金曜ドラマ【コウノドリ】2話あらすじと視聴率!子宮頸がんワクチンは受けるべきか、否か?
金曜ドラマ【コウノドリ】第2話の視聴率・あらすじ・感想
第1話より、好調なスタートを切った金曜ドラマ【コウノドリ】。
母である女性達からの共感の声など多く、反響を呼んでいます。
第2話では、土村芳さん、福士誠治さん、前回から引き続き高橋メアリージュンさんらがパパママゲストとして登場しました。
今回は、金曜ドラマ【コウノドリ】2話の視聴率とあらすじ、感想を紹介します。
金曜ドラマ【コウノドリ】2話の視聴率
金曜ドラマ【コウノドリ】2話の視聴率は11.8%。
好スタートをキープできるでしょうか?
→前回より1.1%ダウンとなりました。
金曜ドラマ【コウノドリ】2話のあらすじ
診察に来た、妊娠19週の妊婦・久保佐和子(土村芳)は「赤ちゃんは順調だが、子宮頸部腺がんである」と言われる。
「赤ちゃんには問題ないが、がんの進行を調べ結果によって妊娠を継続させるのか判断する」とサクラは伝えた。
その頃、産後の2週間検診に彩加(高橋メアリージュン)が来たが四宮の質問に対し、淡々と答え「すぐに仕事に復帰する予定だ」と話した。
佐和子の検査結果をサクラは神妙な面持ちで見ると、久保夫婦に伝える。
サクラ「がんの種類・進行によって、取り切れると期待していたがそれ以上に進行していた」
佐和子のがんは進行の早いがんで早い段階での治療が望ましく、しかし赤ちゃんに転移の可能性は無かった。
サクラは「なるべく早く治療がしたい。どれくらいまでお腹で成熟させ、どのタイミングで産むか。しかしそれは産む前提の話である」と伝える。
佐和子の治療を優先させるなら産まない選択肢もあること・今産まないと決断すれば助かること・手術をすれば子宮全摘出となりこれが最後の妊娠であることも話し合った。
佐和子「ちゃんと私の中で育ってくれてる。諦めるなんてできない」
サクラ「分かりました。僕たちはお二人がどんな決断をしようと全力でサポートします」
佐和子と夫・慎吾(福士誠治)は話し合う。
慎吾「何から手を付けていいか分からないな。お腹の子より、佐和子の方が大事だ。子供を犠牲にしてもいい」
佐和子「離婚してもいいよ。私の命が助かっても、もう子供は授かれない」
慎吾「子供を産める、産めないで価値なんか決まらない。子供を産んでもらうために結婚したわけじゃない」
そして、産婦人科と新生児科の会議で佐和子の手術についての話し合いが行われた。
サクラは「28週」、四宮はベビーに負担がかかると「せめて32週まで」、と二人は言い争う。
4週の差は大きく、ベビーにとってもお母さんの命は大切。
この4週でがんが進行したらと考えると、難しい選択だった。
さらに四宮は小松と「子宮頸がんワクチン接種」について議論。
小松「100%副作用のないワクチンなんてない」
四宮「接種で助かる命もある」
そして、再びサクラと久保夫婦の話し合い。
「正直どうしたらいいか分からない」と言われ、サクラはがんの進行の事を考え「28週での出産」を提案した。
サクラ「赤ちゃんは低体重など、何らかのリスクを抱えて生まれてくる可能性が高いです」
佐和子「それなのにどうして?」
