【地味にスゴイ!】9話あらすじと視聴率!極楽とんぼ加藤浩次『当たり前じゃねーからな!』

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【地味にスゴイ!】9話あらすじと視聴率!極楽とんぼ加藤浩次『当たり前じゃねーからな!』

水曜22時~日テレにて放送中のドラマ【地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子】。

11月30日放送の9話後半は悦子の恋、仕事、全てが大きく動き始めました。

そして来週は10話最終回です。

どんな結末が待ってるのでしょうね。

9話の視聴率は13.2%と最高タイ記録。

次回も地味にスゴイ伸び方をしそうですね。

もしあの場所に極楽加藤浩次がいたら『当たり前じゃねーからな!』を連呼??

9話では”地味で世間では知られていないような仕事の大切さ”についても描かれました。

その中でもしも極楽とんぼ加藤浩次があの場にいたら『当たり前じゃねーからな!』を連発しそうな台詞が沢山出てきました。

  • 幸人『当たり前のことを当たり前だって思えるのはそれを影で守ってる人たちがいるからなんだよね。』→加藤『当たり前じゃねーからな!(加勢)』
  • 幸人『メンテしてくれてる人達の存在を忘れるくらい当たり前に提供する、それが当たり前を作ってる人たちの目指してること』→加藤『当たり前じゃねーからな!(確認)』
  • 悦子『もしかして電気がつくの当たり前だと思ってませんか?』→加藤『当たり前じゃねーからな!(解答)』

すみません、変なネタでした。

以降あらすじです。

9話あらすじ

幸人は父の本郷大作と一緒に暮らし始めていた。

父は今まで離れ離れだった時間を埋めるかのように今の喜びを噛みしめていた。

 

