【プライベートバンカー】ネタバレあらすじを最終回まで!資産家一族の弱みを握り財産を守る?

唐沢寿明主演の木曜ドラマ【プライベートバンカー】が2025年1月より放送!

今回は【プライベートバンカー】のネタバレあらすじを全話紹介していきます。

※3月6日更新

最新話(最終回)

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目次

【プライベートバンカー】のネタバレあらすじを最終回まで

木曜ドラマ【プライベートバンカー】のネタバレ・あらすじを最終回まで紹介していきます。

1話のネタバレあらすじ

1話(1月9日放送)のネタバレ・あらすじを紹介します。

1話あらすじ

富裕層を相手に資産管理や資産形成の助言を行うスペシャリスト、プライベートバンカー。その中でも、ひと際卓越したスキルを持つ凄腕プライベートバンカー・庵野甲一(唐沢寿明)は、資産7000億の大富豪である天宮寺アイナグループの社長・天宮寺丈洋(橋爪功)からプライベートバンカーの依頼を受ける。その最初の要望は、丈洋がこよなく愛するだんご屋さんの窮地を救ってほしいというもの。
 だんご屋さんの社長・飯田久美子(鈴木保奈美)は、店を継続するために融資が必要だったため、銀行の担当者・東堂誠也(袴田吉彦)に相談したところ、投資を提案される。金融知識が全くない久美子は、試しに行った投資ですぐに高額な配当金が入り驚いていると、東堂から畳みかけるように融資したお金で追加投資を提案され、話に乗っかるが…その直後、投資先の企業が経営破綻し、久美子は5億円もの借金を背負うことに!
 絶望の淵に立たされた久美子はビルから飛び降りようとしていたところ、突如、庵野が目の前に現れ、久美子が投資詐欺に引っかかったことを告げ、5億円を取り返すことを提案。素性も知れない庵野を怪しむも、他に道がない久美子は庵野に託すことを決意。
 早速、庵野は助手の御子柴修(上杉柊平)と共に動き始めたところ、久美子が引っかかった詐欺の裏には、宇佐美食研の社長・宇佐美卓也(要潤)が絡んでいることが判明する。一体なぜ大企業の社長である宇佐美が、久美子に5億円もの借金を背負わせたのか…? 何か隠されていると睨んだ庵野は、ある行動に出て…!

1話ネタバレ|宇佐美と久美子の関係

宇佐美食研の株券が久美子の母親の遺品から出てきていた。

何か関係があるのか?

その頃、藤堂が在籍するとくがわ銀行にて庵野はレクチャーする側として呼ばれ、焦った藤堂は顧客リストを処分するよう清掃員に指示するも、助手・御子柴が大金で引き取っていた。

藤堂は宇佐美に警告の電話をするが、その頃、庵野と共にゴルフをしている宇佐美。

宇佐美の父親である会長が、自宅から出てきていないとの情報を得た庵野は、御子柴に自宅へ訪れ部屋に入ることを指示、髪の毛を手に入れることに成功した。

※今回の作戦は「クラシックスタイル」

しばらく店を休むことにした久美子の元へ庵野がやって来て、なぜ5億だったのか?を説明し始める。

会長は会社の株を3割強保有。=10億の半分が他の誰かに?

会長の髪の毛でDNA鑑定をした結果、久美子が実の娘だったことが判明。母親は会長の愛人。

5億を持っていかれる!と、焦った宇佐美は遺産を奪うための罠を仕掛けていたのだった。

その名も「地引網スキーム」!!!

しかし、5億を相続すれば約2億が税金として引かれてしまうことを知る久美子。何としても店を守りたい。

一方で、宇佐美は庵野を取り込もうと大金を積み、自分側に付ける。

遺産については遺言書が一番。しかし、会長は認知症が進み書いてもらえそうにない。庵野は「誰か医者には見せたのか?」と新たな提案をし、会長に遺言書を書かせた。遺言書の作成を手伝った宇佐美。本当はやってはいけないことなのだが…。

一件について、久美子に報告しに行く庵野。裏切られたと激怒される。

庵野 あなたは全てを誰かのせいにする。決して自らを省みようとしない。
あなたを馬鹿にしているのは、あなた自身ではありませんか?

会長に直談判しに行く久美子。そこで、母の鶴子と勘違いされる。「今日は吉でも明日は大吉」会長の座右の銘だった。泣いて久美子を抱き締める会長。

その後、会長は死去。

久美子が「店を諦めない」と奮起し始めたところで、宇佐美食研の株券を手にどこかに向かう庵野。祝杯を挙げている宇佐美と藤堂、2人の元へ。6億5千万円で買い取ってほしい、と。

3%以上の株主の権利をあるファンドで買いたいとの話をする。そして、ここから帳簿・不正等、続々と悪事が出てきて、久美子に有利な全ての条件を飲ませることに成功した。
契約書にサインした宇佐美。

庵野 大切なのは、知識と行動力、と言ったところでしょう。

久美子 私をあなたの助手にして。お金の勉強がしたい。何でもしますから。

庵野 その言葉、くれぐれもお忘れないように。自分の価値は自分で。

その後、依頼者である丈洋に連れられ、妻の誕生日パーティーに向かった庵野。

妻は「招待状も出してないのに、誰が呼んだの?」と難色を示していたが、プレゼントとして庵野を紹介する丈洋。

そして、一族を紹介したのちに丈洋は、資産である7032億8千万をあいつらから守ってほしいと依頼した。

庵野 お預かりしましょう。

その頃、一族の長男は階段から突き落とされ血まみれの状態に…。

さらに、金か、人か。と問う庵野に、笑うばかりの夫人だった。

2話のネタバレあらすじ

2話(1月16日放送)のネタバレ・あらすじを紹介します。

2話あらすじ

天宮寺アイナグループの社長・天宮寺丈洋(橋爪功)のプライベートバンカーとなった庵野甲一(唐沢寿明)は、最初の要望であった飯田久美子(鈴木保奈美)が営むだんご屋さんの窮地を見事に救い、厚い信頼を得ることに。そして、丈洋から庵野へ次なる依頼が。自分の命が長くないと悟る丈洋は、じきに7000億の資産を巡って天宮寺一族で争いが起こることを確信。「うちの資産を、あいつらから守ってほしい」――丈洋は庵野を天宮寺家のプライベートバンカーとして一族の中へ送り込む。
 そんな中、長男・天宮寺努(安井順平)が階段から転げ落ち、意識不明の重体に。しかも、努の運転手がその場面を目撃しており、女性らしき何者かに突き落とされたという。そこで、丈洋の妻で一族の絶対的権力者として君臨する天宮寺美琴(夏木マリ)は庵野に犯人捜しを依頼。
 庵野は助手の御子柴修(上杉柊平)と、新たに助手となった久美子と共に、努の周辺を探り始める。すると、努が個人で設立した資産管理会社が保有するマンションにヨガ講師で愛人の霧島幸絵(恒松祐里)を住まわせていることが判明。犯人は、愛情のもつれから殺意を抱いた幸絵なのか…? しかし、幸絵は努からは愛されていて、いい生活もさせてもらっていたのに殺そうとするわけがないと否定。
 幸絵の件を庵野から報告を受けた努の妻・天宮寺果澄(MEGUMI)は、幸絵を呼びつけ、マンションから退去するよう告げた上で、金を振りかざしてとんでもないことを幸絵に言い出す。さらに果澄は、庵野に幸絵が二度と努に関わらないよう徹底排除を依頼する。
 この一件をきっかけに、ヨガの仕事もクビになり全てを失った幸絵は、思い詰めた表情で病室で眠る努のもとを訪れる。すると、そこへ庵野が現れ…!

