映画【私にふさわしいホテル】あらすじ・ネタバレ！のんが七変化？演技も面白いと高評価！

2024年12月29日

さくらいはるの

2024年12月27日（金）に公開された、映画【私にふさわしいホテル】。

新人賞を受賞したにも関わらず、未だ単行本も出ない不遇な新人作家が自分を酷評した大御所作家への復讐をする、文壇下剋上エンタテインメントです！

予告見たけど、復讐だけど面白そう！

のんさんが七変化するって、衣装も楽しみだね！

本記事で分かること

作品の概要
登場人物
あらすじ・ネタバレ
実際に映画を鑑賞した世間の感想

映画【私にふさわしいホテル】について

📕映画『#私にふさわしいホテル』📕
╭━━━━━━━━━━━━╮
　　のんと滝藤賢一が
　#クリスマスコスプレ⁉️🎅
特別本編映像解禁🎥❗️
╰━━━━━ｖ━━━━━━╯

遠藤（田中圭）に復讐するために加代子と東十条が手を組む本編映像が解禁🎥🎉https://t.co/sVqxE81xrM… pic.twitter.com/IxlZw9EeXN
— 映画『私にふさわしいホテル』『早乙女カナコの場合は』公式 (@wands_movie) December 25, 2024

原作・スタッフ

原作	柚木麻子
監督	堤幸彦
脚本	川尻恵太

原作は、山本周五郎賞や高校生直木賞を受賞し、【伊藤くんA to E】も映画化された、柚木麻子さんです。
監督は、【ファーストラヴ】や【夏目アラタの結婚】など話題作を多く生み出してきた、堤幸彦さんです。
脚本は、脚本家・演出家・構成作家・俳優でもあり、多くの舞台などの脚本を担当してきた、川尻恵太さんが担当しました。

登場人物

中島加代子（相田大樹→白鳥氷→有森樹李）- のん
新人作家。相田大樹のペンネームで新人賞を受賞したが、東十条の酷評のせいで未だ単行本も出せていない。
遠藤道雄 – 田中圭
^]加代子の担当編集者。加代子の大学時代の先輩で最大の理解者だが、時に裏切ることもある。
東十条宗典 – 滝藤賢一
大御所作家。加代子をさまざまな手段で追い詰める。
東十条美和子 – 髙石あかり
東十条の娘。東十条が唯一頭の上がらない「じゃじゃ馬娘」。
東十条千恵子- 若村麻由美
東十条の妻。東十条を親身に支える。
明美 – 田中みな実
東十条が常連の一流クラブのママ。
有森光来 – 服部樹咲
天才高校生小説家。文壇の話題を独占する。
須藤演 – 橋本愛
超有名カリスマ書店員。
トレンディー俳優 – 橘ケンチ（EXILE）
お忍びでクラブを訪れる。
ホテルの支配人 – 光石研
クリスマスに遠藤が家族で泊まる宿のホテルマン。

映画【私にふさわしいホテル】のあらすじ・ネタバレ！

ここからは、映画【私にふさわしいホテル】のあらすじを整理していきます！
（※ネタバレ注意！）

「山の上ホテル」にて

相田大樹という名前で、新人賞を受賞したものの、大物作家・東十条宗典（滝藤賢一）から酷評され、華々しいデビューを飾るどころか小説を発表する場すら得られなかった新人作家・加代子（のん）。

憧れの「山の上ホテル」に宿泊した彼女は、大学の先輩で担当編集者・遠藤（田中圭）から憎き東十条が上階に泊まっていることを聞く。
遠藤は大手出版社「文鋭社」の老舗文芸誌「小説ばるす」を担当している。

加代子は遠藤が持っていた千疋屋のフルーツサンドを自分に持ってきてくれたと勘違いする。
それは東十条のための差し入れだった。
「お前にはまだ早い。」と加代子に言う遠藤。

代わりに、自分が帰った後にルームサービスでシャンパンを差し入れてくれた。
それを見て、加代子は思いつく。

原稿にシャンパン

ファミレスのバイト時代の制服を着てホテル従業員のふりをして、ルームサービスと言い強引に東十条の部屋に入った。
そして、シャンパンを原稿にかけて、健気な小説家を目指す女性を演じる。
朝まで東十条に自分の話をして、彼の執筆を邪魔し、締切日に文芸誌の原稿を落とさせることに成功。

しかし加代子にとって、ここからが本当の試練の始まりだった。
文壇への返り咲きを狙う加代子と彼女に原稿を落とされたことを恨む東十条の因縁の対決は、予測不能な方向へと突き進んでいく。

バーで豪遊

ある日、遠藤と一緒に文芸賞のパーティに参加することになる加代子。
そこで東十条と再会してしまう。
「山の上ホテル」でのことで、お前は相田大樹だろうと詰め寄る東十条だが、初めて会うふりをして、別人を装う。
遠藤も、相田は実家に帰ってしまったので彼女は別人です。と嘘をつく。

