【岸辺露伴は動かない】7話「ホットサマー・マーサ」のネタバレ!古川琴音が露伴の子を妊娠!?
【岸辺露伴は動かない】7話「ホットサマー・マーサ」のネタバレ!イブ(古川琴音)が露伴の子を妊娠!?
コロナ禍でリアルな取材に出られずストレスフルな露伴(高橋一生)は、子犬のバキンを連れて散歩に出ると見知らぬ神社に迷い込み、ご神木の中の祠に入ると不思議な体験をする。
【岸辺露伴は動かない】第3期第7話「ホットサマー・マーサ」のあらすじ・ネタバレ・感想をお届けします。
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7話「ホットサマー・マーサ」のあらすじ
岸辺露伴(高橋一生)は、ある海の映像を見ていた。あるVR機器と露伴の連動企画を売り込むPR会社のスタッフ。露伴の推薦をもらえれば売れるからだ。
面白いよ。画質も昔よりキレイでエンターテインメントの可能性としては非常に興味深い。…が、苦しくなかったと死ななかった。海の中にいるのに息も苦しくないし死なない。何もリアルじゃない。この岸辺露伴がこんな生半可な取材でマンガを描くと思っているのか。奇抜なアイディアでも、いや奇抜なアイディアだからこそその根底にリアリティがなければいけない。だから僕はいつも本気で取材している。
ただ死や、死に至る苦痛、だけは体験できない。死んでしまったらマンガに描けないからだ。なら僕は本を読む。それを書いた人間のリアルを感じることができる。
愛想笑いをしてお茶を濁し、露伴のコメントは適当にでっちあげようと言っている営業マン。
おい、僕の読者を騙すつもりか。
ヘブンズ・ドアーを発動する。彼らの心の本に「露伴の感想をそのまま使う」と書き込む。露伴が書き込んだことは絶対だ。ただ「サインが欲しい」と書かれていたのを観ると、額に「露」とマジックで書いて、思わず吹き出した。
露伴のデザインに盗用問題!?
半年後。7月7日12:42。露伴はずっと篭りきりだった。(コロナで)リアルな取材ができなくなっている。露伴はバキンという子犬を飼い始めていた。
編集者の泉京香(飯豊まりえ)とオンライン会議をする。
露伴の新作「ホットサマー・マーサ」のキャラクターデザインが、ある有名キャラのデザイン盗用だと誹謗中傷されかねないと連絡してきた。丸が3つ、顔と耳が丸くて色が黒いのが問題だと言うが、京香が「耳」と思っているのは「目」だと露伴。外からウサギの耳を付けて蛇を持った若い女性ファンが声をかける。露伴は敷地内に入るなと注意する。
動物病院で会ったことから自宅を知られたようだ。防犯カメラを設置して鍵を変えようと言う京香。いらないと怒った拍子に原稿にインクをこぼしてしまう。
マスクのせいだ。酸素が脳にいかない。いつまでこんなものをすればいいんだ。
京香は、最近の露伴はおかしいと思いつつ、ホットサマー・マーサのデザインをどうにかしないとと考え始める。
神社の神木の祠に入ったら…
子犬のバキンを連れて、散歩に出かけた露伴。強い日差しとマスクのせいでもうろうとしながら、バキンに誘導されるように見知らぬ神社に迷い込む。こんな神社、うちの近所にあったのか…。
神社の奥の竹林には根元が洞になった巨大なご神木があった。久しぶりに動き出した気がするよ、僕の中の歯車。興味津々の露伴は祠の中に入るが古い鏡がある。それを見ていると一瞬気が遠くなる。
本格的な取材は明日からにしようと洞を出て帰宅する。京香からメッセージが来て、「ホットサマー・マーサ」掲載号がすごい反響だ、15:00ごろ原稿を返却に行くという。携帯の日付は10月7日になっている。
デスクには描いた覚えのない原稿がある。京香に電話する。原稿のホットサマー・マーサのデザインが丸が4つに変更されている。丸が4つの話はしているし、原稿も返した。2週間前の話だと京香。
そして寝室のベッドにはシーツにくるまったイブ(古川琴音)がいる。何が起きているかわからず動揺する露伴。何だ、これは。夢か? カレンダーの日付はやはり10月になっている。
原稿をよく見ると、さっきインクをこぼしたはずだがその跡はなく、丸が4つになったこと以外は自分の原稿でストーリーも完結している。
イブにヘブンズ・ドアーを発動。「愛してる」「好き」という言葉ばかり書かれている。ヘブンズ・ドアーには嘘をつけないから、露伴がイブと過ごしてきたのは事実のようだ。
薮箱法師のやらかしを元に戻す方法
10月7日17:18
露伴は神社へと走る。掃除をしている2人の神主が今日はもう終わりだと断る。裏に通り抜けるだけだ、急ぐからと突破しようとするが、神主に阻まれる。露伴はご神木のような巨木の祠のことを尋ねる。
