【日曜9時のドラマ・歴代視聴率まとめ】TBS日曜劇場とフジテレビ・日9の攻防まとめ!

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【日9ドラマの歴代視聴率まとめ】2016年4月~現在の「TBS日曜劇場」VS「フジテレビ・日9」!

2017年7月スタートの民放ドラマの中で、同時間帯のリアルタイム視聴率を争っているのが、日曜9時のフジテレビとTBSです。

TBS日曜劇場は、主演・長瀬智也、ヒロイン・吉岡里帆の「ごめん、愛してる」

フジテレビは、主演・渡部篤郎、ヒロインの「警視庁いきもの係」

7/9(日)に放送された初回の視聴率は、TBSが9.8%、フジテレビは8.9%TBSの勝利!

しかし〈フジテレビが健闘!〉とネットニュースであげられました。

フジテレビは、どうして健闘

…その疑問に答えるべく、日曜9時枠の歴代・全話平均視聴率をまとめてみました。*(視聴率は 社・関東地区調べ)

目次

2016年~現在:日曜9時の歴代ドラマ視聴率!

2016年春(4~6月)

「99.9-刑事専門弁護士―」(TBS)17.2%…主演:松本潤

【視聴率】初回:15.5%、最高:19.1%(第2話、最終話)、最低:13.3%(第6話)

【共演】 、榮倉奈々、ほか。

【内容】タイトル99.9は日本の刑事事件の裁判有罪率(起訴された際に裁判で有罪になる確率)のこと。弁護士たちが逆転不可能な刑事事件に挑みます。小ネタやコミカルな掛け合いも話題を呼びました。

【考察】2018年1月から、同じ「日曜劇場」枠でSEASON IIが放送が決まっているほどの人気ドラマでした。

「OUR HOUSE」(フジテレビ)4.5%…主演:シャーロット・ケイト・フォックス、芦田愛菜

【視聴率】初回:4.8%、最高:6.1%(第6話)、最低:3.3%(最終話)

【共演】山本耕史、 松下由樹、ほか。

【内容】父が外国人と結婚したことに憤慨する桜子(芦田愛菜)が、あの手この手でアリス(シャーロット)を追い出そうとする家族のハートフルストーリー。

【考察】『ドラマチック・サンデー』(2010~2013年)以来、3年ぶり復活のフジテレビ・日曜9時枠。脚本は最高37.8%を記録した「ひとつ屋根の下」の野島伸司氏。キャストに芦田愛菜さん、民放初主演になる朝ドラヒロインのシャーロト・ケイト・フォックスさんで期待されました。しかし数字はTBSに完敗でした。

初回から数字が低いということは、宣伝不足や視聴習慣がないことが敗因でしょう。ただし録画視聴できる時代に3%台まで下がるというのはドラマ自体の人気が疑わしいです。芦田愛菜さんのまくしたてる台詞と古いギャグのセンスが視聴者は苦手と指摘されてはいました。

2016年夏(7~9月)

「仰げば尊し」(TBS)10.6%…主演:寺尾聰

【視聴率】初回:11.4%、最高:12.2%(最終話)、最低:9.3%(第5話、第6話)

【共演】多部未華子、真剣佑、村上虹郎、ほか。

【内容】脚本:いずみ吉紘、監督:平川雄一朗という『ROOKIES』(2008年4月)のコンビ復活作。吹奏楽が舞台の熱血学園もの。

【考察】人気作でしたが、不祥事を起こした高畑裕太・出演作のためかDVD化されていません。

「HOPE~期待ゼロの新入社員」(フジテレビ)6.1%…主演:

【視聴率】初回:6.5%、最終回:6.6%、最高:7.1%(第2話)、最低:4.8%(第7話)

【共演】遠藤憲一、瀬戸康史、山本美月、ほか。

【内容】原作は韓国のWEBコミックであり、ドラマ化した『ミセン-未生-』。ミセン(未生)とは韓国の囲碁用語で「死んでもいないし、生きてもいない石」を意味。。囲碁のプロ棋士の夢を挫折した主人公が社会人として成長していくドラマ。

【考察】サラリーマンの悲哀を描いた意欲作ですが、前クールの惨敗が響いたのか初回からTBS日曜劇場に惨敗でありました。

2016年秋(10~12月)

「IQ246」(TBS)10.7%…主演:織田裕二

【視聴率】初回:13.1%(最高)、最低:7.8%(最終話)

【共演】 土屋太鳳、 ディーン・フジオカ、ほか。

【内容】IQ246の天才的頭脳を持つ現代の貴族男性に扮し、さまざまな事件を推理し活躍する姿を描く。

【考察】織田裕二さんの人気の高さからか、初回が最高視聴率という皮肉。平均で二桁越える人気作ではあり、エンタメ推理物で好評でしたが、変人の演出と謎解きの平凡さに賛否はありました。

「キャリア~掟破りの警察署長~」(フジテレビ)7.2%…主演:玉木宏

【視聴率】初回:7.9%、最終回:6.6%、最高:7.9%(初回、第8話)、最低:6.2%(第2話)

【共演】高嶋政宏、瀧本美織、田中美奈子、ほか。

【内容】警察署長・遠山金志郎が、現場に赴いて自ら事件を調べ、犯人に「この桜に誓って、悪事は見逃しません」と警察手帳(桜の代紋)をかざし解決へ導く、オリジナル作品。

【考察】1話完結型で事件解決作品。見やすいドラマで、遠山の金さん風の独自性も出したが、初回の数字を越えることはなかったです。

TBS日曜劇場「IQ246」は脇が主役級の人で、ゲストも豪華(石黒賢、観月ありさ、成宮寛貴、稲垣吾郎)でした。その差かもしれません。

2017年冬(1~3月)