サクラ「お母さんご自身の手で、赤ちゃんを育ててほしいからです」
32週まで待つと、抗がん剤の投与など赤ちゃんへの影響があるため、約3ヵ月がんの治療が何も出来なくなってしまう。
慎吾「佐和子の体が第一」
佐和子「仕方ないよ」
そんな二人に、未熟児で産まれてきた赤ちゃんの見学をしてみないか?と提案した。
26週・700gで産まれた赤ちゃん、そのお母さんから話を聞くと慎吾は「妻と二人きりで話したい」と言った。
慎吾「なんか勇気もらったな。赤ちゃんもだし、お母さんも幸せそうだった。確かに大変だけど、二人で力を合わせれば何とかなるよ」
佐和子「綺麗ごと言わないでよ。もしこの子に何かあったらすべて変わるんだよ。その時に、心から幸せだって言える?」
慎吾「佐和子の幸せって何?」
佐和子「お腹の中でちゃんと育てたい。慎ちゃんが一人でも大丈夫なようにちゃんと育てるから…」
慎吾「一人じゃないよ。この子は佐和子と俺の子だよ。二人で育てるんだよ。俺たちで育てるんだよ。三人の人生だよ。一緒に生きたいよ…!」
「鴻鳥先生、よろしくお願い致します」
その頃、彩加が検診に来ていて小松は「産後鬱の質問票」を渡した。
「大丈夫」と言う彩加だったが、小松は「特に頑張っちゃうお母さんは心配」と書かせたのだった。
ー2ヶ月後ー
佐和子の手術は、帝王切開で赤ちゃんを産み全身麻酔に切り替え子宮摘出、検査に出し2週間後に結果が出る流れとなった。
白川「産まれた後のことは任せろ」
下谷「おう!」
佐和子は手術後、抗がん剤治療などがないなら「授乳」をしたいと小松に話す。
佐和子「このタイミングで産むと決めた以上は、たっぷりの愛情をあげたいんです。命ある限り、なんだってします」
そして、手術へ。
元気な女の子が産まれ保育器へと乗せられ処置が行われる。
佐和子は「頑張れー」と何度も声をかけ、涙した。
サクラ「よく頑張りましたね」
佐和子「鴻鳥先生、私がんになんて負けませんから。絶対にあの子育てますから」
手術が終わり、車いすで赤ちゃんの元へ向かう佐和子と慎吾。
その様子をサクラと四宮が見ていた。
四宮「運が良かったな」
サクラ「お母さんが子供を助けたいって気持ちが勝ったんだよ」
四宮「お母さんに子供を育てさせたいって、お前の気持ちが勝ったんじゃないのか?」
四宮は去った。
赤ちゃんを眺めている久保夫婦。
白川「赤ちゃんの皮膚や耳はとても敏感です。お腹の中で聞き取れなかったお母さんの声やぬくもりは、赤ちゃんの緊張を和らげます」
佐和子「私、ここへ来る途中お腹の大きな妊婦さんを見て、ものすごい劣等感に襲われたんです。この子をちゃんとお腹の中で育ててない、親として失格、そう思ったんです。でも何かそんなこと吹き飛びますね。この子しっかり生きてますね」
今橋「ちょっと早く生まれちゃったけど、家族と生きていくためにこの誕生日を選んだんです」
佐和子「ちっちゃい…。やっぱりまだ私、死ねないね。二人でちゃんと育てなきゃ」
ー2週間後ー
佐和子の検査結果は、転移が見られないようだった。
泣いて喜ぶ久保夫婦に、みんながホッとする。
そして…。
ペルソナの廊下で彩加の赤ちゃんが一人、ベビーカーで置き去りにされ泣き叫んでいた。
彩加は屋上の策を乗り越えようと…?
