【家政夫ミタゾノ6】6話ネタバレと視聴率|醍醐虎汰朗最後のセリフがシュール!
【家政夫ミタゾノ6】6話ネタバレと視聴率|醍醐虎汰朗最後のセリフがシュール!
シャッター商店街復活を目標に掲げる新人議員の選挙の結果は?
朝ドラ俳優・醍醐虎汰朗は本当にいい子なのか?
【家政夫ミタゾノ6】6話のあらすじ・ネタバレ・視聴率と感想について。
【家政夫ミタゾノ6】6話の視聴率
【家政夫ミタゾノ6】6話の視聴率は6.4%でした。
【家政夫ミタゾノ6】6話のあらすじ
今回の派遣先は、史上最年少町長の呼び声高い、小杉太一郎(醍醐虎汰朗)25歳の家。シャッター街となった商店街の復活を掲げている。
ミタゾノ(松岡昌宏)と実優(桜田ひより)は、竹和町通り商店街が見事なまでのシャッター街になって寂れていることに驚く。
明日が投票日。太一郎の家には、地元の老人たちと各地から支援したいと集まった若者たち。山瀬千尋が挨拶する。太一郎が企画した「ちくわぶチョコカヌレ」の“いいね!”が10万超えたと喜ぶ一同。商品化してとの声が多く上がっているという。試食した実優はおいしいと評価。
太一郎の幼なじみの篠原(菊池宇晃)はコーヒーを運ぶ途中で、槙原(三河悠冴)のシャツにこぼしてしまうが、ミタゾノが裏技ですかさずシミ抜きする。
ねぇ、当選したら…と太一郎の手を握る千尋だが、太一郎は鈍感なのか、「わかってる。お礼状書かなきゃ」とかわした。交際しているのかと千尋に聞く実優だが、千尋の気持ちはイマイチ通じていないらしい。
商店街の人たちから集めた500万円を入れていたカバンがなくなった。チラシ配りに行った篠原がカバンを間違えただけなのか。わざとかもとざわつき出す。
太一郎とミタゾノ、実優が篠原のアパートを訪ねると、篠原は鍵をかけて窓から逃走。部屋にあったカバンは空だった。
太一郎は、お金の代わりに新聞紙を詰めたカバンを持ち帰り、お金は戻って来たと嘘をつく。現職の大本命・石黒潤三(福田転球)がなぜか敵情視察に現れ、「活動資金に困っているのではないか」と言い出し、駅前にタワマンが建設されれば街に若い人も来る。今、賛同してくれればタワマンの高層階に住まわせることもできるという。
商店街を復活させて、身寄りのない母と自分を無償で助けてくれた商店街の人たちに恩返しがしたい。それが太一郎の信念だった。シングルマザー系の話に弱い、と泣き出す実優。
ミタゾノがSNSを検索すると、「太一郎が資金を横領した」などと嫌がらせの投稿が繰り返されていた。でも太一郎は金は自分が返すから黙っていてくれと頼む。誠二の世界にもあんなにお人好しがいるのだと感動する実優。ミタゾノは、10年前からかけっぱなしのカレンダーと何かを見つける。
選挙チームの「志」Tシャツが泥だらけになっていたが、ミタゾノが洗顔スクラブなどを使い手早くキレイにする。しかしその泥は、篠原のアパートにあった陶芸品につかう粘土のようなもので、篠原の疑いが濃厚になる。
次は選挙カーがパンクさせられ、一同は神輿を担ぎながら徒歩で街を練り歩くことに。商店街で石黒陣営と激突。釜本が石黒に殴りかかるのをみんなで制止する。
事務所では、前祝いで乾杯。昔を思い出す、釜本たちは太一郎の成長に感慨もひとしおだ。母の典子がたった1人で働いて太一郎を育てていたから放っておけなかった。
ミタゾノは、石黒が持ってきたタワマンの模型をどうするかと聞きに来る。嫌がらせも石黒の仕業だろうという釜本たちに「石黒さんは犯人じゃない」と太一郎。それでも模型を持って抗議しにいく釜本たち。「どんな結果になっても太一郎についていく」という千尋。
ミタゾノは電動キックボードでどこかに向かう。
その頃、むすび家政婦紹介所では、光がとある便利屋の「500万ゲットした」という気になるSNS投稿を見つけていた。
【家政夫ミタゾノ6】6話のネタバレ
実優が涙したシングルマザーと商店街の美談の裏側と裏切り者の正体!
全員、悪人!?
