【踊る大捜査線 THE MOVIE 2】ネタバレ!青島とすみれに進展アリ!?エンドロールも必見!

「踊る大捜査線THE MOVIE 2」ネタバレ

【踊る大捜査線 THE MOVIE 2】ネタバレ!青島とすみれに進展アリ!?エンドロールも必見!
2003年に公開された「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」のネタバレと感想をまとめました。謎の会社役員連続殺人事件に吸血鬼みたいな噛み付き魔事件、アットホームな家族スリ、署長のラブメール事件に立ち向かう青島(織田裕二)とすみれ(深津絵里)の関係にも変化が…。

エンドロールまでしっかりチェックしましょう。

目次

【踊る大捜査線THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!】のあらすじ

青島俊作(織田裕二)、恩田すみれ(深津絵里)が勤務する湾岸署“通称・空き地署”があるお台場エリアは、今や観光地に。次の4つの事件で湾岸署はまたもや大混乱。本店から来た、所轄を徹底的にバカにするパワハラ本部長・沖田(真矢ミキ)の暴走でまた所轄の仲間が傷つけられてしまう!

①会社役員連続殺人事件
会社役員が連続して殺された。被害者に接点はなく、遺体はSMっぽく縛られていたり、花の中に置かれていたりと方法も違う。ただ共通しているのは、会社役員であるということと、現場に「洋梨」があったことだった。

②アットホームな家族スリ窃盗事件
「絵に描いたようなアットホームな家族」による窃盗事件が多発する。

③吸血鬼噛み付き魔暴行事件
吸血鬼みたいな牙を持つ男が女子高生の首筋に噛み付くという奇妙な暴行事件が連発する。

④神田署長のラブメール不倫事件
神田署長が署内の誰かに送ったラブメールがなぜかほかの署員たちにも届く。相手は誰だ!?

【踊る大捜査線THE MOVIE】のあらすじ

豪華客船でテロ。SATが次々と乗り込んでくる。でもこれは訓練。

犯人役のリーダーは湾岸署刑事課の青島。(高杉亘)に実弾を使わない以外は本番と同じと挑発され、所轄の意地を見せたいところ。青島とすみれをはじめとする湾岸署のメンバーはSATの捜査員を次々と捕獲する。

船の階段を降りながら青島は言う。「すみません、勝っちゃいました!」

奇妙な事件が連続発生

東京テレポート駅で、サンプリングのビラを受け取る青島。一服してから湾岸署へ。最近の湾岸署は観光案内に忙しい。でもそんな中でも事件は起きる。連続婦女暴行事件が発生し、被害者の女子高校生は女子トイレでいきなり後ろから首を噛まれた。首筋にはドラキュラに噛まれたような2つの傷があった。

今度はすみれが連続スリ多発事件について助けを頼む。スリグループは家族4人組。夫婦と小さな兄妹だ。彼らは絵に描いたようなアットホームな家族だと聞いたすみれは、「絵に描いたようなアットホームな家族ってどんなの?」と聞く。

これも俺の事件じゃないな。もっとシャキッとした事件ないっすか?体の底からグァーッと燃えたぎるようなと青島。

君が燃えたら困るの!君がSAT”をやっつけちゃったから署員全員減俸になっちゃったでしょ!と課長(小野武彦)。みんなの視線が痛い。

魚住(佐戸井けん太)、和久(いかりや長介)、雪乃(水野美紀)がスリグループ事件の聞き込みに行こうとする。真下(ユースケ・サンタマリア)がいないから本当に忙しい。何の仕事をしているかはトップシークレットだと雪乃。青島はちゃっかり別の事件に飛んでいく。

レインボーブリッジを望む公園の木に赤い縄でできたネットに磔になったような変死体があった。被害者は白い服を着た中年男でSMの手技を使ったように縛られている。

殺人ということは本店の仕切りになる、僕らはお手伝いだけ…、残念と緒方(甲本雅裕)。「事件起き過ぎ」と笑うしかない青島。

警視庁では室井(柳葉敏郎)たちが階段を降りてくる。(小木茂光)が新城(筧利夫)に仕切りは誰がやるかと問う。安住警察庁刑事局長(大和田伸也)は沖田仁美(真矢ミキ)を指名し、室井にはそのサポートを頼む。マスコミが沖田を撮影しに集まっていた。

スリーアミーゴス。青島が死体を見つけちゃうなんて、面倒くさい。訓練の時同様よけいなことをしたとボヤく。訓練の時も閃光音響手榴弾が青島にはだけは効かなかったらしい。鈍いんじゃないのと署長。

