【あんぱん】113話あらすじと感想!ロールパン&イチゴジャムの考察

朝ドラ「あんぱん」

朝ドラ【あんぱん】113話のあらすじと感想を紹介します!

今田美桜主演&北村匠海共演の連続テレビ小説「あんぱん」第23週「ぼくらは無力だけれど」第113話
2025年9月3日(水)に放送。

113話は、嵩(北村匠海)は週刊誌の漫画懸賞に挑戦することに。だがアイデアが浮かばず、もがき苦しむ嵩。心配するのぶ(今田美桜)に、嵩はある宣言をして自分を奮起させる…とストーリーが展開する。

【あんぱん】113話あらすじ

父・寛(竹野内豊)のマネ

週刊誌の漫画コンクールのページを目にした嵩(北村匠海)。のぶ(今田美桜)は、嵩の父・寛(竹野内豊)の真似をして「いごっそうになれ」と声をかける。のぶに勧められた嵩は、その懸賞に挑戦することに。結果よりも描きたい漫画を描くことに意味があると言うのぶに、自分にもプライドがあると言って何日も仕事部屋にこもる嵩。

豪ちゃん&イチゴジャム

引っ越しを終えた蘭子(河合優実)は、原豪(細田佳央太)の半纏を壁にかける。そして、羽多子(江口のりこ)が焼いたパンに八木(妻夫木聡)が開けたいちごジャムを付けて食べて、「甘い」とつぶやく。

結太郎(加瀬亮)のマネ

その後、羽多子にお礼を伝えに行く蘭子。のぶは「もし、蘭子に好きな人がおるがやったら、臆病にならんといてほしい」と伝える。羽多子は亡き夫・朝田結太郎(加瀬亮)のソフト帽をかぶり「豪ちゃんを、あんたが本気で愛したき、今の蘭子がおる。自分の気持ちに正直に生きなさい」と背中を押す。

帽子がヒントに…

煮詰まっている嵩のことを心配するのぶの前で、嵩はこれがダメだったら漫画家をやめると宣言する。締切が迫る中、のぶは願掛けのため、父の帽子をかぶって掃除機をかける。その姿を見た嵩はアイデアが閃いた。

嵩は「ずっと主人公の顔が分からなかったんだ。描こうとすると、ぼんやりして分からなくなる。いや、でも、それでいいのかもしれない。僕が頭の中に思い浮かんでるのは、正体が分からない男なんだよ。顔だってなくていいし、名前だってなくていい。国籍だってなくていい。独りぼっちでいいんだ。僕は誰なんだろう。いや、誰か分からない。でも、それでいいのかもしれない。名前は…某。帽子だ、ボオ氏だ」と興奮ぎみにまくしたてる。

嵩が再び机に向かうと、手嶌治虫(眞栄田郷敦)から電話が来た。仕事をお願いしたいという。しかし嵩は「君、こういうことはもうやめたまえ」と電話を切った。いたずらだと思ったようだ。

嵩が完成させた作品は「ボオ氏」。嵩が漫画家生命を駆けた応募作品だ。(つづく)

【あんぱん】113話の感想

ロールパンナだからロールパン?

本作では登場人物に「アンパンマン」のキャラクターを“裏設定”として織り込んでいます。蘭子は善と悪の心を持つ「ロールパンナ」と言われています。その蘭子が今回食べていたのがロールパンでした。本作ではアンパンの登場の方が多かったのですが…ここにきてロールパン!やっぱり、ロールパンナだけにロールパンを本編で出したのでしょうか(笑)

イチゴジャムの考察

瓶のジャムを蘭子は開けられなかったのですが、前回、八木が開けてくれました。婚約者を亡くしてから固く閉ざした蘭子の心が開いた…というメタファー(比喩)に思えます。

また、ジャムの種類がイチゴだったことから、「サンリオ」が創刊した月刊誌「いちご新聞」とかけている可能性があります。八木のモデルは一部、サンリオの創業者・辻信太郎だと言われていますし。でも昭和の時代ですし、ジャムといえばイチゴでしょうし。考えすぎでしょうか(笑)

【あんぱん】113話の出演者・スタッフ

出演者 【出演】今田美桜,北村匠海,江口のりこ,河合優実 原作・脚本【作】中園ミホ

朝ドラ【あんぱん】は、「アンパンマン」を生み出したやなせたかしさんと、暢さん夫婦をモデルに描く、NHK連続テレビ小説。“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く「愛と勇気の物語」。