2話ネタバレ│テーマは節税

ピラティス教室の会社の社長に、なぜ愛人を?

自分の夢を叶えようとしてくれていた?と、努から愛されていると思っていた幸絵。しかし、不倫で使うためのお金を会社の経費にするため、社員にされていたことが分かる。さらに、ハニーベイビーズ社の5人の役員らは努が通っていたラウンジで働く女性たちで、6叉不倫をしていた。

努は妻にバレないように幸絵名義で会社を興していたのだ。

その名も「愛人ロンダリングスキーム」!!!

庵野 卵は一つの籠に盛るな…!

投資の基本=分散、長期、積立

1人の男に一点掛けしてしまったのが敗因だと。

本気で努を好きになっていた幸絵。初めは財産目的だったが、一人の人間として認めてくれた、大きな愛で包んでくれた、そう思って側にいたのだ。

庵野 投資に失敗しましたね。

久美子 あなたには意思があるし、夢がある。ないのは男を見る目…。
男に頼る必要ないじゃない!

努が目覚めたとの連絡が入る。

立ち向かう覚悟が?と問われ。庵野の手を取る幸絵。病室にやって来たところで、初対面を装った。

幸絵 今日は最後のお願いに来ました。
会社は私が経営していきます。

そこに、不倫相手である役員5人全員が現れる。6人で会社を経営していくこと、保有する株も6人のものとし、株は売却することに。
ツトミックス株599株=2億円。第三者委員会に不正がないかの調査をしてもらうと。

幸絵 努さん、努さん、愛していましたか?
私たちの会社の事です。

努が全株買い取ると宣言。妻にバレないためだ。庵野は契約書を作成、お互い接触しないという制約、不倫も口外しないとの制約も盛り込まれていた。手切れが完了。

そして、庵野は妻・果澄と話をする。

努の車内カメラに映っていた物。運転手と果澄の関係。この2人もまた、不倫していた。庵野に弱みを握られた果澄だった。

一方で、美琴に報告をする庵野。新たな目撃証言があり、努は通話に気を取られ階段から落ちた、ということに。今回の件は、不慮の事故ということで片付いた。

美琴 約束通り、あなたを当家のプライベートバンカーとして迎え入れるわ。

信頼を得た庵野。絶対的な味方も手に入れた。

庵野 信頼を得る時も分散は欠かせません。

3話のネタバレあらすじ

3話(1月23日放送)のネタバレ・あらすじを紹介します。

3話あらすじ

「息子が誘拐された!」――プライベートバンカー・庵野甲一(唐沢寿明)のもとへ天宮寺家の長女・天宮寺沙織(土屋アンナ)から助けを求める連絡が入る。知らせを受けた庵野は、助手の飯田久美子(鈴木保奈美)御子柴修(上杉柊平)と共にすぐさま沙織の母で天宮寺アイナグループ副社長・天宮寺美琴(夏木マリ)のもとへ向かう。そう、沙織の息子・天宮寺海斗(川原瑛都)を誘拐したのは美琴だったのだ。
 美琴は相続対策のために孫の海斗を養子にするというが、真の目的は、海斗を美琴のもとで徹底的に教育し、後継者として育てることだった。そこで庵野は美琴から、この養子縁組を成立させるために沙織と沙織の夫・天宮寺宏樹(玉木宏)の承諾を得てくるよう依頼を受ける。
 美琴に全く頭が上がらない沙織は、宏樹にハッキリ断ってくるよう託す。天宮寺アイナグループの役員を務め、かつて美琴から言われた「期待している」という言葉を信じる宏樹は、自分なら海斗を取り返せるというが…。その実態は、宏樹は美琴の言いなりで、部下からは「天宮寺家の犬」と影で揶揄される存在。結局、宏樹は断るどころか、海斗を奪われる危機に陥ってしまう。
 そんなある日、宏樹はついに美琴に養子縁組の件をハッキリ断ると、意外にも穏やかに対応する美琴だったが…。後日、宏樹は昇進という名目で、実質の左遷を受けることに。そんな宏樹の前に庵野が現れ…。やがて、美琴が宏樹に対して企む恐ろしい計画が明らかに――!

3話ネタバレ

本社の取締役に推薦されることになる宏樹。しかし、4社の保険会社から事業保険にかなりの額がかけられていることも分かった。

庵野は天宮寺家の使用人から海斗の作文を見せられ、そこには「本当は、お父さんみたいな」というところまで書かれくしゃくしゃになっていた。

そこで、宏樹をBBQに誘う庵野。昇進の前祝いだという。

そして、庵野の授業が始まった。

宏樹は美琴から本当は期待などされていない。昇進させる理由はただ1つ。クビにするための口実で、役員になった途端に会社との雇用関係が無くなる=美琴の一存でクビにできるのだ。

信じられない宏樹だが…。

事業保険は経費にできるので、毎年会社の節税に利用されていた。一斉に解約すると、その額4億円。近々4億の買い物をする予定が?美琴は会社の経費として、クルーザーを購入することを考えていたのだ。

これぞまさしく、「婿、骨まで食い尽くしスキーム」!!!

宏樹は本当は全て分かっていた?期待されていないことに。

信じるしかなかった。

久美子 まさに塩漬け!
価値が下がっていると分かっているのに…。
格言「まだはもうなり、もうはまだなり」

あの会社に追いやられたら…、そう悩む宏樹に庵野は。

庵野 会社を辞めたら価値がなくなるというなら、そもそもあなたに価値などない!…ということでしょう。
ですが、本当にそうか、自分と向き合ってみてはいかがでしょうか?
まだ…やれるかもしれません。

そこへ、助けを求める外国人キャンパーの家族がやって来て、宏樹は彼らの元へ。

後日、取締役会。株主総会に向け、宏樹を取締役に。庵野が用意したサインさせる用紙は、養子縁組届だった。

さらにそこで、企画部による新規事業のプロモーション企画のプレゼンが始まる。説明が終わり、美琴は「どうなのかしら?」と、他の役員も「若者向けというがどうなのだろう」と意見を出してくる。

宏樹 おかしいでしょ…。若者に刺さるかどうかの判断を、どうしてあなたたちがするんですか?ピンとこないのは、あなた方の感性が古いからじゃないですか?若者たちのカルチャーを知ろうとしていますか?若い感性を理解できない自分たちを、まずは恥じたらどうですか?私は、彼らの企画案を全力で支持します。彼らの感性を、私は信じます。私はどうなってもいいです。私は、私の生き方をするだけです。

クビになってもいいような言い方だと、この会社を辞めてどこでやっていくのか問われる。

キャンプの動画配信でやっていく、という宏樹に誰も納得がいかずやれるわけない、一部の人間だけだろう、という態度。

庵野 現在はそうでもありません。人気ジャンルであれば、ただ情景を映すだけで、何十万、何百万と再生される動画もあります。ファンを集め、投げ銭やメンバーシップなど工夫すれば、収益は右肩上がりに。今は、スキルが金になる時代です。

すでに宏樹が上げたショート動画が小さくバズっている。

しかし、これは大問題であると、美琴。会社では副業を禁止しているため、解任事由に相当すること、退職金は諦めてもらうことになると言われる。

宏樹 私は副業などしていません。これは、エクイティ投資です

庵野 エクイティとは、株式の意味。宏樹さんは知り合いのスタッフと共に動画制作会社を立ち上げましたが、あくまで彼は出資して株式を取得しただけ。報酬は一切受け取らず、配当によってのみ所得を得ています。

久美子 出資した会社に映像を提供しただけで、経営にはタッチしていないし雇用関係もない。給料もなし。これは、副業ではなく、ただの投資です。

宏樹の本当の望みは自立すること。今回の件も自主退職であること、それにより退職金を要求した。認めてもらえない場合は、全て動画で世の中に問いかけるという。

宏樹 美琴副社長!自分の発言に責任を持たないあなたのやり方は、到底、子供の手本にはなりません。海斗は、あなたには渡さない。
婿を…会社員を甘く見ないでくれ!