殺人事件が起きたため、湾岸署に特捜本部が設置される。課長は本店の人が観光案内や接待も失礼のないようにと署員に命じ、魚住は本店の捜査員の寝所をセッティング。雪乃は圭子(星野有香)と新人婦警たちに特捜本部の準備の仕方を教えている。

青島とすみれは、ある男を探して確保するよう課長から命じられる。確保したのは寿司屋の大将・高橋(六平直政)。本店の接待に使いたいから店を開けてくれと頼む。

署長と副署長は本店の人たちに食べさせる弁当を手配するため業者を集めて談合。業者は皆心付けを差し出すが、署長はこれは談合じゃないと念を押す。

青島とすみれが戻るとまた噛みつき犯の被害者が出た。被疑者は20代男性、2本の八重歯がある。

沖田を筆頭に本店の人たちがやってくる。青島と出くわした沖田は、「最初に言っておきますけど」と前置きし、「事件は現場で起きてるんじゃないのよ、事件は会議室で起きてるの。勘違いしないで」と釘を刺す。

そんな中、署長のスキャンダルメールが発覚。誰かに送ったラブレターのようなメールが間違えて皆に送信されてしまったのだ。署長の不倫相手は誰なんだ、絶対見つけてやると青島。

捜査会議。事件の認知は本日午前8時59分、被害者は足立広宣61歳アポロ建設役員。全身が縄で縛られており、いわゆるSMプレイの本格的な縛りが行われていた。死因は縄による頸部圧迫による窒息死。遺留品はコンビニで買ったと思われる洋梨と牛乳。帽子とトレーナー、タオルとスニーカーも捨てられていたが指紋は採れなかった。被疑者は4名、橋の点検作業員に扮していたと思われる。

沖田は所轄に朝までの警戒警備を命じる。新城は室井に、所轄から何人か口の堅いのを引き抜いてと頼む。

喫煙所でラーメンを食べる青島。室井が来る。潜水艦の事件以来2年ぶりの再会だ。室井は約束通り自販機を入れてくれた。

飯を食う時ぐらいタバコ辞められないのか。 

まとめてやんないと所轄ってのは時間がなくて。やることいっぱいあるんですよね。

また嫌味か。相変わらずだな。

まだ管理官なんすか。俺が暴れたせいですか?

人のせいにするほど落ちぶれちゃいない。

室井は沖田の失礼な物言いを代わりに謝る。警察官僚に男女の差がないことをアピールするために沖田が推されていると説明する。沖田は自ら幹部に申し出た。自分を広報に利用すべきだと。

政治ですか。俺待ってますから。室井さんが上に行って変えてくれるの。捜査から政治を取り除いて俺たちとの風通しよくしてくれるんですよね。現場が正しいって思うことをやれるようにしてもらわなきゃ。だからケガしても戻ってきたんです。

まだ痛むのか。

何言ってるんですか、痛いなんて言ってるヒマないんですよ。

室井は青島とすみれをスカウトした。連れて行かれた部屋にはマルチビジョンのモニターがいくつもあった。この監視システムを利用すれば警察が市民を包囲したも同然だと新城。人々の会話もよく聞こえる。新城は本日よりこれを使用して新しい捜査方法のテストをすると言う。

それが監視と盗聴と聞くとすみれは反発。警察だからってこんなことしていいのか、知られたらプライバシーの問題で大騒ぎになる。小池(小泉孝太郎)がシステムの詳細を説明すると幹部たちを連れていく。不審者を見つけたら通報してくれという室井にすみれと青島は反発。

刑事課には噛みつき魔の似顔絵が届き、森下(遠山俊也)はSMの縛りの実験台になっている。盗犯係長(小林すすむ)のところにはアットホームな家族スリの被害者(いつもの赤い服の男)がやってくる。

仕方なく監視システムで不審者を探す青島とすみれ。いつものようにカップ麺をすするすみれは小池が本部と同じ弁当を食べているのにムカつく。

青島が署長の不倫問題を持ち出すと、年上には興味ないとすみれ。じゃあ年下好きかと聞かれると、年下っていうか精神年齢が低いっていうか。いる、いつまでたっても大人になれないアイツでしょ、と、とぼけてるのかわかってないのかという感じの青島。

2人はモニター上で、国際展示場駅構内でスリを発見。台場インターナショナルビルの玄関ロビーで首から血を流している女性が発見されたとの入電がある。被害者は花の中に倒れていた。

