SPドラマ【黒薔薇2】に備えて前作2017をネタバレ!復讐とタイトルの真の意味に戦慄!

この秋、テレビ朝日「日曜プライム」枠で貫地谷しほり主演のドラマ【黒薔薇2】が放送されます。

前作、【黒薔薇 刑事課強行犯係 神木恭子】(以下【黒薔薇2017】)は警察組織の闇に切り込み、刑事として娘として亡き父の復讐を果たすドラマでした。【黒薔薇2】も期待大です。

今回の記事では【黒薔薇2】に備えて【黒薔薇2017】のネタバレをお届けします。

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目次

【黒薔薇2017】のキャスト!

【黒薔薇2017】キャストは以下の記事にまとめてあります。

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【黒薔薇2017】のあらすじ

ビル清掃会社社長殺害事件の捜査に忙しい東京臨海署刑事課強行犯係に神木(貫地谷しほり)が赴任してきた。この忙しい時期に新人女性刑事など邪魔なだけ。主任刑事の折原(岸谷五朗)は煙たがるが、当の神木も密かに「刑事など大変なだけ」と思うなどやる気なし。世話を任された折原に“見習い”として、〝ビル清掃会社社長殺害事件“の捜査本部での雑用を任される。ところが、ふと見た捜査資料から犯人像を想像することが楽しくなり、独自に調べてみることに。

一方、偶然知り合った安本(でんでん)という老人から、神木のもとへ孫のリサ(松尾薫)が失踪したと連絡が入った。安本は甥っ子の義男(阿部進之介)が連れ去ったに違いないというのだが、その義男は安本のノミを盗んで安本の家から出ていったきりだという。

神木の調べで義男が持ち出したノミの刃型と殺人事件の被害者社長の傷跡とがほぼ一致することがわかった。義男はビル清掃会社の面接を受け、被害者の社長から不合格にされたことを逆恨みしたらしい。神木の思わぬ才能を認めた折原は、矢野係長(西岡德馬)の指示で神木とコンビで捜査を開始する。

義男が刑務所にいたころの仲間・山野井と潜伏していることがわかった。瀬名刑事部長(中村俊介)の命令で、折原と神木は捜査一課の刑事たちと拳銃を携行し現場に乗り込む。

そこで義男とリサを見つけた神木らだったが、傍らには山野井の遺体が。包丁を手にリサを盾に逃亡しようとする義男。刑事たちと一触即発の状況となるが、折原が義男の足を撃ち逮捕にこぎつける。

義男は素直に社長殺しを自供するが、山野井の殺害に関しては否認。その一方、折原は逮捕現場での一課の刑事たちの行動に疑念を抱いていた。彼らはわざと義男を挑発、興奮をさせ正当防衛で義男を殺そうとしたのではないかと神木に告げる。拳銃を携行せよ、と命令したのは瀬名刑事部長だった…。神木も折原とともに瀬名に不審を抱く。

リサを自宅に保護、母親の綾子(丘みつ子)に世話を頼んだ神木は、母から、リサから殺人事件の捜査をしていたころの亡き父の“におい”を感じると聞かされる。におい?そういえばリサが暮らしていた安本の家でも…!神木はおびえるリサを問いただし、安本の家の床下から成人の白骨死体を2体発見する。

遺体は安本の妻と、義男の母親・茂美(野際陽子)の夫だった。安本は5年前に死亡した義姉の茂美に頼まれ、茂美に暴力を振るう夫を殺害。その事実を警察に知らせた自分の妻を口封じのために殺害したという。しかし、茂美はある刑事に色仕掛けをし、犯行を見逃してもらっていた。その刑事とは…今は亡き神木の父親だった!

安本の思わぬ証言にショックを受ける神木。一時は辞職を考えるが、折原らに引き止められ捜査に復帰。一方、折原は当時の神木の父の上司が瀬名刑事部長の父・瀬名英一郎(津川雅彦)だったことを突き止める。

清掃会社社長殺害事件から次々と明らかになっていく意外な事実。若き刑事部長とその父とどんな関係があるのか?そして、神木の父は…!?

