【特捜9 finalseason】あらすじ&ネタバレ最終回まで!シリーズの集大成

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『警視庁捜査一課9係』からバトンを受け継ぎスタートした、井ノ原主演の【特捜9】が、2025年4月9日からスタート、そして遂に『final season』を迎えます。

シリーズの集大成となる記念すべき今シーズンは、井ノ原演じる浅輪直樹が遂に警視庁捜査一課特別捜査班の班長に。

この記事では【特捜9 final season】のあらすじ&見どころを最終回まで随時更新してお届けします。

新人刑事から班長へと成長した浅輪の成長ストーリーも、このドラマの見どころの一つ。「このファイナルシーズンできっちり完結させて、ちゃんと着地させてあげたい」と主演・井ノ原が語るほど、特捜メンバーたちの今作への意気込みは強いはず。どう完結するのかもあわせて楽しみですね。

【特捜9 final season】ネタバレ・あらすじ 初回~最終話まで

【特捜9 final season】で描かれる全エピソードのあらすじ・ネタバレを最終回までご紹介します。

【特捜9 final season】第1話 拡大スペシャル 4月9日放送 「さまよう人々」

ゲスト/駿河太郎

<あらすじ>

班長となり≪管理職研修≫を受けている浅輪直樹(井ノ原快彦)は、同じく研修中の刑事・近藤由紀夫(駿河太郎)と出会う。

そこに居合わせた国木田誠二(中村梅雀)によると、近藤は特命捜査6係の係長で、直樹とは真逆のタイプのリーダーだという。

事件発生/観覧車のある公園のベンチで、胸に折れたバラの花束を抱えた女性の刺殺体が発見される。

直樹をはじめ、村瀬志保(羽田美智子)、青柳靖(吹越満)、矢沢英明(田口浩正)、高尾由真(深川麻衣)ら、おなじみ特捜班のメンバーの電話が一斉に鳴る。

被害者・篠山良子(井上奈々)の所持品のスマホから4人の怪しい人物が浮かび上がり、直樹以外の刑事たちはそれぞれ容疑者と思われる人物のもとへ向かう。

直樹は、少し前に良子と接触があったという男の事情聴取に立ち会うことに。その人物は今朝あったばかりの刑事・近藤だった。普段から部下を駒として接する近藤の信頼は薄く、だれも近藤をかばう人物はいない。

<ここからネタバレ>

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被害者が抱えていたバラは赤く見えるが白いバラに赤い血が付いたものだった。

スマホから浮かんだ怪しい人物たち4人

  1. 何度も着信を残していた中園さん→高尾由真が担当する
  2. 痴情のもつれらしきメッセージを交わしていた赤尾さん→矢沢英明が担当する
  3. SNSでDMを送っていた友達1人の玲→村瀬志保が担当する
  4. 同じアパートで大量の段ボールを運ぶ誰かわからない女性を隠し撮りした写真が何枚も→青柳靖が担当する

それぞれが気になる人物を調べるために、特捜班はバラバラに捜査することに。

直樹は監察医の早瀬川真澄(原沙知絵)に司法解剖の結果を聞きに。死因は腹部を刺されての出血性ショック死、その後バラの花束を胸元に擦られた跡があった。その際にバラに血がつき赤くなった。

直樹は、近藤が前日良子と食事をして自宅前まで送っていた為、自宅まで案内してもらうことにする。良子とは道で声をかけられて「前から気になっていたから」と食事に誘われて、食事をした後自宅まで送り届けただけだという。

怪しい4人と近藤、この中に犯人がいるのか?

