7月5日(土)より、テレビ朝日系オシドラサタデー枠で注目の新ドラマ『リベンジスパイ』が放送スタート!
この記事では、そんな『リベンジスパイ』の最終回考察や主題歌情報、全話ネタバレ・あらすじを毎週更新で紹介していきたいと思います。

大橋和也さんと渋谷凪咲さんが主演!スパイ×ラブストーリーに加え、“シャチ推し”というユニークな設定が気になるね。

ファンタジックな演出や軽妙なやりとりで、毎回ワクワクドキドキしながら楽しめそう。
「リベンジスパイ」ネタバレあらすじ全話
第1話 ターゲット見っーけ
あらすじ
自身が働く会社「藺牟田メディカルデータ」へ早朝に出向いて、ビルを見上げる菅原優我(大橋和也)。そのときはまだ、彼の運命を左右する女性・花(渋谷凪咲)と偶然にもすれ違っていることなど知る由もなく…。遠隔で状況を知らせてくれる岡山真之介(織山尚大)の指示を受け、防犯カメラを避けながら役員フロアに忍び込むと、目当てのデータにアクセスし「見ーっけ」と目を光らせるのだった――。 そんな優我だが、その日も何食わぬ顔で営業の仕事をこなすが、心の中では「全部俺だけど、俺じゃない――」と自問自答を繰り返して…。 かつて、優我の兄・菅原尚之(溝端淳平)が起業した会社で開発した“あるシステム”が、「藺牟田メディカルデータ」の発表したものと酷似していた上、尚之は死亡。自殺とみられていたが、亡くなった直後、現場から立ち去る怪しい人物が防犯カメラに映っていた事が判明。藺牟田隆一(髙嶋政伸)が社長として率いる「藺牟田メディカルデータ」が尚之のシステムを盗み、防犯カメラの人物が兄の死に関連していると確信した優我は、大好きだった兄のために真実を突き止めてリベンジすることを誓い「藺牟田メディカルデータ」に《スパイ》として潜入していたのだった。
ネタバレ
自身が働く会社「藺牟田メディカルデータ」へ早朝に出向き、ビルを見上げる菅原優我。この時、スーツケースを持っている花とすれ違ったが、まったく気が付かなかった。遠隔で岡山真之介からの指示を受けながら、秘書室に忍び込み、「見っーけ」と目当てのデータをコピーする。その時、秘書室長に見つかりそうになるが、危機一髪で部屋を出ることに成功した。ここから、優我のリベンジの新たな1ページがスタートする。
そんな優我だが、この日も元気に仕事をこなし、後輩の相談に乗り、女性社員たちからのバーベキューの誘いを笑顔で断り、専務・桜小路章に対してハキハキと応対する。しかし、心の中では「後輩の前では頼れる先輩、上司の前では従順で可愛がられる部下、取引先では気さくでありつつできる営業マン、女性社員には、近づきやすいけど硬い壁の男、全部俺だけど、俺じゃない。」と自問自答していた。
仕事が終わると、真之介とその父親であるといっしょに、ミッションの成功を祝っていた。ここで、優我がスパイを始めた理由が明かされる。優我の兄、菅原尚之は、2年前に亡くなった。死因は自殺だとされていたが、亡くなった直後、現場から立ち去る怪しい人物が防犯カメラに映っていた事、尚之が開発した「てのひらクリニック」というシステムに酷似したものを、藺牟田隆一(髙嶋政伸)が社長として率いる「藺牟田メディカルデータ」が発表した事から、優我は、「藺牟田メディカルデータ」が設計図を盗み、防犯カメラの人物が兄の死に関連していると確信し、兄のリベンジのために入社し、スパイを始めたのである。
次の日、優我は、兄が作った「てのひらクリニック」にそっくりな藺牟田メディカルデータの「おうちでホスピタル」の営業を行った。その後、体調が悪いことを理由に半休を取り、水族館に大好きなシャチのリリーを見に行った。ショーの会場に着くと、会社から連絡があり、修正依頼がはいったため、パソコンを開きWi-Fiをつなげようとすると、「シャチのおなら」という登録名を見つける。誰が登録したのだろうと思いながらあたりを見回していると、ふと無表情な女性が目に入った。「どこかで見たことがある気がする」と思ったが、そのままショーを見始める。ショーを見ていると、兄との思い出が頭に浮かび、目が潤む。その時、先ほどの女性が突如笑顔になった。ショー終了後そのことが気になり、女性に聞くが、「笑ってませんけど」とそっけない態度。そこで、会場の清掃をしていたおじさんに面白いことがあったかと聞くと、シャチがおならをしたぐらいかなと言った。優我は、「シャチのおなら」という名前を登録したのは、この女性なのではないかと疑う。
翌朝、優我が出社すると、シャチのショーに来ていた女性も来社しており、なんと藺牟田社長の娘・花であることが分かった。そして、「シャチのおなら」についても、スマホでWiFiを確認したことで、疑問が確信に変わったのだった。これから、2人はどうなっていくのだろうか?兄の事件の真相にも注目だ。
コメント
見始めてすぐ、空にシャチが出てくる演出があり「お、なんかファンタジックで面白そう!」とワクワクしました。そして優我の兄の尚之が開発した“手のひらクリニック”は、シールで心拍が分かって診察までできるなんてすごく画期的でこんなの現実にもあったらいいのにと思いました。途中で天井のシャチの絵が動いて優我とおしゃべりするシーンもあり可愛いのですが、亡くなった兄と話しているようでもあり、少し悲しくもありました。こういう場面はこれからも出てきそうなので注目していきたいです。
第2話 お嬢様との心理戦
あらすじ
尊敬する兄・尚之(溝端淳平)の死の真相を探るべく、カギを握る「藺牟田メディカルデータ」に《スパイ》として潜入している菅原優我(大橋和也)。彼は先日、水族館で偶然出会った藺牟田隆一社長(髙嶋政伸)の愛娘・花(渋谷凪咲)が会社に入社したことを知り、スパイ仲間である岡山真之介(織山尚大)とともに彼女の行動を監視。今回のミッションは、花をおとして“ゾッコン”にさせる事で《リベンジ》を遂行すること。優我は花と近づくことで、隆一から何か情報を聞き出せればと目論んでいた――。 尾行し、花の監視を続ける優我は、隆一とともに運転手つきの車で出勤することを嫌がりバスに乗る彼女や、ランチタイムにコンビニのおにぎりの開け方が分からず戸惑う姿などを目撃。優我はチャンスとばかりに花に近づき、おにぎりの開封の仕方を教えるも、彼女はつれない態度で返すのだった。しかし、遠くからか監視を続けると、心底おいしそうにおにぎりをほおばる花の表情に思わず見とれてしまう。これではダメだと気を引き締めて花の行動を追う優我は、ある衝撃の秘密を知る事に…!「見―っけ」と笑みをこぼし、さらに彼女に近づこうと試みるのだが…?