投票日。太一郎のチームは開票結果を観る準備を進めている。毎朝テレビが取材に来ている。
酒樽が届けられる。ところがテレビがつかない。一旦家に帰るかと言い出すおじさんたち。でもミタゾノが手をかざしてポンと叩くとテレビは直る。
しかし速報では石黒が圧倒的に優勢で早くも当確が出そうだ。何となくホッとする槙村たち。
ミタゾノは槙村たちと石黒のオンラインミーティングの様子をテレビに映す。槙村たちは石黒に買収されていて、Tシャツを汚したりタイヤをパンクさせたのも彼らだった。ミタゾノが槙村の検索履歴を見せると、「服 泥 落ちにくい」「タイヤ パンクさせるには」「竹和町長選 予想」「小杉太一郎評判」などが出てきた。妨害行為をしていたのは槙村たちだったのだ!
ミタゾノは続けて石黒と釜本たちのやりとりを写した画像を映し出す。
もう酒でも飲むしかない、と酒樽を開けると、樽の中から出てきたのは石黒。パンツ一丁で身体に誓約書を何枚も付けている。立退きの対価としてタワマンの30階に住まわせると書いてある。釜本たちもまた買収されていたのだ。
ミタゾノが毎朝テレビのカメラマンにズームアップさせると、「3」と「0」の間に極小のピリオドがあり、「30階」ではなく「3.0階」、つまり3階に住まわせるという内容になっていた。
でも、みなさんは僕と母を無償で支えてくれた。選挙なんかやるから疑う。全部リセットしようと取りなす太一郎。
志の紙の上半分を剥がすと、釜本たちが太一郎の母・典子に宛てたラブレターが出てくる。釜本たちは典子への下心アリアリで世話をしていたのだ。ショックを受ける太一郎。世の中そんなに甘くない、と釜本。
光が横領は篠原の仕業だと証明できる画像を見せに来る。「裏切り者は俺たちだけじゃない」と開き直る釜本に「この街の温かさ、全部嘘かよ、私の涙返せ、コラーッ」とキレて胸ぐらをつかむ実優。
釜本は、「しがない電気屋だけど働かなくても蓄えはあるんだよ。若い奴の助けなんていらねえ、この野郎」「画面越しじゃねぇと何もできないお前らよ、恋愛ぐらいしろ」と若者を批判。
千尋のことをちゃんと見ろ、と太一郎に矛先を向ける。
ところが、千尋は町長になるはずの太一郎と打算で付き合いたかっただけだった。500万円も横領され、町長にもなれない太一郎に用はない。舌打ちをして去っていく。
「恋愛ひとつまともにできねぇくせに、スマホ片手にヘラヘラ。お前らみたいなのに何が言えんだよ」
「あんたらに何がわかんだよ。生まれてからずっと不況って言われている中で生きている俺たちの何が!」
「お前らのことなんて何もわかりたくねえよ」
老人と若者の本音が炸裂して喧嘩になる。
みんな自分のことばっかり、そんなんだから…と嘆く太一郎。「志(こころざし)の下は下心」とミタゾノ。
母の部屋に佇む太一郎。10年前のカレンダーを例に、こびりついた汚れは簡単には落ちない。早めに対処すべき。
汚れだと思っていたら…そうではないということもある。壁には幼い太一郎が黒いクレヨンで描いた落書きが残されていた。
奪われた500万円を取り返してきた篠原が戻ってきた。自分でやるよりたくさん配れるんじゃないかとネットで探した便利屋に依頼しようと思ったら、金を盗まれたが取り返したのだ。なぜなら篠原はチラシじゃなくて金が入っているとは知らなかったから。でもそれは太一郎の夢を叶える大切な金だと思って必死で取り返したのだ。
篠原と太一郎の友情に涙する光。
結局、石黒が町長に再当選した。太一郎は篠原とホスピス「たいちろうの里」を始めることにした。請求書を届けに行ったミタゾノは、太一郎の囁きにその正体を知った。
「人生の最後を迎える時にこういってあげるんです。ざまあねぇなって」
全員、悪人か。
【家政夫ミタゾノ6】6話の感想
結果的には、みんなそれぞれの欲にまみれた選挙になりました。
もちろん、人によりますが、今の高齢者は意外とお金を持っていたり、しっかり年金ももらっている人も多くて、若者はお金がないし、未来も明るく感じられない。
それぞれの本音がなかなかリアルだったのではないでしょうか。
一方で、「ちくわぶチョコカヌレ」のようなものがバズれば、起死回生の一手となることもあるでしょう。
太一郎のような、純粋さとしたたかさを両方持っていないと生き抜いていけない世の中なのかもしれません。
「舞い上がれ!」の吉田役のイメージもあって、一面的にはお人好しの太一郎を演じた醍醐虎汰朗の演技が秀逸でしたね。あのイメージがあってこその最後の一言が効いた!
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