社内報で”月刊子供ノベル”の創刊号を讃える記事にタコこと貝塚のインタビューが出ていた。

この月刊子供ノベルは貝塚の必死の頼みを聞き入れ、校閲部員がプライベートを切り崩して徹夜で作業をした作品。

しかし社内報に校閲部のことは一切書かれていなかった。

Lassyの校閲を担当していた会社にインフルエンザが蔓延。

人手不足の為に校閲部もヘルプを頼まれ、悦子(石原さとみ)は真っ先に手を挙げる。

夢のファッションエディターへの第一歩になるかもしれない、悦子はいつも以上に気合を入れて校閲に取り組む。

副編集長の波多野から『ブランド名などの固有名詞は慎重にチェックを』と説明を受けた。

ブランドのことなら何でも頭に入っている悦子は意気揚揚と作業を開始した。

悦子が校閲に取り組む中、隣では企画会議が開かれていた。

そこで新しい風を吹き込もうと森尾が巻頭企画の担当に抜擢される。

夜、仕事を終えようとしていた頃に森尾がやってきた。

そこに波多野も帰ってきて自分のデスクに届いていた宅急便の中身を見てため息をついた。

悦子は波多野に校閲した中にあったキャラ設定のブレについて指摘。

すると波多野に『いらない!そんなダメ出しいらないから。雑誌は一言一句読む人なんていない。存在アピールする前に校閲の仕事をやりなさい。』と一蹴されてしまった。

悦子が帰ると貝塚がおでん屋に来ていた。

仕方なく貝塚に付き合って飲むことにした悦子は社内報について文句を言った。

悦子『で、聞いて欲しい事って何?森尾に告白して玉砕した件?』

誰もしらないはずと貝塚は驚いたが、景凡社の女子ネットワークは甘くはなかった。

しかし貝塚の一言で悦子の表情は一変する。

『森尾ちゃん、もう好きな人がいたみたいだったぞ。ずっと近くにいた人のことを離れてから好きだってことに気付いたとか言ってた。』

悦子『え…嘘でしょ…』

悦子は森尾の幸人に対する想いに気付いてしまった。

次の日、幸人がLassy編集部に来た。

そこで幸人に夕ご飯に誘われたが森尾の視線を気にして断ってしまった。

そんな時、昨日悦子が校閲した内容に誤りがあり副編集長は謝罪に向かう。

一緒に謝罪にも行かせてもらえず、ただ自分の仕事をすることしかできなかった。

次の日、悦子が出社すると社内はざわつく。

セシル『これは緊急事態だ…』

悦子はろくに化粧もしておらず、髪もボサボサ、超地味な格好をしている。

藤岩にさえ地味と言われる始末。

完全に悦子らしさを失い、校閲をバカにされても反応なし。

ボーっとしていてお弁当の中身は白米しか入っていなかった。

校閲部員たちが心配してLassy編集部前で話しているとちょうどそこに幸人がやってきた。

幸人は悦子の元へ行き、夕食に誘ったが悦子は避けるように予定があると断る。

幸人『悪いけどその予定キャンセルして。どうしても悦ちゃんに聞いて欲しいことがあるんだ。とにかく待ってるから。』

貝塚が月刊子供ノベルのお礼にとマカロンを持って校閲部へやってきた。

しかし校閲部員たちは悦子に言われて持ってきたことを見抜き怪訝な表情。

そして貝塚に悦子に元気がないことをまるで貝塚のせいのように言い、元気付けさせるように仕向けた。

Lassyの校閲作業は全て終わった。

波多野の意向で『可愛い』『カワイイ』『かわいい』など統一されておらず、校閲部としては少し納得のいかない出来ではあった。

森尾が来て幸人について聞かれると『デートじゃない!何でもないって!』と強く言ってしまった。

荷物を取りに校閲部へ戻ると悦子の机の上には栄養ドリンクなど部員たちの気遣いの品が置かれていた。

『お疲れ様でした』と弱々しい声で言い、それらを持って出て行った。

その頃、貝塚はたこ焼きを持ってLassy編集部へ行った。

すると悦子はもう帰った後、そこに森尾がやってきた。

『もしかして先輩に何か言いました?』

森尾は悦子に元気がなかった原因を知った。

悦子は待っていた幸人に連れられて夜景の見える場所に来ていた。

幸人『あそこに公園見えるでしょ?昼間は子供たちがいっぱい遊んでるんだけどあの公園ができてから遊具のせいで子供たちが怪我をしたことは一度もないんだって。それって当たり前みたいだけど遊具が安全に使えるのってこんな風に点検してる人たちがいるからなんだって。』

幸人はノートを見せた。

そこには遊具の点検だけでなく、電車や橋の点検で安全の為に働いている人たちのことが書かれていた。

幸人『でもなかなか気づかないよね。知らないうちに点検してくれてること。全部当たり前のことだからいちいち喜んだりしないしいつ誰が点検してるなんて考えもしない。でもどれもすごい仕事だって思わない?』

悦子『思う。』

幸人『当たり前のことを当たり前だって思えるのはそれを影で守ってる人たちがいるからなんだよね。』

悦子『本当にそうだね。なんでこんな当たり前のこと忘れちゃってたんだろ…』

幸人『メンテしてる人達の存在を忘れるくらい当たり前に提供する、それが当たり前を作ってる人たちの目指してることだって思うから。』

幸人はそれを本にして出版しようとしていることを言うと悦子は『絶対スゴイ本になる!』と太鼓判を押した。

幸人『でも言っとくけど悦ちゃんのお蔭だからね。悦ちゃんが俺の小説を校閲してくれてその悦ちゃんと知り合えて、初めて校閲って仕事に興味を持った。他にもこんな仕事があるんじゃないか、日の当たらない場所で輝いてる人たちがいるんじゃないかって。だから俺この本を作ろうって思ったんだよ。』

悦子『幸人くん…』

幸人『悦ちゃんに出会えてよかった。大げさかもしれないけど生まれてきてくれてありがとうって言いたい気分。』

 

そして幸人は悦子に告白しようとした。

『悦ちゃん、俺と…』

そこまで言うと悦子が『待って!』と止めた。

『ちょっと、ごめんなさい。ほんとにちょっとだけ時間が欲しいの。ごめんなさい!』

悦子はそれだけ言ってその場から走っていってしまった。

悦子がその足で向かったのは森尾の家。

幸人に返事をする前にどうしても森尾と話しておきたかったのだ。

悦子『森尾、あたし幸人君と付き合ってもいいかな?もし森尾に幸人君への気持ちがあるんだとしたら…』

森尾『ないよ。…嘘。ほんとはね、ちょっとだけあった。でもほんとにちょっとだけ。仕事や元彼のことがきつかったときにたまたま幸人がここにいて、癒されて。だからいなくなったとき一瞬心にポッカリ穴が開いたみたいになった。でもほんとにそれだけ。今はもうなーんにもない。先輩と幸人が上手くいってほしいって思ってるし。それにね、あたし幸人より、先輩の方が好きなんだよ。いやさ、あたし高校の時からいっつも先輩に負けてるような気がしてたし、先輩といると自分がダメな人間みたいに思えて落ち込むこともあった。けど、いっつも真っ直ぐで誰にでも言いたいことは言って自分に正直に生きてる先輩にずっと憧れてた。だからさ、あたしに遠慮して幸人とギクシャクするとか先輩らしくないことはしないでよ。もし本当に幸人のことが好きなら自力で奪いに行くから。』