ネタバレ
水族館で偶然出会った、藺牟田社長の娘・花が入社したことを知り、優我は、真之介と共に彼女の行動を監視し始めた。朝は、藺牟田家の近くに隠れ行動を観察していた。花は父である社長に呼び止められても車には乗らず、一人で歩き、バスに乗って会社へ向かった。優我は、自転車に乗ってそのバスを追いかけた。会社に着くと、花はエレベータに乗り込んだが、優我は追いつくことが出来なかった。優我が落胆していると、上司に「それは、高層階行きよ」といわれ、あわてて寝ぼけていたとごまかした。今回のミッションは、花をおとしてゾッコンにさせることで、兄の事件の真相を追い、リベンジを遂行することであった。
優雅はミッション遂行のため、まずは、花と話すきっかけを探すことにし、お昼に何を食べるかを観察しようと花の後をつけた。花は、ベンチに座ると、なんとコンビニのおにぎりを取り出し、フィルムを剝がそうとするが、初めて食べるのか、上手く剥がせずに戸惑っていた。そんな花を見ていられなかった優我は、「怪しいものではないので」と声をかけ、剥くのを手伝った。
優我が会社に戻ると桜小路章と、明日香に出くわし、挨拶をかわした。章と明日香は、優我について話しながら外へ出た。しばらくすると、花が戻ってきて、桜坂さんと話を始めた。明日香はその様子を怪訝そうな顔で物陰から見ていた。
優我が、営業から帰ってくると、真之介が花の尾行を開始した。花はまず、バスに乗ったが、乗り間違えたようだった。それをしった優我は、いそいで真之介のところに駆けつけた。真之介と無事に会えると、花はギャラリーを何件もまわっていたという話を聞き、尾行を交代した。その後、花は、鳥の写真を撮った後ラーメン屋に向かった。ラーメン屋に入ると、券売機で券を買うのに時間がかかっていたので、優我は、「簡単なのにー」と思いながらも見守った。花が買ったのはしょうゆラーメン。ラーメンを食べ終えるとカフェに向かった。スイーツは別腹か?と思いながらも尾行を続けると、なんと花は、「エクリュラボ」というアーティストとバイヤーをつなぐ会社のCEOだったということが分かった。
次の日、公園で花と愛犬・ジャックが遊んでいると、優我がやってきた。何か目的があるのではと思い問い詰めると、ひとめぼれしたからと言う優我。そして、会社のことを黙っている代わりにデートすることになった。はたして、二人の初デートはどうなるのか!?
コメント
花をメロメロにさせる作戦がついにスタート!序盤からバスや電車で追いかけようとする優我が可笑しくて、花がおにぎりをうまくむけなかったときの「それやっちゃうとのりが…あーあ失敗した」とじれったそうな表情もツボでした。また、お嬢様扱いしてほしくない様子や券売機の前で悩む姿など、花の性格やお嬢様らしさも垣間見える回でした。2人の関係がこれからどうなるのか気になります。
第3話 箱入り娘と契約デート
あらすじ
「藺牟田メディカルデータ」の社長である藺牟田隆一(髙嶋政伸)の愛娘・花(渋谷凪咲)に近づき、彼女を《ゾッコン》にさせて情報を聞き出そうと目論む菅原優我(大橋和也)。花が、内緒でアーティストとバイヤーの架け橋となる会社を経営していることを知った優我は、そのことを誰にも言わない代わりに彼女とデートの約束を取り付けた。
デート当日――。待ち合わせ場所には、なんと愛犬・ジャックをボディガードとして引き連れた花がいて…!? 思わぬ事態にデートプランが台無しとなった優我だったが、スパイ仲間である岡山真之介(織山尚大)に相談。《犬とお嬢様と行く庶民的なデートコース》を提案してもらい、事なきを得る。さっそくバドミントンに興じる二人だったが、ここで優我は花の新たな一面を知ることに! また、ジャックを相手に見せる花の笑顔、テイクアウトのケバブサンドを恐る恐るほおばったり、商店街で買ったコロッケを初めて《買い食い》したりした際の彼女のピュアなリアクションに優我は見惚れてしまい…? 思わず心の中で「カワイイ」と言いそうになり、ハッと思い直す。あくまでも花を口説いているのは、尊敬する兄・尚之(溝端淳平)の死の真相を探る《リベンジ》のためなのだと――。
そんな中、花とジャックの不在を知った藺牟田隆一は、花の妹・咲(清乃あさ姫)に迎えに行くよう伝える。咲は、カフェでお茶をする二人のもとへと向かうが…。はたして、優我と花とのデートの行方は――!?