室井は沖田に所轄の捜査員に拳銃の携帯許可を求めるが、勝手に発砲されたら困る、私の責任問題になると許可しない。副総監誘拐事件で銃弾を受けた青島のことは知っているがダメ。

刑事課に戻った青島とすみれ。和久は噛みつき魔の写真を手に入れており、アットホームな家族スリは道案内などを観光客に頼むのが手口だと緒方。魚住は課長のラブメール問題で、最近顔を出さなくなった警務課の人が怪しいのではないかという情報を提供する。

沖田本部長がやってきて、監視モニターを見ていたのになぜ犯行に気づかなかった、システムが優れていても使う人間なこれじゃと青島とすみれをバカにする。代わりに、室井に監視しろと命じる。

リーダーを出せと犯人から電話。あの女(目撃者の江戸りつ子/小西真奈美)はどこまで見たのかなと言っている。

なぜ役員を殺したの?高飛車に質問する沖田にムカつく犯人。沖田は気にせずネゴシエイターを呼ぶ。それは真下(ユースケ・サンタマリア)だった。警視庁第1号のネゴシエイターだから、恋人の雪乃にも話せなかった、寂しかったろ、ごめんねという。恋人じゃないし寂しくもなかったと雪乃はつれない。父親が身を固めろとうるさいからと結婚のフリをするが雪乃はスルー。

青島のコートと大切なこと

パーティーの準備で残業して帰るときに見たというりつ子(小西真奈美)は、被疑者たちは3人で「カメダは何とか」と言っていたと証言。仕事できる心境にないというりつ子に、仕事に戻りなさい、それだから女は舐められると鼓舞する沖田。しかしそれはおとりにするためだった。

りつ子の警備をするためにパーティ会場に行った青島は、りつ子からそのコートはちょっと…と注意される。上司(高嶋ちさ子)が場にそぐわないからと指示したようだ。そのコートはいつから着てるの?と聞くすみれ。警察官になる日に買ったコートで青島には思い入れのあるもの。

犯人から再電話。犯人は遺体を花の中に捨てたのかと聞いても知らない様子だが、真下には気を許したようだ。

りつ子の警備していると、2人組の不審者がいる。青島とすみれはアットホームなスリ家族、噛みつき魔らしき男を見つける。室井に確保していいか窺うが沖田の許可が出ない。

2人のあやしい男は「カメダ」のことを話しているが、近くに仲間がいるかもしれないと沖田は待ての指示を出す。

犯人から入電。リーダーに代わってと頼む真下だが、俺たちを捕まえても悲劇は続く。湧いて出てくると言って電話は切れた。

沖田は被害者確保の指示を出すが、イベントの騒ぎで捜査員は被疑者を見失う。噛みつき魔を追った青島は女子トイレで被害者を見つけるが犯人に襲われる。すみれはスリの現場を見ていながら犯人には逃げられた。

課長に報告すると叱られるが、室井が自分たちが「動くな」と言ったからだとフォローする。沖田が動くなと言ったから、目の前で苦しんでる人を助けられなかった、スリを見逃したと反発する青島とすみれに沖田は、殺人事件が起きているのに、スリだの暴行だのは捜査しなくていいと有り得ないことを言い出す。

あなたとは仕事できない。俺たちの仕事ができないなら。

組織に人の感情は必要ない。

ピリッとした空気を読めず、署長のラブメール事件を調べていた魚住は、生活安全課の婦警が相手ではと言いながら入ってくる。

吉田副総監と和久。誘拐事件以来の再会だ。副総監は、自分が和久との約束を果たせなかったから室井を戻した。本庁の官僚主義を変えることはできなかった。また暮れに退官する意向を伝える。そうかい、俺たちの思いは実現せずか。すまない。なら俺もそろそろ潮時かね。若いものに何一つしてやれなかったな。

その話を聞いている室井。

スリーアミーゴスはすみれを呼び出す。本店に迷惑をかけているとか言い出すが、実は署長のラブメール事件はジョークだったとみんなに言ってほしいのが本音だった。

すみれは聞きたいことがあると言い、私たちの仕事は、ここでの仕事はやらなきゃいいと言われるようなものなんですかと声を上げた。

捜査会議。遺留品は大量生産の商品。電話は公衆電話からと聞いた沖田は所轄に24時間張り込みを命じる。

森下が、税関で拳銃が1つ行方不明になったと報告するが、関係ないことはいいと沖田はスルー。

現場には洋梨が落ちていたと聞いた和久は洋梨=用無しのメッセージじゃないかと発表、真下はそこから、被疑者はリストラされた人物だと想定する。しかし台場にある企業の対象者を調べると2000人以上いた。