引用元:テレビ朝日「黒薔薇」公式サイト

【黒薔薇2017】のネタバレ・前半

それぞれの思惑

神木と折原は義男の後見人である小谷三郎(東根作寿英)の家を訪ねていた。小谷は老人ホーム事務長を務めており、家も所々に黒い薔薇の装飾が施している豪邸だった。

「義男のことはほとんど知らない。」「自分は母親と暮らしている」と話す小谷。豪邸には小谷と母親との仲が良さそうな写真もあった。

靖史は父・英一郎と自宅の高級マンションで話しをしていた。「まだまだやり方が甘い」と話す英一郎。加えて「自分には多くの犬がいる。たしか大学教授にも」と加える。

靖史の輝かしいキャリアも英一郎の息が掛かっているに過ぎなかったのだった。

一方、義男と面会するリサ。取り調べの際、痛み止めは渡されずさらに捜査一課の刑事に足の怪我を蹴られたことで体力も消耗していた。そんな中、リサに「幻を見た…」と息も絶え絶えに話す。

神木と折原は英一郎の経歴を調べていた。ノンキャリアでありながらもどんどんと出世していった叩き上げで、警察を辞めた後も天下りを繰り返し今は大手企業の役員をしているのだという。

先輩刑事の槙春彦(吹越満)食事と称して探りを入れてきたことも話す神木。神木は警戒していたが「あえて乗ってみろ」と折原は提案する。

父の真実

高級料亭「桂」で会食をする神木と槙。槙は本題について切り込んでくる

「君の父親は無罪だ。40年前に茂美が頼りにしたのは英一郎だった。」

「部下の不祥事をでっち上げて、それを隠蔽して恩を売る。部下は逆らえない手駒となる。」「手駒を利用し自分の敵は消してどんどんと出世していった。」「それが英一郎のやり方で自分もその1人」と話す槙。

スパイであることも自らばらした槙に神木は不信がるも槙は「船を乗り換えることにした」とだけ話す。

そんな折、神木に驚愕の電話が入るー義男が死亡した。

決意

「死因は足の怪我から細菌が入ったことによる感染症。」「トイレが上手くいかずに自分の尿が掛かってしまったのではないか」と報告を受けるも折原は到底納得できなかった。

その足で捜査本部に向かい取調べをした刑事を殴ってしまう!!「自分達の尿を包帯につけたんだ」と訴えるも証拠はなく無駄足だった。

「甘かった」と憤る折原。あまりにも卑劣なやり方に二人は靖史・英一郎親子と戦う決意を固める。

40年前の真実

義男と靖史の経歴を調べる二人。二人とも年齢も誕生日も同じだった。「40年前の事件の際、茂美は隠蔽の見返りに英一郎の子供を産んだのではないか?」と考える神木と折原。

さらにリサから聞いていた「義男が母親の幻を見た」という話は「靖史に母親の面影を感じたのでは」とも考える。

安岡に問い詰めると「言ったら殺される」と発狂する。

「よくも神木の父親のせいににしたな!!」

と激怒する折原。その迫力に押された安岡は全てを認める。茂美は英一郎の子供を2人生んでいて靖史は英一郎、義男は茂美が引き取っていた。

再び、小谷の元を訪れる神木と折原。「母親という女性は恋人なんじゃないのか?」と突如、折原は小谷に問いつけるも追い返されてしまう。二人でツーショットを取っていたのが気がかりだったのだ。

靖史は父・英一郎と話していた。「双子だと知ってどうだった?」とという英一郎の問いに靖史は「ショックだった。」と答える。「ならば徹底的に甘さを捨てて対処しろ」と冷たく言い放つ英一郎。