ネタバレ
いよいよ優我と花のデートの日。花は父の隆一が作った朝食を食べながら、仕事についてなど他愛もない話をしていた。しばらくすると、妹の咲が買い物に誘ってきたが「用事があるから」と断った。すると、隆一からは心配され、咲には、デートなのではと疑われてしまった。一方優我も、服を選んだりと、準備していた。
優我が待ち合わせ場所で待っていると、花がやってきたが、なんと、父隆一に連れていけといわれたと言い、愛犬ジャックをボディーガードとして連れてきたのである。優我は、真之介に連絡を取り、庶民的なデートコースを提案してもらうと、はじめにバトミントンをやることにした。花はバトミントンなんてできないだろうと踏んでいた優我だが、花は難なくこなし、優我よりも上手だった。昼食はタコスを食べた。優我は、がぶりついていたが、花は、「あの…ナイフとフォークは…」と言っているあたりがお嬢様らしい。その後、ジャックも一緒に写真撮影をした。
しばらくして、2人が商店街を歩いていると、肉屋さんが目に入った。「ねえジャック お肉屋さんにコロッケ売ってるよ!」花は興奮して話している。その時優我は、兄にコロッケを買ってもらい買い食いしたことを思い出していた。そして、優雅はコロッケを2つ買い、花と一緒に買い食いしたのだった。
その後、二人でカフェに入ると、花は、今日は父のことを探りに来たのかと鋭い質問を投げかける。優我は、困惑しながらもごまかし、なんとか乗り切った。続けて花は、会社のことを黙っておくという念書を差し出し、守ってほしいと頼んでいた。すると、妹の咲が現れ、ごはんの時間なのと、父・隆一から頼まれたのもあり、ジャックを連れて帰った。そして、公園に行った二人は、花が飛んでいる鳥が好きなこと、芸大に行こうとしていたが周りの人が凄すぎて諦めたことなど色々な話をしていた。しかし、実はこの時、会社の社員の女性に見られていたのだった。
夜になると、優我の両親のお店に行き、花の話を聞いていた。そして帰る時、優我は、またデートしようといったが、拒否されてしまったので、会社に行ったときに一発ギャグをして花を笑わせることが出来たら、付き合おうと約束した。そして、「花ちゃんのことが好きです。」と告白したのだった。はたして、花を笑わせることはできるのか?
コメント
今回は2人の初デート回。花のバドミントンの腕前には優我と一緒に私もびっくりしました!また、花がアートを扱う会社を立ち上げた理由や、優我の兄の事件の犯人への想いも明かされました。さらに花の妹・咲や優我の両親も初登場し、これからどう2人とどう絡むのか楽しみです。
第4話 君を笑わせたい
あらすじ
「藺牟田メディカルデータ」の社長である藺牟田隆一(髙嶋政伸)の愛娘・花(渋谷凪咲)に近づいて情報を聞き出すことを目論む菅原優我(大橋和也)は、初デートの帰りに「花ちゃんのことが好き」と大胆告白! 戸惑う花だったが、優我が一発ギャグで笑わせることができればお付き合い成立という約束を無理やり交わされて…。
ある日――。朝から激しい雷雨が降り注ぐ中、優我は悪夢を見ていた。それは、尊敬する兄・尚之(溝端淳平)の死のシーンで…。涙とともに目覚めた優我は、花の人となりに触れ、騙していることに少しだけ心を痛めながらも、兄の死の真相を探る《リベンジ》への決意をさらに固くするのだった。
その後、出勤した優我は、さっそく花に向けて一発ギャグを! そばにいた専務の桜小路章(高橋光臣)は、二人の関係性にただならぬものを感じて――? 一方で、優我をサポートするべく必死で一発ギャグを考える岡山真之介(織山尚大)だったが、父親・浩次郎(塚地武雅)は、自分宛ての荷物の差出人を見た瞬間に表情を曇らせるのだった。
やがて優我は、以前に四苦八苦していたラーメンの券売機を楽々と買い、さらに麺の変更までオーダーしている花の成長を知ることに! そんな花は、優我に密かな想いを抱く汐見明日香(ゆいかれん)からあることを聞かされ、複雑な心境となるのだった。
そのうちに退社の時間となり、優我は花の後を追おうとするも、先ほどの明日香からの進言が胸に響いている花は、持ち前の運動能力を発揮し逃げるように走り出す。花に撒かれた優我が向かった先とは――? そして、優我は一発ギャグで花を笑わせることができるのか!?
