ドラマ【琥珀】キャストとあらすじ!西田敏行×寺尾 聰の初タッグの2人の演技に大注目!

当サイトのリンクには広告が含まれます

今秋秋放送!浅田次郎ドラマスペシャル【琥珀】キャストとあらすじ!

×寺尾 聰が刑事と逃亡犯を熱演する大人のヒューマンサスペンスドラマ!

原作は、歴史小説から現代小説まで幅広く執筆し、多くの読者を魅了し続けている、直木賞作家、浅田次郎の同名小説。これまでも高い評価を得てきた「西田敏行×浅田次郎」のゴールデンコンビによる待望の5作目となります!

今回は浅田次郎ドラマスペシャル【琥珀】の基本情報・キャスト・あらすじ・みどころをまとめます。

目次

浅田次郎ドラマスペシャル【琥珀】の基本情報

放送時間:2017年秋
出 演:西田敏行/寺尾聰 ほか
原 作:浅田次郎 『夕映え天使』所収 「琥珀」 (新潮文庫刊)
脚 本:岡田惠和(NHK「ちゅらさん」、「ひよっこ」ほか)
監 督:雨宮望(NTV「遠回りの雨」、NHK「學」、EX「人間の証明」ほか)
プロデューサー:山鹿達也 小松幸敏/佐藤毅(東宝映画)
協力プロデューサー:石橋冠

浅田次郎ドラマスペシャル【琥珀】のキャスト

米田勝己役/西田敏行


役職には就かず現場一筋のさえない刑事。頑固な正義感を持ち、仕事は真面目だが、面白みがなく妻とは離婚。数日後に定年を迎えるという日に、ある思いから有休を取り富山県魚津に向かう。

西田敏行:1947年11月生まれの69歳。1970劇団青年座入団し、「情痴」で舞台デビュー。『西遊記』、『池中玄太80キロ』のドラマに出演し好評を博す。西田敏行が歌う『もしもピアノが弾けたなら』(『池中玄太80キロ』主題歌)も大ヒットした。愛嬌あるキャラクターで、幅広い層から愛される俳優としてドラマ・映画・舞台で活躍している。最近では、『白い巨塔』、『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』で悪役を演じ、更なる演技の幅を広げる。
主な出演作は『釣りバカ日誌』、『学校』、『THE有頂天ホテル』、舞台『屋根の上のヴァイオリン弾き』など。日本アカデミー賞最優秀主演男優賞など数々の映画賞を受賞する。

【西田敏行 コメント】
浅田さん原作の短編のドラマ化で主演を演じさせて頂くのは5作目になります。今回、岡田惠和さんのサイドストーリーを含めた脚色も素晴らしく、密度の濃い芝居ができたので、胸はずむ楽しい撮影現場となりました。米田という男は、職場では“ダメなやつ”と判子押されるタイプの刑事なのですが、最後の最後に、社会に対して行った悪に対して落とし前をつけてやろうという気持ちで寺尾さん演じる荒井の元に出向きます。しかし、一緒に過ごすうちに気持ちを抱え込まれてしまうという、相手の心境をおもんぱかる、トゲの無い刑事、とんがってない刑事を演じました。今回、コーヒーがポイントポイントで出てきます。寺尾さんが淹れてくれるのが“ネルドリップ”という昔風の淹れ方なんですが、フィルターの中に豆を入れてお湯が沁み渡るまで少しずつ入れると「ひた…、ひた…、」と落ちる、これがまた「いいな~」って。ドラマに一味添えてます。寺尾さんとは、お互い同じ作品に出てはいるのですが、顔を合わせてちゃんと演り合うということはなかったので、今回は「念願叶った!」って感じですね。喫茶店のカウンター越しでのやり取りだけで、僕の想像を超える“過去に何かを持ってる男”という感じがにじみ出ていて…。その横顔を見ているだけで涙が出てきたシーンもありました。やはり、いい役者と一緒にやってると楽しいですね!

 

荒井敏男役/寺尾 聰


魚津で喫茶店「琥珀」を営む店主。他人との接触を避けるように休日も家から外出すること無くひっそりと田舎町に身を潜め静かに暮らしていたが、米田が訪れたことで隠していた過去が動き始める。

寺尾 聰:1947年5月生まれの70歳。1968年映画『黒部の太陽』でデビュー。81年の「ルビーの指環」が大ヒット!第23回日本レコード大賞・FNS歌謡祭'81グランプリを受賞する。故宇野重吉ともに親子2代に渡って紫綬褒章を受賞する。主な出演作品はドラマ『太陽にほえろ』、『西部警察』、『軍師官兵衛』、『ようこそ、わが家へ』、映画『半落ち』、『さまよう刃』など。シリアスで寡黙な演技から、パルムのCMで見せるユニークな姿など、今でも様々な顔を見せる演技派俳優として活躍中。

