【パラサイト 半地下の家族】のあらすじネタバレ!結末まで紹介!

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パラサイト半地下の家族

【パラサイト 半地下の家族】のあらすじネタバレ!アカデミー賞受賞の衝撃作を結末まで紹介!

映画『パラサイト 半地下の家族』が1/8の日本テレビ「金曜ロードSHOW!」で地上波初放送!

アカデミー賞作品賞をアジア映画で初受賞した話題作。

衝撃展開が待ち受ける本作の結末までの、あらすじをネタバレします!

今回は【パラサイト 半地下の家族】のあらすじネタバレについて。

目次

【パラサイト 半地下の家族】のあらすじ

過去に度々事業に失敗、計画性も仕事もないが楽天的な父キム・ギテク。そんな甲斐性なしの夫に強くあたる母チュンスク。大学受験に落ち続け、若さも能力も持て余している息子ギウ。美大を目指すが上手くいかず、予備校に通うお金もない娘ギジョン… しがない内職で日々を繋ぐ彼らは、“ 半地下住宅”で 暮らす貧しい4人家族だ。

“半地下”の家は、暮らしにくい。窓を開ければ、路上で散布される消毒剤が入ってくる。電波が悪い。Wi-Fiも弱い。水圧が低いからトイレが家の一番高い位置に鎮座している。家族全員、ただただ“普通の暮らし”がしたい。

「僕の代わりに家庭教師をしないか?」受験経験は豊富だが学歴のないギウは、ある時、エリート大学生の友人から留学中の代打を頼まれる。“受験のプロ”のギウが向かった先は、IT企業の社長パク・ドンイク一家が暮らす高台の大豪邸だった——。

パク一家の心を掴んだギウは、続いて妹のギジョンを家庭教師として紹介する。更に、妹のギジョンはある仕掛けをしていき…“半地下住宅”で暮らすキム一家と、“ 高台の豪邸”で暮らすパク一家。この相反する2つの家族が交差した先に、想像を遥かに超える衝撃の光景が広がっていく——。

【パラサイト 半地下の家族】のネタバレ(起):潜入開始

貧困地区の半地下に住む、キム・ギテク(ソン・ガンホ)と妻のチュンスク(チャン・ヘジン)、息子のギウ(チェ・ウシク)、娘のギジョン(パク・ソダム)の一家4人。

ギウは、友人のミニョク(パク・ソジュン)から「大富豪パク家の娘・ダヘ(チョン・ジソ)の英語の家庭教師をやらないか」と頼まれる。

ギジョンが名門のヨンセ大学の入学在籍証明書を偽造。美大は不合格だが文書偽造学科があったら入学できるほどの腕前だ。

ギウ(チェ・ウシク)信頼をつかむ

パク家の夫人・ヨンギョ(チョ・ヨジョン)は紹介だから「書類はいらない」と言い、初めての授業をフルで見て決めると告げる。

ダヘにテストをすると、24番の問題を後回しにしてまた戻ったのを見逃さないギウ。ダヘの腕をとって脈を図り、動揺していると指摘。24番が1番目の問題なら混乱して点数が悪くなってしまう。「流れとリズムが大事」目的は試験突破だから「試験を掌握」せよと説く。「実践は勢いだ」とダヘの目を見て話すギウ。

ギウは完全にダヘの心をつかみ、その母・ヨンギョの信頼もつかんで合格。

なお、豪邸に暮らすパク家は、主人ドンイク(イ・ソンギュン)、夫人ヨンギョ、高校生の娘ダヘ、小学生の息子ダソン(チョン・ヒョンジュン)の4人家族。家政婦としてムングァン(イ・ジョンウン)が働いている。

【パラサイト 半地下の家族】のネタバレ(承):パラサイト成功

ヨンギョは11歳の息子ダソンの美術の家庭教師を探していた。ダソンは奇抜で天才的な絵を描くが家庭教師が続かない。ギウは、妹のギジョンに「イリノイ州の大学の応用美術学科で学んだ」ジェシカと身分を偽らせ、パク家に潜り込ませる。

ダヘは弟は天才のふりをしてるとイライラ。しかもジェシカがきたことで嫉妬。何やらギウに気があるもよう。それを感じ取ったギウは(2日目なのに!)自然とキスをする仲になった。