ネタバレ
ある日、朝から激しい雷雨が降り注ぐ中、優我は悪夢を見ていた。それは、尊敬する兄・尚之との思い出やの死のシーンだった。涙を拭きながら目覚めると、天井のシャチに声をかける。その頃花は、出勤の準備をしており、妹の咲に一発ギャグについて質問していた。優我も、若干心苦しく思いながらも、鏡の前で一発ギャグを披露する練習をしていた。その後、出勤した優我は、さっそく花の前で一発ギャグを披露するが全くうけなかった。そばにいた専務の桜小路章は、2人がただならぬ関係なのではと感じ、花に聞くが全く関係ないと一蹴されてしまった。
昼休みになり、優我は、前に花が座っていたベンチでコンビニおにぎりを食べていた。そして、花は何を食べているのだろうと気になっていた。会社に戻った後、花が前に訪れたラーメン屋にいたことを部下から聞き、食券を上手く買えたのか心配になった。しかし、意外にもすんなりと購入し、麺の変更までしていたとのことだったので、花の成長を感じたのだった。
そのころ花は、トイレで歯磨きをしながらラーメンのことを考えていた。トイレを出ると明日香に会い、「優我や章と仲良くすると、全女性社員に嫉妬される。ただでさえ社長令嬢ということで、変に注目もされているから、自重したほうがよい」と言われてしまった。一方優我は、仕事の合間に新しいギャグをリストを見て考え、帰りこそは笑わせると、花を待っていた。そこに、明日香が来たので、花はまだいるか聞くと、2人の関係を問われた。優我が答えようとすると、ちょうど花が近くを通り過ぎたので、話を切り上げ追いかけた。しかし、花は走って行ってしまい追いつくことが出来なかった。
それでも、花の行き先に目星はついていたので、花の会社のSNSを頼りに、その場所へ向かった。その場所とは、レンタルオフィスだった。真之介の情報によると、6か月単位で借りられるそうだ。レンタルオフィスに着くと、ドアが開かなかったので、WiFiを確認してみた。すると「シャチのおなら」という名前を発見し、花がいることがわかったため、出入り口付近で待つ事にした。しばらく待っていると花が出てきたので、一発ギャグを披露したが、またしても失敗。帰ろうとすると雨が降ってきた。優我は、傘を持っていなかったので、花の傘に強引に入り、パス亭まであるいた。
バス停につくと、優我は、子供の頃の出来事や、兄の死の場面を思い出して過呼吸になり、脳貧血を起こし倒れてしまった。花は驚き、優我を病院に連れて行った。しばらくすると優我が目覚めたので、帰ることになった。帰る途中、工事中の場所が囲ってあり、コーンが置かれていた。優我は、なんとそこでこけてしまい、囲いの上の棒に頭をぶつけてしまった。それを見た花は大笑い。最初こそ痛がっていた優我だが、花を笑わせられたから約束通り、付き合えると喜ぶ。すると花が、この恋人ごっこはいつまでやるのかと尋ねた。優我は、「君を泣かせてしまったら、別れよう。」といい、花の手を握って歩き出した。はたして優我は、花を泣かせないようにできるのか?
コメント
優我が花を笑わせようと必死に頑張る姿が面白くて、思わず見入ってしまいました。結局は転んで頭をぶつけた事故で花が笑うというオチに、「意図的より事故のほうが面白いのかも」と感じました。明日香の嫌味にはイライラ・ハラハラしましたが、それと同時に今後の展開にひと味加えてくれそうなキャラクターだなと思いました。さらに終盤、優我が突然倒れる展開には驚かされ、赤ちゃんの頃の記憶のようなものが初めて出てきたことで、兄の死だけでなく、ほかにもトラウマをかかえているのかもしれないと感じさせられました。もしかしたら、優我は実は養子だったりするのでしょうか?物語がますます盛り上がってきそうです。
第5話 仲間との決別
あらすじ
期限付きではあるが、藺牟田花(渋谷凪咲)の彼氏になることに成功した菅原優我(大橋和也)。「計画は順調に進んでいる」と、尊敬する亡き兄・尚之(溝端淳平)の死の真相を探る《リベンジ》への決意を改めて心に誓う。一方の花は、《優我が花を泣かせるまで》がお付き合いの期間となったことから、なんとかウソっぽくなく泣く方法を考える。優我は、そんな彼女を待ち伏せ。二人で一緒に出社するが、その姿を見た女性社員たちがざわつくことに! 花は人目を気にしながらも、優我のスマホケースに入れられたシャチのシールが気になってしまい…?それに気が付いた優我は、2つあったシールのうち1つをプレゼント。花は、こっそりと笑顔になる。
一方、優我をサポートするスパイ仲間・岡山真之介(織山尚大)は、父親・浩次郎(塚地武雅)がバイク便で届いた封筒を見て思い詰めている姿を不審に思い…。
やがて、桜小路章(高橋光臣)とミーティングに出向いた花。桜小路が花のスマホケースに挟まれたシャチのシールに反応したことで、「シャチに惹かれるのは二面性」などとあふれ出る言葉が止まらなくなる。その頃、優我もまた、シャチに興味のない後輩の高塔聖人(大地伸永)に、シャチの二面性について熱く話し続けており、奇しくも二人の会話はシンクロして…?
そんな中、真之介から優我に連絡が…。なんと、様子のおかしかった浩次郎が「藺牟田メディカルデータ」に向かっているとのことで…? いったい何が――!?
