩良)と小山内誠井内悠陽)、そして関口欣二郎杉本哲太)はカメラマンとして披露宴に潜入します。
指名手配犯はそれぞれ凶悪犯なのですが、乾や水上の言葉に簡単にだまされて、組対(組織犯罪対策部)の捜査員が待つおとり部屋へ送り込まれてしまいます。

言葉の端々にボン(正弥)への愛情が見えたり重い酒樽を運んでくれたり、乾や水上の余興を真剣に見て盛り上がってくれたり、みんな素直で情が深いのよ。でも犯罪者だからね。しっかり罪を償ってもらわなくちゃ。

水上の機転!

実は、この結婚式は偽装結婚でした。
「城山峡」ナンバー2の東雲二郎星田英利)と「利根川ユニオン」のナンバー2・佐伯昌孝正名僕蔵)たち、幹部数名による計画で、この披露宴を利用して両組織の提携を画策していたのです。
東雲や佐伯たちは生き残りをかけてお互いに手を組むべきだと考えていましたが、城山会長と利根川代表は和解するつもりがなく、正弥と茜を「未来のためだ」とたきつけて結婚式をでっちあげ、その機会にクーデターを起こそうとしたのでした。
幹部たちが2回目のお色直しの時間を利用してチャペルで提携の契約をするという計画を知った二階堂は、水上を差し向けて、事前に盗聴器を仕掛けさせます。
しかし2人がチャペルを抜け出す前に幹部たちがやって来てしまいました。
乾も水上もあわてて隠れますが、水上は見つかってしまいます。
すると「式の時にイヤホンを落として探してました」とすぐにごまかす水上。
外を見張っとけと言われて、チャペルの扉にストッパーをかませて少し開いた状態で様子をうかがったり、、書類を乾に撮影させるために10秒だけ彼らを引き付けてほしいと二階堂に言われて咄嗟にルービックキューブを披露したり(見事10秒45!)(披露宴の余興の時よりタイム更新!)、水上の機転は本当に素晴らしいです。
二階堂が乾に電話したことで乾のスマホのバイブレーターが響き幹部に見つかってしまった時も、水上はチャペルに飛び込んで、「城山会と手を組むなんてありえないですよ。そいつは会長が送り込んだスパイでこの取引も会長に筒抜けです。秘密の時間と場所が洩れてるってことは城山なんて信用ならないってことですよ」と叫びます。
不測の事態が起こった時に当意即妙に動ける人なんですね。
ところが、佐伯に「お前ら、グルだろ」と見破られてしまいました。

「こんな単細胞の馬鹿知りませんよ」と言い訳してたけど、いやいやそれを何故知ってる?ってなるから!

乾の突破力!

佐伯は、乾と水上が一緒にいるところを偶然2回見かけていて、怪しいと思っていたんですね。
自分たちが手を組むのを阻止しようとしているお前らは何者だ?と疑問を持ちます。
絶体絶命のピンチ。
そこで二階堂から水上にグーで殴るように指示が。
見事にパンチが腹部に入ります。
すると、佐伯が金属の燭台を持ってきて、これでやれとうながしました。
仕方なく水上が振りかざすと幹部たちの目がぎらぎらと光ります。
そこへ二階堂から乾に指示が!
「乾さん走って!鮮やかに敵を振り切るラインブレーク!」
ラガーマンの乾は燭台をよけ、幹部たちを振り切って走り出しました。
「マイクを握って魂をぶつけてください」
乾は披露宴会場に走り込み、この結婚がインチキであること、幹部たちが披露宴の裏でクーデターを起こそうとしていることをぶちまけました。
開場は大乱闘になり、暴力行為が確認できた者たちは一斉検挙されることに。
元々のミッションである指名手配犯7名の逮捕だけでなく、国内の2大麻薬カルテルが手を組むことを阻止できたばかりか両組織を壊滅状態にすることができたのです。
“魂”で動いて結果的に解決への扉をこじ開ける乾。
幹部たちの計画を知った時、二階堂は水上、森園、小山内、関口にそれぞれ具体的な指示を出しますが、乾には「頑張ってください」の一言でしたね。
乾には具体的な指示を出さず自由に動いてもらうほうが良いことを、二階堂はよくわかっているのでしょう。

それにしても、乾の羽織袴姿、水上のストライプスーツに眼鏡姿、どちらも素敵だったわ。

二階堂室長の洞察力と統率力!

