【コーヒーが冷めないうちに】ネタバレと感想!原作と映画で有村架純の役が違う?

コーヒーが冷めないうちに有村架純

【コーヒーが冷めないうちに】ネタバレと感想!

有村架純主演の映画【コーヒーが冷めないうちに】が9/21から公開!

原作と映画で有村架純の役が違う?原作小説と比較しながら徹底解説!

映画を観た方はじめ、映画ネタバレを知りたい方など、本作にさらに詳しくなれるようにまとめます。

今回は気になる【コーヒーが冷めないうちに】のネタバレと感想について。

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原作小説【コーヒーが冷めないうちに】のネタバレあらすじ

映画『コーヒーが冷めないうちに』の原作は、演出家・劇団主宰者でもある川口俊和氏が書いた『コーヒーが冷めないうちに』『この嘘がばれないうちに』の小説2作品。

小説2作の簡単なあらすじをネタバレします!

原作小説『コーヒーが冷めないうちに』のネタバレ

舞台は、過去に戻れる都市伝説がある喫茶店「フニクリフニクラ」

戻っても現実は変わらないのに今日もある席へ座る…

〇第1話「恋人」…結婚を考えていた彼氏と別れた女の話

主人公:恋人同士の清川二美子と賀多田五郎。

五郎にアメリカ行きを告げられ、別れ話しだと思って怒った二美子。

その話しの頃、つまり1週間前に二美子は戻る。

二美子は彼から相談がなくて寂しかったと言う。彼女にふさわしくないと思っていた五郎。

五郎は「3年待っててほしい。必ず帰ってくるから」と言う。

現代に戻った二美子は未来を変えるため店を後にする。

〇第2話「夫婦」…記憶が消えていく男と看護師の話

主人公:房木とその妻・佳代(旧姓・高竹)

房木はアルツハイマー病を患い、妻のことも看護師と思い、旧姓で呼んでいます。

高竹は、房木の手紙を受け取るため過去にもどった。

そこには…記憶を失っても夫婦でいたい。辛かったら別れて欲しい。「夫婦でありたい」想いが記されていた。

現代に戻った高竹は、店員の計や数に、旧姓で呼ぶのをやめてもらった。

〇第3話「姉妹」…家出した姉とよく食べる妹の話

主人公:平井八絵子と久美の姉妹

平井八絵子は18才の時、家出し上京した。6才下の妹・久美に実家の旅館を任せて。

久美は何度も上京し姉を説得に来たが、八絵子はいつも話しを聞かない。

久美が事故に遭って亡くなる。八絵子は過去に戻り、妹に実家に戻ると告げて喜ばせた。

自由になれるから嬉しいのではなく、夢だった姉と旅館経営ができることに…。

現代に戻った八絵子は妹との約束を守るために実家へ行く。

〇第4話「親子」…この喫茶店で働く妊婦の話

主人公:マスター時田流の妻、時田計

時田計は妊娠したが、生まれつき心臓が弱く、医師から出産は命を縮めると言われる。

計は未来の娘に会いに10年後へ行く。が、15年後にたどり着いた。

流と義理の妹・数は北海道にいた。中学生のミキは戸惑ったが「生まれてきて本当によかった」と母に感謝した。

現代に戻った計は翌日に入院。翌年女の子を産んだ。

原作小説『この嘘がばれないうちに』のネタバレあらすじ(映画【コーヒーが冷めないうちに】の原作)