ネタバレ
花と付き合うことに成功した優我は、リベンジへの決意を改めて心に誓い、会社に向かった。そのころ花は、《優我が花を泣かせるまで》がお付き合いの期間となったことを思い出し、やっぱりむりだと思うのだった。
その後、花はいつも通りバスで会社に向かった。バスを降りると、そこには優我がいて、彼氏2日目よろしくと声をかけてきた。花はそれをスルーしたが、優雅は、定時に帰れないようなら、待つのも恋のうちだから待つと言ってきた。困った花は、何とかして涙を流せないかと考え、日の光を見続けることにした。しかし優我は、ウソ泣きの方法を既に検索していたので、バレバレだが、そこまで拒否されると逆にやる気が出るなと思ったのだった。
会社につき、優我が、花の連絡先を聞こうとスマホを取り出すと、花は裏面についていたシャチのシールに興味を持った。それに気づいた優我は、シールを一枚プレゼントした。シールをもらった花は、優我が去った後、一人で密かに微笑んでいた。
そのころ真之介の父・浩次郎は、届いたバイク便を開け、優我の兄・尚之のことを思い出していた。2022年、尚之が開発したシステムを支援してくれる人が現れた。送られてきたのはその時の写真だったのだ。優我に、兄と接触していた人物が分かったと連絡しようとするが、ためらっていた。そんな様子を見た真之介は不審に思う。
一方優我と花は、それぞれに取引先に向かい、「おうちでクリニック」の契約を取ろうとしていた。無事に契約を取った優我は、帰ろうとすると、真之介から父・浩次郎が会社に向かっていて、様子がおかしいと連絡があった。いそいで、浩次郎を追いかけると、木の陰に隠れ様子をうかがった後、ちょうど藺牟田社長が出てきたところに向かっていったが、真之介の言う通り、どうも様子がおかしく、手に何かを持っているようだった。そこで優我は、浩次郎の前まで走っていき、藺牟田社長に道を間違え迷っていたようだと謝った。社長が帰っていくと、浩次郎を引っ張って帰った。
家に着くと、なんと浩次郎は、小さいナイフを持っていたことが分かった。優我が問い詰めると、浩次郎は優雅が犯罪者にならないように、一人で行動を起こしたのだと言い、優我は、ずっと3人やってきたのにということと、浩次郎が犯罪者になれば、真之介が犯罪者の息子になってしまうだろうと言ったので、2人は言い合いになってしまった。結局、優雅の言葉によって、浩次郎はまた、優我たちと行動を共にすることにし、バイク便で、優我の兄と接触していた人物を探してほしいと探偵に依頼していたが、その人物が写っている写真が届いたことを伝えた。そして、その人物とは、藺牟田社長だったのである。
コメント
今回特に気になったのは、花が最初と最後に薬を飲んでいたことです。やはり何か持病があるのでしょうか。そして以前から予想していた「優我が養子」という説が当たり、優我は施設で育ち、兄と共に今の両親に迎え入れられたことで現在があることが分かりました。さらに衝撃だったのは、藺牟田社長が兄と接触していたという事実。いったいどんな理由で会っていたのか、今後の展開が気になります。
第6話 好きになんかならない
あらすじ
スパイ仲間である岡山浩次郎(塚地武雅)が雇った探偵からの報告で、尊敬する亡き兄・尚之(溝端淳平)が生前に「藺牟田メディカルデータ」の社長・藺牟田隆一(髙嶋政伸)と会っていたことを知った菅原優我(大橋和也)。優我、浩次郎、彼の息子である真之介(織山尚大)ら3人は、「藺牟田メディカルデータ」が売り出しているシステムは、実は尚之が作ったものだと認めさせて公にするという《リベンジ》の目的を再確認する。また優我は、尚之が亡くなった事故現場から逃げ去った人物が履いていた革靴を、もし藺牟田が持っていれば死の真相にも迫ることができると、その瞳に憎しみを宿らせる。彼は藺牟田の情報を、期限付きではあるが付き合うことになった社長令嬢の花(渋谷凪咲)から聞き出すべく、さらに彼女との距離を縮めようとデートに誘い出すのだった。
しかし、ギャラリー巡りや日本料理店の個室などでのデートの最中、さりげなく藺牟田家の内情を探る優我は、花が見せるさまざまな表情に思わずニコニコしてしまい…!? 「ヤバい」と気を引き締め直すも、花が行きたがったボウリングやプリクラに興じているとさらに心境に変化が生まれて――?
翌日――。あくまでも《スパイ》として《リベンジ》を果たすために近づいた花に対する自分の揺れる感情に戸惑う優我。そんなとき、花の身に思わぬ事態が起こって…?
ネタバレ
亡き兄が、生前に藺牟田社長と接触していたことを知った優我は、岡山浩次郎と真之介と共に作戦会議をして、「藺牟田メディカルデータ」が売り出しているシステムは、実は尚之が作ったものだと認めさせて公にするという目的を再確認した。また、兄の死の真相について、防犯カメラに写っていた事件現場から逃走した男が履いていた革靴をたどれば何か分かるかもしれないと思うのだった。
ある日、優雅は藺牟田社長のことを花から聞き出すべく、花がジャックを散歩に散れていく時間を調べて近づき、「好きな人が好きなこと、俺も好きになりたい。」と言って、デートに誘った。
デートすることになった2人は、まず、ギャラリー巡りをした。優我が興奮して話しかけるので、花は複雑な気分になった。次に、日本料理店へ行った。花が、母親の話を始めたので、優我は、さりげなく藺牟田家のことを探っていくが、心の声がかわいいと言ってしまうと気を引き締めるのだった。続いて、花が行ってみたいと言うので、ボウリングやプリクラを撮りに行った。優我は、この瞬間だけ楽しいと思っても許してもらえるだろうかと考えていた。
デートを終え帰ると、優我は、自分の揺れる気持ちをどうしたらいいかと”天井のシャチ”に相談し、花は、父にギャラリー巡りに行っていたのかと聞かれ、バレたかもとそわそわするのだった。
