【警視庁・捜査一課長2020】11話の視聴率とネタバレ!朝比奈彩さんが元ヤンに見えない!

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ドラマ【警視庁・捜査一課長2020】11話では、朝比奈彩さんの演じる麻知子が、指紋をはじめ犯人らしい要素を抱えるかなり怪しい人。しかし、元ヤンとか不良とか言われた彼女は、そうは見えず、清楚で生真面目、さらに息子思いの美しい女性として描かれていました。

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【警視庁・捜査一課長2020】11話の視聴率

「警視庁・捜査一課長」第11話の世帯平均視聴率は13.2%でした。

これまでは初回13.3%、第2話13.8%、第3話13.9%、第4話14.5%、第5話14.2%、第6話13.7%、第7話14.3%、第8話12.6%、9話12.5%、10話12.9%となっています。

今回も微増しています。

【警視庁・捜査一課長2020】11話のあらすじ

「アンパンまみれの刺殺体が見つかった」という知らせを受けて大岩純一(内藤剛志)は現場に向かう。被害者はベーカリー移動販売を商っていた椋木淳史(若林久弥)で、遺体の周囲にアンパンが多数散乱していた。おそらく段ボールにアンパンを詰め込んで運んでいた所を襲われたと見られた。

被害者は日頃、パンの移動販売車のスピーカーから大音量の音声と音楽を流していた。それゆえ近隣住民とトラブルも起こしており、聞き込みで、現場付近に住む女性の鳥越彩美(丸山礼)が証言するには、死亡推定時刻のころ、若いヤンキーっぽい女性が近くを走り去ったということだった。

たくさんの散乱アンパンの包みのひとつから被害者以外の指紋が発見され、それは5年前に傷害致死事件を起こした女性だった。すなわち鷺沢麻知子(朝比奈彩)の指紋。そこで大福こと平井真琴(斉藤由貴)と小山田大介(金田明夫)は、鷺沢が働く小さな食堂を訪ねたが、彼女は被害者のことなどまったく知らないと突っぱねた。

しかし、鷺沢麻知子と被害差の椋木には意外な接点があった。椋木は麻知子が以前に起こした傷害致死事件の時にたまたま現場を目撃しており、彼の証言も加味されて彼女に懲役3年の判決が下っていた。すなわち麻知子の逆恨みによる犯行だったのか? 大岩は麻知子の事情聴取を命じるが、真琴は当時、麻知子に夫の鳩村直道(姜暢雄)と息子の晴己(森崎海來)という家族がいたことを知った。

【警視庁・捜査一課長2020】11話のネタバレ、わざわざ拾わせたアンパン!

ネタバレ、裁判傍聴オタクの犯行だった!

「何?アンパンまみれのご遺体が? 分かった、すぐ臨場する」

場所は江東区東砂。被害者はアンパンの入った箱を車から運び出そうとしたときに、襲われた。さんざん、鷺沢麻知子(朝比奈彩)が怪しいような状況が見せられ(つまり犯人でない!)たが、じつは犯人は、被害者の大音量にいつも怒っていた鴨志田という男性だった。

ネタバレ犯人は ⇒ 鴨志田

鴨志田は被害者の椋木淳史(若林久弥)が、スピーカーで流す音に駆けつけては口論していたが、本当は「司法浪人か? 向いていないんじゃないの?」と言われたことに怒り、強い恨みを抱いていた。

客観的にはいくつもの不利な条件を抱えた麻知子が、濡れ衣に過ぎないのは織り込み済みーー。むしろ麻知子の犯罪ゆえに別れた家族である、元夫・鳩村直道(姜暢雄)と息子の晴己(森崎海來)と麻知子の、現在の関わりが、ドラマの見どころとしては描かれた。