真下と雪乃。真下のプロファイリングは難航している。リーダーもいないし、一緒に行動していない。自分が関わっていない事件のことは知らない。これまでの常識が通用しないのだ。

すみれと青島。すみれは、SATの爆弾がなぜ青島にだけ効かなかったのかと聞く。子供みたいな大人には聞かないの?それともここに強い思いを持ってるとへっちゃらなのかな。

りつ子がお礼にコートを持ってくる。男が思い出を引き摺るなといつものコートを放り投げるすみれ。青島はそのコートを買った時のことをすみれにまた説明しながら、大切なことを思い出す。店のおじさんが東京に出てきたばかりで右も左もわからないとき、お巡りさんが親切に案内してくれた。だから警官になるなら安くしてあげるとまけてくれた。

どんな小さな仕事でもいつか誰かの役に立つかもしれない。俺たちの仕事にやらなくていいものなんてない。青島はやる気を取り戻した。でもコートはやっぱり必要だ。キャビアを食べたいと言ってる人がいる。いつになるかわからないけどそのときに着ていくものがないから。

それはもちろんすみれのことだ。すみれは青島の机の下にある袋の中に耳栓を見つける。青島は耳栓をしていたから手榴弾に平気だったのだ。

【踊る大捜査線THE MOVIE 2】のネタバレ

被疑者から激励の電話。また違う人物だ。俺たちのこと捕まえる気あるの?

真下は、リストラのメッセージを解読したことを伝え、リーダーがいないのはどうしてかと尋ねる。

俺たちは会社じゃない。社長もヒラもいない、命令する者もされる者もいない。あんたたちの組織とは違うんだ。捕まえられるわけないよ。

話している途中で監視モニターが犯人を拾った。近くにいた雪乃が駆けつける。雨のせいで携帯の電波が悪く、室井の注意が聞こえない。拳銃を突きつけられて犯人に拉致されてしまう。拳銃は税関で盗まれたものか。

現場に駆け付けたすみれは、アットホームな家族スリを発見する。

雪乃奪還のため、半径10km圏内に広域配備が発令された。心配になった新城がフォローしようとするが、沖田は私がやると突っぱねる。お台場は未完成の街で地図にない道やトンネルもある。

各駅や水上バス乗り場、トンネルや湾岸道路も封鎖されたが…、

レインボーブリッジ封鎖できません!

5人の容疑者が特定された。

スリの子供(神木隆之介)の相手をするすみれ。係長がスリが最後にスッた被疑者の財布に入っていた蒲田トンネルの地図を持ってくる。被疑者の1人は青森出身。真下が秋田出身の室井に「蒲田」を東北弁で発音させると「カメダ」に聞こえる。「砂の器だ」とすみれ。

青島が蒲田トンネルに行くとSATも到着していた。すみれは沖田の制止も聞かず現場に走り出す。

雪乃を人質に逃げまどう犯人たち。SAT中隊長・草壁(高杉亘)が発砲許可を求めるが、何かあったら自分の責任になると考える沖田は許可を出さない。

スリの子供・里香子(向井地美音)を見つけたすみれは里香子を助けようとして肩を撃たれてしまう。

駆けつけた青島の腕の中で、すみれは言う。弾を取って拳銃に込めてあのバカを撃って。息も絶え絶えにそう言ったすみれを青島は抱きしめる。

捜査本部では、すみれの負傷を知った和久が沖田にブチ切れる。

もうお前の命令なんか聞けるか!俺たち下っ端はな、あんたが大理石の階段を上っている間、地べたを這いずりまわってるんだ。命令通りにな。これ以上若いもんを傷つけないでくれ。

沖田に向かっていく緒方をみんなが止める。課長は、うちの部下はどうなったかと聞くが、なんで知る必要があるの?使えなくなったら補充して! 撮り続けるカメラマンを止め、こいつらみんなクビにしてと新城に命じる。

みんな命令を聞きなさい、服務規程違反で飛ばされたいの?

青島が戻ってきた。室井さん聞こえるか、仲間が撃たれた。どうして現場には血が流れるんだ!