意気投合した東十条と加代子は彼が行きつけのクラブに行く。
そして加代子は名前を白鳥氷と名乗った。
パーティ会場にあった白鳥の形をした氷から名前を取った。
クラブのママ・明美（田中みな実）と3人で話す。

すると、ピアノの伴奏に合わせて、氷が「夜霧よ今夜も有難う」を歌う。
それは東十条の一番好きな歌だった。
ふと気づくと東十条は眠ってしまい、明美に起こされ、「80万」の請求書を渡される。
氷がお酒を飲みまくり何本も瓶を開けたからだ。

有森樹李の誕生

遠藤は相田はいなくなったと思わせるため、有森樹李という名前で加代子をデビューさせる。
短編小説が、文鋭社の小説ばるす新人賞受賞作となった。
受賞パーティーで、東十条はぜったい大樹だと思い、怒りながら帰る。

しかしその後は単行本も書かせてもらえず、遠藤から放置されてしまう加代子。

遠藤は18歳の有森光来（服部樹咲）という新人を発掘し彼女にかけようとしていた。
私を見放すんですね！と怒る加代子。

休戦と復讐

「山の上ホテル」で東十条が飲んでいると、カウンターの端っこで加代子が飲んでいた。

2人で話していると、そこに遠藤と光来が現れる。
遠藤は、光来を絶賛し加代子や東十条のことを悪く言った。

それを隠れて見ていた2人は怒り、いったん休戦し仲間として遠藤に復讐しようとする。

クリスマスにホテルに泊まる遠藤の家族。
夫婦が生演奏を聴いている間に、部屋にいる子供たちにサンタとトナカイのコスプレをして訪ねるが、嘘と娘たちに見抜かれ逃げる2人。
復讐は上手くいかなかった。

結局光来は、遠藤からの君ならできるというプレッシャーに耐えかねて北海道へ帰ってしまう。

書店でのお手柄

その後加代子は、有森樹李として単行本「魔女だと思えばいい」を出版。

書店回りをし、超有名カリスマ書店員の須藤（橋本愛）にあなたの本読んだことないし、知らない。と冷たく言われてしまう。
少しの本にサインを描いて、帰ろうとしたとき、以前にポスターで見た万引き犯（森田甘路）を捕まえる加代子。

犯人を捕まえたことで、須藤にとても感謝され、彼女の宣伝のおかげで本がたくさん売れる。

東十条家へ入り込む

ついに、念願の鮫島賞にノミネートされる。
ここで、問題となったのが、選考委員にあの東十条がいることだ。

ある日、東十条が自宅に帰ると、妻・千恵子（若村麻由美）の友人が来ているという。
なんとそこには着物を着た加代子がいて驚く東十条。

加代子は明美から高級な着物を3000円でレンタルし、着物を着てパーティーに出かけ千恵子と知り合い友人になる。

夕食を招待され、千恵子がいない間に、言い合いになる2人。
鮫島賞の選考で賞を取れるように脅迫しにきたと思う東十条。
さらに、娘・美和子（髙石あかり）が帰って来て、加代子と親しそうに話す。
娘まで取り込んでいたのだ。

小説のタマゴだと話していたので、妻と娘から加代子を何とかしてあげて欲しいとせがまれ、ついに東十条は正直に話してしまう。
着物は明美に買ってあげたもので、加代子がそれを借りて嘘をついて2人に近づいたと。

鮫島賞のゆくえ

後日、加代子が千恵子に謝罪に行くと、彼女は許してくれた。
夫が小説家になりたてのころみたいに、部屋から出てこないでずっと書いているの。と話す。

東十条自身も加代子と関わることにより刺激を受けて、小説を書く原動力になっていた。

有森樹李は鮫島賞を見事受賞し、東十条は選考会当日に現れなかった。

トップ小説家になり「山の上ホテル」に戻ってきた加代子は、東十条が以前泊まっていた501号室に入る。

そこへ遠藤が、千疋屋のフルーツサンドを持ってきた。
加代子をトップの小説家と認めたのだ。
さらに、ここは「お前にふさわしいホテルだ」と言って帰って行った。

のんが七変化！演技も面白いと高評価！

さっそく初日に見に行ってきました！
のんさんの衣装がコロコロ変わるんですが、それがどれもカワイイんです！
演技もよかったです。
ストーリーも復讐が成功するたび爽快で、楽しめました。
個人的には、バーで東十条が加代子を見つけた時に、飲んでいたお酒を吹き出したところが一番面白かったです(笑)
加代子と東十条の関係も、憎み合いながらもお互いに高め合っている感じがして素敵でした。

私と同じように感じた方も多かったようです。

「私にふさわしいホテル」見た！

のんってマジで何面持ってんの！？
って思わせるくらい凄まじかった。

のんのセリフだけで引き込まれるから
のんマジで演技、凄いなぁと思った。
特に、のんは表情変えなくても声色で演技できるから、いきなり人格変更してて
びっくりした。 pic.twitter.com/p5EvCkAv4e
— ダチョウ (@FhfFml) December 28, 2024