そして「これが自分のやり方」と言わんばかりに話し始める。「自分の家にいる家政婦は料亭・桂の女将の姉。いわば人質で女将は自分に逆らえないから秘密が漏れることは無い。」さらに「ただ、そろそろ潮時で家政婦にも飽きてきた頃」と非情な話を続ける。

そして、靖史が捜査本部にやってくる。「安岡は警視庁捜査本部に移送する」というのだ。

再び安岡の取調べをする神木と折原。そして、折原は小谷の母親という人物の写真を見せる。

「茂美…」

と呟き写真を抱きしめる安岡。乾茂美は生きていたのだった。「会わせてくれよ。」と懇願するも安岡は移送されてしまう。

そんな折、神木にリサから電話が掛かる。が、その相手はリサでは無くー「桂に1人で来い。さもなければ殺す。」ー槙だった。

託された物

血相を変えて桂に向かう神木。到着するとリサだけが残されていて槙はすでに姿を消していた。「槙は黒服の男三人が迎えに来た。」と話す女将の高宮明子(床嶋佳子)。そして、槙から預かっていた鍵を神木に渡す。

折原に行きつけのバー「メロス」呼び出された神木は作戦会議をする。槙に呼び出されたことを話す神木。それに対して折原は「何で言わなかった」と一喝、「これからは俺に相談しろ」と釘を刺す。

一方、折原は「山野井殺害にも裏がある」と考えていた。

靖史は義理の母親・史子(岩本多代)のところに立ち寄り、英一郎の元に向かう。史子はどこか虚ろで気力が無かった。英一郎は「槙は自分を強請ったから消した。」、「一度汚れた手はもうとことん汚すしかない。」と話す。

「お母さんを壊したのはお父さんでは!!」と問い詰める靖史。「違う。茂美だ。あの女は悪魔だ。」と返す英一郎。

槙から渡された鍵を元に貸金庫に向かう黒木と折原。そこには槙の名前が入った封筒と数冊のノートが入っていた。それを手がかりに桂の女将・明子の元を訪れる。

英一郎は財政界の大物からの依頼を桂で請け負っており、槙を含んだ手駒にやらせていた。明子はその会話を全てノートに記録していた。もし表に出れば国家が転覆しかねないほどの機密情報だった。

そのまま槙について話す明子。槙から「切り札を神木に渡すよう」に頼まれていた。明子も姉から「自分達も危ない」と知らされ、槙経由でノートを渡したのだった。

その時、折原に連絡が入るー安本が死亡した。

今も生きる証人

「移送中の駐車場で足を滑らせ頭を強打…」誰にでも分かる出鱈目だったが、証拠は無く、手がかりは潰れてしまった。こうなったら最大の証拠となる乾茂美を探し出すしかない。

再度、小谷の家に突入する二人。「過去、老人ホーム1人の入居者が失踪していた。本当は入居者を殺害して、茂美と入れ替えたんじゃないのか!!」と問い詰める折原。シラを切るが強引に進んだ先の部屋に茂美(野際陽子)はいた。

自分達の逮捕状を出された小谷は「見逃してくれ」と懇願する。

茂美から全ての話を聞く。

「40年前に安本に命じて夫を殺害させた。それを英一郎に相談し見返りとして2人の赤ん坊を生んだ。」全て神木と折原が考えた通りだった。「生活費は神木という刑事から受け取っていた。」、「彼も全て知っていたが家族を人質にとられていた。」と付け加える。

父親は罪悪感のうちに死んでしまったー怒りのあまり今にも手を出しそうな神木、それを抑え落ち着かせる折原。二人は「義男と安本は靖史・英一郎親子に消されてしまった。」と告げ、「親子を追い詰めるために証言して欲しい。」と頼み込む。

「神木さんの敵討ちだと思えばやれます。せめてもの罪滅ぼしをしないと。」と茂美から約束を取り付ける。

「俺達はここには来なかった。分かったな。」と逮捕状をコンロで焼く折原。逮捕状はただの白紙の紙だった。だが、神木は「私は灰にはしないからね。」と告げる。覚悟の現れだった。

