【BG視聴率不振の理由】6話で失敗するとキムタクBGは松潤99.9にはもう勝てない!
木村拓哉主演ドラマ【BG-身辺警護人-】の視聴率に関するネガティブな話題が飛び交っている。
BGは1話で2018年1月スタートのドラマの中で大河も含めてトップとなる15.7%という高視聴率を記録、しかしこのように騒がれるのは99.9の影響が大きいだろう。
松本潤主演【99.9-刑事専門弁護士-】は同クールにて現在平均視聴率16%台(BGは14%台)でトップを走っている。
「キムタク VS 松潤」「SMAP VS 嵐」という構図がこの話題を加速させているのだ。
是が非でも勝利を飾りたい先輩キムタクサイドだが、断言する。
BGは99.9には勝てない。
今回は【BG-身辺警護人-】VS【99.9-刑事専門弁護士-】の結果を左右するBGの視聴率不振の理由について。
BGの視聴率不振の理由
キムタクの年齢
BGで主演の木村拓哉は1972年生まれ、現在45歳である。
正直「カッコよさ」だけ視聴率を取れる年齢ではない。
更にSMAPが解散した現在、様々な報道や憶測で以前のような人気も残念ながら無い。
同じ1972年生まれには藤木直人、常盤貴子、高岡早紀、石田ひかりなどの人気俳優が名を連ねる。
俳優では年齢感が伝わりにくいのでこれをお笑い芸人版にしてみると、品川祐、日村勇紀、ゴリ、ケンドーコバヤシ、土田晃之、宮川大輔といった自ら「オッサン芸人」を名乗るメンバーばかり。
彼らと同年代がお茶の間をキャーキャー言わせるところを想像できるだろうか。
11歳年下の松潤とカッコよさで勝負するのは無理がある。
BGにはヒロインがいない
BGにはヒロインと呼べる存在がいない。
強いて言えば石田ゆり子なのだろうが視聴者にそういった意識は全くない。
試しにTwitterで「石田ゆり子 ヒロイン」と検索してみて欲しいのだが、2/9現在で20件足らずのうちに去年の投稿まで遡ってしまう。
4話ではよろめく愛子を章が支えるという多少のときめき要素を取り入れてみたが石田ゆり子は正真正銘ヒロインではないのだ。
もちろん助演に回っている菜々緒は対象外、キムタクの16歳も年下の彼女にその役が割り当てられたとしたらまた違った騒ぎとなるだろう。
一方の99.9は榮倉奈々の代打として最近人気の木村文乃がヒロインとして確固たる地位を獲得している。
99.9はBGにはない男性人気も獲得する術を持っているということだ。
BGには愛されキャラがいない
BGのキャラクターを整理してみると改めて人気キャラの存在が見当たらない、それどころか嫌われ役ばかりが目に付く。
- 落合義明(江口洋介)…敵意むき出しで嫌味なセリフばかり。
- 高梨雅也(斎藤工)…人を見下しがちな分からず屋。
- 菅沼まゆ(菜々緒)…先輩への態度や言葉遣いが妙に悪い。
- 瞬(田中奏生)…父・章の愛情に応える気が微塵もなく憎ったらしい。
沢口正太郎(間宮祥太朗)が唯一場を和ますおバカキャラではあるがこの豪華メンバーの中では霞んで見える。
一方の99.9はキャラクターがこの上なく華やかで全てが愛されキャラ状態。
タッチが全く異なるドラマ同士なので違うのは当たり前なのだが、人気キャラの存在は視聴率にも大きく響いてくることだろう。
BG唯一の勝機は6話が鍵?
BGが唯一逆転するチャンスは6話で訪れると予想している。
1話から継続して描かれてきた河野純也(満島真之介)の逆恨み?が5話で大きく動くからだ。
そして6話、一段落した時点でどのような新しいストーリーが描かれ、最終回を迎えるのかが最重要と思われる。
ここで生きてくるのはBGで脚本を担当している井上由美子、「昼顔」や「白い巨塔」などの大ヒットを生み出した立役者でもある。
彼女は木村拓哉主演の「GOOD LUCK!!」や「エンジン」も担当した。
この大ヒットメーカーがどのように物語を綴り、完結させるのかに注目したい。
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