宏樹は取締役にという場面で、サインはしていなかった。

庵野は、各事業保険の解約返戻金の一部を宏樹の退職金として充てるのも悪くないのでは、と美琴に提案した。拍手する美琴。

会社を去る宏樹は、庵野にお礼を言う。そこへ海斗がやって来て「約束、守ってくれてありがとう」と、涙ながらに抱きついた。配信を手伝いたい、挑戦する人になると、宏樹についていく。

宏樹 悪いけど、僕は天宮寺家と距離を置くよ。君は可哀想だ。あの家と縁を切れないから。

妻・沙織に告げ、2人はいい親子関係に戻り去っていった。

庵野に感謝した美琴。後継者を作ることが願い、今回のことで兄妹たちが変わるだろう、と。

庵野 ただ言いなりになるだけでは、真の評価は勝ち取れません。自立心を持ち、自分を塩漬けになさらぬよう、ご注意を。

そんな庵野の元に沙織から連絡が。

沙織 私、決めた。私が天宮寺の後継者になる。母には消えてもらわないと。手を貸してくれる?

庵野 この私が全てお預かり致しま…す。

4話のネタバレあらすじ

4話(1月30日放送)のネタバレ・あらすじを紹介します。

4話あらすじ

プライベートバンカー・庵野甲一(唐沢寿明)は、天宮寺家の絶対的権力者・天宮寺美琴(夏木マリ)から、天宮寺家の次男で代議士の天宮寺昴(吉田ウーロン太)にスキャンダルを起こさせないよう申し付かる。しかし、その矢先に美琴が恐れていたことが…。昴は恩師である大物政治家・久松康雄(堺正章)からキックバックされた裏金を、好意を寄せる女性に渡しているところが週刊誌に見つかってしまったのだ。焦った昴は記者に、「渡していたのは裏金ではなく天宮寺アイナグループが運営する飲食店の食事券だ」と嘘をついてしまったため、企業のイメージダウンによる株価急落の危機に。この事態に庵野は美琴から、天宮寺家のプライベートバンカーとしてのクビを賭けて対処するよう指示を受ける。
 庵野は昴に会見を開いて久松から受け取った裏金だったと公表するように提案。清廉潔白なイメージの久松による不祥事が明るみに出ることで世間の目はそちらに注がれ、天宮寺家からそらせる狙いだったのだが…その直前に久松から口止めされた昴は会見を中止してしまう。そこで庵野は、久松が裏金に関与している証拠をつかむため、助手の飯田久美子(鈴木保奈美)御子柴修(上杉柊平)と共に久松の周辺を探り、久松が暗号資産の規制強化へ慎重な姿勢を示していることに着目する。
 そんな中、天宮寺アイナグループに国税の査察調査が入ることが判明。なんと久松の差し金で裏金関与を否定して、昴ひとりに責任を負わせることを条件に査察を止めるという。天宮寺家が絶体絶命のピンチに直面する中、庵野は御子柴を送り込んでいたある場所へ向かい…!

4話ネタバレ

久松は大豪邸を建設中で、車、マンション、色々と手に入れている。さらに、海外での事故で息子が亡くなっていることも判明。

昴の学生時代の友人たちは口を揃えて「馬鹿だが良い奴」だと話す。

人は見る方向によっていくらでも別人に見える。

さらに、久松の私設秘書を御子柴に調べさせた。

久松は天宮寺グループに対し、国税を使った脅迫まがいの手を。丈洋を久松の元へ送り込んで見たものの、話は破談に。

国税の査察に備え準備と対策。庵野は「1円たりとも彼らには渡しません」と意気込んでいた。

そんな中、電話が入る。御子柴から呼び出しで久松の秘書が何かの取引をしている。

コールドウォレット
裏金を暗号資産で受け取っていた。
株や現金とは違い銀行を通さないため、第三者には絶対にバレない。
裏金を暗号資産にしてぼろ儲け。

完全無欠の無限裏金スキーム

一方で、昴は久松から手紙を受け取る。自分1人が背負うことになるよう書かれた会見用の原稿だった。

記事掲載当日。昴の会見。天宮寺アイナグループの株価もどんどん下がっていく。

そんな中、昴は原稿通りでなく、真実を話し始める。久松からパーティーで受け取った裏金だったことなど。

これには庵野が事前に、パパ活相手が久松と繋がっていることを教え、信じすぎていることをダメ出し。嘘を吐けないからこそ政治家になったほしいという、父・丈洋の願いがあったと話した。

そして、久松の元に向かった庵野。完璧な作戦、スキームだったと。パスコードを知っていれば好きに資産を動かせる=強い絆。それを秘書に任せていた?
実は、秘書は過去に死んだとされていた息子で整形し生活していた。
過去に巨額詐欺事件で逮捕されていた際の指紋、事前に庵野が渡していた名刺から判明してしまうのでは?警察が動くかもしれない。

久松は、降参した。

政治家になったからには皆様のお役に立ちたい。
裏金の責任、辞職。
バカ息子・昴の好感度は爆上がりとなった。

庵野が昴に話していた丈洋の話は、庵野の願望で本当の話ではなかったけれど。

庵野 扱いやすい政界の駒が欲しいと思っていたんです。

天宮寺アイナグループの株価も上がり、庵野のクビもなくなったが…。

天宮寺家での報告。査察についての資料から…。

庵野 天宮寺アイナグループ…どなたかが横領していますよ。

5話のネタバレあらすじ

5話(2月6日放送)のネタバレ・あらすじを紹介します。

5話あらすじ

 「天宮寺アイナグループ…どなたかが横領しています」――天宮寺美琴(夏木マリ)をはじめとした天宮寺一族、そして美琴の右腕で専務の伊勢崎大和(吹越満)が集まる中、プライベートバンカー・庵野甲一(唐沢寿明)は衝撃の事実を伝える。庵野は国税の査察調査のために資料を確認していた中で、天宮寺アイナグループの子会社・天宮寺アートから1億円が消えていることに気づいたのだ。天宮寺アートの役員も務める伊勢崎は責任をもって調べると美琴に伝えるが、庵野がその調査のサポートを申し出ると動揺を見せ…。庵野はそんな伊勢崎のことを調査するよう、助手の御子柴修(上杉柊平)に指示する。
 そんな中、SNSに天宮寺グループで10億円以上の横領があったという嘘のタレコミ情報が投稿される。一体誰が? 何のために…? 会社の株価に影響することを危惧する美琴は、またしても庵野にクビをちらつかせて、一刻も早く横領問題の真相を明らかにするよう要求。しかし、庵野は余裕な表情を見せ…。実は、天宮寺アートの仕入れに真相が隠されていると睨む庵野は、もうひとりの助手・飯田久美子(鈴木保奈美)を天宮寺アートに従業員として送り込んでいたのだ。
 久美子は、アートの仕入れを任されている柳原咲子(西原亜希)をはじめ従業員たちから情報を集めたところ、天宮寺アートはほとんどのアートをある代理店から仕入れていることが判明する。しかし、伊勢崎は仕入れには関わっておらず、また御子柴の調査でも伊勢崎の暮らしぶりは質素で、とても大金を横領したようには見えず…。そんな時、庵野は1枚の伊勢崎の写真に目を留める。さらに、天宮寺アートの取引先の代理店が関わる展示会が催されることを知った庵野は、御子柴にある意外な指示を出し…!?