ギションはダソンの描いた絵を口からを出まかせで褒めちぎった。さらに美術心理学と絵画療法を学んでいると前置きし、絵から神経精神科的な何かを絵から感じると、インターネットで集めた知識を披露。ミニョク曰く「若くてシンプル」なヨンギョを上手く騙し、ダソンの美術の教師として雇われる。

帰り道。ギションはパク家の運転手・ユンに家まで送るとしつこく迫られ、彼氏が駅で待ってると断った。身分がばれる危険を感じたギションは罠を仕掛ける。

翌日。ドンイクは女のパンティーを車から見つける。髪の毛やイヤリングでないということは、薬物での性交渉かもしれない…とまで疑うドンイク。妻と相談し解雇を決めた。

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半地下の家族がパラサイト成功

ヨンギョはギションに運転手から何かされたか心配してきたので、これ幸いと、父親のキム・ギテクを偽って叔父として紹介する。ギテクはパク家の運転手として雇われることになった。

さらに家政婦ムングァンが重度の桃アレルギーと分かり、ギションがムングァンに桃の表皮についた毛を浴びせて発作を起こさせた。ギテクはヨンギョに、ムングァンを病院で見かけた時、結核と診断されていたと嘘の証言をする。

そして、タイミングよく咳をしていたムングァン。ギテクはゴミ箱からティッシュを拾い、ケチャップを使って結核による血だと思い込ませた。騙されたヨンギョは、前の住人の有名建築家の時から仕えていたムングァンを解雇!

ヨンギョはまったく家事ができない。ギテクが「愛してるんですよね」とドンイクに聞くと「愛してますよ」と意味深に笑う。ギテクは、嘘の高級人材派遣会社「ザ・ケア」をドンイクに紹介し、妻・チュンスクを新たな家政婦として雇用してもらう。

こうして、キム一家(半地下の家族)はパク家へ雇われる(=寄生、パラサイト)!

パク家は誰もキム一家の身分に気付かなかったが、ダソンだけは運転手ギテクと家政婦ジェシカが同じ匂いがすると気付く。石鹸を変えようと家族に提案するギテクだが、「半地下」に染み付いた匂いだというジェシカ。

【パラサイト 半地下の家族】のネタバレ(転):パク家の秘密の地下

ダソンの誕生日。パク家は留守を家政婦のチュンスクに任せてキャンプ旅行へと出発。キム家の4人は豪邸の酒を勝手に飲み、自分の家のように豪遊。

ギウは、ダヘの日記を勝手に読み理解を深めていた。ギウは、ダヘが大学入学後に真剣に付き合う予定だ。結婚も考えている。結婚式ではダミーを用意することも妄想。

金持ちは素直で純粋。金はひねくれた心のしわを伸ばすアイロンだ。キム一家はパク家をみて思っていた。

激しい雨が降り、雷が鳴る。そこへ、パク家の元家政婦・ムングァンがインターホンを鳴らしてきた。ギテク、ギウ、ギジョンは身を隠し、チュンスクが出る。ムングァンは台所の地下に忘れ物があるという。

秘密の地下

「あんた!!」隠し扉を開けた地下に行ったムングァン。そこにはなんとムングァンの夫のオ・グンセ(パク・ミョンフン)が住んでいた。ムングァンは、この地下を知らないパク家が留守中を狙ってきたのだ。彼はもう4年以上住み着いていた。

ムングァンは現在の家政婦・チュンスクと交渉する。家政婦の給金で食費を出していたと正当性を主張。

この地下は、前の持ち主である建築家・ナムグンが、借金取りから逃れたり、北朝鮮からのミサイル攻撃に備えるために作った「シェルター」だった。ナムグンはこの地下の存在を黙ってパク家へ売った。

ムングァンはナムグンがパリに引っ越してパク家が引っ越してくる間に、借金を抱えた夫を取り立てから隠すために地下室に住まわせていた。ムングァンはチュンスクにこの地下と夫の存在を黙っていてほしいと懇願。

チュンスクは警察に電話するという。毎月お金を送るからと泣きつくムングァン。

しかし、その会話を盗み聞きしていたギテク、ギウ、ギジョンが階段から足を滑らせて出てきた!しかも「父さん」と呼んでしまったギウ。詐欺家族とばれた。

形勢逆転!ムングァンは証拠動画を撮り、パク一家にをバラすと脅す。

リビングにて。ムングァンとオ・グンセは動画の(パク家主人への)送信ボタンを北のミサイルのごとく使って、キム一家を支配した。

一瞬のスキをついて、キム一家は携帯を奪う。桃も使ってムングァンを攻撃!