1話の完全ネタバレはこちらから↓

【特捜9 final season】第2話 4月16日放送 「盗まれた生命」

ゲスト/映美くらら、富田美生

<あらすじ>

事件1/世田谷の交番に頭から血を流して赤ちゃんを抱いた男がくる。

  • 被害者・一ノ瀬悠人(東ヨシアキ)が住宅街から後ろを気にしながら交番に歩いてきた。
  • 一ノ瀬が抱いていた1歳未満の赤ちゃんには、黄色の紙吹雪のようなものがついていた。
  • 被害者は頭に強打した外傷があり、他殺の可能性も。その外傷の程度から、交番から徒歩30分圏内だと犯行現場が絞れた。

一ノ瀬の自宅で聞き込むと、独身で子どもがいなかったことが分かり、血液検査で親子関係もなかった。

  • 自宅には子どものものは何もなく、女性の写真が飾られていた。
  • 一ノ瀬の会社の同僚によると、恋人はいたという。
  • 一ノ瀬の携帯にはデータがなく、携帯会社に問い合わせると山城あやみという人物の番号だった。

子どもの服に付いていた紙は麻の紙だった。特殊な紙の為、神社やお祭りなどの行事で使われたものではと推測する。

事件2/班長・直樹が証拠品を返却した後に通りかかったレディースクリニックの前で子供を誘拐されたと騒ぐ女性と遭遇

人材派遣会社経営の奥原杏里(映美くらら)が凍結卵子を盗まれたという。

今日の夕方5時にやる杏里の会社が上場した祝賀会を中止しないと凍結卵子を破棄するという脅迫電話が、杏里の元にかかってきていた。

盗犯係の南双葉(富田美生)に引き継いだが、モノではなく命だと怒る杏里。その様子からこちらの応援を直樹は申し出る。

<ここからネタバレ>

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青柳と矢沢は着信履歴から山城あゆみという人物のところに。

会ってみると一ノ瀬の部屋にあった写真の女性とは別人で、一ノ瀬とは恋人関係だったが、2週間前に一方的に別れよう、迷惑かけたくない、と言われて振られたという。赤ちゃんのことも知らない。

あゆみによると部屋にあった写真の女性は、一ノ瀬の姉の写真だった。

志保と由真は犯行時刻から割り出した付近を捜索、神社のお祭りで昨日紙吹雪を撒いたことがわかり、その神社の階段で血痕を見つけ鑑識を呼ぶ。

【特捜9 final season】第3話 4月23日放送 「偽りのウェディング」

ゲスト/加藤夏希、天野はな、芋洗坂係長

<あらすじ>

広瀬大介(髙野光希)が自宅のマンションで刺殺体で発見される事件が発生。被害者の自宅から結婚式場に出席するようなメモが見つかる。

そのメモから列席する予定と見られる新郎・高村裕樹(時任勇気)と新婦・泉絵里奈(能條愛未)の結婚式場を訪ねる特捜班班長の浅輪直樹(井ノ原快彦)たち。

彼らの結婚式を担当するウェディング・プランナーの星野七美(加藤夏希)に確認すると、名簿に広瀬の名前はなかった。

七美によると二日前に《式を中止しろ》という脅迫文が届いていたが、絵里奈の父親が福岡で県議会議員をしていて、このような脅迫のイタズラは日常茶飯事だからと、式はそのまま敢行されることになったという。

さらに青柳靖(吹越満)、矢沢英明(田口浩正)の捜査で、被害者が未解決の強盗・放火事件の犯人である可能性が浮上する。

結婚式で何かが起きる不穏な雰囲気を察知した直樹は七美に、式に村瀬志保(羽田美智子)、高尾由真(深川麻衣)を含めた特捜班の参列を要請することに。

<ここからネタバレ>

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3年前の強盗・放火事件は未解決のままで、その放火現場に残されていた犯人の血痕のDNAが被害者・広瀬のものと一致した。

ウェディング・プランナーに扮した直樹だったが、サプライズ演出のために式場を訪れた芸人・ドリアン野々宮(芋洗坂係長)を確保してしまったりと、たびたび七美と衝突する。

そのうちに、この日のためにシンガポールから来日した新郎の先輩・瀬戸口和也(渡部秀)らも集まり披露宴が開始。新郎・新婦の馴れ初めを紹介するVTRの中に、例の強盗・放火事件の動画が流れる。

