【ベイビーわるきゅーれエブリデイ】9話感想・謎・考察！先輩に詰められる髙石あかりに悲鳴「怖い」

2024年11月13日

杉本ちさと（髙石あかり）と深川まひろ（伊澤彩織）の脱力系女子殺し屋コンビが主人公の人気映画シリーズ【ベイビーわるきゅーれ】初の連続ドラマ【ベイビーわるきゅーれエブリデイ】の9話が10月30日（水）深夜1時00分から放送されました。

9話からはついに“ジョブローテーション”篇がスタート。いったんのコンビ解散となったちさととまひろが、それぞれの配属先での新しい日常に翻弄される姿が描かれました。営業部配属となったちさとは熱量の高いメンバーとともに営業の仕事をこなし、監査部配属のまひろは先輩殺し屋の日野彰（柄本時生）とともに“粛清さん”案件をこなしていきます。働き方の違いから帰宅時間のズレも起こり…2人のすれ違いの片鱗が垣間見えるエピソードとなっていました。

水ドラ25【ベイビーわるきゅーれエブリデイ】9話の感想・謎・考察を紹介します。

【ベイビーわるきゅーれエブリデイ】は各話放送終了後から、「ネットもテレ東」（テレ東 HP・TVer・Lemino）にて見逃し配信。また動画配信サービス「U-NEXT」にて第1話から最新話まで独占見放題配信をしています。

【ベイビーわるきゅーれエブリデイ】9話感想・考察

テレアポがうまくいかないちさと……先輩から拳銃で詰められる姿に「怖い」

ちさとは営業部配属となり、イケイケなメンバーばかりが揃うオフィス「向日葵」で働き始めます。案件獲得でオフィスにケータリングで寿司を呼んだり、挨拶は「お疲れ様です」ではなく「お元気様です」だったりと、絵に描いたようにバブリーかつキラキラベンチャー感漂うオフィス「向日葵」。その一方でやはりと言うべきか、仕事内容や人間関係はかなり過酷。これまで現場とアルバイトで生計を立ててきて、内勤なんてしたことないであろうちさとにとっては、テレアポをとりつけるのさえ困難。最初は優しかった先輩メンバーの栗原真央（小島藤子）も、加入から2週間がたつと甘えは許してくれません。テレアポに失敗したちさとを笑顔で詰めます。怒号でないところにリアリティを感じます。さらに栗原の手には殺し屋業界らしく拳銃。リアルな詰め×拳銃という二重で恐ろしい描写に「オフィスひまわりこわすぎ」「営業電話失敗で銃向けられるの怖いww」「銃突き付けて教育されるの、殺し屋協会ってやべーところすぎる」などと悲鳴が続出。ブラックな業界にブラックな職場、考えうる限り最悪のシチュエーションではないでしょうか。

まひろは監査部で殺し屋たちを相手の“粛清さん”案件に従事日野の言葉に漂う不穏さ

監査部に配属されたまひろは日野のもとで“粛清さん”として働きます。“粛清さん”とは「ミスをした殺し屋」を殺すお仕事。必然的に相手は全員殺し屋です。相手が強敵揃いであるほか、協会の中でもグレーな領域のため、大部分が自己責任。田坂（水石亜飛夢）や宮内（中井友望）といった処理班の手配も自分で行わなければなりません。裏を返せば自己裁量が大きく、自由度の高い仕事ということ。社会に馴染めないまひろにとってはひょっとすると、これまでよりもやりやすい仕事かもしれません。

一方で殺し屋殺しになるということは、当然かつて仕事で関わった人がターゲットになる可能性もあるということです。実際、9話でまひろが担当した“粛清さん”案件のうち、1人は日野のかつての仕事仲間でした。「昔一緒にやってたやつを殺すとかぜんぜん（あるよ）」と日野は言い、「やめたくなった？」とまひろに問います。まひろは表情一つ変えることなく「まったく」と答えますが、このやり取りにはかなり不穏な雰囲気が漂っていました。SNSでも「フラグたてなや～～！！！！！」「昔一緒にやってたやつを殺すことがザラにある……なんか不穏なセリフやな」といった声が上がっていました。最悪の展開はちさとがまひろの粛清対象になることですが……9話のクライマックスに待っていたのは、まさかの日野の殺害命令。VS.ちさとの可能性が薄くなったようではありますが、VS.日野もなかなかハードな展開になることが予想されますね。

まひろは肉体的に過酷な仕事を、ちさとは精神的に過酷な仕事をこなしていくことになるジョブローテーション編。仕事内容も、仕事相手も、感じる苦しみもまったく違う境遇に置かれた2人。早速帰宅時間が変わってしまうなど、これから徐々にすれ違いが起きそうな予感をひしひし感じる9話でした。

【ベイビーわるきゅーれエブリデイ】9話の謎・考察

ジョブローテーション編の真の目的について

9話のラストにて、まひろは須佐野（飛永翼）から「日野彰は殺せそうですか？」と問われており、彼女が日野の殺害という別の任務を請け負っていたことが明らかになりました。まひろが監査部所属になった後に日野の殺害が決まったのか、所属になる前から決まっていたのかは定かではありません。後者であれば「ジョブローテーション」の目的が揺らぎます。

まひろは監査部に所属になる前から、ちさとともに粛清さんとして何件か仕事をこなしています。今さら「成長のため」と粛清さんの任務をこなす必要があるとは思えません。そもそも「ジョブローテーション」などというものはなく、潜入任務の一環だった、という可能性もありえてきます。

となると気になるのはちさとの方。わざわざまひろとバラけさせられたということは、ちさともちさとで別の任務を与えられているのではないでしょうか。まひろにならうのであれば営業部メンバーの殺害。ポジション的には部長の山下牧尾（後藤剛範）がターゲットになる可能性が高そうです。山下は寿司パーティーの際に、協会に対しての不満も口にしていましたし。

「ジョブローテーション」はそのままの意味なのか、あるいは別の目的があるのか。10話以降の展開から目が話せません。

【ベイビーわるきゅーれエブリデイ】全話のあらすじはこちらの記事でも読めます！