5話ネタバレ

庵野のおかげで今回の一件の真相が分かったという伊勢崎。美琴らに報告しに行くという。

伊勢崎の言い訳

横領ではなく、仕入れ担当の柳原の職務怠慢。天宮寺アートは、主にアートスマートという会社を通しギャラリーやアーティストから作品を仕入れていた。柳原はアートスマートの社長の「将来絶対売れるアーティストだよ。今買っておいた方がいいよ」という口車に乗せられ、高額で作品を購入し続けていた。だが、作品は全然売れず「まずい」と思った柳原は自分の立場を利用し、在庫表などをいじり事実を隠していた。これにより、5年間で約1億円という現金が消えていたように見えていた。

横領は庵野の勘違い?本人も事実を認めている。横領ではない。

土下座し詫びる伊勢崎。柳原は解雇し、本人も反省していると告げ、自分はどんな処分も受けると、穏便に済ませてほしいと懇願。減給半年となった。

薄笑いを浮かべる伊勢崎の元に、長男夫婦がこれまで天宮寺アートから買っていた絵について話を、お詫びとして安く絵を買えないか?と持ち掛ける。
伊勢崎はあっさりと受け入れ、新たに入った絵を半額で売ろうとしていた。

そこへ、庵野もやって来る。

伊勢崎が勧めていた絵を描いたのは御子柴。400万の値段が付いていたが、30分で描いた落書き。この絵を知り合いに頼んで1万円で売り込んでもらっていた庵野。
これまでも、価値のない絵を売っていた?否定する伊勢崎。

庵野 アートの購入は、アートスマートという代理店を通しているとのことでしたが?アーティストさんたちは、アートスマート+という代理店を通しているとおっしゃっていました。先日の展示会、働いていたスタッフさんの名札には、アートスマート+と書かれていました。名札は主催のギャラリー側が用意した名札だそうです。それが何を意味しているのか、分かりますよね?ギャラリーやアーティストさんたちは、アートスマート+と取引していると思っている、ということです。アートスマートとアートスマート+という会社は、別の会社ですよね?伊勢崎さん、横領しているのはあなたですよね。では、授業を始めましょう。

アーティストとアートスマートとの間にもう1社あった。アートスマート+という会社。アートスマート+は1万円で買った絵を価格を吊り上げアートスマートに、さらにアートスマートも価格を吊り上げ、天宮寺アートに。こうして、中抜きされていた。

こんなことが可能なのは、アートスマート+とアートスマートが共謀し、天宮寺アートが見逃しているから。アートスマート+の登記には、社長は伊勢崎の妻の名前になっていた。

領収書はアートスマートの名で切り、儲けさせてもらっている代わりに経費で落としてもらっていた。

名付けて、「アーティスティックダブルトンネル中抜きスキーム」!!!

柳原は伊勢崎が自分に責任を擦り付けようとしていたことを知らなかった。久美子により、協力してもらう。パソコンを使い分けていた伊勢崎の2台目の場所を特定。その中には、横領の流れが事細かく記載されていた。

まだ伊勢崎を信じたい柳原は「本当のことを話してください。何か事情があるんですよね?どうしてもお金が必要な…」と庇う。奥さんが入院していて、治療費の為?奥さんを助けるため?

庵野 いえ、ギャンブルにはまっていただけじゃありませんか?
オンラインカジノですか?スマホを使って。電話は胴元から借りた借金の取り立てでしょう。
スマホは会社名義で購入し、経費で通信費を支払っていますよね?履歴は調べられそうです。

奥さんは、脂肪吸引のフルコースを受ける為の入院だった。

すべて認めた伊勢崎。

伊勢崎 5年で1億円ちょっと…。
天宮寺グループが大きくなったのは自分がいたから。どれだけ提案しても反対され、ヒットすれば美琴は自分の手柄に。物の価値が分からない。
見合ったお金を使わせていただいたんです。それのどこが悪いんですか?

逃げようとする伊勢崎を制する庵野。

庵野 戦わざる者は勝たず。損せぬ人に儲けなし。

40年もの長い期間、捧げてきた伊勢崎の人生。数億の価値がある。美琴に掛け合うと庵野。

美琴から伊勢崎へ。
功績は認め、100万まけてあげる。その代わり残りはきっちり払ってもらう。告訴はしない。

その後、庵野に何かを渡した伊勢崎。
「これだけは墓場まで持っていくつもりでしたが、いつか役に立つ日が来るかもしれません」

 

そして、丈洋から、資産を誰に譲るか決めたという連絡が庵野の元に入った…。

6話のネタバレあらすじ

6話(2月13日放送)のネタバレ・あらすじを紹介します。

6話あらすじ

プライベートバンカー・庵野甲一(唐沢寿明)に天宮寺アイナグループの社長・天宮寺丈洋(橋爪功)から連絡が入る――ついに、丈洋が保有する資産5082億円を誰に譲るか決める時が来たのだ。集められた天宮寺美琴(夏木マリ)たち天宮寺一族に緊張が走る中、庵野と共にやってきた丈洋は衝撃の内容を告げる。なんと、これまで丈洋の世話を献身的にしていた介護士・相馬英美子(山崎静代)を養子に迎え入れて、相続の候補者にするというのだ。長女・天宮寺沙織(土屋アンナ)たち兄弟が猛反発する中、美琴は丈洋と言葉を交わした後、あっさり養子を受け入れてしまい…! 資産を英美子に奪われてしまうかもしれないことに焦る沙織たちは、英美子が財産目当てで丈洋に近づいてたぶらかしたのだと考え、庵野に英美子の本性を暴くよう依頼する。
 さっそく庵野は助手の飯田久美子(鈴木保奈美)御子柴修(上杉柊平)と共に、英美子を探り始めるが、現在の勤め先・高級老人ホームの同僚や入居者たちをはじめ、前の職場の関係者など、その誰もが英美子を絶賛し、悪い評判は一切出てこず…。
 そんな中、業を煮やした沙織が動き、英美子が200万円もする超高級バッグを購入していたことを突き止める。しかし、この一件がより丈洋の英美子への信頼を強めることになってしまい、沙織たちは窮地に追い込まれることに――!

6話ネタバレ

順にいて逆を忘れず、逆にいて己を捨てず

(どんな相場でも、永遠に上がり続けるものはなく、逆に永遠に下がり続けるものもない。順調な時ほどその逆を想定し、どんなに不調な時でも自暴自棄になるな)

久美子 つまり、思い込みは駄目だってこと

200万円のボストンバッグは丈洋への誕生日プレゼントにするためのもので、英美子は出過ぎた真似をしたと土下座して謝罪。しかし、自分の誕生日も答えられない子供たちを前に、丈洋は養子縁組の申請は通ったと伝えた。

丈洋の世話をしていた庵野。

丈洋 腹の中なんてのは、誰にも見えんだろ?だったら、見えるものだけでいい。私はそれを信じるよ。

庵野 もし、皆さんの腹の中が見えるとしたら、いかがですか?