『森尾…森尾…森尾ごめんねー』

悦子は森尾の肩で泣きじゃくった。

そして落ち着いてから鏡を見ると…

悦子『なんじゃこの地味な格好!あたしこの格好で一日中いたの?もう最悪だ泣きたい…』

また泣き出した悦子に森尾はスカーフを巻いてあげた。

森尾『これでちょっとはマシになったでしょ?』

悦子『はっ。マシになったとかいうレベルじゃないんですけど。スカーフ一枚で元気になれたよ!』

悦子は元気を取り戻し会社へと戻って行った。

そしてLassy編集部で夜遅くまで仕事を続けた。

次の日、完全に復活した悦子に心配していたセシルたちもひと安心。

校閲部に入ると昨日のお礼に”Thank You!!”と無言+物で現した。

そしてペンケースをLassy編集部に忘れたので取りに向かう。

Lassy編集部では昨日の夜、悦子が”可愛い”などの表現まで全て直したゲラを見た波多野たちがざわつき始める。

編集部員たち『これアピールですよ。よっぽどLassyに来たいんですね』

すると急に電気が消えた。

『何?停電?』

みんながあたふたしていると電気がついた。

そこに立っていたのは悦子、全ての編集部員が悦子に注目していた。

『もしかして電気がつくの当たり前だと思ってませんか?電車が走るの当たり前だと思ってませんか?あたしも昨日まで忘れてたんですけど。電気がつくのも、電車が走ってるのも私たちの見えないところで事故が起こらないように点検してる人たちがいるからなんです。あたしたち校閲も、そんな当たり前をつくる仕事をしています。流し読みする読者もいると思います、けどあたしみたいに隅から隅まで一言一句漏らさず読むファッション誌が大好きな人達も絶対いっぱいいますから。そういう人たちのために、あたしたちにも当たり前を守らせて下さい。ゲラの最終チェック宜しくお願いします。1週間ありがとうございました。貴重な体験ができました。Lassy最高です。大好きな雑誌です。来月号も楽しみにしています。』

編集部員たちは悦子が去った後もあっけに取られていた。

亀井編集長『すごい存在感の校閲ね。』

波多野『でも編集長、雑誌校閲でここまでやっていたらいくら時間があっても足りません。』

亀井編集長『そうね、でもこの指摘出し見た?このスカーフ特集の見出し、5年前のLassyに全く同じ見出しがありましたって書いてある。担当者誰?5年前の巻頭企画でもない記事の見出しをあの子は覚えてた。些細なことだけど読者一人でもガッカリさせるような雑誌、いくらつくっても売れないと思う。校閲さんに指摘されるまで誰も気付かなかったっていうのも情けない話よね。もうちょっとちゃんとやりましょうか。』

幸人の新しい本の案は『読み物としても面白い。さすが小説家だ。シリーズ化したらどうだ?』と父にも褒めてもらえた。

それでも幸人は暗い顔をしているので父は心配してどうしたのか聞いた。

幸人『昨日悦ちゃんに付き合って下さいって言おうとしたら言うの遮られてごめんなさいっていわれちゃったんだよね。』

本郷『ハハハハハハ!息子から恋の相談なんかされたの初めてだから。そのごめんなさいはNOという意味なのか?』

幸人『うーん、いや、ちょっと時間が欲しいって言ってた。』

本郷『ならば男は黙って待つ。下手なことを考えずに女性の気持ちが定まるまで待つ。そうすれば…』

そこで本郷の電話が鳴り『大事な仕事の電話だ。向こうで出てくる。』と行ってしまった。

幸人にも悦子からメールが来ていた。

『今日会社終わってから会えますか?』

森尾は昨日の『スカーフ一枚で元気になれた』という悦子の言葉からヒントを得た企画を波多野に提出するとOKをもらえて褒めてもらえた。

そして森尾に米を手渡した。

それは波多野の兄が作ったという先日届いた宅急便の中身。

波多野は兄が農家を実家を継ぐことに反対していたが悦子の言葉を聞いて当たり前を作る仕事の大切さに気付いたという。

そして森尾に悦子の分のお米も持たせた。

悦子の仕事が終わり幸人と話した。

幸人『もう待たなくていいの?』

悦子『うん。』

悦子『幸人君、あたし初めて会った時からあなたのことが好きです。超絶イケメンの幸人くんも、モデルのYUKITOも、作家のぜえいぜ…是永是之さんも。どんな時でも自分らしくゆっくりマイペースで生きてるあなたのことが大好きです。私で良かったらお付き合い…』

いいところで悦子の電話が鳴った。

森尾『先輩!今どこ?亀井編集長が今すぐ会いたいって!先輩、Lassyへ異動になるんだよ!』

悦子『Lassyへ異動??』

9話~fin~


 

地味にスゴイ

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