『海に眠るダイヤモンド』は面白い?つまらない?ライター陣の評価・採点!
神木隆之介主演の日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』(TBS系、日曜21時)は、「アンナチュラル」「MIU404」のスタッフが制作しているため、放送前から多くの期待が寄せられていました。
放送スタート後、どんな評価をされているのか。ドラマ情報サイトであるdorama9(ドラマナイン)のライター陣6名が5点満点で評価し、「面白いところ」「つまらないところ」なども答えてもらっています。
本記事はドラマ『海に眠るダイヤモンド』は面白いか、つまらないかについて、ライター陣の評価・採点とともに紹介します。
- 主演の神木隆之介、ベテランの宮本信子ら豪華キャストの演技が良い。
- 謎があって、続きが気になるストーリー。
- 軍艦島のロケやセットの規模が壮大。
- 過去パートのテンポが遅い。過去と現在の切り替えも多すぎる。
- みんなで音頭は不自然。音頭と救助の対比も疑問符。
- 日曜の夜には重すぎる。
『海に眠るダイヤモンド』面白い?
『海に眠るダイヤモンド』について、面白い点は?
神木隆之介の演技が良い
- 神木くんのホストが意外とカッコいいし、ギャップがいい。
- 何にでもなれる神木隆之介が素晴らしい。
- 神木隆之介さんが二役をしているのが一番の高得点。特に現代の玲央は、これまでのイメージとは違う神木隆之介さんの魅力発見にもなっています。
- 鉄平の泣きシーンが胸にささります。神木隆之介さん、さすがの演技ですね。
神木隆之介さんにはドラマ9ライターだけでなく、SNSでも高評価でした。たしかに日曜劇場初主演とは思えないほど良い演技ですね。2歳から活動して芸歴28年のベテランだけあります♪
豪華キャストにひきこまれる
- 何でもできて作品の品格を上げる宮本信子が素晴らしい。
- キャストの層が厚いので幅広い層に触れやすいドラマ。
- 豪華な俳優陣の一人ひとりがどっしりと役柄の人物を生きていてそのリアリティに惹き込まれる。
- キャスティングが全てはまっている、皆がドラマの中でのびのびとしていて見やすい
杉咲花さん・土屋太鳳さん・斎藤工さんなど、主演クラスの俳優が集結して見ごたえがあります♪
宮本信子さんのドラマ出演も珍しくて貴重!
脚本の野木さんらのチームの影響力でしょうか。
謎多きストーリーが面白い
- いづみはリサだろうと、一話で分かったところがいい。
- いづみ(宮本信子)は過去の登場人物の誰なのかまだわからない仕掛けも面白い。
- 宮本信子さんが演じるいづみはリナか朝子かはたまた百合子かと混乱させていこうという手法がわざとらしくもなく楽しめる作品です。
- 有名な軍艦島が舞台の話だが、このドラマが何系の話なのか、先が読みきれず不安だが、その分期待してしまう。
- これからの展開がめちゃくちゃ楽しみなので星5つ!
- これからの展開が全く見えない分、今後の盛り上がりへの期待を残して星一つ減らしています。(※注)
いづみ(宮本信子)の正体が分かりやすくて良いと思った人もいますが、逆に「まだ分からない」から良いと思ったライターもいて、人によって感想が違って面白いですね。
今後の展開が予測不能なのは高評価なようです。
※注釈:星一つ減らして星4をつけています。満点でなく今後に期待を込めたようです。
軍艦島のロケーション&美術が圧巻
- 色のある軍艦島が映し出された瞬間に鳥肌が立った。セットの規模感は圧巻。
- 細部まで丁寧、かつ壮大なスケールで撮影したと思われるロケシーンがドラマ全体にリアリティを持たせており、物語の展開に説得力があった。
端島(軍艦島)の外観のロケーションや島の内部を再現したセットも豪華。魅力的ですね。
人間ドラマ・社会派ドラマの魅力
- 骨太な人間ドラマとしての主軸がありながら、謎に包まれたいづみの正体などの考察要素、さらに一途に鉄平を思う朝子の恋愛要素などドラマとして多くの要素を含んでおり、続きが気になる!と思わせる第一話だった。
- 端島での過酷労働や孤立した島の存在が心に重くのしかかるシーンになっています。選ぶことができない出生。そこから差別を受けることもある。かつての日本は今よりもそれがひどくあったと思いしらされるシーンでした。
エンタメ作品に社会問題も織りまぜる野木亜紀子さんの脚本は、2話以降も要注目です。
その他
- 日曜劇場らしい格調高さがしっかりありつつ、分かりやすさも!
- 音楽、映像など世界観が統一されている。
- 過去と現在の切り替えが分かりやすい。
『海に眠るダイヤモンド』つまらない?
『海に眠るダイヤモンド』は、つまらない(イマイチ)!と思う点を挙げると…↓
テンポが遅い?!
- テンポ良く描写される現代に比べて過去のシーンは少し冗長に感じられた。初回拡大放送のせいかもしれない。
- 骨太に描かれている分物語の展開が遅く、もどかしさがないと言えなくもない。(ですが、それを上回る面白さを感じました)
初回25分拡大だったこともあり、長く感じた人もいたようです。
SNSでもテンポが遅い!という批判(?)がありますね。
端島音頭のシーンが不自然?!
- みんな集まって音頭踊るのは不自然。
- 「炭鉱での救助」と「端島音頭」をまるで対比のように描いていたが、上手くリンクしているようには見えなかった。
たしかに仕事が皆さんあるのに全員集合できるのでしょうか(笑)
全員ではなかったのかな?医療ドラマでは手術を見守る医師たちの仕事が大丈夫か気になる!って時ありますよね(笑)
深刻な救助シーンと、楽しく踊る音頭シーンはリンクしてないですが、【全員で力を合わせる】という側面は一致していたかもしれないですね♪
過去と現在の切り替え&配分
- 過去と現在切り替わり多すぎる。
- 個人的に現代の方が楽しめるので玲央の物語をもっと見たいなというところです。
たしかに何度も切り替わりますね。
同じセリフを過去と現代で言うシーンの切り替えは意味があって見事でした。切り替える演出にも意図がありそうです。
過去と現代どっちが見たいかは、好みかもしれませんね。
重い・説明過多?!
- 魅力と表裏一体の要素ではあるものの、翌日から日常がスタートする日曜の夜に観るにはやや重厚すぎるきらいがある。
- 歴史的な背景ある場所の話だけに、主演・神木の説明ナレーションが多く感じたが、神木の声が聞きやすいので、そこまで気にならなかった。
やや重い作風ではあるので、その点は賛否の否があるでしょうね。録画や配信で見るなど工夫してもいいかもしれません。
説明的になるのは仕方ないかも。気にならない程度なら、視聴継続できそうですが…。
その他
- キャストの恋心が分かりやすすぎる。
- 神木隆之介のホスト姿がギャップあり過ぎて受け入れられなかった。
- いづみがリナで玲央が鉄平の孫という安易な設定であるなら、それが分かりつつの展開はイマイチかもしれません。
まとめ
以上、『海に眠るダイヤモンド』は面白い?つまらない?について、Dorama9のライター陣の評価とともに紹介してきました。
みなさんはどんな感想を持ったでしょうか。この記事の評価も、今後のドラマの視聴の参考にしてください♪
「海に眠るダイヤモンド」はTBS系にて、毎週日曜21時から絶賛放送中。
画像出典「海に眠るダイヤモンド」HP
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