西郷どんのBL要素をネタバレ!西郷(鈴木亮平)と月照(尾上菊之助)が抱き合い海へ心中
出典:NHK
NHK大河ドラマ『西郷どん』にBL要素が!
驚かれた方も多くいるかと思いますが、実はその時代ではよくある話だったとか。
林真理子さんの原作を読み、ネタバレをしていきたいと思います。
【西郷どん】BL(ボーイズラブ)要素をネタバレ
2016年11月の発表記者会見で、脚本の中園ミホさんがBL要素(ボーイズラブ)があるとコメントされ騒然となりました。
どういう形で、BL要素が出てくるのか?
原作本を元に紐解いていきたいと思います。
西郷どんは女が嫌い
西郷は、斉彬にお仕えすると目標を立てると、それに向かってどこまでもまっすぐ突き進む男。
郷中の仲間に、遊郭に誘われるも行かない。
斉彬の子供が、お由羅の呪詛のせいかは不明だが7人亡くなり、斉彬の子供ができるまで生涯不犯を誓う西郷。
西郷にとって斉彬への師弟愛が一番で、その間に割って入れるものなどなかったのです。
【西郷どん】吉之助は相撲で男の子に興奮する
そんな硬派な西郷でしたが、幼少期に不思議な感情になったことがある。
吉之助(幼少期の西郷の名前)には好きな少年がおり、その男の子と相撲をしていると興奮を覚え、体がうずいた。
ただ、この時代では珍しい話ではなく、吉之助も年上の少年たちに仕掛けられたこともあったんだとか。
西郷(鈴木亮平)と月照(尾上菊之助)が抱き合い海へ心中
出典:NHK
メインのBL要素となるであろうシーンは、西郷隆盛(鈴木亮平)と月照(尾上菊之助)の場面になると思われます。
人生の全てを懸けて慕っていた斉彬の死に直面し、絶望する西郷は後を追って死のうとしていた。
そのとき現れた月照。
「私と寝はりませんか」と西郷を優しく抱き、西郷に生きる希望を持たせるのです。
西郷も決して嫌な気持ちはなく、それを受け入れたのでした。
しかし、薩摩藩に裏切られ、再び絶望した西郷に付きそう形で、抱き合いながら海に沈み、心中を図るのでした。
薩摩の稚児好き
薩摩の稚児好きというのは、その時代ではよく知られた話のようで、薩摩の者はと笑われる場面も出てきます。
稚児(少年)を愛する男色文化があったということに驚きですが、西郷と月照については、西郷の深い悲しみを癒そうとした月照の優しさが見え、美しくも感じました。
西郷どんのBL要素に対する感想
“BL”という言葉のインパクトに驚かれた方もいらっしゃると思いますが、原作本を読んでみた感想としては、心と心の深い繋がりの先にあるもので、そこに性別という区切りは必要ないと感じました。
西郷の斉彬に寄せる想いは、恋人や妻に向ける愛情より深いんじゃないかと感じされるほど。
鈴木亮平と尾上菊之助がどこまでの絡みを見せてくれるのか、これは見ものです!
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