メンバーひとり一人の特質を理解し、適材適所に配置し、その時その時の“最善の指示”を出す二階堂室長。
特に、乾には細かなことを伝えるより、彼に任せて自由に動いてもらうほうが瞬発力でなんとかしてくれると信頼しているのでしょう。
ウェルカムボードの写真が同じ日に撮ったものばかりだったこと、新郎が新婦のエビアレルギーを知らなかったこと、小さな違和感を見逃すことなく偽装結婚だと気がついた洞察力。
計画を臨機応変に修正しながらミッションを遂行していく判断力や推進力。
二階堂室長が持つ優れた資質は数多くありますが、何よりも素晴らしいのはメンバーを信頼する心だと思います。
信じて任せることができるリーダーだからこそ、スティンガースは最高のチームなのでしょうね。

味わい深いゲスト陣

東雲二郎を演じた星田英利さんは、かつて「ほっしゃん」という芸名で芸人として活躍していましたが、今では俳優として数々の作品で実績を積み存在感を示しています。
利根川ユニオンの代表・利根川芳郎役の阪田マサノブさんも元々はコントをする芸人として活動していたんですね。
佐伯昌孝役の正名僕蔵さんは、様々な作品で印象的な役柄を演じていますが、今回のような冷酷で威圧感のある役はとても新鮮でした。

8話は悪い人がたくさん出てきたけど、それぞれに味わい深い演技で堪能したわ。

出るのか?ワイルドスピード森川!

森川葵さんはかつて、バラエティー番組「それって!?実際どうなの課」で、アーチェリー、テーブルクロス引き、ビリヤードなど様々な種目に挑んできました。
飲み込みが早く身体能力と集中力に優れた森川さんは、難題を初挑戦でクリアするスピードが驚異的に早いことから「ワイルド・スピード森川」の異名をとります。
テーブルクロス引きでは、5段に積んだワイングラスを乗せたクロスを引くことに見事成功!
通常は何年もかかる大技を一日でクリアしたのです。
そんな森川さん演じる二階堂が、【スティンガース】8話のエンディングでテーブルクロス引きに挑戦することになり、SNSは「ついにワイルド・スピード森川降臨!」と喜ぶ声であふれました。
小山内に促されて挑戦することになった二階堂。
「やったことないけどなんかできそうな気がする~」
思い切りテーブルクロスを引くと、テーブルの上の花瓶は倒れグラスや皿が音をたてて落ちていきました。
「…いけると思ったもん」

二階堂室長、可愛いな。
視聴者もみんないけると思ったよ。
遊び心が粋だね。

ただただ楽しかった!

最初から最後まで、ただただ楽しい回でした。
魅力的な登場人物たちの活躍を見ているだけで自然に笑顔になって癒されますね。
こんなふうに心をほぐしてくれるドラマはとても貴重で、いつまでも続いてほしい、終わってほしくないです。

シリーズ化や映画化を望む声が週を追うごとに増えているね。

【スティンガース】8話のまとめ

8話は特にサービス満点で本当に楽しかったわ。

演者とスタッフ陣が皆楽しんで作っていることが伝わってくるドラマ、ずっと見ていたいチームですね。
乾と水上の活躍をサポートする森園、関口、小山内の存在も頼もしかったです。
さて、6話では関口が政務担当首相秘書官に扮していましたが、次回はその時に名前だけ出てきた土橋総理大臣がついに登場します。
演じるのは金田明夫さん。
国家レベルのミッションがスティンガースに課せられますよ。
【スティンガース 警視庁おとり捜査検証室】9話の放送は9月16日(火曜)21:00からです。
どうぞお楽しみに!