新城は沖田に本庁に帰れという上からの命令を伝える。代わりに室井が指揮をとる。

犯人たちはこのエリアに詳しい。地図にない場所に隠れている可能性がある。知っていることがあれば教えてくれ。役職や階級も忘れてくれ。

室井さんは現場を知ってる俺たちとやろうって言ってる。この街知ってるの、俺たちでしょ。青島がみんなに声をかける。

すると次々に工事が途中で中止になった道や若者の溜まり場になっている場所、地図上では空き地だが倉庫などが建っているところ、隠れられそうな場所が上がっていき、それぞれ捜査に向かう。

圭子が、前にデートで使った新しいマンションのモデルルームも隠れられると言う。屋上から見える観覧車のイルミネーションがキレイだねって署長が

署長の不倫相手は圭子だったのだ。

モデルルームに向かう青島に室井は被疑者を見つけ次第確保だと告げる。全捜査員にも自分の判断で動いてくれ、本部への報告は厳守。現場の君たちを信じる。

病院で重体のすみれを心配する和久。悔しくて泣いている。

真下と課長はマネキン倉庫で雪乃と犯人の1人(三宅弘城)を発見する。青島は建設中のマンションで、アジトを見つけた。

【踊る大捜査線THE MOVIE 2】の結末

レインボーブリッジに行くと、許可が降りずにまだ封鎖できていない。その横を犯人たちが余裕で笑いながら車で通りすぎる。

走って追いかける青島。途中で車を止め降りてくる犯人たち。

お前らの組織は橋ひとつ止められないのか!

君たちにはリーダーがいないんだってな。

ああ、究極の組織だ。

俺の組織にはリーダーがいる。

俺らの勝ちだな。リーダーなんかいると個人が死んじまうんだ。

どうかな、リーダーが優秀なら組織も悪くない。

なわけねえだろ、バカ!ほざいてろ。犯人たちは車で逃げていくがSATが閃光音響手榴弾で足止めするとヘリから隊員が次々に降りてきて包囲する。

高杉が「俺たちも自分の判断で来た」とせっかく言ったのに耳栓をしている青島には聞こえない。高杉は無線機を渡す。レインボーブリッジ封鎖!被疑者3人確保!

歓喜する一同。

青島は、押し寄せるマスコミの視聴者に語りかける。

捜査員が撃たれて重体。手術には大量の血液が必要です。血が足りない。湾岸署は血液を求めてます。お願いです。みなさんの血をください。仲間を助けてください。お願いします。

湾岸署は献血しに来た人々でいっぱいに。

病院に駆けつけると手術が始まるところだった。ベッドで運ばれるすみれがつぶやく。

やっぱり愛してる…仕事を。

男の人にあんな強く抱きしめられたの初めて。

あれは、出血を抑えるため。

生きて帰ってきて蹴ってやる。

キャビア、食べるんだろ、待ってる。

すみれは手術室へ。

刑事課にいる雪乃は、すみれは命に別条はないという電話を受けてほっとする。真下が来て、心配した。やっぱり雪乃さんには僕がついてなきゃ。一緒になろう、結婚して子供作ろうといきなりプロポーズ。

考えさせてくださいと雪乃。どうしてこういうときに交渉術使わないの?

忘れてた!

献血でごった返す湾岸署で人員整理をする魚住。噛みつき魔が魚住の腕に噛みつく。

噛みつき魔の付け歯が落ちる。

刑事課では署長が署員との不倫で連行された。

病院に来た室井に青島は、シビレるような命令をありがとうございましたと礼を言う。

和久は、2人に自分と吉田の約束を託す。室井のことを、人生を泳ぐのが下手だ。でも上に立ったらやる男と評した。

今回の事件の表彰式が行われるが、名前を呼ばれても青島はいない。もちろん現場に出ていた。

すみれも元気に復帰した。

青島とすみれのキャビアデート、エンドロールで叶う

エンドロールにはそれぞれの今後、和久さんの娘の結婚、森下の妻が子供を授かるといった様子が描かれますが、その中で、レストランでキャビアをおいしそうに食べるすみれが映ります。

念願のキャビアデートがついに実現したんですね。

初デートなのかどうかはわからないけど、誰がどう考えても相思相愛の2人。今回はすみれの大ピンチで青島の思いもすみれに伝わったのではないでしょうか。

「踊る〜」シリーズは本当に作り込みが細かいので、一瞬も見逃せませんね。でもすみれのうれしそうな顔が観られてほっとしました。

【踊る大捜査線THE MOVIE】の放送日時と動画配信

【踊る大捜査線THE MOVIE】は、2024年10月5日(土)21:00からフジテレビ系で再放送。

動画はFODで配信中です。ドラマシリーズや映画も配信中!

映画のキャストはこちら↓↓

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