【ザ スーパーマリオブラザーズ ムービー】青い星ルマリーを考察!続編にロゼッタも?
全世界で13億ドル以上の興行収入を得た大ヒットアニメ映画【ザ スーパーマリオブラザーズ ムービー】。
2026年には続編の公開も決定しているとのこと!
本記事では、【ザ スーパーマリオブラザーズ ムービー】に登場し話題となったキャラクター・ルマリーについて書いていきます。
映画本編の結末にふれています!未鑑賞の方はご注意ください!
映画【ザ スーパーマリオブラザーズ ムービー】とは
任天堂のゲーム『マリオシリーズ』を原作として、2023年に公開された映画です。
双子の兄弟、マリオ&ルイージが、不思議なキノコが群生する国にワープしてしまうお話。
ピーチ姫をはじめ、ドンキーコングやクッパ、キノピオといったおなじみのキャラクターがせいぞろい!
アメリカ版・日本語吹き替え版ともにスター声優の共演も話題となりました。
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【マリオ映画】青い星・ルマリーとは?
よろずやチコ(英名:Lumalee)という星の子です。
星の子・チコには他にも、ハラペコチコやベビーチコといった、役割のちがうキャラがたくさん!
中でもルマリーは、かわいらしいみためとギャップのある虚無主義。
ゲーム内では関西弁でしゃべるよ!
全体にポジティブなマリオの世界ではめずらしい存在なので、映画的な幅として登場した可能性もあります。
【マリオ映画】青い星ルマリー:声優は?
↓メイキング映像はコチラ↓
アメリカ版 | 日本版 |
ジュリエット・イェレニック | 山根あん |
アメリカ版でルミリーの声優を担当したのは、マイケル・イェレニック監督の娘さん!
仮の段階で、試しに娘さんに声入れをお願いしたのだそう。
キュートな声が、ルマリーのキャラの暗さと化学反応を起こし、そのまま採用となりました。
↑上のメイキング動画で語られているよ!
日本語吹き替え版は、公式発表はされていませんが、クレジットに名前のあった山根あんさんだと思われます。
新海誠監督【すずめの戸締り】に白い猫・ダイジン役で抜擢されたのをきっかけに、海外作品の吹き替えにも多く起用されるようになりました。
【マリオ映画】青い星ルマリー:ちょっと怖い虚無セリフ集
ルマリーが作中でつぶやいた、ちょっと怖い虚無セリフをあつめてみました!
1.「イカれた世界じゃ、正気のほうがクレイジーなのさ」
ダークランドに落ちてしまったルイージが、牢獄でルマリーに初対面したときのセリフです。
へんな発言に、一緒に囚われていたペンギンたちにもあきれられていたルマリー。
2.「時間なんてまぼろし。人生も、まぼろし」
“幻影”という意味とともに、“希少”“稀有”という側面ももつまぼろしという言葉。
ルマリーはどちらの意味でとらえているんだろう?
3.「逃げ道はあるよ。唯一の希望。それは死による解放さ!」
死にたい、とねがうことさえ肯定する許容の世界。
それこそがハッピーということなのだろうか。
4.「牢獄も人生も出ることできない檻なのさ」
明るく話すからギリギリ聞いていられるレベルの、ルマリーの虚無セリフ。
ルマリーの主義はブレません。
5.「できすぎのハッピーエンド?ともかくすべてが終わった。残ったのは、きみと、この闇だけ」
エンドロール直前にルマリーが言ったこのセリフ。
私は確信しました!ルマリーは希望であると(後述)
【マリオ映画】青い星ルマリー:考察・最後のセリフは希望?
前述のとおり、ルマリーは虚無主義のキャラクターです。
虚無主義を大きく3つにくだくと、
- もう疲れきったからどうだっていい
- うれしいことも、悲しいこともくだらないから何も感じないことにする
- 人生に意味なんてないから自分で意味をつくろう
という感じ。
ルマリーのセリフは、マイナス方向にもとらえられますが、おそらく3つ目の意味を多く含んでいるように思います。
ルマリーの仲間である星の子・チコたちの特徴は、星くずになってしまうところ。
そして、その星くずはあらたなチコとなり、記憶を引き継いでいきます。
つまり、生まれ変わりの象徴であるキャラクターが、ルマリーです。
人生を「出ることのできない檻」ととらえるルマリーですが、だからこそ笑っているし、明るくふるまっているのでしょう。
人生、すなわち命は、自分でコントロールできないものだからこそ、現在を肯定的にとらえて、時の流れに身を任せようということなのでは。
めっちゃポジティブ!
ゲームはコントロールできるものですが、映画はできません。
ルマリーの存在は、まさしく映画的!
ラストのルマリーのセリフは、うそみたいなハッピーエンドがつらい人まで「ちょっとハッピー」にしてくれる、希望のおまじないみたいなものだったと思います。
【マリオ映画】チコたちの母・ロゼッタ:続編に登場?
ロゼッタとは、チコたちの母親代わりをしている女性キャラクターです!
チコ(ルマリー)たちには母親がいません。
自身も母親をもたないロゼッタは、チコたちに徹底的に寄り添い、母親の代わりとなって彼らを見守っているのです。
チコを語るうえで、なくてはならないロゼッタの存在。
続編にロゼッタを登場させるために、ルマリーがいるのかも…
チコたちのマインドとして“大切なヒトの笑顔のために星になりたい”というものがあります。
ロゼッタの愛を受け、大切なヒトを手に入れたチコたちの信念です。
ルマリーは、ロゼッタに出会うまえの孤独なチコなのかもしれません。
映画【ザ スーパーマリオブラザーズ ムービー】配信は?
複数のサブスクリプションサービスで配信されていますが、Amazonプライム・ビデオでの鑑賞がオススメ!
Amazonプライム・ビデオでは、+400円のレンタルで本作を観られます。(別途月額600円)
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映画【ザ スーパーマリオブラザーズ ムービー】ルマリー考察まとめ
2026年の続編に期待が高まる、映画【ザ スーパーマリオブラザーズ ムービー】。
2024年の大晦日には、フジテレビ系列で地上波放送も予定されています!
マリオたちの世界に思いを馳せながら、星の子・ルマリーにも注目してみてください。
<文中引用>マリオペディア❘Fandom・Wikipedia