翌日、優我は花に会おうとバス停で待っていたが、花は降りてこなかった。その時、降りてきた女性が、車内で倒れた人がいて、病院に運ばれたと話していたので、もしやと思った優雅は、女性に倒れた人のことを聞いてみた。話を聞くと、やはり花のようだったので、いそいで病院に向かった。
病院に着き、花を見つけた優我は、思わず抱き着いてしまった。花は驚いていたが、少したって落ち着くと、熱中症で倒れたこと、幼い頃、病気でずっと病院のベッドにいたことがあること、その病気は、現在落ち着いてはいるが、いつどうなるかわからない状態なので、優我とは付き合えないことを話した。身体に爆弾を抱えている花と、情報をを探りたいが心が揺れ始めている優我、2人の関係はこれからどうなるのだろうか。
コメント
今回衝撃的だったのは、花が幼い頃に入院していたこと、そしてその時の病気が完治したわけではなく、今も爆弾を抱えているような状態だと明かされたことです。その病気が何なのかはまだ分かりませんが、これから優我と付き合うことができるのか、とても気になります。そして、花の笑顔を見た優我の心が少しずつ揺れ動いているようにも感じられ、今後の気持ちの変化にも注目していきたいところです。
第7話 ただ、君を守りたい
あらすじ
藺牟田花(渋谷凪咲)が救急車で運ばれ、急いで病院に駆け付けた菅原優我(大橋和也)。彼女から身体に爆弾を抱えていることを告白され、「奇跡はある」と諭すが、尊敬する亡き兄・尚之(溝端淳平)の《リベンジ》のことも、そのための情報を得るために花に近づいたことも、この時は全部吹き飛び、改めて、花に対する想いに揺れている自分自身に戸惑う。
一方、病気のせいで人を好きになることを避けてきた花は、妹の咲(清乃あさ姫)から優我との関係を問われ、「私のことで辛い思いをさせたくない」と答えるが、咲から「もっと自分を信じなよ」との言葉を投げかけられて、涙が止まらなくなり――。
そんな中、優我は花とあえて距離を取るべく、スパイ仲間の岡山真之介(織山尚大)に、自分に好意を抱いている専務・桜小路章(高橋光臣)の秘書・汐見明日香(ゆいかれん)にターゲットを変更することを告げる。さっそく明日香をランチに誘うと、彼女から兄の死の真相を握る「藺牟田メディカルデータ」の社長・藺牟田隆一(髙嶋政伸)に繋がることができそうだと感じ、これで良いと自分に言い聞かせる。一方、二人が仲睦まじく歩く姿を目撃した花は、複雑な思いでその姿を見つめていた。
その夜――。突然の天候変化でいきなり雷鳴が鳴り響く。自宅で過ごしていた花だったが、以前、雷雨の中で優我が体を震わせ倒れた光景が脳裏によぎり、彼のことが心配でいてもたってもいられなくなり…?
ネタバレ
花が突然倒れ、病院に向かった優我は、花が身体に爆弾を抱えていて、いつ悪化するか分からないと知り、「ずとこのまま元気でいられるよ」と諭すが、花に、誰かを好きになったら、悪化する時が来るのが怖くなるから人を好きにはなれないと言われ、何も言えなくなってしまった。そして、この時は、兄のリベンジのことや、情報を得るために花に近づいたことも吹き飛んでいたが、そんな自分自身に戸惑っていた。
一方花は、妹の咲に、病院から連絡があったので駆けつけたら優我がいたことから、2人の関係について聞かれ、自分は普通の健康な人とは違うので、好きになれないし、好きな人につらい思いをしてほしくないと言った。すると咲が、「もっと自分を信じなよ。」と声をかけたので、花は涙が止まらなくなってしまった。
そんな中、この日優我は、バス停には寄らずに会社へ行き、ターゲットを変更するため会社に着いたときに会った、秘書・汐見明日香をご飯に誘った。その後、真之介にターゲット変更の旨を伝えると、驚いて、振られたのかと言われてしまった。
その夜、花が妹と父と食事していると、大きな雷が鳴った。花は、優我が以前過呼吸になり倒れたことを思い出し、心配になった。しばらくして、花は一人で部屋にいたが、まだ雷は鳴りやまなかったので、いてもたってもいられなくなり、優我のところへ向かうことにした。
まず花は、優我の両親が経営している焼き肉屋へ行き、事情を説明したのち、合鍵を借り、優我のアパートへ走った。アパートへ着くと、優我は、意識こそ失ってはいないが呼吸は荒く、ベットの上で膝を抱えてガタガタと震えていた。花は優我に大丈夫だと声をかけ抱きしめた。少しして落ち着くと、優我は、本当のお父さんはお酒を飲むと暴力をふるう人だったこと。お母さんも早くに亡くなってしまったこと、もう大切な人を失いたくない事などを話し、花も自分の気持ちを話した。そして、お互いの気持ちを話すうちに、花は涙が出てきてしまい、必死にごまかそうとするが、優我は大丈夫、ここからが始まりだと言いキスをした。
コメント
今回ついにキスシーンがあり、とてもドキドキしました。さらに花が優我の家を訪れる場面では、花の気持ちが大きく動き始め、奇跡を信じてみようと思えたように見えました。2人がこれから良い方向へ進んでいけそうで嬉しくなります。ただ、まだ兄の事件の真相は明らかになっていないので、今後は優我のスパイとしての動きにも注目していきたいです。
第8話 幸せと葛藤の天秤
あらすじ
雷雨の日に、過去のトラウマから部屋で苦しむ菅原優我(大橋和也)のもとに駆け付けた藺牟田花(渋谷凪咲)。二人はあふれる想いを隠さずにお互いに告白し、愛を確かめ合うようにキス――穏やかな時間を過ごす。その日の夜、優我は尊敬する亡き兄・尚之(溝端淳平)の《リベンジ》のこともいったん忘れ、ようやく成就した恋に浮かれる。