原作小説『この嘘がばれないうちに』のネタバレ

〇第1話「親友」…22年前に亡くなった親友に会いに行く男の話

主人公:千葉剛太郎と神谷秀一

嘘:22年間、娘に本当の父親を話さなかったこと / 父親をやめるためのビデオのこと

剛太郎は定食屋を営んでいる。22年前に大学の同級生・神谷秀一が亡くなって以来、彼の娘を育ててきた。

娘が結婚するため実の父親を明かすことになる。

剛田は過去に戻って神谷のメッセージを撮る。

ずっと泣く剛田を見て、神谷は自分の死と、剛田が結婚式に出ないつもりだと気付く。

神谷は父親が「2人でいいよな」とビデオカメラに語った。「幸せになれ」と剛田に言う。

現代に戻った剛田は「笑え笑え」と言う神谷のビデオを再生した…

〇第2話「親子」…母親の葬儀に出られなかった息子の話

主人公:三田絹代と息子・三田幸雄

嘘:幸雄に母の入院を黙っていたこと/陶芸家として成功したと母に告げたこと

喫茶店の常連客・三田絹代が亡くなった。時田数が通っていた絵画教室の先生でもあった。

絹代の願いで、入院を幸雄に知らせなかかった。怒った幸雄は絹代の葬儀に来なかったと姉・京子に思われていた。

しかし欠席の理由は京都から東京へ行くお金がなかったこと。

17年前に家出して陶芸の道に進んだ幸雄だったが、騙されて多額の借金を抱えていた。

自殺したら母に迷惑がかかるため生きて、破産手続きにまで至った。

過去に戻った幸雄は、陶芸家として成功したと母に嘘をついた。

冷める直前を通知するマドラーが鳴り、絹代は懸命に幸雄を現代へ帰す。

幸雄は死ぬ気だったが、それは母を悲しませることだと実感し、現代へ戻った。

〇第3話「恋人」…結婚できなかった恋人に会いに行く男の話

主人公:過去から来た倉田克樹、その恋人・森麻美、麻美の上司・加賀田二美子

嘘:麻美が結婚していると倉田に告げること

余命わずかの倉田は過去から来て、恋人・麻美を待っていた。

しかし次の2つの条件があった…

「自分が死んでいない場合は会わない」

「自分が死んだ後、麻美が結婚して、幸せになっている場合は会わない」

麻美が来て、結婚していると言う。倉田は何も言わず過去に戻った。

実は、麻美は倉田を忘れられず結婚していなかった。

けれど”私の幸せが倉田の幸せ”と思った麻美。今は結婚していないが「絶対、幸せになる」と決意したので倉田と再会した。

倉田は嘘に気づいても、麻美の心の変化を知って安心しただろう、と二美子は思った。

〇第4話「夫婦」…妻にプレゼントを渡しに行く老刑事の話

主人公:万田 清、時田要(数の母=白いワンピースの女)

嘘:清が亡き妻に今も一緒だと告げること

時田数は今、わけあってコーヒーを淹れられない。そのため流と亡き計の娘・ミキが7歳になったため、コーヒーを淹れる役になった。

万田 清が30年前の妻の誕生日にプレゼントを持って過去へ。

その日、喫茶店で待ち合わせたが行かなかった清。その帰りに妻は通り魔に殺害される。

30年前に時田要は妊娠していて、能力が受け継がれたという。

清はプレゼントを預かったと嘘をついて妻に渡すと、今日の話しは離婚の話しだと覚悟していた妻は涙した。

思わず正体を明かした清は、今も妻と一緒だと告げた。

現代に戻った清は数の母が幸せそうだった、「あなた(数)も幸せになっていい」と言う。

「私、幸せになります」数はささやき、幽霊の要は微笑んだ…。

映画【コーヒーが冷めないうちに】のネタバレあらすじ

時田数(有村架純)が従兄(いとこ)で店主の時田流(深水元基)と切り盛りする、とある街のとある喫茶店「フニクリフニクラ」。そこには、不思議な都市伝説があった。それは店内の【ある席】に座ると、望んだとおりの時間に戻ることができるというもの。ただし、そこにはめんどくさい……非常に面倒くさいいくつかのルールがあった。