 

丈洋へのプレゼントと言っていたボストンバッグを片手に、買い物に勤しむ英美子。大量のバッグやらを購入。そこへ、庵野が。印象が違うこと、バッグについて聞く。さらに、沙織まで後をつけていた。

英美子 私がお金目当てで天宮寺さんに近づいたと思ってるかもしれませんが、天宮寺さんが私を指名したんですよ?

庵野 ええ。のどを詰まらせた天宮寺様を優しく介抱されて、それがきっかけで指名されたとか。

沙織 まさか、わざとお父様ののどを詰まらせたの!?

庵野 まあ、いくらでもチャンスはあるかと。偶然躓くこともございます。偶然「はあっ…!」とのどを詰まらせることも。機を待つのはある意味、投資と似ていますね。

英美子 何とでも想像してください。でも、ホームの防犯カメラを見ればわかりますよ。私が、いかに天宮寺さんに優しく、まるで本当の娘のように接しているか、そしてあなたたちが、いかに天宮寺さんを見捨てているか。天宮寺さん、あなたのことおっしゃってましたよ。あいつは母親に似て、大事なものを失ってしまったって。人の心…じゃないですか?

庵野 確かに英美子様には人の心がおありですねえ。先ほど、会計されるところを拝見したのですが、随分と立派なカードをお持ちなようで。あれは…。ブラックカードでしょうか。お持ちのブラックカードは、年間の利用額が2500万円以上、通算利用額が1億円以上の者しか持つ権利が与えられないものです。会計時のあの、平民たちを見下すような勝ち誇った表情こそ、まさに「人」という感じがいたしました。

沙織 本当この女、最低。お父さんに言うから。

英美子 もう、遅いかと。役所に行って、一緒に確認しますか?私の名前は…。天、宮、寺、英美子。失礼します、お姉さん。

去る英美子に対し、地団駄を踏む沙織だった。

5082億円が一体、誰のものになるのか…。

どんな手を使ってもいいから、英美子には財産を渡すなという沙織。どんな手でも…。

一方の丈洋は、昔の家族写真を眺めていた。

そして、英美子とボストンバッグと共に天宮寺家にやって来た丈洋。全員を呼んだ理由。みんなに1つ報告することがあるという。庵野の勧めもあり、相続対策のために財団法人を作ることに。

庵野 何もせず通常通り相続された場合、相続税として半分つまり5000億の資産の場合、2500億が相続税として持っていかれます。それを防ぐ方法として、財団法人を作ることをご提案させていただきました。

財団法人とは…個人や企業などが拠出した財産を基に設立され、公益性の高い活動を行う民間の非営利法人のこと。公益目的を達成するため、税制上の優遇措置が適用されている。

新興事業の支援をやろうと思っているという丈洋。そして、この財団法人の理事に子供たちを迎えたいという。理事の報酬は月々30万円ほどだが、賛同した者にゆくゆくこの財団も譲る。

英美子 お父さん、考え直してください!駄目です。お父さん、この人に騙されてます。こんなの馬鹿げてる!ふざけてる!お父さん、考え直して。財団じゃ…財団じゃ駄目なんです!お父さん!

他の子供たちが賛同する中、1人に騒ぐ英美子。

庵野 落ち着いてください。お水でも飲まれますか?鈴木様。あっ、申し訳ございません。それは、以前のお名前でしたね。大変失礼をいたしました、近藤様。あっ、申し訳ございません。これは前の前のものでございましたね。

困惑する一族。実は、英美子は鈴木夫妻の娘であり、近藤さんの娘であり、与田夫妻の娘でもあった。

美琴 民法上、同時に何組でも養子になれるのよ。

その頃、久美子は与田夫妻の自宅を伺い話を聞いていた。養子になり、遺産を手にした途端、寄り付かなくなったという。

まさに「順にいて逆を忘れず、逆にいて己を捨てず」。

養子で稼ぐ養子のプロ、プロ養子だったのだ。

全て嘘だった…?

英美子 何が悪いんですか?何も悪いことしたわけじゃないでしょ!今までのじいさんたち、みーんな私に感謝して死んでいきましたよ?ありがとう、ありがとうって。じいさんの面倒見て、報酬貰って何が悪いの?仕事と一緒でしょうが!割れた排水管を修理して、修理代と工賃貰うのと何も変わらないでしょうよ!あんたたちが私のこと詮索しなきゃ、このじいさんだって私に感謝したまま、自分は一人じゃないって思いながら死んでいけたんだよ!本当、最後まで親不孝だな、お前ら!

「うるさい」美琴の一言で黙る英美子。

これで、さよならか?

長生きしないとね、ポンポンして去っていく英美子。

庵野 お待ちください。お忘れ物です。養子縁組は解消、ということでよろしいですね?

美琴 本当に、人を見る目がない。

庵野に感謝する子供たち、父にも謝罪した。

しかし…。

丈洋は子供たちがあることに気付いていないこと、英美子と美琴だけが気付いたことを庵野に話す。

美琴も残酷なやり方だと、丈洋が自分の財産を財団法人に入れることに気付いていた。丈洋が死んでも誰の手にも入らない。英美子もそれに気付き逃げた。そのことに気付いていない子供たち。

丈洋は本気なのだろうかー?

丈洋 まあ、家族に看取られながら死んでいきますよ。今回も財産を守ってくれてありがとう。

子供に相続できるもので、永遠の価値を持つものは2つしかない。1つは「ルーツ」である。そして、もう1つは…。悪い伝統を乗り越えるための「翼」である。

7話のネタバレあらすじ

7話(2月20日放送)のネタバレ・あらすじを紹介します。

7話あらすじ

天宮寺家の後継者争いに新たな局面を迎える――天宮寺アイナグループ社長・天宮寺丈洋(橋爪功)が倒れたのだ。一命はとりとめたものの、長女・天宮寺沙織(土屋アンナ)たち兄弟は丈洋の後を誰が継ぐのかが気になり気が気じゃない。そんな中、プライベートバンカー・庵野甲一(唐沢寿明)と共に現れた副社長・天宮寺美琴(夏木マリ)は自分が継ぐと宣言する。後日、代表取締役会が行われ、いよいよ美琴が代表取締役社長として決まるという時に、沙織が突然、天宮寺アイナグループが営む飲食店「ハナウマハンバーグ」の業績低下を理由に美琴の解任を要求。沙織がクーデターを起こしたのだ!
 実は、沙織は事前にこの計画を庵野に知らせていたのが、反対されたことで庵野を見限り、これからは沙織の大学時代の友人でアメリカ帰りの実力派プライベートバンカー・岡田大輔(ウエンツ瑛士)と組むことを告げていた。そして岡田の助言のもと、クーデターを実行に移したのだった。沙織と岡田のクーデターは成功し、美琴の解任が決定してしまう。この事態に、美琴はなぜか笑みを浮かべてあっさりと受け入れ…。
 ついに代表取締役に就任した沙織は、「ハナウマハンバーグ」の立て直しを岡田に一任しようとするが、岡田を信用できない庵野は、天宮寺家のプライベートバンカーとしては承服できない旨を伝える。そして沙織に、庵野と岡田それぞれに100万円を預け、1週間後にどちらがそれを増やせたかで判断するように提案。しかしその結果は、100万円を3倍にも増やした岡田の圧勝で…! 助手の飯田久美子(鈴木保奈美)と御子柴修(上杉柊平)ががく然とする中、庵野は負けを認め引き下がる。すっかり岡田を信用する沙織は、岡田の提案を受けて「ハナウマハンバーグ」を大胆に改革したところ、過去最高の売り上げをたたき出した。この結果に、沙織はなんと美琴から花束と共に祝福の言葉を受け、ついに母・美琴に勝ったと喜ぶが…。

7話ネタバレ

喜んでいたのもつかの間、契約先から打切りを申し出る連絡が続々と入った。

1週間後、「「ハナウマハンバーグ」の売り上げは80%減。

岡田が問い合わせてみると、傘を持った男が大口の契約を結んだという。

新しい取引先「極ハナウマ」は、美琴の新しい業態だった。

沙織らは岡田を引き連れ美琴の元へ。

3万円もするハンバーグを誰が食べるのか?