2人の出会いは、被害者・広瀬が関与している放火事件現場だったことがわかる。

放火事件が今回の殺害事件に関係していると睨み、出席者に話を聞く特捜班だったが、そんな時式場のウェルカムボードが切り裂かれていたとスタッフから七美に連絡が入る。すぐさま現場に向かうとそこにカッターナイフを持った不審な男性が。

取り押さえた男性は新婦の同僚だったが、この男が意外な真実を口にする。

3話の完全ネタバレはこちらから↓

【特捜9 final season】第4話 4月30日放送 「偽りのウェディング」

ゲスト/西原亜希

<あらすじ>

自然豊かな村で休暇を楽しむ高尾由真(深川麻衣)は、偶然にも出張帰りの青柳靖(吹越満)と矢沢英明(田口浩正)とばったり遭遇する。しかも2人の車のガソリンが足りなくなりそうな事から2人もこの村に一泊することに。するとまさかの由真と同じ旅館で、旅行を楽しめないと由真はがっかり。

翌朝、青柳と矢沢は温泉に向かうが、そこで福本正志郎(尾関伸次)の遺体を発見。福元はクラウドファンディングで村おこしを行っている東京からの移住者で、旅館の女将・山下奈緒子(西原亜希)らと廃れた温泉を復活させるプロジェクトの代表でもあった。福元は有毒な硫化水素が発生しやすい場所で溺死体となっていたため、村の駐在・鶴見(星田英利)たちは事故ではないかと言っているが、青柳と矢沢が刑事だと知ると、途端に警戒して協力しなくなってしまう。それを不審に思った青柳たちは、由真に観光客のふりをして捜査を指示する。

<ここからネタバレ>

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福元は浴槽の掃除に来て硫化水槽を吸って意識をなくし、そのあとタイマーでお湯が張られた浴槽内で溺死した。

東京の浅輪直樹(井ノ原快彦)班長と村瀬志保(羽田美智子)は殺人事件の現場に向かっていた。首に刺し傷のある鬼頭晃(阿部遼哉)の遺体が海からあがったのだった。遺体の遺留品から乾燥大麻が見つかり、過去に大麻による逮捕歴があった事から、麻薬関係で殺されたと推測する二人。直樹と志保は被害者の家に向かうと、屋根裏に大量の大麻と共に隠されていたファイルを発見、そこにはなぜか由真の名前が!

一方由真は村の住人で唯一の子ども・小林芳雄(森優理斗)と出会い、探偵を自称する彼の案内で、『怪人のアジト』と彼が呼んでいる空き家に行くことに。そこで由真が見た驚くべき光景とは?

4話の完全ネタバレはこちらから↓

【特捜9 final season】第5話 5月7日放送 「間違えられた男」

ゲスト/優希美青

前回第4話のラストで、矢沢英明(田口浩正)の息子・福太郎(木村風太)が彼女の花村萌(丸山純怜)を妊娠させてしまう…という衝撃的展開で終わっていたが。

<あらすじ>

矢沢は妻・早苗(畑野ひろ子)と共に花村家に大和着に行くことになったが、仕事に身が入らない様子。

あるアパートに空き巣に入った男・小澤晃一(田口浩正/二役)は、自宅に戻った時に犯行現場に白手袋を片方忘れてきてしまった事に気がつく。翌日、手袋を回収するためにアパートに再び行くと、たまたま青柳靖(吹越満)と鉢合わせる。

容姿が矢沢にそっくりな小澤を勘違いした青柳は、矢沢の忘れ物の警察手帳を渡してしまう。そしてそのまま殺人事件現場に小澤を連れて向かう青柳。

殺害事件現場で班長の浅輪直樹(井ノ原快彦)、村瀬志保(羽田美智子)、高尾由真(深川麻衣)と合流した青柳と落ち着かない様子の小澤。

被害者は服飾専門学校に通っていた紙谷栞(内海誠子)で、背後から殴られて財布の中の現金とスマホを盗まれていた。

強盗の仕業?顔見知りの犯行?