ムクドリ並みに騒音を出すパン屋

被害者の椋木は「ムクドリのパン屋さん」。大福は「ムクドリって、騒がしい鳥ですよね」とそこにこだわる。

「ぱんぱんぱーん。美味しいパンだよ。ムクドリの〜♪」とは、車に準備された音声。「これを朝から聞かされたら、きついでしょ!」大福

住民に聞き込みすると、詳しい証言をする女性がいた。鳥越彩美(丸山礼)が言うには、犯行推定時間ころに、若い女性が現場付近を走り去っていた。

20代後半から30代くらいだったかな。髪とか染めちゃって、ちょっとヤンキーっぽかったかな。元ヤンの感じ。亡くなったパン屋さんには悪いけど、みんな、朝の騒音に困っていた」

指紋が発見された

パンの包みの一個から被害者以外の指紋が発見され、指紋の女性は5年前に傷害致死事件を起こしており、懲役3年執行猶予5年の判決を受けていた。

写真を鳥越(丸山礼)に見せると「今朝、見かけた人は、こんな人だった」と証言。

その女性とは鷺沢麻知子(朝比奈彩)で、近所の砂町銀座の食堂で働いている。「つるなみ食堂」を訪ねると、休憩時間でオムライスを食べようとしている麻知子がいた。

「どうせ私のこと疑っているんでしょ。前科があるから」

食堂の親父さんが倒れそうになって驚く。

「私、こう見えてパンよりご飯派なんだよね。私の指紋? さあ、こっちが教えてほしい」

犯行時間の行動は、「夜中に仕分けのバイトやっているから、その時間はそこに。だからそんなパン屋さん、見たこともないって!」

麻知子が食堂で働く動機は分からなかった。一方で、パン屋を煩いと言っていた男(鴨志田)は、もう諦めたと言う。耳栓をするようになった。

麻知子と被害者の関係、過去の家族

麻知子が事件を起こした時の目撃者が、今回の被害者。当時、彼女は夫と3歳のはるきくんと暮らしていた。たまたま隣人との揉め事が絶えなかった。隣人女性に強い口調で攻撃され、限界が来た。

「やっぱり不良は、いつまでたっても不良ね!」

自転車のその女性を麻知子が坂道で突き落としたのを、たまたまパン屋が見ていた。パン屋は裁判で、証言もした。

麻知子を任意取り調べ・・

「だから、知らないって。指紋? 言いましたよね、私が聞きたいくらいだって」

「あなたの元ご主人は、ご主人の実家に暮らしているそうですね。つるなみ食堂で働いているのは、息子さんに会いたいからでは? 息子さんと、偶然にでも会えるのを期待して・・」

「今さら息子になんて会いたくない! 子供なんて面倒くさいだけだし」

母親みたいにグレちゃう?

食堂と逆方向の荒川の堤防を、なぜ歩いたのかを尋ねると麻知子は、そんな所を通ってないとキッパリ否定。

配送センターで聞き込み。彼女を訪ねてきた男がいて、その男に薄い茶封筒を渡していた。男を「からすまさん」と呼んでいた。傷害致死事件の被害者の夫だった。その夫と、何をしていたのか?

鳩村家の外で見張る大福。

「はる君、今夜はオムライスだからね!」と送り出す祖母。

「はるき君のお祖母様ですよね」
「話すことなんてないわ! はるきがあの女のことを思い出したら、どうしてくれるの!?」

川のそばに小学校があった。麻知子が見に行っていたのは小学校。校庭で遊ぶはるき君の姿があった。

「夜勤明けに小学校に行くのも、あの食堂で働くのも、いつか会えるのではという・・」大福
「会えるわけないでしょう、今さら。私、人を殺しているんだよ」

回想。突き飛ばされた女性
「共有のおもちゃ知らない? そのうち、息子さんも母親みたいにグレちゃうんじゃないの?」

麻知子は、はるきに一度だけ会いに行った。
「はるきは、あなたの顔なんて忘れているわ!」

「オムライスじゃないですか? あなた、あの食堂ではるきくんを見た。違いますか?」大福。一方、被害者の夫は、賠償金を払うというから貰いに行ったと証言。

混迷・・

大岩家の諸々。(恒例)
羽が落ちてきた。笹川刑事部長は腕に羽をつけて現れる。(恒例)