御子柴 極ハナウマは最高額は3万円ですが、最もリーズナブルなもので1600円のセットがあります。

果たして、それが売れるのか?

ブロードウェイ・スキーム

日本では舞台のチケット代はほぼ一律。最近では大きく分けられることも増えたが、各席の値段差は2000~3000円。

それに対し、ブロードウェイの人気演目のVIP席は10万円を軽く超え、それ以外でも数万円の席が用意される。その代わり、見切れ席や後ろの見づらい席はたった2000~3000円で売り出されることもある。

VIP席が売れることで、それ以外の席を安く設定することができる。金を払う人には十分に払わせ、その分それ以外の人には品質のいいものを極限にまで安く提供できるという仕組み。

美琴 時代が求めてるのはどちらか、これではっきりするわね。

沙織 そんなに私がすることが気に入らない?私はあなたの何なんですか?おもちゃ!?奴隷!?ふざけないで!

美琴 沙織は、私にとって何かしらね?

 

極ハナウマのオープン日。週刊誌でも母VS娘の話題で騒がれていた。

オープンから1週間後、連日の行列。

理屈上手の商い下手

御子柴が沙織の運用していたもので気になることがあると、庵野に持って来る。

何かに納得した庵野だった。

 

上手くいくはずだったと岡田に詰め寄る沙織。

このままでは大赤字になると騒ぐ沙織に、岡田は切り札があると「今アメリカで急激に伸びている企業の開発部がとんでもない保冷剤を開発している」と紹介。

これがあれば、冷蔵・冷凍車を用意する必要がなくなり自家用車でも冷凍品を運べる、と言い「ここにベットしよう」と提案した。

沙織がサインしようとしたところで、庵野の登場。

沙織の資産は天宮寺家の資産。これ以上減るのを見逃すことは出来ない。

庵野 現在の沙織様の資産を確認しましたところ、83億あったものがすでに33億にまで減少しています。アイナグループの預貯金もも500億から300億に。

随分と損している。

ここからいくらでも挽回できるという岡田に、庵野は挽回しようがしまいがどちらでもいいのでは?と、岡田が本当に欲しかったものを明かす。

「35」岡田が抱えているクライアントの数。これだけ多くいるなら、沙織1人が損してもいいと思っていた?

しかし、そうではなかった。

岡田が欲しかったのもの、それは手数料。

岡田が沙織に購入させた10階建てのビル、レジデンス、およびアイナグループの預貯金を使って投資させたPEファンド(プライベートエクイティファンド)、全て元は岡田のクライアントの持ち物だった。

クライアントがいらなくなったものを、別のクライアントに売る。=どちらからも手数料を受け取れる。

庵野 ちなみに、都心一等地の10階建てのオフィスビルは築65年でテナントはたった3軒。郊外のレジデンスは空室が6割、駅から徒歩25分。毎年、家賃を下げる要求ばかりを受けている物件。そして、プライベートエクイティファンドは全く成長性のないIT企業ばかりで、上場するなど夢のまた夢…。まさに、ゴミばかりです。

御子柴 アメリカのファンドの手数料は入り口で3%。信託投資は年間でまさかの10%。何もしてなくても年間で10%取られてしまう。

気付けば永遠に手数料を搾り取られている、これぞまさに…。

「手数料蟻地獄スキーム」

証拠は?

ファンドマネージャーから話を聞くと言い出し、最初から怪しんでいた庵野。

沙織から預かった100万円を3倍にしたからくりも明かし、実質のプラスは8万円だけだった。

しかし、詐欺には当たらないという。

庵野 沙織様の投資判断が間違っていただけです。

岡田 馬鹿の金持ちからちょろまかして何が悪い。親が金持ちってだけで、今までいい思いしてきただろ。それなのに、自分の能力が高いと勘違いしやがって。持つべきものは、プライドだけ高い出来損ないの金持ちの知り合いだな。

去っていく岡田。

沙織 勝手に仲間だと思ってた私が馬鹿だった…。もう終わり。あの人が私のこと助けるわけない。弱みでも握らない限り、こっちの思うようには動かない。

美琴の弱み=会計帳簿。沙織に渡した庵野。

 

そして、庵野と共に美琴の元へやって来る沙織。

沙織 授業を始めます。あなたがこれまで裏で、どんな悪事を行ってきたのか。あなたは天宮寺アイナグループの持ち株を担保に、個人で銀行から300億もの金を借りた。その金を元手に、経営が立ち行かなくなった弱ったライバル企業に近づき、助ける体でわざと返せない額を個人で融資し、その担保として不動産や株を買い取るという手法で店舗を拡大させてきた。多くの犠牲をものともせず。悪質な地上げと変わらない。狙いを定めた土地や企業を安く手に入れる卑劣な手法。

名付けて…「吸血スキーム」!!!

このことを公にしない代わりに、2つの条件を出す沙織。

1.経営から完全に退くこと

2.沙織に対して行ってきた嫌がらせをやめ、「ハナウマハンバーグ」の販路を元に戻すこと

美琴 …で? それで、私を追放して仕入れ先を元に戻して、どうなるの?ハナウマハンバーグが持ち直すとでも?つくづく残念。しょせん、私への憎しみつまり感情論。圧倒的にセンスがない。会社の代表として、今あなたが一番欲するべきは、損失したものを少しでも取り戻すこと。

そして、150億用意していた美琴。沙織が持っている天宮寺アイナグループの持ち株5%を買い取る、と。

それが目的だった?

沙織 なんであなたに勝てないの!?私とあなたは何が違うの!?

庵野は3つの違いを出した。

1.副社長室を土足厳禁にしたこと(オフィスや経営者の部屋に入る際、靴を脱がせる企業はほとんどが成功していない。理由は分からないがそういうデータが出ている。)

2.経済学と経営学を信じすぎている。(理屈上手の商い下手。経済学と経営は別物。)

3.人を見ていない。(中途半端な店になってしまった。)

材料の仕入れ先を1つに絞り込んだこと。その1社に何かトラブルがあったら、どうするのか?