ドンイク(イ・ソンギュン)の暴言

ルルルル!電話が鳴った。ヨンギョからで、大雨のため、8分後にパク家が戻るという。チュンスクは夜食作り、ギテク、ギウ、ギジョンは家の片付けを急いだ。

パク一家が帰宅したが、ばれなかった。地下に隠れたギテクは、オ・グンセが自動ライトを頭でつけていたことを知る。しかも「お金を稼いできた我らがパク社長!今日も食事と寝床をありがとうございます。リスペクト!」と叫んで点灯。モールス信号を送ることも。

ヨンギョは夜食を食べながら家政婦のチュンスクに、息子のダソンが誕生日に幽霊を見たという。(おそらく、オ・グンセのこと。)それ以来、誕生日は外出している。

ギテクはムングァンとオ・グンセを縛りつけて、地下室を出る。ギテク、ギウ、ギジョンは家を出ようとするが、テーブルの下に隠れる。

ダソンが庭にテントを張って寝ない。息子を見守るために、ドンイクとヨンギョはソファーで寝ることに。

ドンイクはギテクの匂いがすると語る。古い切り干し大根のような、煮洗いした布巾のような、地下鉄の乗客特有の…という。「キム運転手は度を越さないのが良いが、匂いは度を越してる」と(バカにしているかのように)話す。その話をギテク、ギウ、ギジョンの3人は静かに聞いていた。

ハアハア…。ドンイクとヨンギョは性器を触りあう。あの安物のパンティーがあれば興奮するのに、とギジョンが聞いているのに語るドンイク。(注:話題にしているパンティーはギジョンがはいていたもの)

ドンイクとヨンギョは息子を放っておきベットへ移動。

そのすきに、ギテクたちはパク家を脱出した。

【パラサイト 半地下の家族】のネタバレ(結末):韓流っぽい衝撃展開へ!

地下に閉じ込めた夫婦を危惧するギジョン。ギテクは「“考え”があるからお前たちは忘れろ」とギウとギジョンに話した。

しかし、自宅の半地下住宅は大雨による洪水で完全に水没!そのころ、パク家の地下では、チュンスクに足で蹴落とされたムングァンが脳震盪を起こしていて、危険な状態だった。オ・グンセはモールス信号で助けを求めるが…。

ギテク、ギウ、ギジョンの三人は近くの避難所で夜を明かす。ギテクはギウとギジョンにさっきの計画を尋ねられ、答えた。

ギテク:「絶対失敗しない計画とは何だと思う?無計画だ。無計画。ノープラン。なぜか?計画を立てると必ず、人生その通りにいかない。みんなをみて見ろ。今日全員体育館で泊まろうと計画したと思うか。でもどうだ。床で寝てる。だから人は無計画な方がいい。計画がなければ間違いもない。最初から計画がなければ何が起きても関係ない。人を殺そうが、国を売ろうが知ったこっちゃない。」などと語った。

ギウは謝罪して責任を取るという。石を抱えていた。ギウはへばりつくという。ミニョクからもらった、富をもたらすとの言い伝えがある岩をかたどった置物「山水景石」だ。

その後、パク家はダソンの誕生日パーティーを自宅で開くことにする。ギウとギジョンも招待され、家政婦のチュンスクはもちろん勤務。ギテクも休日勤務してドンイクのサプライズを手伝うことに。インディアンに扮して襲うが、ダソンが倒すという計画だ。

誕生日パーティーの悲劇

誕生日パーティー当日。

ギウはダヘと濃厚キス。しかし心ここにあらずなのを見抜かれた。ギウはみんな優雅だと思う。ダへはもっと一緒にいたいと甘えるが、山水景石を手に地下室へ行くギウ。

ギウは、倒れているムングァンに気を取られ、グンセに捕まる。外へ逃げだすが、鎖で止まったところを、グンセに山水景石で殴られる。倒れ、大量の血を流しすギウ。

グンセは包丁を盗み、パーティー会場に乱入。ダソンへケーキを持っていこうとしたギジョンの胸を刺した!