なんとかその場を取り繕って矢沢として乗り切った小澤は、青柳と共に栞のバイト先に聞き込みに行く途中で、トイレと偽り逃げ出してしまう。

その頃、事件後の聞き込みをした栞の同級生・熊谷文香(優希美青)から緊急の連絡を受けた直樹は、彼女のアパートに向かうことに。するとそこには手袋を取りに来た小澤の姿が。

文香の部屋は昨夜小澤が空き巣に入った場所だったのだ。

<ここからネタバレ>

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被害者は後頭部に固い金属の棒状のもので2回殴られた形跡が。

そして被害者の血液型はRHマイナスB型とめずらしいものだった。

一方矢沢は家族3人で福太郎の彼女の自宅で、彼女の家族と対面。頭を下げていた。失敗は誰にでもあるが命のことだからと渋い顔をする彼女の両親を前に、「いいかげんな気持ちで付き合ったことは一度もありません」と頭を下げる福太郎。彼女も「失敗なんて言わないでほしい」と言い返す。

文香に呼ばれた直樹は、文香の自宅の窓ガラスが割れていると言われ、最近周辺地域で多発している空き巣を疑い、捜査員を呼ぶ。

青柳は矢沢と連絡がつかないため一人栞のバイト先に聞き込みに向かうことに。そこで矢沢にメールを送ろうとするがWi-Fiが繋がらない事に不信を抱く。

5話の完全ネタバレはこちらから↓

【特捜9 final season】第6話 5月14日放送 「もうひとつの特捜班」

ゲスト/森迫永依、福山翔大、小久保寿人

<あらすじ>

目出し帽の男二人組がIT会社社長・茂木邦彦(小久保寿人)の家に侵入し邦彦を撲殺する強盗殺人事件が発生、妻の涼子(森迫永依)は首を絞められて気絶したため命は助かる。

近隣の防犯カメラに写っていた犯人の顔から、傷害致死事件の前科がある夕川樹(福山翔大)が浮上する。その写真を見た涼子によると夕川樹は生き別れた実の兄だった。幼少期に貧乏だったが涼子だけ裕福な家に引き取られて幸せに暮らす妹への復讐で、当時涼子の恋人だった男と金銭の事で揉めて殺害したことが前科だった。

やがて夕川は特捜班によって逮捕されるが、黙秘を貫いていて真相はわからずじまいのまま。

その夜夕飯を用意していた妻・倫子(中越典子)と些細なことをきっかけに倫子の独立についての話まで発展し、言い争いになる浅輪直樹(井ノ原快彦)。失言を謝れずに気まずさを残したままソファで眠ると、目覚めた時そこには捜査支援分析センター副所長の村瀬健吾(津田寛治)の姿があった。

しかも村瀬は自分の足で歩いていて「事件だから行くぞ」と直樹を連れ出した。

混乱したままついていくとそこは昨日訪れた涼子の家。家の中には監察医ではなく刑事姿の早瀬川真澄(原沙知絵)がいた。そして事件の被害者で殺されたのは邦彦ではなく涼子になっていた。

急に倫子の事が気になり出した直樹は現場を飛び出し倫子の働く洋菓子店に。そこには直樹のことを知らない倫子の姿が。

ここで直樹は、自分が元々いた世界とは別の世界、パラレルワールドに迷い込んだことを自覚する。

やがて異世界で出会う、新鮮な姿の特捜班メンバーたちに戸惑いながらもいつものように協力してもらい、直樹は樹と涼子の複雑な兄弟の関係を明らかにしていく。

異世界に迷い込んだ直樹は元の世界に戻る事ができるのか?