【寺尾 聰 コメント】
同い年でもある西田さんとは一度はちゃんと共演したいと思っていました。西田さんの「釣りバカ」や「半落ち」(映画)で共演させてもらったこともありますが、同じシーンで向き合うことが無かったんです。僕の中で非常に興味深い俳優だったので、どこかで一度!と思っていたことがあり、やっと実現した、そんな嬉しい気持ちで撮影に臨めました。ただ、役が、捕まえる側と捕まえられる側というあまり近くなりすぎてはいけない感じの役なので、くすぐったいというか、何とも困惑している自分がいる、という面もありました。この作品は、シナリオが大好きな岡田惠和さんだったので、とても楽しみでした。それと、僕のTVドラマ初出演作品のディレクターだった、協力プロデューサーの石橋冠さんの名前を見て、感慨深く、いろいろな思いが重なって現場に入りました。荒井という男は、背負っているものを持ちつつずっと身を潜めていた男です。その男を捕まえに来た人が単に捕まえに来ただけの人ではなかった、というのがドラマのベースです。職業から離れた男と男の関係、演じてて楽しかったですね。いい感じに出ていればと、期待しています。

 

浅田次郎 :1951年東京生まれ。自衛隊除隊後、様々な職業を経て念願の小説家となる。1995年『地下鉄(メトロ)に乗って』で吉川英治文学新人賞を受賞。以降、『鉄道員(ぽっぽや)』で1997年直木賞、『壬生義士伝』で2000年柴田錬三郎賞、『お腹召しませ』で2006年中央公論文芸賞、2007年司馬遼太郎賞、『中原の虹』で2008年吉川英治文学賞、2010年『終わらざる夏』で毎日出版文化賞を受賞するなど、数々の文学賞に輝いている。時代小説、人情もの、コメディ、エッセイなど幅広いジャンルの作品で多くのファンを魅了する。また、数多くの作品が映像化され大ヒットしている。

浅田次郎ドラマスペシャル【琥珀】あらすじ

米田勝己(西田敏行)は服も表情も冴えない、存在感も極めて薄い巡査部長。定年を目前に控えているが、年下の上司・萩尾に、退職日まで来ても来なくてもいいと言われてしまうほどだ。ところが、行きつけの喫茶店で偶然手にした小冊子に掲載された、『琥珀』という喫茶店の記事を見た途端、表情を強張らせる米田。急遽有休を取り、新幹線で富山県魚津にある『琥珀』に向かう。なぜか25年前の未解決事件「吉祥寺・放火殺人事件」の資料を持って…。
マスターは、どこか哀しげな目をした荒井敏男(寺尾聰)。
さらに港の漁協で働く人妻で、唯一の常連客・平井幸子が加わり、3人でひとときを過ごす。矢継ぎ早な幸子の質問に、いつも無口なのに、つい身の上を語り出す米田。かつて訪れた銀座の喫茶店『白馬』と荒井に接点があることを冊子で知り、懐かしくなってここへ来たという。しかし3人にはそれぞれ事情があった。米田は刑事であることを隠し、荒井は亡き妻の写真に「ごめんね」と語りかけ、幸子はひとりになった途端に笑顔を消し、自宅へ向かう…。
それぞれが抱える闇を感じながら、3人は徐々に交流を深めていく。彼らを待ち受ける運命とは――

浅田次郎ドラマスペシャル【琥珀】のみどころ

  • 「西田敏行×浅田次郎」のゴールデンコンビによる作品+初タッグ共演の寺尾聰
    そして、脚本は、『最後から二番目の恋』や『ひよっこ』など多くのヒット作を手がけた岡田惠和という強力なキャストに大注目!
  • 西田敏行と寺尾聰は同じ作品に出演したことはあるものの、意外にも芝居で絡む“シーン共演”は初!
  • コーヒー好き必見!布フィルターで抽出するネルドリップで淹れるコーヒーに注目。
  • 西田敏行演じる定年間近のさえない刑事と田舎町でひっそりと喫茶店を営む店主を演じる寺尾聰が、「正義」とは何か?「赦し(ゆるし)」とは何か?という深いテーマをどのように演じるのかに期待!

【琥珀】は、浅田次郎が岩手県のある港町に訪れた町が舞台で、「うらさびれた町」に小説の出発点を感じたという。さびれているのではなく、「うらさびれた」という町の様子がどのように描かれているのか気になります。浅田次郎が言う「時間の重み」をかみしめながら、様々な観点でドラマを愉しめそうだ。
過去に日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した西田敏行と寺尾聡の2人の演技の名勝負とも言える作品です。この秋、【琥珀】は見逃せません!

noimage

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

SNSシェアはここから
  • URLをコピーしました!
目次