【ひよっこ】第120話のあらすじと視聴率!由香の真相!みね子(有村架純)の大人論に賛否?

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朝ドラ・NHK連続テレビ小説【ひよっこ】第20週(8/14~19)「さて、問題です」

第120話(8月19日土曜日放送)の視聴率、あらすじ、感想!

有村架純さん主演で大人気、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」

前回、月時計会議は2番目の議題、みね子(有村架純)の島谷問題へ。母の死と重ねる由香(島崎遥香)に対し自分で決めたとみね子は断言。議題の3番目へ…

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目次

【ひよっこ】120話の視聴率

120話の視聴率は20.2%!

【ひよっこ】120話のあらすじ

みね子(有村架純)たちが語り合う“月時計会議”も大詰め。最後は「由香(島崎遥香)の生き方」問題。なぜ鈴子(宮本信子)と省吾(佐々木蔵之介)に反抗するようになったのか。理由はお互いにつらいことを思いだしてしまうから。だから一緒にいない方がいいと思ったという。由香は本音をさらけ出す。「好きだしさ、本当は。」

由香は”困った娘”はお芝居だ、本当は自分は素直でいい子なんだと白状する。時子が「完璧です」と評し、女優として勉強になると告げる。早苗は戻ることを勧めると由香はにかむ。戻り方がぎこちなかった。

みね子は面倒だがわかると共感。早苗はボタンのかけ違いなら全部外してやり直すことを提案。みね子は、大人は親からされることを待たないし、親を許す、と説くのだった。

由香はみね子とおない年。「由香だね」と呼び捨てにするのだった。

一方、あかね荘では富(白石加代子)が、漫画家の2人を何日も見かけていないと心配していた。「死んでいるかもしれないので一緒に来て」と頼まれた愛子(和久井映見)は、漫画家の部屋をのぞいてみるが誰もいなかった。富は自分の似顔絵に驚くのだった。

【ひよっこ】120話みんなの感想

オトナ問題勃発!? どっちがガキか問題に賛否

https://twitter.com/FUMI_conan/status/898690894513053697

みね子の島谷問題の賛否まとめ

https://twitter.com/nekoganekoneko/status/898722723634880512

https://twitter.com/Tfa5mk6ihnH0XdN/status/898446047147470848 https://twitter.com/atsuko_kake/status/898732893828034560

【ひよっこ】120話の感想

120話は3つ目の議題・由香の生き方が話されました。

上に視聴者みなさんの感想をいつも通りに一部取り上げましたが、今回は大きく2点にまとめてみました。それぞれに私見を述べていきます。

「みね子大人(になりすぎ)問題」あるいは「由香とみね子どっちがガキか問題」

由香はやっぱりいい子だった、と個人的には思ったのですが、みね子たちは驚いていました。少し意外です。みね子に対してはトイレにいくと嘘ついての食い逃げですから仕方ないのか。ただ、ヤスハルや元治が「あいつはいいやつだ」と言っていたので由香の悪態は演技だろうとバレバレでした。

大人とは何か?

前回の「自由ってなんですか」のみね子の自由論に続き、みね子の大人論です。いやあ、みね子が“ひよっこ”から“おとな”になりました。

「親から何かされることを待たない。許す」たしかにそうなのですが…。

2015年発売の下重暁子著「家族という病」が当時ベストセラーになりました。日本は「一家団欒」という呪縛にとらわれ、家族を美化していると警鐘を鳴らす家族論です。賛否両論を巻き起こした本書なのですが、家族に苦しめられている人はいるので共感する人は多かったのでしょう。

日本テレビ系で放送中のドラマ「過保護のカホコ」では親子の共依存の問題が描かれました。父(父性)の不在もテーマにみてとれます。カホコは私かもと共感する視聴者がいたり、キャストの魅力もあり人気作となっています。かなりオーバーでさむい演技もあるので賛否ありますが楽しめる作品です。衝突がありつつ無難なハッピーエンドになりそうな気配ですが毒も期待したいところ。

・・・家族が素晴らしいなんて幻想。そんな側面があることは事実です。

評論家・岡田斗司夫さんが朝日新聞の人生相談で「親と距離をとる」ことを提案していたことを思いだします。この方の独特でドライな切り口は賛否がありますが印象に残っていたのは筆者にも何かが残ったから。当たり障りがないよりいいのかもしれません。ネット上ではブロマガに再録していました。少し見てみます。(出典岡田斗司夫の毎日ブロマガ)

”彼氏がいないと母にバカにされる”21才女性の悩みへの回答です。

「あなたと母の関係は生涯、変わらないと思います。」と岡田氏はバッサリ。「あなたが強くなり母親に対して許容できるようになれば済む話じゃありません。」と続けます。

…え? 許容で思い出しました。みね子がいう大人論、許すのが大人という提案を否定してます!?

「同様に母があなたを認め、自分と違う生き方を受け入れるとも期待しちゃダメです。そういう精神論で片付けず、行動と環境だけでストレスを減らす方法。それが思いきり距離を取る。 さっさと家を出て独立しましょう。」

大胆な論法です。毒です。でもそれで救われる人がいることも事実でしょう。

おとなといえば、吉本ばななさんの『おとなになるってどんなこと? (ちくまプリマ―新書)』のなかの、

「大人になんかならなくっていい、ただ自分になってください」というメッセージも印象的です。やわらかい言葉で読みやすいのでおすすめ。けれど実際の子供が読むには注意が必要かもしれません。著名な思想家の娘さんで人気小説家という特殊な立場からの偏った意見でもあります。勉強が好きじゃなかったという箇所とか。

「いちばん大事なことは、自分の中にいる泣き叫んでいる子供を認めてあげること。そうすると心の中に空間ができて、自分を大丈夫にしてくれる。」

…覚えていたわけでなくレビューからの抜粋ですが、「子供を認める」というのはたしかにそうだと思います。

子供になれない大人=みね子、彼女には子供を認めて島谷と幸せになってもいいんだよと伝えてあげたい。

大人になれない子供=由香、彼女には「大人にならなくていい。距離をとる。そんな解決法があってもいい」と伝えたいです。

今からすずふり亭へ行こう!そして庭で鉢合わせして、ホームドラマでよくある無理やり親子問題解決という展開ではなかったことは救い。(私はずっとヤスハルの歌が引き合わせる伏線かと思っていました)そこがこのドラマの魅力か。結局は自分自身で向き合う問題ですから。

島谷問題はあれでいいのか問題?

前回の島谷との別れ問題賛否に引き続き、理解できない、できる論争が視聴者にありました。

そもそも理由がはっきりしてないのがモヤモヤ。

島谷の家族のため。それが理由です。みね子の幸せは? もっと自由にわがままでいい。と由香の意見もわかりすぎる。自分で選んだから自由というだけれど、いつまでも消えないモヤモヤ。本当に自由か。

これはもう島谷再登場で解決させる気なのかと私は疑っています。

8月も4週目でそろそろクランクアップ情報も流れるころ。

ヒデのみね子への好意がこのままだったら残念すぎるし、島谷の意外な再登場にも期待したいし、最後まで見届けるしかありません。

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