休日には、花のアートの仕事を見守ったり、二人仲良くランチを楽しんだりし、仲を深めていく優我と花。同じ頃、「藺牟田メディカルデータ」の社長・藺牟田隆一(髙嶋政伸)の計らいで自宅に招かれていた専務・桜小路章(高橋光臣)は、花の妹・咲(清乃あさ姫)から花に好きな人ができたことを聞く。その人物が優我であることを確信した桜小路は、会社に戻り、彼のことを調べ始めて…。一方、優我は家で花に手料理を振る舞い、幸せな時間を過ごしていたが、スマホケースに挟まったシャチのシールが目に入り、兄の死の真相を握るのは花の父・藺牟田の可能性があることを思い返す。真実を暴けば、花を傷つけることになるかもしれないという複雑な思いを抱きつつ、優我はスパイ仲間の浩次郎(塚地武雅)にメッセージを送って――。優我の気持ちを察した浩次郎は、同じく優我をサポートする息子・真之介(織山尚大)にあることを告げる。
そんな中「藺牟田メディカルデータ」で、優我も衝撃を受ける予期せぬ動きが起こって!? 優我の気持ちは、尚之の《リベンジ》のためにスパイとして暗躍する自分と、花を愛する自分の狭間で大きく揺れ動くことに…。
ネタバレ
夜、ベッドの上で優我と花は、お互いに告白し合い、キスしたことを思い出し、恋が成就したことを喜び、浮かれていた。
そして休日、優我は、花がアートの仕事をしている所に向かった。花は、アーティストに提案を断られたと落ち込んでいたが、優我にアドバイスをしてもらい、落ち込んでいないで頑張ろうと思えたのだった。そして二人はランチを楽しみ、優我は、今度料理をふるまうと約束するなど、仲を一層深めていた。その頃、藺牟田家では、社長・藺牟田隆一が桜小路章を招き、昼食をとっていた。そこで、桜小路は、咲から花に好きな人ができたことを聞かされ、それが優我なのではないかと疑い、会社に戻った後、調べることにした。
一方、優我は、家で花に、玉子焼き、ローストビーフ、ひじきご飯などを振る舞い、2人きりだからとアーンしてもらうなど、幸せな時間を過ごしていた。しかし、ふとシャチのシールが目に入り、兄のことや、藺牟田社長のことを思い返した。
その後、優我は、真之介の父である浩次郎に、メッセージを送った。なんと書かかれていたのかと真之介に聞かれた浩次郎は、「チームは解散かもしれない。」と衝撃の発言をした。
そんな中、盗用された可能性があるシステムの特許が取れるかもしれないとの話があり、優我は、復讐したい気持ちと花といたい気持ちの狭間で揺れ動いていた。そんなこともあり、仕事終わりに二人で、シャチのビデオを見ているときも心ここにあらずだった。花は、そんな優我を見て、優我の両親や浩次郎に話を聞き、藺牟田社長がシステムを盗用したかもしれない事を知ったことを話し、なんと、リベンジに協力したい、私を利用してほしいと言ってきて…。
コメント
今回はラストで花が「リベンジに協力したい」と口にしたのがとても衝撃的でした。さらに優我が作った玉子焼きやごはんも本当においしそうで、温かい家庭の雰囲気が伝わってきました。いよいよ最終回が近づいてきたので、どんな結末になるのか楽しみです。
第9話 君がいてくれるから
あらすじ
菅原優我(大橋和也)の亡き兄・尚之(溝端淳平)が開発したシステムを、「藺牟田メディカルデータ」の社長・藺牟田隆一(髙嶋政伸)が盗用した疑いがあることを知った娘の花(渋谷凪咲)。彼女は晴れて優我と恋人同士になったことに加え、尚之の死に父親が関わっていないことを信じて、優我の《リベンジ》の仲間に入ることに。優我は、真実を知ることが怖くないのかと尋ねるが、優我が自分に隠している事が何もないのなら怖くないと答える花を見て、胸がいっぱいになり、改めて尚之の《リベンジ》を心に誓うのだった。
ネタバレ
藺牟田社長がシステムを盗用したかもしれない事を知った花は、リベンジに協力したいと言い、優我が無理しなくていい、家族を壊すことになるかもしれないけど大丈夫かと聞いても、尚之の死に父親が関わっていないことを信じていて、もしも最悪の結果が待っていたとしても真実を知りたいと言った。そして、優我が自分に隠している事が何もないのなら怖くないと答えたのを見て、改めてリベンジを心に誓った。
そして、優我は、パソコンを持ってくると、兄の事件があった時に防犯カメラに男性が写っていたこと、その手掛かりは靴しかないことを花に話し、隆一が同じものを持っていないかを調べてもらうことにした。しかし、優我は、花にこんなことを頼んでもいいのかと躊躇するが、花は、私が藺牟田隆一の娘であることは、いったん忘れてほしいと言ったので、優我も覚悟を決めたのだった。
花は家に着くと、さっそく、靴を探し始めた。下駄箱を見ると、同じものではないがよく似たものがあったので、写真を撮って、次の日に優我たちに見せ、同じブランドの靴だから、カメラに写っていたものも隆一が持っている可能性が高いと話した。また、何か聞きたいことがあるかと優我に聞かれると、隆一が疑われているのは、尚之と会っていたからかと尋ねた。そこで、浩次郎が、尚之が、自身が作ったシステムについて支援をしてくれるということで、隆一と会ったが、支援の話はその後一回ダメになったことを話した。花は、一度ダメになったはずなのに、尚之がつくったシステムが、藺牟田メディカルデータから別の名前で出たということは、隆一も少なからず何か知っているだろうと考えた。
そこで、優我と花は、次の日に隆一に直接話を聞きに行くことにした。二人は会社に着き、社長室に入っていくと、隆一に、尚之のつくったシステムをなぜ盗用したのかと問い詰めた。しかし、隆一は、確かに尚之には会ったが、依頼を断られたためそれで諦めたと言った。それでは納得できなかった優我は、興奮してさらに問い詰めたが、その時、花が突然苦しみだし、倒れてしまった。
