映画【遺書、公開。】ネタバレ・レビュー!髙石あかりと松井奏の豹変に絶賛の嵐!
2025年1月31日(金)に公開された、映画【遺書、公開。】。
注目の若手俳優が集結し、クラスの序列1位の姫山椿はなぜ自殺したのか、姫山から届いた遺書によって明かされるクラス全員の本性という衝撃のストーリーで話題となっています。
自殺の理由は?それとも誰かに殺されたのか気になるね!
髙石さんと松井くんの豹変する演技が凄かったらしいよ!
本記事で分かること
- 作品の概要
- 登場人物
- ネタバレ
- 実際に映画を鑑賞した筆者の感想
- 世間のレビュー
映画【遺書、公開。】の概要
スタッフ・主題歌
監督 | 英勉 |
脚本 | 鈴木おさむ |
主題歌 | THE RAMPAGE 「Drown Out The Noise」 |
- 監督は、【賭ケグルイ】や【東京リベンジャーズ】を手掛けた英勉さんです。
- 脚本は、『奪い愛』シリーズなどの衝撃作を多数生みだしてきた、鈴木おさむさんです。
- 主題歌は、吉野北人さんが所属するグループ、THE RAMPAGEの「Drown Out The Noise」です。映画の独特な世界観を象徴する不穏でエッジの効いたギターフレーズが印象的なパワフルなロックサウンドとTHE RAMPAGEの3人ボーカルの攻撃的な歌唱が作品を盛り上げます。
登場人物
- 池永柊夜/序列19位:吉野北人
- 千蔭清一/序列16位:宮世琉弥
- 廿日市くるみ/序列20位:志田彩良
- 赤﨑理人/序列2位:松井奏(IMP.)
- 御門凛奈/序列3位:髙石あかり
- 姫山椿/序列1位:堀未央奈
- 甲斐原誠/序列10位:忍成修吾
- 上村海成
- 川島鈴遥
- 荒井啓志
- 松本大輝
- 星乃夢奈
- 榊原有那
- 藤堂日向
- 菊地姫奈
- 大峰ユリホ
- 阿佐辰美
- 兼光ほのか
- 日髙麻鈴
- 大東立樹
- 金野美穂
- 鈴川紗由
- 浅野竣哉
- 青島心
- 楽駆
映画【遺書、公開。】のネタバレ!
ここからは、映画【遺書、公開。】のあらすじを整理していきます!
(※ネタバレ注意!)
突然の「序列」と自殺
1学期の春、2年D組にSNSで送られてきた【序列】。
そこには生徒と担任の全員の明確な順位が示されていた。
タチの悪いイタズラだとしたら、誰が何のために決めたものなのか?
犯人が分からないまま時は過ぎ、ある日、誰もが羨む序列1位の姫山椿(堀未央奈)が学内で自殺した。
第一発見者は、同じテニス部でダブルスを組む親友の御門凛奈/序列3位(髙石あかり)だ。
トイレで首を吊って亡くなっていた。
そして葬儀の次の日、教室のクラス全員の机の上に姫山からの遺書が置いてあった。
全員への遺書
死んだ姫山の遺書がなぜ教室に?
1位の彼女はそもそもなぜ自殺したのか? 遺書は本当に姫山が書いたのか?