まさか中に入ったのですか。あー、あなたのでしたか。あれは7月でしたか。あれは「薮箱法師」ですね。もしかして露伴さん困ってますか? 困っている。すべては「薮箱法師」の仕業だという。
樹齢800年の木には、神主の先祖が500年前から祀られている。鏡に映った途端、薮箱ほうしが露伴と入れ替わった。3か月ほど入れ替わって戻ってくる。彼はその後老人になった。
露伴にある陰と陽。陰の部分が代わりに好き勝手やっていた。だから先祖が祠を封印した。露伴は立ち入ってはいけない場所に入ったことを謝罪し、元に戻す方法を尋ねる。
薮箱法師がやらかしたことは最悪だから、7月に戻りたい。
しかし薮箱法師がやらかしたことは、露伴の暗黒面。陰も陽も受け入れてみてはどうか。
僕が問題にしているのはそこじゃない。丸が4つのデザイン。僕が描いてないものが世に出回っている。その1点だけだ。露伴にとって善とか悪はどうでもいい。
いつも曲がらない辻を、その日はたまたま曲がった。辻には気をつけなければいけない。昔から四つ辻はあぶない。
鏡に映らないようにして、左へ360度、3回回す。台ごと回すのがよい。時間が戻るのではなく、薮箱法師のやらかしだけがこの世とのつながりを切られる。なぜ3回か。露伴の問いに、「3はバランスがいい」「3はいい数字」だと神主たち。そうだ、3だ。
7話「ホットサマー・マーサ」のネタバレ
京香は、ホットサマー・マーサのフィギュアのサンプルを持っていく。露伴の家に入ると玄関は散らかっているし、何かがおかしい。露伴が戻ると、バキンがいない。繋いでいた紐などが引きちぎられていて、バキンがどこかで吠えている。
あの鏡。たしかに僕は回転させたが僕は映っていない。携帯が再起動して1月7日を示す。3か月進んでいるのだ。鏡の手前にあった壺に露伴の姿が映り、それが鏡に反射したらしい。
イブを迎え入れた映像が残っていた。そして京香が何かを刺されて倒れている。イブがやってきて露伴にも毒針?を刺す。京香が合鍵を持っていて露伴の椅子に座ったり、ホットサマー・マーサのフィギュアにベタベタ触っている。どうしてそんなことができるの?
イブはこの先ずっとずっと露伴と暮らす。京香が死ぬまでにあと3分か5分。イブは露伴が人の心を読めることを知っていた。京香に死に対して共犯になり、妊娠した露伴の子供とずっと幸せに生きていくと言う。
露伴は自分にヘブンズ・ドアーをかけて手の平に本を作る。この中に書かれていることはすべて本当のことだけ。見たくないか? 君を愛しているとか愛してないだとか、裏切りだとかその真実が書かれているかもしれないとイブをけしかける。
イブが露伴の手に近づくと露伴はヘブンズ・ドアーを発動し、イブの心の中に「薮箱法師の鏡を左に三回回す」と書き込む。何かから解放されたイブがやらかさないように「罪を犯さない」とも付け加えた。
入れ替わったとはいえ、あの薮箱法師は僕の暗黒面なのか…。露伴がそう思ったとき、京香が目覚めた。バキンは成犬になっていたが、ホットサマー・マーサのフィギュアだけは丸が4つで変わっていない。つまりこのデザインは薮箱法師と関係なかった。
泉京香…、あいつ!
公園では子供たちが「ピンクダークの少年のホットサマー・マーサ編」のマンガを楽しそうに読んでいる。それを後ろで見ている1人の少年がいた。
第8話「ジャンケン小僧」につづく
第7話「ホットサマー・マーサ」の感想
岸辺露伴もやっぱり人間。コロナ禍で篭りきりになってクサクサしていたところに、黒い丸3つのデザインが、いくらミッキーマウスと似ちゃうから4つにしましょうって、泉京香の大胆すぎる提案にイライラMAX。
漫画家のキャラデザインを簡単に変えようと言える京香は本当にメンタル最強です。
謎めいたご神木の祠に入って、「薮箱法師」を起こしてしまった露伴。入れ替わった「薮箱法師」が、イブを妊娠させたりとんでもないことをやらかしていました。またこのイブが嫉妬深くてやっかいな女で、邪魔な京香を殺そうとします。
でも結局、露伴はこのイブを使って問題を解決。
そしなんと、露伴が唯一許せなかった「薮箱法師」のやらかしだった、ホットサマー・マーサの円を4つに変えたことが、実は京香の仕業だった! 泉京香って、露伴が唯一敵わない相手なんですよね。
スタンドのパワーとか技よりも強い、泉京香の『ザ・無神経』と強心臓。ホントに最強で最高です。
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