神木と折原は矢野に「茂美の証言があれば有罪に出来る」と相談する。が、「その前に殺人の物証が無いから逮捕することが出来ない。」と返す矢野。「残念ながらここまでだな…捜査でできることは…」と二人に告げる。

「捜査ではできないってだけよね…」と折原と分かれた黒木は1人、決意を固めるのだった。

【黒薔薇2017】のネタバレ・事件と人間関係整理

ここまでもかなり事件が長く、人間関係も複雑なのでいったん整理します。

物語の整理

  • 40年前、茂美は安本に命じて自分の夫を殺害させる。さらに安本はそれを警察に訴えようとしていた自分の妻も殺害、遺体は自宅に埋めていた。
  • 茂美は自分の罪の隠蔽を英一郎に依頼、その見返りそして英一郎の子供を2人を産む。靖史は英一郎が、義男は茂美が引き取った。
  • 茂美は神木の父親から生活費を受け取り暮らしていたが時は流れ、ある時期小谷と共謀して自分の死を偽装する。
  • 厄介払いされた形となった義男は肉親である安本とリサのもとに転がり込む。
  • その後、義男は清掃会社の社長を殺害。神木と折原の捜査の流れで過去の事件が発覚、安本も逮捕される。
  • 「自分の兄弟が殺人犯」と知られるのを恐れた靖史は槙ら手駒を使って義男を殺害。
  • さらに英一郎も加わって、秘密を知る安本と強請ってきた槙も手駒を使って殺害。
  • 槙は親子を追いめるための自分の切り札と桂の女将の切り札・英一郎の犯罪の記録を神木に託していた。
  • 神木は生きていた茂美を探し出し接触する。

残りの謎

  • 義男を匿っていた男・山野井を殺害した人物は誰か?
  • 槙の切り札とは何か?

そして、いよいよここから神木の復讐が始まります。

【黒薔薇2017】のネタバレ・後半

復讐

神木は茂美を呼び出して話をする。茂美の方は恭子がお金を渡していた神木刑事の娘であることは見抜いていた。そして、神木は「いっしょに復讐しない?」と持ちかけ、茂美も話にのる。

茂美「あなたもそうとう悪ね。」

神木「あなたほどじゃないわ。」

そして、神木は靖史をレストランへ誘い出す。「本庁への移動を推薦する」と上機嫌の靖史に神木はついに罪を追及する。

「証拠は無い」とする靖史だったが、神木は明子のノートを突きつけ「自分が死ねば全てのマスコミに公表される手はずになっている」と脅迫する。「ハッタリだ」と強がる靖史に「女将とその姉はすでに保護をしている。じゃないとあなたのお父さんに殺されちゃいますから、槙さんみたいに…」と告げる神木。

さらに槙からの手紙を突きつける。槙の父親は40年前、安本の妻の訴えを受けた警察官だったが英一郎に進言した直後に汚職をぜっち上げられて失意のうちに自殺していた。英一郎を利用して成り上がるーそれが槙の復讐だった。

だが、義男の殺害を命じられて英一郎に挑むことにした。その前に靖史の義理の母親・史子に出生の秘密や義男の居場所など全ての真実を話していた。そして、自分と境遇の似ている黒木に「自分の切り札」とその後を託したのだった。

「秘密を守ろうとした史子は義男の潜伏先へと向かった。だけど顔を知らなかったから山野井を殺してしまった。」と続ける神木。

「嘘だ!!」

と絶叫する靖史にある写真を突きつけるー史子が山野井を殺害する瞬間だった。

槙は史子を付けていて写真を撮っていたーこれが槙の切り札だった。

決定的な証拠を突きつけられた靖史は「将来、署長にすることを約束する」と持ちかけるも「そんなことしか思い付かないんだ。そんな先の約束など信じられないし、ポストにも興味ない」と嘲笑う神木。