衝撃の事態の中、担任の甲斐原誠/序列10位(忍成修吾)はこんなのいたずらだと回収しようとする。
しかし、姫山の自殺の真相に迫るべく、大島由梨/序列5位(川島鈴遥)の提案で、25人全員が自分の遺書をクラスメイトの前で公開することになる。
大島と学級院長の沖正彰/序列6位(荒井啓志)が司会を務める。
彼氏の裏切り
まずは、姫山の彼氏・赤﨑理人/序列2位(松井奏)が遺書を読む。
そこには感謝と自慢の彼女になれてたかな?という言葉があった。
黒瀬蓮司/序列23位(浅野竣哉)はスキャンダル好きで、赤崎と茅野鞠華/序列13位(大峰ユリホ)が一緒にショッピングモールにいたところを写真を撮っていてそれをみんなに見せる。
しかし赤﨑は、一緒にいたけどお前にも気づいて話しかけただろ?デートだったらそんなことはしない。と突っぱね、クラスも序列上位の赤﨑の言葉を信じた。
茅野の遺書には、少女漫画のような素敵な恋愛ができるという夢がかなうといいね。と書かれていた。
その日の夜、沢渡すずこ/序列22位(鈴川紗由)の遺書が誰かに盗まれる。
笹井夏月/序列4位(上村海成)はその様子を目撃していた。
盗んだのは、なんと赤﨑だった。
すずこと姫山は、赤﨑が「姫山と付き合っているのは序列1位だからでつまらない女。それより茅野のほうがやらせてくれそう」と友人に話しているのを聞いていたから、それが書いてあるかもしれないと思ったからだ。
そこから赤﨑は豹変し、自分の非を認めみんなの信頼を失う。
それぞれの姫山との関係
谷地恵/序列15位(兼光ほのか)の遺書は、「いつも相談に乗ってくれてありがとうと書かれていた。」しかし、御門が待ったをかける。
谷地と姫山はお互い片親であることを知り仲良くなるが、谷地は姫山が片親であることをみんなに言いふらしてしまう。それを知り、姫山が困っていたことが明るみになる。
池永柊夜/序列19位(吉野北人)、廿日市くるみ/序列20位(志田彩良)、名取恭四郎/序列18位(大東立樹)の3人は、不登校の女子生徒である絹掛愛未/序列24位(青島心)の家へ行く。遺書が届いているか確認するためだ。
しかし、愛未は出てこなかった。彼女は部屋の中でなんであいつが来たの?と怯えた。
相畑詩帆/序列17位(日髙麻鈴)は、1年のころは姫川と「花カレ」という漫画がお互い好きで仲が良かった。しかし、姫川が序列1位になってから距離を置いていた。
そのことを姫川が恨んでいるとビビっていた。
津島航/序列14位(阿佐辰美)は、体育祭の実行委員で、リレーでアンカーを姫山に頼んだが負けてしまった。1位だから期待したのにと姫山を責めていた。
森本蘭/序列12位(菊地姫奈)は文化祭の演劇で演出を担当し、主役に不安を抱える姫山を熱心に指導していたが、1位のくせになぜ上手くできないのか?と責めていた。
千蔭の想いと御門の想い
横山嵐/序列7位(松本大輝)は、姫山には“死にたい願望”があったのではないかと分析するが、千蔭清一/序列16位(宮世琉弥)が真っ向から否定。
千蔭への遺書には、「やっぱりD組を愛しているみたい」と書いてあったことから、彼女が最初から死にたかったわけではないと涙を流す。
また、姫山と親友だと言っていた御門は、最初から姫山のことが嫌いだった。
ダブルス組んでも上手くいかないし、御門が冗談で人の悪口言っても乗ってこない。
ずっと大嫌いだったと告白。
遺書により、それぞれの姫山への本心が暴かれていく。
序列を送った犯人
ある時、森本が序列を送ったのは三宅雄大/序列11位(藤堂日向)だと告発する。
学校のパソコンから、三宅が送っているのを目撃したのだ。
三宅は、面白そうと思って送ったが、序列の紙はロッカーの近くで拾ったと話す。
では誰が序列を作ったのか?
