【霊媒探偵・城塚翡翠-最終話直前考察】真犯人は香月!ドラマの伏線まとめと動機から考察!

【霊媒探偵・城塚翡翠-最終話直前考察】真犯人は香月!ドラマの伏線まとめと動機から考察!
本日(11月13日)の放送が“最終話”という突然の予告が視聴者を賑わせている【霊媒探偵・城塚翡翠】。ここでは原作のネタバレなしで、ドラマの伏線をピックアップ。
「透明な悪魔」が誰なのかを考察していきます。

目次

「透明な悪魔」の連続殺人事件とは?

世間を震撼させている『女性刺創連続殺人事件』。犯人が一切証拠や痕跡を残さないことから「透明な悪魔」と呼ばれている。

<事件の特徴>
・被害者は長い黒髪の清楚な20代女性。ほかに共通点はなし。
・死因は刃物で腹部を刺され、その刃物を抜いたために起こる失血死。
・遺体遺棄現場はバラバラ。

容疑者1: 鐘場警部(及川光博)

鐘場正和…かねば まさかず
警視庁捜査一課の警部で、現場叩き上げの刑事。いつもタブレット菓子を噛んでいる。4年前に香月の推理小説を模倣したある事件の捜査で出会った香月の推理が事件解決につながったことから、たびたび香月に捜査協力してもらっている。

『女性刺創連続殺人事件』を担当しているが、本気でやっているのかいないのか…。

伏線: 鐘場警部の怪しいポイント

  • 証拠を口止め
    8人めの事件から、犯人が消毒剤「次亜塩素酸ナトリウム」を使い始めているという事実を、天子に口止めした。
    →しかし香月にはわざわざそれを伝えている。香月への挑発?
  • 現場にタブレット
    9人めの遺体発見現場で、鐘場がいつも噛んでいるタブレット菓子を天子が発見した。
  • 解決させたくない?
    捜査に本気で取り組んでいない、むしろ解決させたくないように見える。
  • 被害者に似た娘が切り裂き事件の被害者
    髪の長い清楚な若い女性という連続殺人事件の被害者に似た特徴を持っていた娘が、過去に通り魔に刺殺されていた。
    →歪んだ復讐!?
  • 翡翠と香月を監視している
    鐘場は、香月と翡翠をずっと監視したり、動画を盗撮したりしている。
    →鐘場は2人のうちどちらか、または2人を犯人と思っている可能性も。
  • 翡翠が霊視していることを知っている
    犯人は、翡翠が霊視していることを知っている可能性が高い。
  • 天子を拉致!?
    自分を尾行してきた天子を捕らえた。犯人=香月から守るため、とも考えられる。

考察:鐘場が犯人ならその動機は?

10年前に通り魔に殺された当時16歳の娘が、髪の長い清楚な若い女性という『女性刺創連続殺人事件』の被害者に似たタイプ。
→天子の推理通り、自分の娘は若くして殺されたのに、人生を謳歌している彼女たちへの歪んだ復讐!?

容疑者2: 香月(瀬戸康史)

香月史郎…こうげつ しろう
論理力にすぐれた人気推理作家。4年前、自身の小説を模倣した事件で、捜査担当の鐘場と知り合う。香月の読みが事件解決に繋がってから、鐘場の捜査にたびたび協力している。
大学の後輩・結花が、翡翠に依頼した霊視に付き添ったときに、翡翠と出会う。
最初は翡翠の霊視を疑うが、ミステリアスで孤独な彼女にだんだんと惹かれていく。