ところで裁判の傍聴人は、麻知子の裁判において、証人である椋木の顔も見ている。傍聴は誰でもできるし、署名や身分証の提示も必要ない。

一方で被害者椋木のブログには、興味深い書き込みがあった。椋木は交差点で信号待ちをしていたときに、体当りされてアンパンをひとつだけ奪われた。

事件の3日前に、アンパンを奪われ、事件の2日前に、麻知子はすれ違った人の落としたアンパンを拾ってあげていた。

何者かが椋木を殺害し、椋木のまわりにあったアンパンに、麻知子の指紋の付いたアンパンをまみれこませたのか? そんな手の込んだことをいったい誰がやった? 謎が深まる。

無茶振り上等!&解明

一つだけ手がかりがある。被害者の自撮りした写真に、交差点が映っている。その交差点がどこかを突き止めれば、犯人のの手がかりがみつかる。

「この間にあるすべての交差点を捜査!」 また無茶振り。「無茶振り上等!」「必ずホシをあげる」永代通り、四ツ目通り・・・・
「あった〜」山さん。(恒例)

「パン♪ パン!!」 捜査陣が大音響を流して鴨志田をおびき寄せる。麻知子に体当りしてアンパンを拾わせたのは、この男だった。鴨志田は司法試験を目指して勉強し、裁判もいつも傍聴している。

「あの男(椋木)が私をバカにしたのだ」 

「私は司法試験合格のために法律を勉強している」
「司法浪人か? 向いていないんじゃないの?」

そんな時に、鴨志田は麻知子とたまたま道ですれ違った。「あの事件は私が初めて傍聴した裁判だった。そして、この計画を思いついてしまった。警察は前科のある、あの女を疑うに違いない」

鴨志田は殺害時に、非常階段から自転車置き場の屋根に乗り移り、いつもの防犯カメラには映らずにすんだ。アンパンを盗む時は、別の移動販売車のドライブレコーダーに録画されていた。

大福たちは麻知子に、家族と会うことを勧める。しかし「私は少し離れて見守っているくらいがちょうどいいんです」と断る。あの食堂で、はるきだけ気が付かないまま、麻知子は一度だけ、かつての夫と息子たちに会うのだった。

【警視庁・捜査一課長2020】11話の感想

「アンパンまみれ」とはやはり大袈裟で、アンパンの袋が被害者の周囲に散乱していたのでした。その袋の一つから指紋が発見されたら、指紋の主はかなり怪しいです。

しかも被害者が、自分の裁判で不利な証言をしていたら憎んでいても不思議はない。さらに、偶然見かけたという丸山礼が、犯行時刻あたりに麻知子の姿を目撃したのだから、これはもう犯人にされてもおかしくない。それくらい怪しさマックスの麻知子でした。

しかしそこは、大福(斉藤由貴)らの「決めつけない捜査」にて、じっくりと真相に近づきました。怪しい人が犯人でない定石ルールは今回も健在で、真犯人の犯行動機も突発的でないことが、それなりに描かれました。

余談。ムクドリ、鷺、鳩、鴨、鳥越・・今回は鳥でした(笑)。笹川部長が鳥の羽をつけて現れるのとコラボ!?

それにしても、朝比奈彩さんは「ちょっとヤンキーっぽかった」とか「元ヤンの感じ」とは、まったく見えませんでした。ダメージジーンズを履いた美しい女性が、颯爽と走って行っただけ。回想による5年前の傷害致死事件も、突き飛ばされた女性の表情がしっかり意地悪で、もうこれでは朝比奈さん(麻知子)への同情と「なんと可愛い、綺麗!」の称賛が高まるばかり。息子に会いたい母親の気持ちを賢明に堪える姿も、むしろ凛としていました。

しかし、そんな要素もあって今回も、なんだかんだと最後は良い話にまとまったようです。

【警視庁・捜査一課長2020】11話のまとめ

視聴率も微増ながら上がり、今回も安定感を見せてくれた11話。犯人探しより、怪しまれる美しい女性、朝比奈彩さんに目が行ってしまった視聴者が多いようです。次回、江東区の次はどこでしょうか?

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