【スカーレット】12話(10月12日) 喜美子（戸田恵梨香）が信楽を離れる現実に反響！

2024年11月12日

Jima

出典Amazon

戸田恵梨香主演のNHK朝ドラ『スカーレット』第12話が2019年10月12日（土）に放送されました。

喜美子（戸田恵梨香）が信楽を離れる、その避けられない現実に対し、視聴者から大きな反響が寄せられて…。

今回は朝ドラ『スカーレット』第12話の視聴率・ネタバレあらすじ・感想まとめ。

【スカーレット】12話の視聴率

『スカーレット』12話の視聴率は、22.4%。

【スカーレット】12話のネタバレあらすじ

『スカーレット』は女性陶芸家・神山清子氏の生き方をモチーフにした物語。

前回第11話では、喜美子（戸田恵梨香）の大阪の就職が内定して…。

12話のネタバレ

父・常治（北村一輝）がツテを頼りに大阪で新たな就職先「荒木商事」を見つけてきた。社長の荒木さだは常治のイトコだという。

喜美子は家族のために本音を隠して就職を受け入れた。

中学校の担任・寺岡先生（湯浅崇）が川原家にやってくる。成績優秀な喜美子に進学の誘いがあるという。

しかし常治は、家計のため断った。

信楽を離れる喜美子の噂を聞いた友人・照子（大島優子）から柔道勝負を挑まれる。

照子は警察官をあきらめて、丸熊陶業を継ぐことになり、一生この地にいるという。

友人・信作（林遣都）に柔道着を取りに行かせている間、待ちきれずに涙の勝負が始まった。

喜美子は照子を投げた。その瞬間に戻ってきた信作。照子のスカートの中を見たのか、倒れる。

鼻血は出ていないが新聞紙を信作の鼻に詰めて遊ぶ喜美子。

天井を見上げて大の字に練る照子は「大阪…行ったらあかん。信楽捨てるんけ？大阪行ったらあかん。許さへん！一生許さへんで！」と叫ぶ。

喜美子はそんなんだから友達できないんだと笑ってサヨナラし、さらに照子を泣かせて楽しんだ。

しかし家に帰った喜美子は、お風呂を炊くマキをくべながら、「よそ者はタヌキに化かされる」と引っ越してきたときに信作に言われたことを入浴中の常治に話す。

喜美子は今では本物のタヌキに会わないという。それはナゼか…。

喜美子「もうよそもんやないからな。うちはよそもんちゃう。うちは信楽の子や。うちは、信楽好きや。うちは…。うち…。大阪行きたない！ここにいたい！ずっと信楽にいたい！お父ちゃんとお母ちゃんと…みんなと…みんなと、ここで暮らしたい！」

喜美子は涙ながらに訴えた。しかし常治はタヌキの道の先で夕日が見えるから見てこいと返答。大阪行ったら見られないからだ。

後日、喜美子はその場所で夕日を見た。そして焼き物のかけらを拾った。かけらを夕日にかざしてみた喜美子。

この焼き物のかけらを、喜美子は旅のお供にしていく。

きみちゃん！「Tomorrow is another day」ですよ🌬🌬🌬#スカーレット pic.twitter.com/b93NuYix88

— 朝ドラ「スカーレット」第2週 (@asadora_bk_nhk) 2019年10月11日

【スカーレット】12話の新情報

12話での新情報は…

・喜美子（戸田恵梨香）の絵が学校唯一の金賞。数学などの成績も優秀のため、支援によってタダで進学できる可能性はあった。

・照子（大島優子）は夢だった婦人警官をあきらめて家業を継ぐことになる

・喜美子は「信楽の子」で残りたいが、焼き物のかけらを拾って大阪へ行く決意をした。

【スカーレット】12話の感想

喜美子（戸田恵梨香）の涙にコチラももらい泣きです。

本音を隠してそうでしたが、信作や照子相手にはあんなに無邪気だったのに…（涙）

それでも現実は変わりませんでした。ただ、本音を言えたことは大事。

ため込んだら爆発してしまうので。

親も子もどちらもツライ状況ですが、それでも前を向こうとする喜美子。今後に幸あれ。

【スカーレット】12話のTwitter反響

「スカーレット」12話への反応、評判は？

子どもの夢を親が応援してくれて能力にもとづいた自由な職業選択ができるということが極めて限定的な社会的条件下でなければ成立しないという厳しい現実をはっきりと突きつけてくる #スカーレット。でも、たとえそうであっても今日の夕陽はあなたの行く末をしずかにゆたかに祝福してくれているのだ。

— つくよみ (@shoshitsukuyomi) 2019年10月11日

喜美子の状況がしんどいのだけど、信楽の人たち自体はよそ者相手でもとても親切でいろいろ助けてくれてるんだよね。ブラウスしかり、進学を勧めてくれる先生しかり。それでも、どうしようもできないことがある…　#スカーレット

— 蓮花茶＠実況 (@lotusteajikkyou) 2019年10月12日

貧困というのは、愛情があろうがなかろうが、人生の選択肢がなくなってしまうことだというのを丁寧に描いてるなあと思う。ただ、才能のある人はどんな環境でも出てくる…というのは本当だけど、それは才能のない人は努力不足で貧乏なのも自己責任…ってなっちゃうからさじ加減が難しい　#スカーレット

— 蓮花茶＠実況 (@lotusteajikkyou) 2019年10月12日

親のために子供が犠牲に、なんては思わない。
だってそういう時代だったことを描いてるのだもの。
今の令和にはそぐわないからと、そうじゃない物語をかくなんて、あの時代を生きた人にも失礼。#スカーレット

— 圭 (@momohiro82346) 2019年10月11日

タダで進学できる方法あっても、お金かからないからOKではないのよね。15になったら家族の「働き手」の1人なのよね。別に意地悪とか親のエゴとかじゃない。
今とは全然違うという事を、若い方々がどこまで受け入れて見てくれるかな。
歴史のひとつとして受け入れて見てくれたらいいな。 #スカーレット

— すー ♪ (@Mok_chonsoo) 2019年10月11日

喜美子は支援されて高校進学に行けそうなのに、それよりも働き手が欲しい現実。

照子も夢を追うことは許されず信楽にとどまることに。

そんな様々な現実が突き付けられた第12話。

この時代を切り取ったことに賛同の声も上がっていました。