【おむすび】77話!今を楽しめないギャルもいるということ

主演の朝ドラ【おむすび】77話が1月21日(火曜)に放送されました。

歩()は、チャンミカ()が、最近付き合い始めた恋人に入れ込んでいるのを心配して…。

本記事は【おむすび】77話のストーリーと感想について紹介します!

目次

【おむすび】77話のストーリー

明日香(寺本莉緒)がやって来る。

歩(仲里依紗)は、ギャル系の古着店を営んでいる仲間のチャンミカ(松井玲奈)が、最近付き合い始めた恋人に入れ込んでいるのを心配する。ルーリー(みりちゃむ)がその恋人の職業を聞くと、ITのプログラマーでゲームとかを作っているという。そんな折、歩が福岡にいた時代に張り合っていた大河内明日香(寺本莉緒)がやって来る。

ルーリーはギャルの先輩の明日香と会えたことで大興奮。明日香がやって来た理由は、結婚することになった恋人が大阪の人だから。スーツケースを開けると、中にはギャルの服がいっぱいあった。

4人は着替えてファッションショーが始まり、ノリノリで写真を撮る。
そしてギャル時代のことを楽しく話す。
歩、チャンミカ、アキピーの3人は渋谷でギャル雑誌のモデルをしていたが、クビになった
プロ意識もなかったので当然だった。

クビになった日、3人でカラオケに行って盛り上がって「うちら無敵!」と言ってた。

歩みは「もう全部終わったことだからね」と言い、仕事に戻る。

商店街を盛り上げるために

ナベさんの靴店にて。開発担当の名刺を見ているナベさんのところに聖人がやってきて「美佐江さんが商店街盛り上げるしかないからアイデアを出し合おうって。ナベさんも何かないか?・・・急に言われてもなあ。また考えといて」と言い、店を出て行こうとする。

ナベさんは聖人になんか考えとくわ。」と答える。聖人は「え?…いつもやったらそんなん知らんの一言やから」と驚く。

ナベさんは「やかましい!はよいけ!仕事の邪魔や!」と怒る。聖人は「そうそう。それ!」と言って、出て行く
聖人が去った後、ナベさんは少し微笑む。

ギャルだから前を向けとは言えない

チャンミカの店にて。歩がアキピーに送る服をパッキングしている。
アキピーは現在、岩手に住んでいる。
地震の直後は物資を送っていたが、もう大丈夫だからギャル服送ってと言われている、と歩がルーリーに説明。
ルーリーがギャルの友情は「最強だ!」と笑う。
歩は「ホントに最強?いくらギャル魂があっても限界があるでしょ」と、どこか冷めている。
ルーリーは「前向きに自分の好きなことを貫けばなんでも乗り越えられる」という。

しかし歩は「私もそう思ってたよ。でも岩手に住んでるアキピーは今も仮設住宅でくらしてるの。地震から1年経っても不自由な暮らしをずっと続けてる。想像もできなかったことで普通の生活が奪われて今を楽しめない人はどうしたらいい?そういう人にギャルだから前を向けなんて私は言えないよ。」という。、

(つづく)

【おむすび】77話の感想&解説

今を楽しめないギャルもいるということ

77話はヒロインが回想以外に登場しない回でした。それでも、今を楽しめないギャルもいるということを視聴者に考えさせる場面もあり、多くの視聴者に刺さったようです↓

過去のギャルの服のファッションショーで、ポップな感じだった序盤から一転、ラストの歩の言葉は重かったですね。

ギャル魂があっても限界がある……。ルーリーと違って歩がちゃんと現実を知っているのは、今を楽しめない人は確実にいることを知っているからでしょう。身近にそういう人がいましたよね。

歩はナベさんこと渡辺孝雄が立ち直れない姿を見てきました。そういう人が前を向くことの難しさをよく知っているのだと思います。

でも、被災者である歩はギャル魂を持って、ギャルファッションに身を包み、やがて仲間が集まり、立ち直っていきました。立ち直る時間は人それぞれですが、ギャル魂が救うケースもありそう。

ともかく、今後、アキピーと歩のかかわりはどうなっていくのか、気になりますね。

【おむすび】77話の出演者&スタッフ

【出演】仲里依紗,,松井玲奈,みりちゃむ,寺本莉緒

【作】根本ノンジ


画像出典NHK「おむすび」HP

「おむすび」77話

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