金曜ドラマ【コウノドリ】2話の感想まとめ
今日のコウノドリみんなみてほしい。子宮頸がんは自覚症状ないから。私は腺がんじゃなかったしかなり初期で手術したから影響少なくて済んだけどドラマみたいに手遅れになることもある。普段なんともなくても女性はきちんと婦人科に行って検査してほしい。赤ちゃん産みたい人も産まない人も。
— ゆ し ぬ@おどらぬ脂身 (@yushinu_hige) October 20, 2017
妊娠中に子宮頸がん発見。
赤ちゃんをあきらめれば、生存率は上がる。治療には子宮全摘出。子供を産むか、治療を優先するか。胎動を感じ、産みたいと思う母親。辛い選択だ#コウノドリ— shiro (@shirosox) October 20, 2017
https://twitter.com/147_ribbon/status/921364285485281280 https://twitter.com/sor1ftw15/status/921364399063011328コウノドリ見て最初の10分で思ったこと
子宮頚がん検診受けます。
— み (@tty_11sq) October 20, 2017
子宮及び周囲を切除か。これが最後の妊娠だと考えると、赤ちゃんを無事に出産させることと、母体を早期にがんから救うことを両立させる難しさ。たった4週の違いだが、赤ちゃんにとってもがん治療にとっても貴重な4週間。 #コウノドリ
— 酒上小琴【サケノウエノコゴト】 (@raizou5th) October 20, 2017
子宮頸がんワクチンか #コウノドリ
— 蒼兎 (@manea31) October 20, 2017
https://twitter.com/uraraka_baba/status/921367158021488641子宮頸がんワクチン取り上げるんだな。流石です。 #コウノドリ
— しやちくY (@suzu_negi) October 20, 2017
https://twitter.com/GC_yyy/status/921367213566595072子宮頸がんワクチンって副作用で問題になったけど…今はどうなの…?? #コウノドリ
— 空tob蟹san '24 (@fonchifinch) October 20, 2017
正直自分の娘に子宮頸がんワクチン勧めていいのかほんとわかんないし抵抗の方が大きい #コウノドリ
— さつき (@satsuki_h_0129) October 20, 2017
子宮頸がんワクチンについて、良い面だけでなく、心配されている事についても取り上げる。
選ぶのはその人。難しい。誰も間違ってない。だけど誰も正解は知らない。
障害があるという事実を親が受け止められるか、否か。受け止められるか、ではない、受け止めなければならない。#コウノドリ
— naru (@12na17ru) October 20, 2017
子宮頸がんワクチンについてはがんを防げる一方でマスコミの過剰報道で副反応に対して不安を持つ人も多いと思う。もちろん報道された中で本当に副反応に苦しんでいる人がいるのも事実だと思う。今回の #コウノドリ はワクチン接種を勧める側と不安に思う側どちらの気持ちもわかる形になっていた
— アライグマアスカル (@araigumaasukaru) October 20, 2017
子宮頸がんのワクチン接種は、副作用の問題などが取り上げられてから耳にしなくなっていたなぁと、しみじみ思いました。
受けさせることによって予防になれば・副作用と戦っている人もいる・怖い等々、沢山の声があり、親御さんの立場からすると受けさせるべきなのかどうか悩んでしまう問題ですよね…。
ワクチンについて賛否両論ありますが、女性の方は子宮頸がん検査をとにかく受けてほしいと思います。
厚生労働省のHPで、子宮頸がんなどについてのQ&Aを見つけたので抜粋しました。
Q1.子宮頸がんとは何ですか?
A1. 「子宮頸がん」とは、女性の子宮頸部にできるがんのことです。子宮は、胎児を育てる器官で、全体に西洋梨のような形をしています。また、子宮頸部は、腟へと細長く付き出た子宮の入り口部分(腟の方から見た場合には、奥の突き当たり部分になります。)のことを言います。
Q10.子宮頸がんを予防する方法はありますか?
A10. 子宮頸がんの予防法としては、子宮頸がん予防ワクチンを接種することで、ヒトパピローマウイルスの感染を予防することが挙げられます。また、子宮頸がん検診を定期的に受けることで、がんになる過程の異常(異形成)やごく早期のがんを発見し、経過観察や負担の少ない治療につなげることができます。
Q11.子宮頸がん検診はどのようなものですか?
A11. 20歳以上の女性は、2年に1回の頻度で子宮頸がん検診を受けることが推奨されています。一般的に、子宮頸部の細胞を採取して、細胞に何らかの異常がないか検査する「子宮頸部細胞診」が行われています。検診を受けられる場所など詳細については、お住まいの市区町村にお問い合わせください。
Q13.子宮頸がん予防ワクチンは絶対に受けなければならないものですか?
A13. 法に基づくワクチンの接種は強制ではありませんが、一人一人が接種することで、社会全体を守るという側面があるため、対象者はワクチンを接種するよう努めなければならないとされています。
実際に予防接種を受ける際は、ワクチンの有効性とリスクを十分に理解した上で、受けるかどうかご判断ください。出典:厚生労働省HP
上記以外の質問等、厚生労働省のHPで確認できます。
気になった方は、足を運んでみてください。
次回、第3話は10/27(金)22時~放送です。
お見逃しなく!!
ー第3話の予告動画ー
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