「A LIFE」(TBS)14.6%…主演:

【視聴率】初回:14.2%、最終回:16.6%(最高)、最低:12.3%(第4話)

【共演】竹内結子、浅野忠信、ほか。

【内容】外科医・沖田一光は、病院内でうごめく様々な人たちの思惑や親友との対立に巻き込まながら、元恋人で親友の妻の困難な脳の手術に挑む。

【考察】数々のヒットドラマで主演を務めた木村拓哉さんが主演で話題になりました。シリアスな展開で手術シーンも迫力はあり、人間ドラマも見ごたえあり。しかし同じ医療ドラマの「ドクターX」のように20%越えはなりませんでした。

「大貧乏」(フジテレビ)5.0%…主演:小雪

【視聴率】初回:7.7%(最高)、最終回:4.4%、最低:4.0%(第8話)

【共演】伊藤淳史、、滝藤賢一、ほか。

【内容】8歳の息子と6歳の娘を育てるシングルマザーが権力者の欲で無一文に。理不尽な社会に立ち向かう母の奮闘劇。

【考察】 初回が最高視聴率で取り戻せず。見続けた人からは好評の声も多いのですが、それでも2人の子供の役どころが鬱陶しいという声がありました。

キャストの力の差が、前クールに続きあったと推測されます。

2017年春(4~6月)

「小さな巨人」(TBS)13.6%…主演:長谷川博己

【視聴率】初回:13.7%、最終回:16.4%(最高)、最低:11.7%(第3話)

【共演】岡田将生、芳根京子、、香川照之、ほか。

【内容】警視庁本庁と所轄の確執、警察内部の戦いを克明に描くエンターテインメントドラマ。

【考察】芝署編と豊洲署編の2部構成。ゲストも吉田羊、佐々木希、和田アキ子、梅沢富美男、高橋秀樹など豪華。裏切りの連続の人間ドラマや半沢直樹のスタッフで描く顔がアップの演出も功を奏しました。

「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」(フジテレビ)5.4%…観月ありさ

【視聴率】初回:6.9%(最高)、最終回:4.9%、最低:4.2%(第6話)

【共演】 藤ヶ谷太輔、、高嶋正宏、上川隆也、ほか。

【内容】主人公は三度の飯より骨が好きな変人で、骨格標本を作製する標本士。人気小説の実写化。白骨死体の骨から謎を解き明かし、事件解決へと導いていく。

【考察】連ドラ主演は26年連続で、通算30作品目の観月ありささん。人気原作で期待されましたが、初回が最高の視聴率。一風変わった事件解決型で面白いとの声もありましたが、原作ファンの満足は得られなかったようです。

2017年夏(7~9月)

「ごめん、愛してる」(TBS)9.9%…主演:長瀬智也、吉岡里帆

【視聴率】初回:9.8%、第2話10.1%(最高)

【共演】 坂口健太郎、大竹しのぶ、池脇千鶴、ほか。

【内容】誰にも愛されたことがない男は、自分を捨てた母に復讐を誓った…。男は、生まれて初めて人を愛すること、愛されることを知る…愛する人を求め、母親を求める男の物語。

【考察】原作の韓国ドラマは大ヒットしてブームになった作品。韓国に嫌悪感や、オリジナルと比較して不評との声もありますが、日本版もキャストが豪華。切ないラブストーリーとして人気が高いドラマです。「日曜劇場」としては二桁以下は低い方ですが、挽回がありえます。今後の推移は注目です。

※今後更新いたします。

「警視庁いきもの係」(フジテレビ)8.1%…主演:渡部篤郎、橋本環奈

【視聴率】初回:8.9%(最高)、第2話7.2%

【共演】 三浦翔平、横山だいすけ、寺島進ほか。

【内容】鬼刑事が左遷された先は、いきもの係。動物に詳しい新米・女性巡査とコンビを組んで、動物の生態を元に事件解決します。

【考察】動物が事件解決に関わる点とともに、渡部さんが振り回される所や、橋本環奈さんの可愛さ、初出演の横山だいすけさんなどが注目されています。エンディングのダンスも話題。2016年4月のフジテレビ日9ドラマ再開以来、最高の数字でスタート。今後の推移が注目です。

※今後更新いたします。

【比較】

初回…両者、肉薄。フジテレビの健闘と話題に。当サイトのように検証記事もでてます。

2話…日曜劇場が2話目で10%台になり好調キープ。質の高い演技と気になるストーリーが好評。フジ日9が鬼門の2話で苦戦。本格推理を望む人が離れたのでしょうか。または3連休でファミリー層は外出中?

2017年夏の日9対決は両方見たい!?

https://twitter.com/sable0810/status/884059716334231552 https://twitter.com/shira_ta_m_a/status/884240926738010112

両方みたいと悩む人が多数のようです。

TBSの『日曜劇場』は、1956年(昭和31年)12月2日より放送され続けているテレビドラマ枠。

歴史が違います!!

フジテレビは、「ドラマチックサンデー」と名付けて、2010年10月~2013年3月にドラマを放送していました。(その前の日9でのドラマは31年前になります。)

当時の2年半の日曜9時対決は、2012年の夏のTBS「サマーレスキュー」とフジテレビ「ビューティフルレイン」が珍しく肩を並べた以外は、すべてTBS日曜劇場が視聴率は上回っています。(2011年夏・フジテレビの15%越えのヒット作「マルモのおきて」でさえ、裏の「JIN」が20%越えで勝てなかったのです。)

フジテレビは社長交代で日9廃止の噂があるなか、今度こそ定着なるでしょうか・・・

さて、なぜフジテレビ日9ドラマが初回・健闘と呼ばれたのか?

その理由は、これまでの惨敗にあったのでした。

今後も注目したい時間帯です。

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