最終回!【女囚セブン】8話あらすじと視聴率!芸鼓・剛力彩芽VS総理・高嶋政伸の結末は?
金曜ナイトドラマ【女囚セブン】最終回(第8話)のあらすじ・感想!
- 金曜ナイトドラマ「女囚セブン」の第8話、最終回が6/9(金)夜にテレビ朝日系で放送されました。
- ついに脱獄!黒幕の総理大臣候補と対決!気になる結末までネタバレ紹介します。
- 最終回と全体の感想!
【女囚セブン】最終回の視聴率!
【女囚セブン】最終回の視聴率は5.4%です。前回より0.3ポイントアップも大幅には伸びず。
【女囚セブン】最終回のあらすじ『命がけの脱獄…! 女囚vs総理大臣-どん底からの大逆襲!』
↑琴音の提案は1話の野獣(山崎 静代)が使ったルートで脱獄とのこと。安易だが所長は対策してないのでしょうか。
ついに脱獄に成功した琴音(剛力彩芽)、沙羅(トリンドル玲奈)、桜子(平岩紙)、千鶴香(橋本マナミ)、うめ(木野花)、そして奈津(安達祐実)。
月に一度しか来ないリネン車に乗り込み、東京へと出発した6人は到着地点で待っていた司(山口紗弥加)と合流し、いよいよ迫る内藤(高嶋政伸)との最終決戦に備える。
その頃、6人の女囚の脱獄を許してしまった花園刑務所は大騒ぎ!
そして自身の立場にも危機が及びつつあることに気付いた内藤も、刑事たちに「迅速かつ秘密裡に事を片付けろ」と命令を。折しもこの日は自衛党総裁選の当日――総理大臣の椅子を手に入れることができるかが懸かった大切な日に邪魔が入ることを忌々しく思う内藤は「見つけた女囚たちは殺しても構わない」と冷酷な指示を出す。全ての黒幕・内藤が日本のトップになるのを止めるべく、“とある奇策”を画策する女囚たち。「必ず無事で、また会おう」と約束し、方方へと散っていく。
そんな中、琴音は女将の一条(梶芽衣子)が独自に集めてくれていた、琴音の冤罪と内藤の不正の証拠を手に入れるためにある場所を目指していた。しかしひと足先にブツは奪われてしまい、切り札を無くした琴音たちは窮地に追い込まれ…。しかし止まるわけには行かない。覚悟を決めた琴音は、仲間たちの自己犠牲に背中を押され、ついに総裁選の投開票が行われている自衛党の党本部へ。丸腰で内藤との対決に挑む決意をする!
ついに対面を果たしたふたり。しかし、そこにはまだ驚くべき真実がもうひとつ隠されていた…!琴音の最後の啖呵がさく裂! 果たして、琴音は冤罪を晴らすことができるのか?
女囚7人vs総理大臣、最後の戦いの結末はいかに…?
引用公式サイト
ウメさんは息子と再会。癌でも初期とのこと。千鶴香は母と再会。整形でも自分をわかってくれた。桜子はファンと食事をし財産を相続させる。沙羅は娘と再会。覚えてくれていた。次々に捕まる。「ある場所」はお寺だったが、小春が倒れていた。切り札のブツ、盗聴していたデータが奪われていた。
自衛党にて。司の助けで入口を突破する。司は敬愛する議員・高見沢 楓( 中谷さとみ)にビンタしあいながら別れを告げる。奈津はおとりになって琴音を先に行かせる。仲間の助けのなか、自衛党の党本部へ乗り込んだ琴音。そこで女将さんからある書類を受け取る。
大臣室にて。琴音VS内藤!「価値のない命がある」と語る内藤に、書類を渡す。書かれているのは琴音と内藤が親子であるという鑑定結果であった。
「まさか琴葉の・・・知らなかったとはいえ、わが娘を、すまなかった、許してくれ、これからは助け合っていこう、血のつながった家族じゃないか」
内藤は土下座しすがるのだが、琴音は笑いだして・・・
「家族って!知らんおっさんに急に父親づらされても気色わるいだけどすわ。下手な猿芝居止めておくれやす。鑑定をみただけでおぞましゅうて、おぞましゅうて、どうしてええかわからしまへんのどす」
内藤のDNAが入ってると思うと虫唾が走る。若いときは志があったのだろうがすり減った、忘れたのでは、と指摘。庶民は政治家にあきれてる。
「日本の総理の娘が女囚とは、シェイクスピアも笑ってくれるかもしれへんな。しかも罪をなすりつけたと世間にばれたら一巻の終わり、どころやない、日本の恥、世界の笑い者、宇宙の鼻くそ!!どすやろなあ。」
にらみ合う両者。しかし分からないという琴音。母がなぜ内藤と・・・。
(回想シーン)
図書館で出会う若い内藤と琴音の母・琴葉。ルパンの洋書が画面に。政治家が夢と語る内藤。弱者が守られる社会を目指す。応援するという琴葉。しかし、あるとき、後ろ盾のないものは有力者の娘との結婚が必要だと薦められる内藤。(透明な水に墨汁(?)が落とされ広がる)
あるとき、婚約者と歩く青年・内藤。「披露宴に総理が出席してくれるとパパがきばってはって」と女性は笑う。そこに反対から琴葉が・・・一度見つめ合うも挨拶なしにすれ違う両者。あるとき議員室で弱者のために法案反対を訴えるが却下され「票もポストも金だよ」と言われる青年・内藤。やがて成長した内藤。今度は逆に若手が同じように法案反対を訴えるも必要な犠牲だと却下する。(透明な水は墨汁が全体に広がる)
場面は戻り・・・世の中変えるために総理になるんだと息巻く内藤。まちがってない!