庵野 4社との契約は、そういったリスク回避のため。そして、それは…。お客様のため。

美琴 人の心を持ってるかどうかと、人の心が分かるかどうかは全くの別。

美琴が送った赤と白のツートンのバラの花束、これには意味があった。

「戦争」

 

株を売ること、経営には二度と関わらないことを条件に、契約書にサインさせる美琴。

庵野 沙織様が会社に大きな損害を与えたということで、株主代表訴訟を起こされる可能性がございます。その場合、現在の資産では到底賄えません。またこの先、丈洋様の相続のことなども考えますと、今キャッシュを蓄えておくことが賢明です。個人の損失50億を補填しても、100億は残ります。悪いお話ではないかと。ご決断を。

屋敷を去っていく沙織。庵野が現われる。

沙織 家族も友人さえも信じられない。こんなこと、誰にもわかってもらえないけど、なんで金持ちに生まれたんだろう。

庵野 あなたはまだ生きています。

沙織 そっか…。今なんかやっと、肩の荷が下りた気がする。ありがとう。

 

そして、一族と庵野の元に、丈洋についての連絡が入る…。

8話のネタバレあらすじ

8話(2月27日放送)のネタバレ・あらすじを紹介します。

8話あらすじ

天宮寺アイナグループ社長・天宮寺丈洋(橋爪功)が再び倒れ、一時は危険な状態に陥ったが、その後奇跡的に回復…したはずだったのだが、見舞いに訪れた天宮寺家の面々はがく然とする。なんと、丈洋は認知症を発症していたのだ。長男・天宮寺努(安井順平)や妻の天宮寺果澄(MEGUMI)たちは、丈洋の認知症の診断が下る前に後継者問題に決着をつけなければと焦り出す。ところがその矢先、役員会議にて副社長の天宮寺美琴(夏木マリ)が、丈洋が引退の意を示して代表権を美琴に譲りたいと言っていると偽り、努をはじめ役員たちに有無を言わさぬ圧力で社長の座に就こうとする。しかし、そこへ丈洋がプライベートバンカー・庵野甲一(唐沢寿明)と共に突如現れ、丈洋は引退どころか天宮寺アイナグループは自分の会社だと主張し、経営に口を出しはじめる。さらに、人間が変わったかのように乱暴な物言いで反論をする者に次々とクビを言い渡し…。そんな暴走する丈洋を誰も止められず、美琴は庵野に、何としてでも丈洋に引導を渡すよう指示を出す。
 そんな中、努と果澄はとんでもない行動に出る。丈洋が記憶を失っていることをいいことに、2人は丈洋に嘘を吹き込み、努を後継者に指名する内容の遺言書を書かせたのだ。その一部始終を助手の飯田久美子(鈴木保奈美)御子柴修(上杉柊平)と共に見ていた庵野は、なぜか努と果澄を後押しするように、努が早急かつ確実に後継者となるための方法を提案。そして美琴が出張で不在する間に開いた取締役会で努と庵野は実行に移すのだが、そこへ天宮寺家の弁護士・加賀谷(近江谷太朗)が現れ、美琴から託された、丈洋が正式な手続きの元で作成したという遺言書を発表する。そこには美琴を後継者とする内容が書かれていて…! 美琴と努それぞれが主張する丈洋の遺言書――母と息子による後継者争いの一騎打ちがぼっ発する!

8話ネタバレ

事業承継スキーム

非上場化したうえで、丈洋から努に代表権を譲り同時に丈洋の保有する株などの資産を贈与。そのまま5年間、従業員の雇用を守ったまま努が経営を続ければ、相続税の支払いは猶予され次の代へと引き継げれば、その支払いが全額免除され得るという特例。

事業承継税制が適用されるには、非上場である他、細かい条件がいくつもあるが努が後継者になる場合この条件が全てクリアできる。

親から子へ事業承継される際の制度。

1500億以上の節税になる。=努が後継者に最もふさわしい。

 

加賀谷が持参した遺言書。

複数の遺言書がある場合は、日付の新しいものが効力を持つ。=努が持っている遺言書。

 

そして、庵野に美琴から電話が。

非上場企業にする大胆な提案を、美琴は嫁の入れ知恵だときっぱり。いくら節税になろうと社長の椅子に座るにはそれ相応の器が必要。対抗策を考えるよう要求される。

そこで久美子が、丈洋に美琴のことを思い出してもらうのが一番では?と、庵野が一席設けることになった。

ハナウマハンバーグ1号店を貸し切りにし、2人を引き合わせることに。

中々思い出さない丈洋だったが、久美子の話を聞いて思い出したと言う。

丈洋 不正な方法で人様の土地を奪い取ってた、ということもな!

美琴 これまで多くのライバル会社を奪ってきたわ。でもね、会社を大きくするためにリスクを背負った。それだけのことよ。あなたの代わりに、私が戦ったの」

丈洋 私のせいでそうなったのか。悪かった。

美琴 本当に悪いと思ってくれてるなら、本物の遺言書を今日の日付で書き直して。

御子柴 よろしいですか?努様に向けて書いた遺言が無効になってしまいますが。

丈洋 白紙でいいだろう。言ってみれば、これが私の最後の、本当の意思みたいなものだ。

書き直させようとしたとき、美琴の口元が緩んだ…。

庵野はそれを見逃さなかった。傘を床に一突きすると、丈洋の具合が悪くなる。遺言書の署名はされないまま。

 

大事に至らなかった丈洋。

そんな中、努は沙織に役員たちを説得するようにお願いする。

 これは本気の革命だ

 

果澄から連絡を貰った庵野。美琴を完全にやり込めて、最大限のリターンを得たいから手伝ってほしいと。

頭と尻尾はくれてやれ。

人は最安値で買い、最高値で売ろうとするが、ピークを狙うと肝心の身の部分まで食いそびれてしまう。欲をかきすぎるのも考え物。

全てを勝ち取りたい果澄。

庵野 大事なのはきちんと嗅ぎ分ける力、といったところでしょうか。

弁護士が怪しいと果澄。久美子が尾行すると誰かと電話していた。美琴でも努でもない「あなたの味方」、昴からの電話だった。

その後、兄弟たちが集まると、実は昴も丈洋から遺言書を書いていてもらっていた、と言い出す。

今朝、ダメ元で頼んだら書いてくれた、という遺言書は財布にしまわれたボロボロの紙だったが「アイナグループの全事業の後継者として次男・昴に託す」といった内容が書かれていた。

自筆で日付も、押印もある。=丈洋の最新の遺言書。

こうなると、努の遺言書は無効となる。

感情を昂らせた努は、昴の遺言書を破ってしまう。しかしこれは民法の規定により「破棄」したこととなり、努は相続人としての資格を失った。

全ては加賀谷が仕向けていた、美琴の作戦。わざとノートの切れ端に遺言を書かせ、努を挑発し破棄させるようにしたのだった。

そうなると、現存の遺言書は美琴に向け書かれたもののみとなる。

庵野は努に、美琴のものと努のものを比べて確認させる。

庵野 特に、署名の部分を。

確認した努は、あることに気付く。筆跡が微妙に違っていた。丈洋の字ではない。

美琴が加賀谷と結託し、遺言書を偽造?

加賀谷は高級な腕時計をしていて、丈洋のコレクションの1つだった。

美琴から貰ったという加賀谷は、遺言を書いたと口を滑らせる。

偽造となると、美琴も相続資格を失うことに。

加賀谷は時計を置いて去る。

そして、一族はみな自分の言いたいことを言い、自分が後継者にふさわしいと喚く。

庵野 それが、美琴様、そして、皆さまの本心でございますね?お待たせいたしました。

丈洋 話は全て聞かせてもらった。

丈洋が現われる。弱ったふりをして一族の本心を探っていた。

丈洋 なんという醜い光景だ。醜くみっともなく、家族団らんとは程遠い。お前たちの本心はよーく分かった。庵野くん、もう行こう。

庵野 授業は、もはや必要ないでしょう。

認知症のふりをすることで、一族の本性をむき出しにする。

言わば、「家族の欲、あぶり出しスキーム」。

あえて相手の策にのり、時には挑発し対立させ、一族の本音を引き出す。

見事な芝居を打った丈洋。全ては庵野の筋書き。久美子も御子柴も騙されていた。

意識が戻ったときに真っ先に駆けつけていた庵野。後継者の心配をしていることを知り、作戦を提案していた仕掛け人。

結局のところ、みんな会社の未来より自分の私欲を満たしたい、強欲な者ばかりだった。社長の椅子は渡さないという。

丈洋 そろそろさ、次のスキームに移ろうじゃないの。

 

そして、会社存続の危機をしらされる一族。

丈洋から相続される資産の大半は株。相続税は現金で納付しなければならない。

現時点の概算で、美琴・1250億、三兄妹・400億の相続税納付義務がある。現金で納付できなければ、相続した株を手放すしかなくなる。

大量の株が市場に出回る=会社が乗っ取られる。

対策は?