「一体何が望みなんだ」という問いかけに対し、神木は

「自分で考えろよ…何をするべきかを…」

と冷たく言い放ち去っていく。

黒い薔薇の女

父親の英一郎に泣きつく靖史。だったが、「桂でのやり取りを抑えらたらもう手が出せない」と英一郎でもお手上げだった。「あんたが槙の処理をちゃんとしていれば!!」と怒鳴り散らす靖史。そこに一本の電話が…

「おひさしぶりです。」

茂美だった。神木と靖史のやり取りをすべて見ていたのだった。生きていたことに驚愕する英一郎。茂美は「住んでいるマンションと三億円」を要求する。

その後、神木は茂美から「前金として1億ぶんどった」と聞く。「強請りなんて…」とさすがに難色を示すも茂美は「リサちゃんにも分けてあげないとね」と去っていく。

翌日、神木は靖史に「奥さんと別れて自分と結婚して欲しい」と要求する。「自分の破滅はあなたの破滅…」神木が自分を守る手段でもあった。

靖史は義理の母親を施設に預けて英一郎と車で走り、「茂美はどんな女だったんですが」と問いかける。「黒い薔薇が好きないい女だった」と答える英一郎。

「ふざけるな!!そんな女なんで欲しかったんだ!!あんたのせいで俺も義男もくだらない人生を押し付けられた!!」と恨みを爆発させる靖史。

精神をやられたのかうわ言しか答えない英一郎。

「もう…取り返しはつかないんだよ!!」

と靖史はアクセルを全開にする。

結末の行方

靖史と英一郎は死んだー

現場に駆けつけた神木と折原だったが、崖から転落したようで車も遺体も残っていなかった。「逃げられちまったな」と折原。「ノートの内容は公表しなくていいのでは。線香代がわりとして」と続ける神木。

折原「お前はそれでいいのか?」

神木「恐ろしい癌を削除できた…そう思うことにします。」

折原「お前…何かしたのか?」

神木「あれが効いたかな…」

折原「何だ」

神木「何をするべきか自分で考えろ といってやりました」

とだけ言い、海を見つめる神木。

その夜、茂美に「靖史と英一郎は死んだ」とだけ伝える神木。「リサちゃんにも1000万ほど分けてあげないと。彼女は義男の代わりのようなものだから。」、「この年で思いのほか楽しい経験ができた。ありがとう。」と上機嫌で電話を切る茂美。

そこに黒服の男三人がやってきていた。

翌日、茂美と小谷の遺体が発見されるーその死は介護疲れの無理心中として処理されてしまった。

「お世話になりました」

と矢野に辞表を提出する神木。「これからどうするかはゆっくりと考えます」とだけ折原に告げて去っていく。矢野から辞表を預かった折原は「正義の味方には相棒が必要ですから」と神木を見送るのだった。

【黒薔薇2017】の感想とまとめ

黒薔薇の真の意味

亡き父親の無念を晴らすための復讐劇

これがこのドラマの最大の見所でした。クールでブラックな女刑事・神木がかっこよかったです。特に靖史に最後に言い放った「自分で考えろ…」は静かながらも強い怒りが込められていて鳥肌ものでした。

でもタイトルである黒薔薇を真に指していたのは神木ではなく茂美でした。

  • 若い頃から男をたぶらかしていた
  • 自身の死を偽造して英一郎をも上回り、精神を崩壊させる
  • しぶとく生き、強欲に金をぶんどる
  • 40年前に安本に命じて彼女がやったことが全ての元凶

最期は英一郎の手が回っていたのか死亡してしまいましたが、それでも痛み分けの状態です。かなり恐ろしい女でした。

続編である【黒薔薇2】は2019/9/22(日)21:00~テレビ朝日で放送予定です。

茂美に持っていかれた形となった神木のブラックな面が続編ではどのように見られるのでしょうか?楽しみです。

SPドラマ【黒薔薇】動画配信情報

この記事で使用している画像の引用元:テレビ朝日「黒薔薇」公式サイト

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