伏線: 香月の怪しいポイント

  • 『女性刺創連続殺人事件』被害者をマッピング
    鐘場の捜査に協力しているとはいえ、被害者の写真と犯行現場を自室に大きくマッピングしているのは、ちょっと異常。
  • 警察情報に詳しい
    事件のことは鐘場から情報を聞けるので詳しくて当たり前。
  • 翡翠が殺されそうな夢を見る
    香月は、翡翠が「透明な悪魔」らしき犯人に殺されそうになる夢をたびたび見ている。
  • 翡翠の「助けて、先生」
    香月の夢に出てくる翡翠は、犯人から逃げながら香月に助けを求めている。香月に助けを求めているとも、犯人としての香月に助けを乞うセリフとも考えられる。
  • 新谷の化粧品会社から情報を盗んだ!?
    2話で、黒越のパソコンの自動ロックの件をすぐに思いついたり、パソコンに詳しい様子。自動ロックの件だけだとそれほど詳しいとも言い切れませんが、犯人が被害者たちの個人情報を手に入れたのは、新谷(筧美和子)が勤めている「メイク・ルージュ」の情報流出事件から。

    この会社の化粧品は翡翠が霊視のために訪問した被害者宅にあった。香月は新谷が化粧品会社に勤めていたことを知っていたし、黒越を通じて彼女の情報を知り得ても不思議ではない。

    また翡翠が化粧品の件に触れたとき、香月は興味を示さず、「似たようなメイクをしてるから」と何となくスルーした。
  • 香月を尾行していた蛯名刑事が犯行現場に!
    おそらく鐘場の指示で香月を尾行していた蛯名刑事が、犯人の犯行現場である山の中の別荘に車を停めていた。
  • 霊感を信じないはずだったのに「霊感がある」!?
    緻密で論理的なことしか信じないはずだった香月が「子供の頃から霊感がある」と言い出しました。だいたい犯人って、同じこと聞かれるとブレが出てくるもの。
  • 鐘場を犯行現場に呼び出した?
    香月が翡翠を使って鐘場を呼び出したのは、いつもの別荘とは違うようですが、犯行現場になりそうな感じのところ。怪しいですね。

考察:香月が犯人ならその動機は?

  • 姉が誰かに殺された事件を模倣!?
    香月は、姉の墓参りをしながら「いよいよそのときが来た」というようなことを言っていました。姉が「透明な悪魔」の被害者で犯人に復讐!?という匂わせ? かもしれませんが、香月がすでに30を越えているので犯人のターゲットではないですね。
    →犯人として翡翠を殺すときが来たと宣言している?
    →亡き姉は20代の頃に似たような事件で殺され、失血死した。
    →姉殺しの犯人も香月!?

容疑者3: 城塚翡翠(清原果耶)

翡翠が犯人? ということもないとは限りませんが、霊能力で人を飛ばしたりできないかぎり、大人の女性をどこかへ連れ出して殺して遺体をどこかに遺棄するという所業は、単独では無理。千和崎(小芝風花)と2人でも難しいので、協力者がいるはず。

翡翠が「透明な悪魔」という線はないでしょう。

  • 翡翠は香月を試している?
    翡翠には、すごいお嬢様というお育ちからくる天然感もありますが、不思議ちゃんのふりをしていろいろ仕掛けているのではないかと感じるところもありますよね。

    香月に「殺人は得意でしょ」みたいなことを言ってみたり、うぶなふりしてモーションかけていたり、被害者のコスメについてふってみたり。

      翡翠はやはり事件を解決する側の人間だと思います。

      容疑者4:蝦名刑事(須賀健太)

      3話から登場した蝦名刑事。天子から受け取った、タブレット菓子の遺留品をもみ消しそうだし、翡翠たちを尾行したり、犯人の別荘にいた姿も。

      鐘場の味方なのか、単独行動なのか、いろいろ怪しそうな演出もありますが、やはり鐘場の指示で動いているのだと思います。ただ、担当部署ではないのに介入してきたのは、蝦名刑事の恋人が被害者の1人だった、もしかすると「透明な悪魔」の事件ではなく、鐘場の娘の恋人だったとか…、何か事情はありそうです。

      結論:「透明な悪魔」は香月!

      香月は過去に姉が亡くなった事件の犯人、もしくはその事件に深く関わっていて、同じことを繰り返しているというのが真相だと考察します。

      鐘場は当て馬で、香月が犯人だろうという予想を立てている人は多いと思いますが、「最終話」にはそれ以上の仕掛けが待っていると思うので、どのように伏線が回収されていくのかを楽しみにしたいと思います。

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