1. 過去に戻って、どんな事をしても、現実は変わらない。

2. 過去に戻っても、喫茶店を出る事はできない。

3. 過去に戻れるのは、コーヒーをカップに注いでから、そのコーヒーが冷めてしまうまでの間だけ。
コーヒーが冷めないうちに飲み干さなければならない。

4. 過去に戻れる席には先客がいる。席に座れるのは、その先客が席を立った時だけ。

5. 過去に戻っても、この喫茶店を訪れた事のない人には会う事ができない。

「ここに来れば過去に戻れるってほんとうですか?」

今日も不思議な噂を聞いた客がこの喫茶店に訪れる。

アメリカに行ってしまった幼馴染の賀田多五郎(林遣都)とケンカ別れをしてしまった三十路直前の独身キャリアウーマン清川二美子(波瑠)。

若年性アルツハイマーに侵された妻・高竹佳代(薬師丸ひろ子)と、そんな高竹を優しく見守る夫・房木康徳(松重豊)。

故郷の妹(松本若菜)を裏切って、一人スナックを営む喫茶店の常連客・平井八絵子(吉田羊)。数に次第に惹かれていく常連客の大学生・新谷亮介(伊藤健太郎)。

過去に戻れるという【ある席】にいつも座っている謎の女(石田ゆり子)……。

どんなことをしても現実は決して変わらない。
それでも過去に戻り、会いたかった人との再会を望む客たち。
そこで彼らを待っていたものとは?
そして、主人公・時田数に隠された真実とは?

-1杯のコーヒーが冷めるまでの、ほんの短い時間でも、人生は変わる-

事前あらすじはここまで。さらに、映画を見た上で、内容をネタバレします。

あらすじから分かるように、原作2冊のうち、『コーヒーが冷めないうちに』の「恋人」「夫婦」「姉妹」が、ほぼそのまま実写化しています。※夫婦は男女逆になっています。

新谷亮介(伊藤健太郎)は映画オリジナルキャラクター。原作で時田数は妊娠しますが、その相手の男性は登場しませんでした※。

※数の夫は小説のシリーズ3作目で登場。世界的写真家の新谷刻(しんたに・こく)と明かされます。

謎の女(石田ゆり子)の正体が、数の母親・時田要であることも同じ。

ネタバレ:数(有村架純)が過去に帰る映画オリジナルとは?

数(有村架純)と母(石田ゆり子)のエピソードは映画オリジナル。※

映画では2019年4月13日に未来から数の娘・未来(みき)がやってきます。

数は、ミキの淹れたコーヒーで過去に戻ります。

てっきり母のいなくなった2000年8月31日に戻るのか、と思っていた数。

ミキの勧めで、そこから約4か月後。12月24日のクリスマス・イブの日に戻ります。

そこで数は知りました。母が8/31のあの日、父に会いに過去に行ったのではなく、数に会うため未来に飛んでいたのです。

数の母・要は”余命3か月”の病気だったのです。

自分が亡き後の数が心配だったので未来へ確認しに行きました。

母が過去から戻らなかった理由は幼い娘・数が「帰らないで!(泣)」と引き止めたから。

さらに厳密に言うと、出血してしまった数を心配して駆け寄っているうちに、アラームが鳴り終わり、コーヒーが冷めきってしまったから。

そんな時、数のコーヒーが冷める直前のアラームが鳴り…

要は「飲みなさい。向こうで待ってる人を思い出して!…どんな時も見ているから、大好きだよ」

と数に声をかけて、現代・2019年へ戻らせました。

その後、数は出産して、未来と書いてミキと名付けます…。


※原作小説の2作では母が戻れなかった理由は明かされませんでした。さらに言うと、続編3作目『思い出が消えないうちに』(2018年9月19日発売)でも触れていません。映画オリジナルです。

映画【コーヒーが冷めないうちに】の感想

泣いた人続出!

映画ライターの感想は賛否?

「意表を突く発想、ジャンプがなけりゃ、作り手側のご都合主義でしかない。現実的にも仕上げ切れていないし、ファンタジーに仕上げ切れていない。中途半端」

映画担当記者はそう突き放す。

出典;http://www.jprime.jp/articles/-/13374

上野昴志「原作は未読だが、脚本が奥寺佐渡子と知って期待して見たのだが……いや、マイッタね。(中略)

彼女は、娘が煎れたコーヒーを飲んで過去に戻ったというのだが、生まれていない娘を未来から呼び出すためのコーヒーは、誰が煎れたのか!?」

上島春彦

「喫茶店の、ある席に座ると過去に戻れるという設定。挿話をつないでいくオムニバスっぽい作りだが、やがて喫茶店の娘さんの側の事情が前面に現れ、話が深まる。(中略)

問題の規則にがんじがらめになり、主人公は動きが取れなくなるものの、そこを起死回生のプランが救う。悪魔の契約じゃないので安心して見られるのが特徴。」

吉田伊知郎「あざとそうな挿話が並び、〈4回泣けます〉なる直球の惹句にも鼻白み、タイムスリップのルールも細かすぎて、小説ならまだしも映画では不自由にしかならないと思っていると、巧みな語り口に引き込まれる。(中略)

とはいえ、この脚本でアニメ化した方が相応しかったのではと思ってしまったのだが。」

出典:http://www.kinenote.com…

泣く泣かない以外の感想を!