「あなんたはん自身が変わってますやん」本末転倒だ、と指摘。トップに立ち何がしたいのか。あなたが守りたかったものはここにくるまで全部自分で踏みつぶしてきた・・・「うちも、そのひとり、どすやろな」
沈黙。
「悪いのはあんたはんやない!忖度(そんたく)せんと出世できひん、くだらん社会どす。それと、クリーンな上っ面と耳触りのええフレーズに惑わされてあんたはんを選んだ有権者どす!罪は犯すやつが悪いんやない。犯させるやつが悪いんどす」
けど・・・「自分が犯した罪くらい自分できっちり償いなはれ」
立ち去る琴音。待て、と呼び止めパスワード・るぱんをなぜ知っていたのか訊く内藤。母の遺言、いまわの際の言葉だと教える。
亡くなったことを驚く内藤・・・琴音は「母も浮かばれへんことやったろ!!」
会見シーン。
若いころ夢を語り、琴葉に「怪盗ルパンみたいですねえ」と言われ笑いあったこと、「るぱんはん」と呼ばれたことを、内藤は思い出しながらマイクの前に立ち、表明する。総裁選の辞退!その理由は・・・(琴音と琴葉の顔。両者を浮かべながら)罪を犯したからですと告白!
会見場の外では女将が憂う。「内藤が失脚してもいたちごっごや」記者は「すべてを明らかにするのは机上の空論だ。」と言う。いつも醜い権力争いで翻弄されると嘆く女将だった。
後日。刑務所内で。再会する、琴音たち7人。奈津「また会えたね」
琴音「へえ」
一方、所長室では・・・。所長の席に一本松( 永野宗典)が!
コーヒーを入れる元所長・恩田(池内万作)。熱い!と怒られる。大平( 田村健太郎)は素早く飲み物を渡すが、無味!「白湯だよ!なんでお前が!」大騒ぎの所長室。テレビではニュースで、総理が神崎に決まったが、立原刑務官(内藤理沙)は不思議がる。「だれだっけ、やる気なさげ」
そのころ、刑務所で、内藤はいじめられていた。
草むしりの作業中・・・。女囚7人は噂する。奈津はは百目鬼( 宍戸美和公)が同じ206号室に戻ってくる情報を話す。ドべだからどうしよう。やめようよという話題に、琴音はいじめようという。伝統を守ろう、二度ともどりたくないと思ってもらえるように。
奈津は「芸鼓が一番腹黒いよね」と言い、笑いあう7人だった・・・。
【女囚セブン】最終回の感想
琴音VS内藤!予想どおり2人は・・・
【女囚セブン】全話視聴率の記事で、「ある場所」とは3つ予想しました。
- 【本命】黒革の手帳を追っていた雑誌記者のもと。
- 【対抗】DNA検査を依頼した研究所。
- 【大穴】網走刑務所
全部はずれ(泣)・・・そこは寺で、女将さんたちが集めた切り札があるという。切り札は大臣たちを盗聴していたもの。しかし、あっさりと奪われていた。血も出てないし、気絶にしてもあからさまな倒れ方で、小春( 久住小春)を偽装かと疑ってしまいましたが、そんなことはなかったようです。
かなり駆け足の第8話でした。脱獄と大臣室に入るまでで1話分できたのではないか、と思います。
琴音VS内藤は、見応えあり。「宇宙の鼻くそ!」など炸裂した琴音の啖呵。もう聞けなくなるのかと寂しくもあります。
大臣は言います。血がつながっているのだから「家族」として仲良くしよう・・・そんなことはない、という価値観は1話で、「家族なんてユニットは時代遅れだ」と琴音が示したとおりで、琴音はおかしくて笑いが止まりません。
ここまでは予想通り。DNA鑑定することを前回明かしていましたし。
予想外の決め台詞!