ここで、廿日市が静かに手を挙げる。
序列のつもりではなく、誰が教室で発言しそうか?というランキングだと話した。
クラスのみんなから姫山が1位であるからとレッテルをはられ、相談されていたことを甲斐原は明かす。
1位の重圧に耐えきれず亡くなったという結論に至った。
遺書公開の最終日、あとは池永と不登校の絹掛のみだ。
池永が遺書を読もうとすると、そこに絹掛が入ってくる。
そして、葬式の日に池永が封筒をみんなの机の上に置いていたと告発する。
池永は封筒は置いたが、書いたのは自分じゃないと言う。
そして、池永は遺書を読む。
そこには「柊ちゃん、小学生のころから一緒にいてくれてありがとう」と書かれていたが、これは、姫山が書いたものではない理由なのだ。
池永は小学生のころに姫山と出会っていた。
周都線の電車をいつも一緒に眺めていた。
だから周ちゃんと呼ばれるようになったのだ。
姫山なら柊ちゃんとは書かないはずだから。
絹掛も、姫山とたくさん話したはずなのに遺書に書いてある内容が薄いから本人ではないと予想していた。
また、姫山が普段書いていたネットのブログも見つけていた絹掛。
そこには、1位になりたい。から始まり、1位になったことで起きた嫌なことが、全て書いてあった。
そして序列を作った廿日市が、自分が遺書を書いたと告白。
姫山のブログを見つけ、彼女を1位にして序列を作ってみたらどうなるか?人間観察したかった。というのが理由だった。
その後、池永は廿日市に何か隠していないか聞く。
すると、実は姫山には姉がいて、彼女はいつも1位だった。姉に憧れていた姫山は1位になりたいと願っていたが、姉は自殺した。と話す廿日市。
自分も姉と同じ1位になり、姉はこんなにつらかったんだと思い知り自分も自殺したのだ。
山根裕基/序列25位(楽駆)は煙草を吸うところを椿に見られていた。
屋上で何度か話したが、お姉ちゃんみたいになりたかったと言っていたことを思い出していた。
事件は解決したかに思えたが、また黒板に新しい序列が貼りだされていた。
犯人は誰か?動機は?
序列をつけたのも遺書を書いたのも、犯人は志田さん演じる廿日市でしたね。
動機は、人間観察が趣味で、1位になりたいという姫山のブログをきっかけに、序列をつけたらどうなるか?という好奇心?
それで、人が死んでるのに笑顔で歌っているの怖かったです。
水槽の上からクラスを眺める演出は滑稽にも見えました。
映画【遺書、公開。】のレビュー!
さっそく観に行ってきました。
どんどん話が展開していき、スクールカーストという感じで分かりやすく面白かったです。
生徒たちの豹変した演技も本当に怖かったです。
松井くんもかなりのクズを好演されていました。
特に、谷地を演じた兼光ほのかさんと御門を演じた髙石あかりさん。
素晴らしかったです!
個人的にはサイコパスが受け入れにくい人間なので、廿日市が人間観察が趣味で単なるサイコパスだったという理由ががイマイチでしたが、全体的にはおもしろかったです。
髙石あかりと松井奏の豹変に絶賛の嵐!
遺書公開、マジ痺れる!
— ホシノヒヨリ SixTONESANN 乃木坂工事中 (@tuishino92180) January 31, 2025
演技が上手すぎて、登場人物みんなが生きてる感じがする。
特に理人のクズっぷりがヤバいんだけど、それゆえに松井奏くんの演技が光る。#遺書公開
『遺書、公開。』
— パウアー (@jacksaikou1224) January 31, 2025
もはや誰も信用出来なくなる..。
一人一人の個性を描きつつ、人間の恐ろしさ、断片的な情報の拡散、人を追い詰める軽率な行動など現代だからこそ特に考えさせられる作品。
ずば抜けたオーラを放つ髙石あかりが今作でも凄い。
これは令和版バトルロワイヤル。#遺書公開 pic.twitter.com/4CWw0om5FL
さほど期待せずに観た「遺書、公開」(原作未読)、いや、かなり面白かった。回想シーン以外、ほぼ教室のHRが舞台で、ずらり揃った若手俳優の演技合戦の趣なんだけど、髙石あかりが頭1つ、いや3つくらい抜けてるな、という印象。EDも洒落てる。あと兼光ひかり、久々に怪演らしい怪演を見た。#遺書公開
— しるしるし (@soupsign) January 31, 2025
みなさん演技が素晴らしかったですが、Xでは髙石あかりさんや松井奏さんを絶賛する声が多かったです。
自分は姫山の親友だからと、誰にでも敵意むき出しだったが、実は自分が一番大嫌いだったというころころ変わる表情が、目をひんむいたりしてすごかったです。
次の朝ドラ『ばけばけ』の主演に決まっているのでそちらも楽しみですね!
松井さんも、最初はいい彼氏だったのに、すぐにクズになってしまいましたが、豹変ぶり素晴らしかったです。
2人だけじゃなく、他の生徒の豹変ぶりもすごいので、みなさんもぜひ映画館に足を運んでみてください!