映画【コーヒーが冷めないうちに】は賛否両論あるようです。

たしかに「4回泣ける」のキャッチコピーが安っぽさを助長しています。

「4回泣けなかった」など”泣く泣かない”で評価しがち。

感想ってそれ以外もあるはずなのに。

ただし、目を惹くコピーなので興行的には成功していますが、それでいいのでしょうか。

設定が分かりにくい!?

映画誌のレビューの疑問「生まれていない娘を未来から呼び出すためのコーヒーは、誰が煎れたのか!?」については…

これ、呼び出したわけではなくて、未来で数(有村架純)がコーヒーを淹れて、ミキを過去へ行かたのでしょう。

エンドロールでの数とミキの練習も示しています。マスター・時田流の娘が産まれた描写がないので、数がコーヒーを淹れた解釈が妥当かと思います。

自分で淹れたコーヒーで数は戻れなかったのですが、自分以外なら親族でも可能なようです。

原作小説では妊娠すると能力が引き継がれるのですが、映画では”時田家の女”なら淹れられるようす。

ちょっと分かりにくいですね。実際、筆者と一緒に見た人も「どういうこと?」という感想を漏らしていましたし…(笑)

【コーヒーが冷めないうちに】原作と映画で有村架純の役が違う?

【コーヒーが冷めないうちに】の有村架純の時田数役は、原作小説と映画では違います。

その違いを知る上で、映画ではいないことになってる時田計のエピソードが重要になってきます。

ちなみに時田計とは、喫茶フニクリフニクラのマスター・時田流の夫。数(有村架純)にとっては従兄(いとこ)の妻=義理の姉です。

・箇条書きでまとめると…

【原作小説】

  1. 時田計の娘がミキ(漢字表記なし)
  2. 時田計は体が弱く、ミキを産んで間もなく死んでしまう。
  3. 時田計は、産んだ娘に会いたくて未来へ行く。
  4. 時田数の娘は「幸(さち)」…原作3作目より

【映画】

  1. ミキが、時田数の娘になっている。
  2. 出産して亡くなるエピソードは消滅
  3. 数の母=時田要が、自分の娘に会いたくて未来へ行く。
  4. 数の娘はミキ。

こうして見ると、原作の(未来へ行く)計のエピソードが数の母・要へ…

原作小説の計の命がけの出産が、映画の数(有村架純)の”出産して幸せになる”という展開へ取り込まれています。

幸せになっていいのか、と罪悪感を抱えていた有村架純演じる数。

彼女の心境の変化は、本作の見どころのひとつです。

【コーヒーが冷めないうちに】のまとめ

映画【コーヒーが冷めないうちに】は、タイムスリップもの。そして死者と会えるジャンルともいえます。

日本映画って、こういう泣かせるものが多いです。

有名な作品でも…死んだ人が蘇る『黄泉がえり』(2003)、病死した妻が雨の季節に帰ってくる『いま、会いにゆきます』(2004)、生者と死者が一夜だけ再会できる『ツナグ』(2012)など多数。

やはり需要があるのでしょう。ただし本作は、過去で何をしても現実を変えられない※、この店にきた人だけ会える、等のルールは独自。

(※松重さんが手紙を持ち帰るのはルール違反ですが、これは妻がアルツハイマーである現実は変わらないってことでしょう。大切な失くしたモノを取りにいけてしまうので、ちょっと設定が甘いのですが…。

同じようにミキが過去にきてコーヒーを淹れるのも過去の改変な気がしますが、時田要が幽霊になる事実は変わらないということでしょう。)

本作をお涙ちょうだいのファンタジー、と冷めてみる方も多いですが…筆者の個人的意見でいえば、 過去にあったことは変えられなくても心は変わる!というメッセージが響く良作な映画です。

『コーヒーが冷めないうちに』を観て、ひとりでも多くの人の心が変わることを祈ります。

※記事内の画像出典:公式サイト

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