ただ、あの毎回の決め台詞を黒幕の内藤にまで使うとは思いませんでした。『忖度(そんたく)する社会』『惑わされて選ぶ有権者』のせいにして罪を犯させるやつが悪いと断じます。
てっきり黒幕がその『犯させるやつ』だとばかり思っていたのですが、違いました。花園刑務所には『罪を憎んで人を憎まず』と書かれた掛け軸があります。
https://twitter.com/joshuuu_7/status/873194734277152768それも考慮すると、つまり、『犯させるやつ』とは誰か特定の人物を指してのこと、ではなかったのです!
東京都知事が盛り土問題などで、『空気』のように決定してきた、と述べた時があります。また森友学園で話題になったワード『忖度』はいい意味のはずなのに、空気を過度に読む日本の短所のように扱われています。つまり誰かではない気質・性質・心のせい。
本ドラマで内藤の失脚の際、女将さんは、こういう事態はまだ続くと嘆きます。殺人はなくても、秘書が罪を被ったり、関係者の自殺などよく聞く話しです。不正や権力争いの醜さは、『人間の心』の醜さでもあります
アダムとイブの罪以来、人間が背負う原罪。荀子の「性悪説」に似ています。「性善説」を説く孟子もいますが、争いの絶えない人類をみると、根本は悪かもしれません。
「罪は犯すやつが悪いんやない。犯させるやつが悪いんどす」の決め台詞を前回まで、かっこいい台詞とだけ捉えていましたが、黒幕の父へ向けられたとき――、
『あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、まず、この女に石を投げなさい』
・・・石打ちの刑の姦通の女を許したキリストの言葉を思い出しました。血縁関係をおぞましいと言ったのに内藤その人のせいにしないで、まさに人を憎まず罪を憎んだのです。
たとえば、小出恵介氏に投げる石が跳ね返って当たらないのかとコメンテーターの言葉を聞いて思います。6/9のTBS「ビビット」で司会の真矢ミキさんが女性も悪いと言うと猛反論されていました。記事だけで人をそこまで悪者にできるのか、自分は潔癖なのか、そうならない保証があるのかと怖くもあります。(自分を棚にあげて言う仕事だとは思いますが。)人生は長いとこれからを期待するコメントする人もいるし、ネットでは陰謀説・脅迫説で混沌も。今後の推移を見守りたい不祥事ですが、正義をふりかざす怖さは感じる昨今です。
ただ、罪から逃れることはできません。ドラマ通称『あなそれ』でいうお天道様がみてるように。逃れられない。ドラマ『リーバス』でも背負う罪に苦しみますが、内藤大臣も逃れられず、苦しみ、告白したのです。
ドラマに戻れば、内藤を許したからこそ、罪を告白したのです。会見シーンの琴葉の笑顔、回想シーンが印象的。政治のための結婚を後悔していたのだと思われます。「北風と太陽」のお話しであたたかい太陽が旅人の服を脱がしたように――。
(そういえば内藤大臣の妻はいるのでしょうか。政略結婚に失敗したのでしょうか。高見沢議員といい仲のようだし・・・。)
そのように2人の対決を見ていて、心打たれていたのですが、一見すると、あっさりした黒幕の改心。物足りない人も少なからずいるようです。欲を言えば、対決は30分くらいだったので、今までのように1話かけて、琴音VS内藤をメインにしてほしかったです。
また疑問点として、パスワードにルパンとしたのはなぜ?被害者・雪乃がパスワードの設定したとするならなぜなのか。内藤がルパンと呼ばれていたことを知るわけもありません。洋書のルパンが置いてあったからか。秘書から何か聞いたのか。芸鼓仲間の琴音が陰で内藤をルパンと呼んでいたのかも。説明不足で不自然な点です。
ちなみにラストは工場かと思ったら、内藤元大臣、男囚になったわけですね。オフショットは楽しそうです。
https://twitter.com/joshuuu_7/status/873195141854404608ドラマ【女囚セブン】のまとめ
オフショットです。終わってしまって悲しいファンは多数。人気はあるのでシーズン2も期待です。
https://twitter.com/2ho_3ho/status/873202145251676160 https://twitter.com/nano_abc123/status/873205865989390336 https://twitter.com/sasfan1205/status/873260842883489792 https://twitter.com/nogitatsuo/status/873216829291864065今夜はドラマ【女囚セブン】の最終回、そしてドラマの打ち上げでした。
出演者、スタッフさん達みんなでドラマのオンエアをリアルタイムで観てきました。
改めて素敵なカンパニーだなと思いつつ、もし2や映画版があった時にはもっと色々なキャストさん達と絡めたらなと思いながら帰宅してます。
— 篠田光亮(しのだ みつよし) (@da_shino) June 9, 2017
「一本松さんがお帰りなさい 」とツイート寄せる、主題歌の「毒花」の「新しい学校のリーダーズ」さんと琴音役・剛力彩芽さんのオフショット!
続編かスペシャルがみたいですね。キャスト・スタッフの皆さん3か月楽しませてくれてありがとうございました。読んで頂いた方も感謝します。女囚セブン(エイト?)に、また会える日を!
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