<ここからネタバレ>

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パラレルワールドではプロボクサーの樹と元・看護師の涼子の仲は良かった。

パラレルワールドでは、青柳靖(吹越満)は樹が所属するボクシングジムの会長、矢沢英明(田口浩正)はタクシー運転手、村瀬志保(羽田美智子)はシングルマザーの看護師長、高尾由真(深川麻衣)は家事代行業者、三ツ矢翔平(向井康二)はサイバーセキュリティエンジニアを名乗るチャラ男になっていた。

【特捜9 final season】第7話 5月21日放送 「ガラスの絆」

ゲスト/西村和彦、伊東孝明、福松凛

<あらすじ>

4年前の現職議員襲撃事件の犯人・百合岡久伸(水野智則)が刺殺体で発見される。班長・浅輪直樹(井ノ原快彦)、村瀬志保(羽田美智子)、青柳靖(吹越満)、矢沢英明(田口浩正)、高尾由真(深川麻衣)たち特捜班メンバーが捜査を開始する。

捜査でわかった事

  • 凶器の包丁はプロ仕様のもので、犯行時刻に近所の住人がバイクが立ち去る音を聞いていた。
  • 被害者の家のカレンダーには、次の都議選告示日に丸が付いていた。
  • 被害者・百合岡は10年前に妻を亡くし、今年二十歳になる一人息子と離れて暮らしていた。
  • 百合岡は水道工事会社に勤務していて、作業に入った店で急にキャンセルを受けていた。

志保と由真はキャンセルした小料理店に行き、店主の中崎幸生(西村和彦)に話を聞くと、その日百合岡を呼んだが自力で水漏れを直せたことがキャンセル理由だと話す。そこに店を手伝う中崎の息子のレント(福松凛)が配達先からバイクで帰宅した。

由真が事件現場から立ち去るバイク音のことを思い出し、レントに犯行時刻のアリバイを尋ねるが、その時のレントの対応に不信感を抱く志保。

すると店の常連客・庄田雅樹(伊東孝明)からレントにまつわる重要な情報を聞く。

直樹は、被害者・百合岡が殺害される3日前に、急に賭博をやめると宣言していたという証言を入手。ギャンブル好きだった百合岡だが、「謝りたくなった、まっとうな人間にならないと」と言って別人のようだったという。

4年前の襲撃事件の動画を見返していた青柳と矢沢は、ある違和感に気がつく。

<ここからネタバレ>

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常連客・庄田の証言によると、レントのバイクミラーが壊れていて、百合岡をひどい剣幕で店から追い出したのはレントだったという。

百合岡の自宅からドイツ語の辞書とYという文字が刻印されているガラスのコップを見つける直樹。

そして百合岡のアパートの庭からレントのバイクのミラーの破片が見つかったが、百合岡のアパートに行ったことを頑なに認めないレント。

百合岡の息子・りゅういちろうは母親の死後養護施設に入ったが、8年前に引き取られていた。

【特捜9 final season】第8話 5月28日放送 「私が殺しました」

ゲスト/佐々木史帆、水野直、丈太郎

<あらすじ>

以前から検討していた妻・倫子(中越典子)の独立問題が遂に決着を迎えた。夫である特捜班班長の浅輪直樹(井ノ原快彦)と共に不動産屋で新しい物件を無事契約する事ができて、ホッとする倫子だった。2人にお茶を出そうとした不動産会社アルバイトの一色成美(佐々木史帆)の不手際で、契約書に飲み物をこぼしてしまうという不手際はあったが、無理なく自分たちの力だけでやって行ける手頃な物件を契約する事ができホッとする直樹と倫子だった。

 私立高校で定時制の教師・椿原祐佳(仁科咲姫)の遺体が発見される。何者かにカーテンのタッセル(束ねる細い布)で絞殺されたようで、遺体の周辺には数珠のようなブレスレットの玉が転がっていた。学校の防犯カメラに外部からの侵入者は映っていなかったため、直樹、村瀬志保(羽田美智子)、青柳靖(吹越満)、矢沢英明(田口浩正)、高尾由真(深川麻衣)ら特捜班メンバーは、手分けして当日被害者から補習を受けていた3人の生徒に聞き込みをすることに。