ダソンは失神。グンセは、ギジョンを人質に(妻を蹴落とした)チュンスクを呼ぶ。チュンスクがハンマーで戦いを挑む。

ギテクは娘に駆け寄った。ケガしている息子を背負うダヘも目撃。ドンイクから「ダソンを病院に連れて行く」と言われ、慌てて車のカギを探して渡そうと投げたが、チュンスクとグンセとの揉みあってるところへ当たって落ちる。

チュンスクは、バーベキューの串でグンセを刺し殺す。

「こんにちはパク社長」というグンセ、彼の臭いに鼻をつまんだドンイク。鍵を取って車へ。

ドンイクの行動を見ていたギテクは、ドンイクの胸に包丁を突き刺した!

一同騒然。グンセにはハエがとまる。

ドンイクはそのまま行方をくらまして…。

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【パラサイト 半地下の家族】のネタバレ:エピローグ

1か月後。病院にて。ギウは目を覚ました。なぜか笑っていた。脳手術の影響らしいが、刑事にも弁護士も本物に見えず、おかしかった。

ギウは、母チュンスクと共に私文書偽造、住居侵入、傷害致死の罪で逮捕され裁判へ。正当防衛も認められ、執行猶予付きの有罪判決となる。

ギジョンは死亡していた。パク家は豪邸を手放し、引っ越し。殺害犯となった父ギテクは逃亡を続けている。

ギウもチュンスクも警察に尾行されていたが、ほとぼりも覚めてきたある日、高台から旧パク家の豪邸を見下ろす。

すると、家の電灯の点滅がモールス信号だと気付いたギウは、調べてみると…

父ギテク(ソン・ガンホ)のメッセージ

父ギテクのメッセージ
「息子よ。お前なら解読できるだろう。
ボーイスカウト出身だから。もしやと思い、手紙を書いてみる。
体の具合はよくなったか?
母さんは激しく元気なことだろう。
俺もここで元気にしてる。
ギジョンを思うと涙が出るが、あの日のことは今でも実感が沸かない。
夢のようでもあり、夢でなかったかも。
あの家の門を出た瞬間分かった。どこに行くべきか。
凄惨な事件が起きた家だからすぐには売れないだろう。
新しい家主がくるまで空き家で耐えるのに苦労したよ。
でも空き家だったおかげで、
(名前は何だっけ。ムングァンだったな)
ムングァン様を丁重に見送れた。
最近人気の樹木葬をしたから最善は尽くしたわけだ。
不動産のやつらはやはり頭がいい。
韓国に来たばかりの何も知らない奴らにとうとう家を売った。
夫婦は外資系、子供は外国人学校 留守がちな家族だが、
ちくしょう!24時間住み込みの家政婦がいるから、
俺は台所に行くたびに命懸けだ。命懸け!
ドイツ人だけがソーセージとビールじゃない。ありがたいことだ。
ここにいると全てがかすんでいく。
今日はお前に手紙を一通書いたな。
毎晩手紙の内容を信号にして送れば、いつかお前が気付く日もあるだろう。
じゃあな」

ギウ(チェ・ウシク)の計画

父からのメッセージを受け取ったギウは、計画を立てる。根本的な計画を。お金を稼ぐこと。大金を。父を助けるために。

モールス信号で送る手紙(概要)
「稼いだらこの家を買う。引っ越しの日、母と庭にいるから、日差しが注いだら、上がってきて」

(妄想シーン?)家を見学に行くシーン。引っ越し当日シーン。ギテクは地上へ。息子と抱き合う。

(現実?:雪が降る日。半地下住宅から手紙を書いているギウ)
「…その日まで。お元気で。それでは」

まとめ

以上、映画「パラサイト 半地下の家族」のあらすじネタバレを結末まで紹介してきました。

途中までは、金持ちを騙していく展開がコミカルでしたが、途中、秘密の地下室が登場するあたりから、サスペンスタッチへ。そして衝撃展開の誕生日パーティー。

人生、計画した通りにはいきません。本当に…。心臓に悪い血のパーティーでした。

しかし父が推奨する「無計画」は本来オススメされるものではありません。それほど父は追い込まれていた状況なのでしょう。(無計画なので臨機応変に対応はできますが、何も期待していない感じに思えます)

ラスト。息子が父とは逆に「計画」をしました。再会できる日を想像させてくれるラストが良いですね。

いろいろと感情を揺さぶる本作。楽しめる作品なのは間違いないです。ポン・ジュノ監督の次回作も期待しちゃいます。

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当記事画像出典:http://www.parasite-mv.jp/

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