【べらぼう】19話あらすじと感想!蔦重の恋川春町を口説いた言葉にネット反響

べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜

本記事は【べらぼう】19話のあらすじネタバレと感想について紹介します!

横浜流星主演の大河ドラマ【べらぼう】19話「鱗(うろこ)の置き土産」が5月18日(日曜)に放送されました。

鱗形屋のお抱え作家・恋川春町は、鶴屋で書くことが決まりました。同じ頃、蔦重も春町の獲得にねらいを定め、作戦を練って…。

【べらぼう】19話あらすじ

鱗形屋(片岡愛之助)は経営難に陥り、店を畳むことに。そこで鶴屋(風間俊介)や西村屋(西村まさ彦)らと協議し、鱗形屋お抱えの売れっ子作家・恋川春町(岡山天音)は今後、鶴屋で書くことが決まる。

一方、江戸城では、将軍の側室・知保の方(高梨臨)が毒による自害騒ぎを起こした。将軍・家治(眞島秀和)の世継ぎだった息子の家基を失い、将軍が別の側室と励んでいることが原因のようだ。

知保の方はすぐに一命を取り留めたが、意次(渡辺謙)は狂言を疑う…。知保の方は、薬に詳しい大崎(映美くらら)の助けも借りて狂言自殺をしたようだ。

騒動を受けて将軍・家治は「もう自分の子は諦めた」と意次に告げる。これで、御三卿や御三家の男子が次の将軍になることに…。

花魁の誰袖(福原遥)は、死ぬ間際の大文字屋(伊藤淳史)に「身代金500両で、蔦重が誰袖を身請けすることを許す」という証文を書かせていた。蔦重は呆れる。

そんな中、鶴屋(風間俊介)と春町は意見が分かれていた。鶴屋は売れることを優先し、春町の大ベストセラー「金々先生栄華夢」の続編を望む。だが、春町は「手垢がついていない新しいもの」にこだわる。2人の意見の対立は平行線だ。

その「金々先生」を春町と共に世に問うた鱗形屋は、このままでは春町のせっかくの才能が朽ち果ててしまう、と危惧する。そこで鱗形屋は蔦重に春町を鶴屋からさらってほしい、と頼む。

蔦重は、春町に「書いてみたい」と思わせるとびきりの案思あんじ(作品の構想)が必要になった。そこで、喜三二、北尾政演(山東京伝)、歌麿、りつ(安達祐実さん)や、きく(かたせ梨乃)らみんなで考える。

歌麿が「いっそ絵から考えるのは?」というアイデアを出す。これは盲点だった。

蔦重が春町に「描いてみたくありませんか。誰も見たことのない百年先の江戸なんてものを」と提案。春町の創作意欲が掻き立てられた。

鱗形屋は店を畳むにあたり、明和の大火で焼け残った板木を「蔦重に持っていてほしい」と渡す。それは蔦重が幼少期、最初に買った本「塩売文太物語」の板木だ。鱗形屋は「ウチの本を読んだガキが本屋になるって。びっくりがしゃっくりすりゃぁ」と泣いた。(つづく)

【べらぼう】19話の感想まとめ

蔦重の恋川春町を口説いた言葉にネット反響

蔦重の恋川春町を口説いた言葉「百年先の江戸を描いてみたくないですか」にネット反響↓

大河ドラマ
Jima

2016年からドラマ9で執筆。朝ドラ・日曜劇場などを担当。ドラマは毎クール10本以上鑑賞。独自の視点で面白い記事を心掛けます。

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