 直樹は、補習を受けていた3人のうちの一人の家を訪れると、それは不動産会社で飲み物をこぼした成美だった。しかも成美はその場で「私が先生を殺しました」と自供して凶器のタッセルと殺害現場に残されていた数珠の一部を見せたのだった。

 早期事件解決だと、残業を覚悟していた三ツ矢翔平(向井康二)も直樹を称えていたところ、補習を受けた生徒の1人・三枝幸生(水野直)に聞き込みに行っていた志保と由真も、犯人は三枝だったとまさかの報告をする。成美同様、三枝の上着のポケットからは凶器のタッセルも見つかる。

さらに、青柳と矢沢も、遺留品の数珠を持っていたもう1人の生徒・阿久津英司(丈太郎)が犯行を自供したと報告する。

<ここからネタバレ>

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まさかの3人の容疑者がそれぞれ自首するという急展開。三ツ矢は3人のスマホの解析を急ぎで頼まれることになる。

3人の事情聴取をすると、成美の殺害動機は「先生が怖かった」こと、三枝は祐佳に300万円をだまし取られた、阿久津は借金までして金を貸したのに祐佳にフラれたのが原因だと語った。

殺人事件に3人の被疑者が名乗り出るという事態に、現場は混乱!果たして真犯人はこの中にいるのか?

【特捜9 final season】第9話 6月7日放送 「心の居場所」

ゲスト/伊藤四郎、宮近海斗、伊勢志摩

<あらすじ>

ある日恩師とも言える鑑識課・猪狩哲治(伊東四朗)に呼び出され、最近のお気に入りだという昭和レトロな雰囲気の喫茶店「何者でもない」にやってきた特捜班班長・浅輪直樹(井ノ原快彦)。猪狩から「ここでは、職業も肩書も年齢も関係ない。みんなの居場所みたいなもの」と説明され見渡すと、女子高生、サラリーマン風の男、思いつめたような表情の女性・田中敦子(伊勢志摩)など、さまざまな人が客として訪れていた。その時、直樹の携帯が鳴り事件を知らせる。

スーツケースで遺棄された遺体が発見された。被害者の女性は小野寺万智、29歳という若さでタワーマンションに住むエリート会社員。鑑識官の佐久間朗(宮近海斗)が部屋で血痕の付いた凶器の置物を発見。それは犯人が部屋で女性を殺害した後、遺体を外に運び出したことを物語っていた。

青柳靖(吹越満)、矢沢英明(田口浩正)の聞き込みで、一カ月くらい前に小野寺万智と揉めていた女性の事をマンション管理人が証言した。その防犯カメラの映像を見た直樹は驚愕!被害者と揉めていた女性が喫茶店で目撃した敦子だったのだ。

<ここからネタバレ>

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敦子の娘は小野寺万智と同じ会社に勤務していたが、二年前に自殺、その後敦は被害者からストーカーとして訴えられ、逮捕された過去があった。

遺体を運んだスーツケースについていた指紋が敦子のものと一致したため、直樹と村瀬志保(羽田美智子)、高尾由真(深川麻衣)は敦子の自宅アパートに向かう。すると自宅には、娘の自殺の真相をずっと追い続けている形跡が伺えた。

殺害された女性は、敦子の娘の自殺に関係があるのか?

直樹は喫茶店「何者でもない」に戻り、猪狩に敦子のことを聞いてみることに。敦子は常連の間で「あっちゃん」と呼ばれていて、喫茶店に通い出して一年ほどになるという。すると、店のマスター宛てに敦子から電話が。

「やり残したことがある…必ずまたそこに行くから」とだけ告げられ、すぐに電話は切れた。

【特捜9 final season】最終回 6月11日放送 「ありふれた水曜日」

ゲスト/山田裕貴、中村梅雀

<あらすじ>

検挙率の高い特捜班に、なんとテレビの密着取材が入る!

