【あんぱん】103話あらすじと感想!嵩(北村匠海)が「まんが教室」に出演!モデルは?

朝ドラ「あんぱん」

朝ドラ【あんぱん】103話のあらすじと感想を紹介します!

今田美桜主演&北村匠海共演の連続テレビ小説「あんぱん」第21週「手のひらを太陽に」第103話が年8月20日(水)に放送。

第103話は…嵩(北村匠海)が「まんが教室」という番組に出演することに。第一回の放送日。緊張する嵩を、のぶ(今田美桜)はテレビの前で見守るが…。

【あんぱん】103話あらすじ

嵩(北村匠海)は、「まんが教室」という番組に出演してほしいという健太郎(高橋文哉)の頼みをしぶしぶ承諾する。※

そして第一回の放送日当日。司会は落語家・立川談楽(立川談慶)だ。嵩は生放送のためガチガチに緊張している。のぶ(今田美桜)がテレビの前で心配そうに見守る中、絵描き歌の初動からミスをした嵩は慌てふためく!?

それからしばらくして、羽多子(江口のりこ)が高知から懐かしい人物を連れてやってくる。その人物とは、御免与尋常小時代ののぶや嵩の同級生の今野康太(櫻井健人)だった。康太は羽多子に頼まれ、のぶが千尋(中沢元紀)からもらったラジオを持ってきてくれたのだ。

そして、羽多子の上京にはもう一つ理由があった。康太は朝田家の敷地を使って食堂を始めたいと頼んでいた。羽多子はのぶたちにどうすればいいのか相談に来たのだ。食堂の名前も『たまご食堂』と決めていた。名前の由来は、戦地で空腹に耐えられず民家に食料を盗みに入ったときに食べさせてもらったゆで卵だ。

康太は「わしは食堂を開いたら、腹をすかせて困っちゅう人には、金がのうても食わしちゃろうと思っちょります。どういても、あの時の恩返しを誰かにしたいがです。平和な世の中になったけんど、日に日にそんな思いが強うなりました」と吐露。

のぶたちは食堂を承諾した。羽多子も食堂を手伝うことを決めた。

その後、羽多子は何度かパンを焼いたことがあったものの「ヤムさんがおらんと、あのあんぱんの味にはならん」と打ち明けた。  

3姉妹は母が誇らしい。のぶは妹2人も褒め「みんな、お父ちゃんに言われた通り、自分の夢を追い掛けて、ちゃんとつかんだ。うちは、何しよったがやろ」。テレビに映る嵩。「まんが教室」は人気が出始めていた。(つづく)

【あんぱん】103話の感想

嵩(北村匠海)が「まんが教室」に出演!モデルは?

※番組「まんが教室」のモデルは、「まんが学校」(まんががっこう)だと思います。「まんが学校」は1964年4月6日から1967年3月27日までNHK総合で放送された児童向け番組。司会は落語家・立川談志。やなせたかしが漫画の指導やクイズ出題を担当。番組には毎週一人漫画家がゲストとして出演し、児童たちと一緒に漫画を描いたりクイズを出したりしました。手塚治虫、石ノ森章太郎(当時は石森章太郎)も出演した事があります。

康太の再登場!アンパンマンに通じる食堂を開店へ

103話では、康太が再登場しました。コン太という愛称で親しまれ、戦地でも嵩とともに生き延びたキャラクター。

中国の現地の人を襲って卵を恵んでもらったエピソードも語られました。

本作『あんばん』ではモデルの史実に沿って、紙芝居などの宣撫班のことなどは取り上げれていたものの、(ゲリラ討伐のエピソードはありましたが)銃撃戦はほぼ描かれていませんでした。

そんな中、補給経路を遮断されてしまった班の飢えの苦しみが印象的。そのひとつに、ゆで卵に救われたエピソードがありました。

ヤムおんちゃんも空腹の中、遺体から乾パンを奪うなどの地獄が語られていましたが…。

本作『あんばん』は逆転しない正義を見つけることがテーマになっていますが、空腹の地獄と、分け与えることがそのヒントになっていくのでしょう。アンパンマンが自分の顔を分け与えるという「正義」になっていくのでしょう。

たまご食堂の貧しい人には無償で食べさせるという理念もアンパンマンに通じているなあ、と感じました。

【あんぱん】103話の出演者・スタッフ

出演者 【出演】今田美桜,北村匠海,江口のりこ,河合優実,原菜乃華,高橋文哉,櫻井健人,岡本望来,戸簾愛,奥野瑛太,天野眞由美 原作・脚本【作】中園ミホ

朝ドラ【あんぱん】は、「アンパンマン」を生み出したやなせたかしさんと、暢さん夫婦をモデルに描く、NHK連続テレビ小説。“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く「愛と勇気の物語」。