【あのコの夢を見たんです。】最終回ネタバレと感想!タイトルの意味を回収して有終の美!
【あのコの夢を見たんです。】最終回ネタバレと感想!タイトルの意味を回収して有終の美!
芸人・山里亮太さんの妄想ドラマ【あのコの夢を見たんです。】もいよいよ最終回です。ヒロインは橋本愛さんが務めます。
妄想の原点とは、タイトルに込められた意味とは一体なんなのでしょうか。
今回の記事ではヒロイン橋本愛さんの【あのコの夢を見たんです。】最終回「リアル?」のネタバレ、感想をお伝えします。
【あのコの夢を見たんです。】最終回のネタバレ
山里の妄想の原点
芸人山里亮太(仲野太賀)は喫茶店でネタを作るのを日課にしていた。山里は態度の悪い店員、自分を舐めているような年下のマネージャーなど嫌なことがあるとノートに妄想を繰り広げ現実逃避をする。
実在の女優をヒロインにして自分も登場させる妄想、山里はふとその原点を思い返していた。
高校生の時の山里は目立たず、クラスメイトからも空気のような扱いを受けていた。嫌なことがあると図書室に逃げ込み、ノートに妄想を繰り広げる。
山里は学校一のマドンナである橋本愛との妄想を繰り広げる。
- 橋本愛:宇宙海賊を率いる女船長
- 自分(山里):腕利きのガンマン
山里は襲ってくる敵を次々と倒していく。橋本愛に頼りにされ、手を差し伸べられる。
山里は妄想の中だけ自由に振舞っていられた。
妄想ノートに異変が
すると図書室に図書委員をしている橋本愛がやってくる。橋本愛は「本借りないの?」と尋ねてくるが山里は返事もせずにそそくさと出て行ってしまう。
翌日の昼、山里は橋本愛に話し掛けるチャンスを無駄にしたことを後悔していた。
山里が屋上に続く階段でこっそりと昼食を食べているとカップルに見つかってしまう。カップルは山里のことは無視してイチャイチャしだした。
山里は堪らずに妄想の世界へと逃げ込もうとするが異変に気づく。“女船長の橋本愛に手を差し伸べられた”後の続きがノートに書かれていた。
妄想の続き。
山里は「それは全てが終わってからにしよう。」と橋本愛の手は握らなかった。
山里はさらに妄想を書き加える。
橋本愛のピンチに颯爽と駆けつけ、頼るにされる山里。
が、妄想は良くとも現実では孤独で虚しさも感じ蹲ってしまう。
本当の橋本愛
山里はそのまま寝てしまい気がつくと放課後になっていた。教室に戻ると橋本愛がいて話しかけてくる。
橋本愛「ねぇ、どうするの?」
「私といっしょに戦ってくれるの?」
妄想の続きを書いていたのは橋本愛だった。彼女は突然泣き出してしまう。
学校の一のマドンナである橋本愛は山里の妄想、本当の彼女は同じく目立たない存在だった。
橋本愛は涙を堪えて山里の手を引っ張り図書館へと向かう。そして、2人は共に妄想の続きをしていく。
最終決戦の時。あまりに強大な敵を前に山里は怖気づいてしまう。
橋本愛「自分を否定しては駄目。勝手に自分を卑下するな!」
「足りなかったのは勇気だけよ!!」
橋本愛は現実での自分にも向けるように発破をかける。山里もそれに応えるように妄想を繰り広げて、2人は楽しんでいく。
橋本愛「ありがとう。」
妄想を終えた橋本愛は微笑みかけるのだった。
妄想の行く末は
現実世界での喫茶店で山里が目を覚ます。どうやらいつの間にか寝てしまったようだ。
山里「橋本愛は僕の最初の妄想相手。」
「久しぶりに、あのコの夢を見たんです。」
山里は支払いを終えて喫茶店から出ようとする。すると年下のマネージャーが「色々騒いですみませんでした」と謝ってきた。「この妄想ノートもいつか読まして欲しい」と言う。
山里は次の漫才に向けて気合を入れ直し相方のしずちゃんに電話をかける。ところが着信拒否されていた。
山里「帰ったらまた現実逃避だーー!!」
妄想ノートを手に山里は帰路につくのだった。
【あのコの夢を見たんです。】最終回の感想とまとめ
【あのコの夢を見たんです。】最終回では山里さんの妄想の原点が描かれました。
- 橋本愛さんと妄想を繰り広げ、力を貰ったのか
- それすらも妄想だったのか
最後は曖昧なままドラマは幕を閉じました。
タイトルに込められた意味は?
『あのコの夢を見たんです。』最終話
今までとは違う構成に眼鏡の色。僕はやっぱり橋本愛さんが大好きだ。世界が繋がった瞬間の鳥肌、転換点からの展開は涙。特別じゃないひとなんかいない!立ち上がれたら、
それだけで特別なんだ。妄想の悲哀と肯定。現実逃避は最高で最強だ
橋本愛さんゲストの『あのコの夢を見たんです』最終回、良かったな。他者から見たら馬鹿馬鹿しい絵空事がその人の人生を上書きする話は好きだ。
後半を見ながら自分が書いた『ゴーストマスター』のことも思い出したりして、勝手にじーんとした。
— 楠野一郎(プロペラ犬) (@kusunopropeller) December 18, 2020
妄想というものは確かに逃げです。が、某ドラマではありませんが逃げることは時には大切です。
そんな意味が最後の台詞でありタイトルの【あのコの夢を見たんです。】に込められており、綺麗に回収されてたと感じました。
ドラマ【あのコの夢を見たんです。】は毎週異なる女優さんを迎え妄想が繰り広げられました。
- 甘酸っぱい青春モノ
- ぶっ飛んだSFモノ
- 息苦しさに元気を与えてくれるモノ
など、異なるテーマで楽しむことが出来ました。主演の仲野太賀、ヒロインの皆さん、原作の山里さん、スタッフの皆さん素敵なドラマをありがとうございました。
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