花はすぐに救急搬送されたが、意識は戻らず、心不全を起こしたことが分かった。病院には、咲も駆けつけており、優我が、花は大丈夫かと聞くと、今夜が峠だと言う。それを聞いた優我は、自分が花に負担をかけてしまったせいだと自分を責めていた。するとそこに、花の母が現れ、優我に声を掛けた。優我が、花のことについて頭を下げ謝ると、花の母は、花から連絡がありすべて聞いたことを話し、隆一は確かに、ビジネスに対して冷酷なところはあるが、尚之を陥れるようなことは絶対にしていないと言い切った。優我が理由を聞くと、隆一は、努力型の技術者だからだと言う。そして、隆一は犯人に目星はついているというのだ。その”犯人”とはいったい誰なのだろうか…。
コメント
今回、優我がついに社長に直談判する展開となりました。しかし真犯人は社長ではなく、まだほかに怪しい人物がいそうな気配がします。そして倒れてしまった花はどうなるのでしょうか。次回はいよいよ最終回ドキドキの展開になりそうです。
最終回 任務完了!涙の約束
あらすじ
亡き兄・尚之(溝端淳平)が開発したシステムを、「藺牟田メディカルデータ」の社長・藺牟田隆一(髙嶋政伸)が盗用した疑いがあると睨み、彼と対峙した菅原優我(大橋和也)と藺牟田の娘・花(渋谷凪咲)。しかし、その最中に花は心不全を起こして倒れ、病院の集中治療室へ搬送されることに。祈る思いで花の快復を待つ優我のもとに、花の母親・京香(霧島れいか)が現われ、彼女のカバンに入っていた優我宛ての手紙を渡す。そこには、「強い思いがあれば奇跡は起こせる」と花の決意がしたためられていて…。さらには《元気になったらやりたいこと》も書かれており、それを読んだ優我は涙が止まらなくなって――。シャチのぬいぐるみを看護師に託した彼は、「君がいてくれるから、俺も強くなれる」と花の無事を信じてある場所へ駆け出すのだった。
そんな中、優我のスパイ仲間・岡山真之介(織山尚大)によって、尚之が亡くなった事故現場から逃げ去った人物が履いていた革靴の持ち主が判明! 真之介はそのことを電話で優我に告げるが、彼はすでに思い当たる節があるようで…。
優我は「藺牟田メディカルデータ」へとやってきて、専務の桜小路章(高橋光臣)の居場所を尋ねるも、彼は藺牟田の車を奪い逃走。桜小路の行き先を知った優我は後を追うが――?
果たして、優我の《リベンジ》の行方は? そして、危機的状況の花は無事に快復するのだろうか…!? 二人の運命やいかに――!
ネタバレ
病院に駆けつけた優我は、花の母・京香と会った。京香は、花のバッグに手紙が入っていたと言い、優我に渡してくれた。手紙には、「私はあなたの前から突然消えたりしません。」など花の決意と、元気になったらやりたいことがしたためられていた。それを見た優我は、涙を流し、自分のバッグについていたシャチのストラップを外すと、看護師に託した。そして、藺牟田メディカルデータへと駆け出した。
その時、岡山真之介は、尚之が亡くなった事故現場から逃げ去った人物が履いていた革靴の持ち主をついに見つけることができ、急いで電話で優我に知らせたが、優我は、「やっぱり、桜小路さんか。」と既に思い当たる節があったようだった。
藺牟田メディカルデータに着いた優我は、桜小路の居場所を尋ねた。すると、藺牟田家の運転手が血相を変えて走ってきて、車がなくなったと言った。どうやら、桜小路は、藺牟田社長の車を奪って逃走したようだった。社長の車にはGPSが搭載されているということで、スマホで確認すると、豊洲に向かっているのではないかと分かった。”豊洲”ときいた優我は、行き先が分かったので、急いで走って向かうのだった。
優我が向かったのは、兄の事件の現場であった。優我が着くと、桜小路は、階段をいくらか上ったところのポールに乗り、飛び降りようとしていた。優我は、一目散に階段を駆け上がり、桜小路を引きずりおろして止めた。そして、兄の死の理由を問い詰めると、当時、尚之に提案を断られ、このままではいけないと思った桜小路は、尚之を追いかけて説得しようとしたが、途中で尚之が誤って下に落ちてしまった。慌てた桜小路は、そのまま尚之を見殺しにしてしまったのだという。桜小路は、土下座をして謝り、その後、警察に出頭した。
「リベンジ・スパイ」最終回予想・考察
最終回は、事件の真実が明かされ、2人は結ばれる?
ドラマ「リベンジスパイ」は、兄の死の真相を探るためスパイとして潜入しつつ、社内では天真爛漫にふるまうギャップのある青年・菅原優我が、ターゲットである社長令嬢・藺牟田花と出会い、恋に落ちてしまう物語です。
最終回では、兄の事件の真犯人に制裁が下り、優我と花が結ばれる展開になると予想します。
現時点では、兄の開発したものと酷似したシステムを発表した藺牟田社長が犯人候補ですが、娘に過保護な姿を見ると悪人とは思えません。なので、もしかすると兄は、自分に何か起きることを予期し、自らの開発品が消えたり、不正に発表されたりしないように、藺牟田社長に託したのかもとも思います。
どうなるのか、今後の展開から目が離せません‼
主題歌は、なにわ男子の新曲!?
ドラマを盛り上げてくれるものといえば、やっぱり”主題歌”
今作の主題歌は、なにわ男子の「アシンメトリー」
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7月5日(土)よる11時スタート🐬#リベンジスパイ の主題歌は
なにわ男子の新曲『#アシンメトリー』に決定🥳さらに‼️
今夜11時30分からの #ムサシノ輪曲舞… pic.twitter.com/hWBAkH6vmu— 【オシドラ公式】「リベンジ・スパイ」 (@oshidoraEX) June 21, 2025
アシンメトリーとは、”非対称”を表す言葉で、まさに、ドラマのテーマである”二面性”にぴったり‼
歌詞もストーリーとシンクロしているそうなので注目して聞いてみたいですね。