【トットちゃん!】49話のあらすじと感想!徹子(清野菜名)走る!恋が伝わる脚本・演出。

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主演、黒柳徹子さんの半生を描く昼帯劇場の第三弾。

「トットちゃん!」49話が12月7日木曜日にテレビ朝日で放送されました。

NHKを辞めた徹子はニューヨークへ!

今回は、【トットちゃん!】49話のあらすじと感想まとめ!

目次

【トットちゃん!】49話のあらすじ

NHKを辞め、フリーになった徹子(清野菜名)は、芝居の勉強をするため、アメリカ・ニューヨークに留学したいと漠然と考えはじめる。伊藤華子(や大叔母・えつ(八木亜希子)に人生の転機が訪れる中、徹子も単身、ニューヨークへ旅立つ…。

寅さんをみた帰り、徹子はカフェシイナにお兄ちゃんこと渥美清(山崎樹範)と寄る。

渥美はニューヨーク行きを反対するも、華子(高岡早紀)は「月に行ける時代だから」と応援してくれた。乃木坂上倶楽部はふるさとだと思う華子。

朝の叔母・えつはついに結婚する。年に4回、96回目のプロポーズで実った。式場は乃木坂上倶楽部でだ。一晩中ママのために弾いた場所。みんな駆け落ちした場。

華子はパリへいく…帰る場所があるからどこにでも行ける!!だから徹子を応援した。

徹子はニューヨークへ。セントラルパークからお兄ちゃんに手紙を書いているとお腹がなった。店にいくと売り切れ。そこへ…

「お嬢さん、これをどうぞ」ケルナー(城田優)がホットドッグをくれた。

徹子は羽田で会う約束を破ったことを謝る。あの日のことは忘れたが「カレーのナンがお好きな女優だ」とケルナーは覚えていた。

謝ってばかりの徹子。ケルナーは徹子が早口で聞き取れないようだったが「今夜あなたは何してますか」といってくれた、しかし秘書のシノハラが呼びにきた。

「あのあと何を言おうとしてたか」徹子はそればかり考え、またセントラルパークへ走った。すると?また会えて…。

【トットちゃん!】49話の感想

渥美清さん、沢村貞子さん、向田邦子さんと出会いと別れまでを2回くらいで描いてきてサクサク感は否めない本作。(まだ渥美さんの亡くなる場面は描いていませんが)

今回49話も①華子の旅立ち②96回目のプロポーズでの結婚式③徹子のニューヨーク行き④運命の再開と展開は早い。

けれど、限られた話数でも因果関係を描こうとしているのがわかります。

①華子に帰る場所があるから思い切って旅立つのだな、応援したいと視聴者に思わせてくれます。因果のための数秒にシイナと「ここはふるさと」と語り合うカットが!徹子への台詞も自分にも言い聞かせていますね。

②96回もした経過は省かれています。しかし以前、これ以上「しあわせになるとバチがあたる」という趣旨の発言をしたえつさん。だからそれだけかかったのですね。

③ニューヨーク行きはかなり唐突。守綱さんがどう思ったかは省かれましたが、華子が「あと押ししたため」という因果が視聴者にはみえるので、カットもあり。

④偶然の再開はできすぎも、時間がない芸術家はリアル。そこから、徹子が「いてもたってもいられない数時間」「走って公園へ」などの数カットが効いて、恋する心情が伝わってきます。

これだけの話しを盛り込みながら面白くさせる手腕は大石静さんの力か演出力か。清野菜名さんも年齢があってきていい演技です。

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