班長の浅輪直樹(井ノ原快彦)をはじめ、村瀬志保(羽田美智子)、青柳靖(吹越満)、矢沢英明(田口浩正)、高尾由真(深川麻衣)らメンバーはインタビューを受けるが、それぞれに緊張の面持ち。やがて、直樹が取材の流れで前身である9係の話をはじめると、ADの九野優樹(岡部ひろき)が本番中であるにもかかわらず、異常な反応でその様子に直樹は彼のことが少し気になる。

翌日からその九野が特捜班の密着取材を行うことになった。青柳は「そうそう事件なんて起きない」と言いつつ、今年二十歳となる九野とフレンドリーに接し、すっかり特捜班に打ち解けている様子。

しかし時折見せる特捜メンバーを見る九野の冷たい目が気になる。

そんな中、九野は特捜班の歴史を勉強したいと、由真に20年前の事件の資料を用意してもらうことに。

元特捜班の立場から話を聞きたいとの九野からのオファーで、捜査支援分析センター副所長・村瀬健吾(津田寛治)と三ツ矢翔平(向井康二)のもとを訪れることに。村瀬への取材中、九野はなぜか『20年前』にこだわっているように見え、そのことが気になる直樹。

<ここからネタバレ>

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その後も密着インタビューで、監察医の早瀬川真澄(原沙知絵)、直樹の妻・倫子(中越典子)、青柳の婚約者・垣内妙子(遠藤久美子)、矢沢の妻・早苗(畑野ひろ子)にまで話を聞くことに。

その流れでかつてのメンバー・新藤亮(山田裕貴)に直樹が連絡すると、切迫した様子。新藤は強盗犯を追っているらしく、その事件に特捜班が協力することになる。新藤は久しぶりの直樹とのコンビを喜ぶ。しかしその犯人が持っていたナイフが、直樹の胸に突き刺さり、、、。

直樹の運命やいかに!

そして密着取材の件を聞きつけた元班長で現警視庁音楽隊員の国木田誠二(中村梅雀)まで登場すると、密着取材もいよいよ終盤に突入。すると、九野に秘められた9係との深い関係が、徐々に明らかになっていく

最終回はTVerでトレンド1位を獲得!

春ドラマ注目度ランキングで堂々1位を獲得!

やはり人気シリーズのファイナルシーズンということで、視聴者の注目度は高いようです。その注目度にこたえるがごとく、毎話バラエティ豊かで面白い!いよいよファイナルシーズンも後半に突入しました。今後のドラマ展開も楽しみです!

完結に向けて、登場人物それぞれの背景が丁寧に描かれ

個性強めの特捜班メンバーが続投するファイナルシーズン。家族ような絆の仲間たちと迎える完結に向けて、今作は特に、それぞれが事件の捜査だけでなく、キャラクターの人間像を深堀していくようです。ドラマの回が進むと同時に、ここでは特捜班とその仲間たちを1人ずつ深堀りしていければと思っています。

ネタバレ・あらすじは毎週更新!

  • 【特捜9 final season】のネタバレ・あらすじ全話
  • 完結に向けて、登場人物それぞれの背景が丁寧に描かれる

本記事は、ネタバレあらすじを最終回まで、毎週更新していきます。

今ならTVerで過去作品が見れる!

特捜9の前身『警視庁捜査一課9係』でまだ初々しい特捜メンバーの姿を振り返れます。

歴史が長い作品だからこそ今はベテランの面々の若々しいお姿が!

【特捜9 final season】公式SNS

公式X:https://x.com/5drama9tokusou

公式Instagram:https://www.instagram.com/9tokusou_5drama/

【特捜9】配信情報

【特捜9ファイナルシーズン】最新話と過去のシリーズが観られる

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