そこに、一族の事がニュースになっているという情報が入る。

テレビでは、アイナグループ不正発覚のニュースがやっていた。

情報を流したのは誰?

そして、株価が急落。

しかし…、これによって相続税も下がる?

 

悶える美琴。

 

庵野 いよいよ総資産をかけた、空前絶後のスキームを披露する時が来たようです。この顚末を見届けていただけるなら、まずは誓ってください。決して、悪用はしないと。決して。

最終回のネタバレあらすじ

最終回(3月6日放送)のネタバレ・あらすじを紹介します。

最終回あらすじ

天宮寺アイナグループ副社長・天宮寺美琴(夏木マリ)と長男・天宮寺努(安井順平)の後継者争いを発端に一族の醜い本性を目の当たりにした社長・天宮寺丈洋(橋爪功)はある決意を固め、プライベートバンカー・庵野甲一(唐沢寿明)に伝える。そんな中、これまで美琴が不正な地上げで数々の土地を奪い取ってきた事実が公となってしまい、天宮寺アイナグループの株価が急落する事態に! 一体誰が漏らしたのか…? メインバンクである徳川銀行の常務・南野(宇梶剛士)は、企業の信用が失墜したとして、美琴に行ってきた個人融資の一括返済を通告してくる。さらに、他の銀行も次々と融資の全額返済を要求…その総額はなんと約1000億に! 天宮寺家の資産の大半が株のため、美琴が用意できる現金ではとうてい返済額には及ばず、美琴は家族に協力を煽るが、長女・天宮寺沙織(土屋アンナ)たちは皆、美琴がまいた種だと言って冷ややかな反応で…。しかし、美琴が返済できず銀行に会社の株を回収されて市場に出回れば、天宮寺アイナグループは乗っ取られる危機に陥ることを庵野から知らされると、努は外資系ファンド会社に勤める大学からの友人・鷹崎(中野英雄)を美琴に引き合わせる。鷹崎は、自分が勤める会社で進めている事業計画に天宮寺アイナグループの力が必要だとして、努が保有する株を一旦買い取って1000億を支払い、天宮寺アイナグループが完全復活を遂げた際にその株を買い戻してくれればいいという、この上ない好条件を申し出る。
 美琴は警戒するが、この窮地を抜け出すには他に道はなく、また鷹崎の会社は投資実績もあり怪しい企業ではない様子。しかし、念には念をと、庵野の助手・飯田久美子(鈴木保奈美)御子柴修(上杉柊平)はそれぞれ調査を申し出る。すると、意外な事実にたどり着き…!? 同じ頃、美琴は珍しく自ら丈洋のもとを訪ねるのだが…この一件をきっかけに、やがて丈洋VS美琴の天宮寺家最大のバトルが幕を開けることに。
 天宮寺アイナグループに訪れた存続の危機、そして混迷する天宮寺家の相続争い――資産家一族のかつてない局面に、資産を守るためなら“何でもやる”プライベートバンカー・庵野が、最後の一手として繰り出す空前絶後のスキームとは!? そして、金という欲望に搔き立てられた天宮寺一族に待ち受ける運命とは…!?

最終回ネタバレ

放送後、更新します。

【プライベートバンカー】最終回・結末(予想、考察)

【プライベートバンカー】には原作がないので、最終回結末もどうなるのか分かりません。考察しながら楽しめるのもいい点ですね!

結末はプライベートバンカーの庵野が天宮寺家の資産を乗っ取り!?

本作において、主人公・庵野の一番の依頼は【資産を守ること】。

それにおいて天宮寺家一族のそれぞれの問題に関わり、全てを預かり解決していく。

資産家一族のお金にまつわる問題に切り込んでいく、マネーサスペンスドラマ。一族の問題を次々に解決していき、莫大な財産を守れるのか?というところがポイントになるでしょう。

一族の人間の弱みを次々と握っていく?

2話から天宮寺一族のそれぞれの問題を取り扱っていきますが、最後には何かしらの弱みを握って一族の中に入り込んでいる庵野(唐沢寿明)。依頼人である丈洋(橋爪功)の資産を守り切ることが彼の使命なので、誰に任せたらいいかの材料として報告はしていると思うのですが…。どこまでも怪しさ満点なので、もしかしたら自分が資産を乗っ取ろうとしているのでは?なんて考えたりしちゃってます…。

昔の家族に戻りたい丈洋?

自身の遺産を誰に託すのか、本気で誰にも渡す気はないのか、悩んでいるような丈洋ですが、自分の教育に失敗していると思っているのか。昔の家族写真を見て後悔しているかのようなシーンも。

後継者争いなどせず、仲良しだった幸せな家族に戻ってほしいと思っているのかも?

 

 

また気になるポイントがあれば、更新していきます。

【プライベートバンカー】原作と脚本家

原作は?

【プライベートバンカー】に原作はありません。ドラマオリジナルストーリーです。

唐沢寿明さんは「いろんな方に見ていただきたいと思いますが、作品に携わる人間としては、面白いものを作れるかどうかが大事なので、『面白いものを作っているな』と思ってもらえる作品にすることが僕らの役目だと思っています」と意気込んでいらっしゃるようです。

脚本家は?

脚本は小峯裕之さん、神田優さん、山岡潤平さんが担当。

【プライベートバンカー】の主題歌

【プライベートバンカー】の主題歌は、[Alexandros]の「金字塔」です。

【プライベートバンカー】の見どころ

豪華キャストが勢ぞろい!

唐沢寿明さんを筆頭に、助手役には鈴木保奈美さん。地上波ドラマとしては33年ぶりの共演で話題を呼んでいます。

もう1人の助手には、6作品連続でドラマ出演をはたすなど今最も勢いのある俳優・上杉柊平さんが!

 

対する資産家一族には橋爪功さん、夏木マリさん、土屋アンナさん、MEGUMIさん、安井順平さん、吉田ウーロン太さん、ら豪華キャスト陣が勢ぞろい。

ゲストにも、袴田吉彦さん、要潤さん、前沢勇作さん、堺正章さん、玉木宏さんと、目が離せません。

 

今後の豪華なゲストにも注目が集まっています!

お金に関する情報が満載!

庵野の金融知識で逆転に導いていく本作。

「投資」「節税」「相続」など、お金に関するリアルな知識も盛りだくさん!

金融知識がなかった鈴木保奈美さん演じる久美子と共に、視聴者も勉強になるいい機会になるのではないでしょうか。

【プライベートバンカー】ネタバレ・あらすじは毎週更新!

・ドラマ【プライベートバンカー】のネタバレあらすじ全話
・原作・主題歌
・見どころ・最終回結末予想
以上について紹介しました。

【プライベートバンカー】のネタバレあらすじを最終回まで、毎週更新していきます。

 

出典:プライベートバンカー 公式ホームページ

プライベートバンカー ネタバレあらすじ全話 アイキャッチ

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