火の粉3話【武内に追い詰められた雪見が遂に】あらすじと感想

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火の粉3話【武内に追い詰められた雪見が遂に】あらすじと感想

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火の粉3話のあらすじと感想

3話では武内によって雪見が追い詰められていきます。

雪見の辛い過去が明かされていく中、娘のまどかへの虐待疑惑、元彼の登場、流産、物語が大きく動き始めます。

そして追い詰められた雪見は遂に…

それではあらすじからどうぞ。

 

(3話は熊本の地震の特番で通常より10分遅れてスタートしました。余震が続いておりますが一刻も早い復興を願っております。)

 

火の粉3話のあらすじ

池本を頼るようになる雪見

雪見はもらった名刺を頼りに記者の池本を公園に呼び出す。

池本は『武内の全てを知っている』と話す。

と、その時、遠くから武内がこっちを見ていることに気付き二人は別れていった。

 

ミックスジュース

武内は家でミックスジュースを作っていた。

いちご、トマト、そしてハチミツ…

『おいしくなーれおいしーくなーれ』とおまじないをしながら。

武内が庭で葉巻を吸っていると竹トンボをしているまどかが腕を痛がる様子を目撃する。

武内は『虫に刺されてる。薬塗ってあげるからおじさんちにおいで』とまどかを家に入れる。

処置が終わり武内とミックスジュースを飲むまどかを雪見が気付く。

『勝手なことしないで下さい。』とまどかを連れて行く。

『何度も申し上げますがこれは恩返しなんです。』という武内の言葉を遮り、甘やかされては困ると家に帰っていった。

武内は残ったミックスジュースを流しに捨て、『お気に召しませんか。』とぼそっと口にした。

家に帰った雪見はまどかの腕を掴み『一人で隣のおじさんに会っちゃダメ』と強く言う。

腕を痛がるまどかを見た俊郎は患部を見てみるとアザになっていた。

 

琴音に相談していると…

バイト先で友達の琴音にまどかが武内さんのジュースを気に入ってよく家に行っていることが心配だと相談する。

別に毒が入ってるわけじゃないし…という琴音の言葉に更に不安になる雪見。

もうまどかを叩いちゃえば?と言われるが、自分はまどかの母でいることが生き甲斐、暴力を振るうような母にはなりたくないと返す。

武内は犯人で私たちの家族を監視する為に近づきもし犯人だと気付かれたら殺す気かもしれない。

そんな話の最中に武内が店内に入ってくる。

ランチが終わっていることを知り、残念ですと帰ろうとする武内に琴音が『やってないんですよね?』と声を掛ける。

武内は『前に住んでいた家でもそういう風に疑われてきた。だから今の家のお隣が梶間先生のご自宅だと知って安心した。』と話す。

 

池本亨の正体

雪見はまた池本を呼び出しまどかのアザの事を話す。

池本は遂に自分の素性を明かした。

池本亨、三年前に妹の的場久美子とその夫、息子を殺された、つまり的場家の遺族だったのだ。

池本は武内に怯えた妹に何度も相談されていた。

今の雪見と同じような立場。

しかし親切がすぎる人、思い過ごしだろうとあしらっていた。

『あの時ちゃんと妹の話に耳を傾けていればと悔やんでも悔やみきれない』と話す。

そして『次のターゲットは間違いなく梶間家、このままだとあなたの家族は…』

 

児童相談所への通報

雪見が家に帰ると両親と俊郎が見知らぬ2人組と話していた。

その2人は児童相談所の人間で今朝、まどかを母親が虐待しているとの通報が入ったという。

通報者は名乗らず、ただ資料が送られてきたと雪見に見せる。

雪見は取り乱し『なんでこんなものがここにあるの』とその資料を握りつぶす。

その資料とは雪見の昔の日記のコピーだった。

実家に置いてあるはずの日記が何故…と不振がる雪見に自動相談員は『ここにはあなたが過去に抱えていた問題が書かれていた。そして娘にも虐待を…』

あり得ません!雪見は大声で否定した。

 

その頃、武内は梶間家の亡くなった祖母の墓参りをしていた。

武内は墓石に向かって『まどかちゃんのことが気がかりです。おばあちゃんの家族は私が支えていくからゆっくりお休み下さい。』と言った。

 

壊された鍵

雪見は家族で話し合いをした。

俊郎は日記のコピーを見せろと言うが母の尋恵が止める。

雪見は正直に話した。

自分が子供の頃に両親は離婚し、それからずっと母から虐待を受けていたこと。

俊郎と出会ってからは母とは疎遠で実家に帰ると言っていた日もホテルに泊まっていたこと。

しかし誰が児童相談所に通報したのかがわからない。

雪見が実家に確認したところ、最近実家の鍵が壊されていた、しかし金目のものはとられていなかったことを知る。

 

琴音も囲い込む武内

琴音は武内の家に謝りに行った。

先日バイト先で『やってないんですよね?』と疑ってしまったことだ。

武内は冷静に『逆に気を使わせてしまってどうもすみません。』とお茶を出した。

雪見がバイト先に行くと仲良く話す琴音と武内を見てゾッとする。

琴音は『考えすぎだよー、良い人だよー』とハマっている本を借りたことやピエロの置時計をもらったと話す。

そこに雪見に会いに男性が入ってくる。

雪見は『中野君??』と驚いた表情を見せる。

中野は『会いたいって言ったの君だろ?また連絡する』と言って帰っていった。

 

証拠

家に帰るとまどかが武内のミックスジュースを飲んでいた。

雪見は『隣には行かないって約束したでしょ!』とまどかの腕を叩いてしまう。

そこにちょうど尋恵が目撃してしまう。

しかもそのミックスジュースは尋恵が武内からもらった物だった。

俊郎はまどかにアザをつくったのは雪見だろと責める。

 

信じてくれる人は家族にはいない

勲は雪見と二人っきりになり『判決を不服に思う人間はいる、それが憎しみに変わることがある、だから池本は武内のことを殺人犯だと吹き込んでいる、私は家族だ、信じてくれるね?』と武内の犯行を否定する。

雪見はまどかを信じてあげられなかったことを悔い、俊郎もまた強く言い過ぎたことを謝った。

勲は池本に会いに行き家族にはもう会わないでくれ、と伝えた。

一方で池本も勲に対して聞きたいことがあった。

『なぜ定年前なのに裁判官の仕事を辞められたのですか?』

勲はまだ50代、定年前にして裁判官という一般に憧れの職業を自ら辞している。

池本は勲の退職と武内との関係を聞くが勲は関係ないと突っぱねられてしまう。

『あなたは社会に解き放ってしまった。何の制裁も与えずに殺人犯を。大切な家族が不幸な目に合ってもいいんですか?』そう言い残した。

 

墓参り

一家で祖母の墓参りに行った。

すると祖母の墓の隣に地蔵と風車が新設されていた。

そこには『あすか0歳』そう書かれていた。

その時、雪見の携帯に中野から電話があった。

 

元彼

雪見は中野に会いにカフェに行く。

中野は俊郎と出会う前に付き合っていた元彼だった。

雪見は自動相談所とお墓の件を問い詰めるが中野は否定する。

そんな話をしていると俊郎が現れる。

雪見の後をつけてきたのだ。

中野は『夫婦間がギクシャクしているから結婚する前からやり直したい』とメールをもらったと話す。

雪見はそんなメールを送った覚えはなかった。

俊郎は『もう妻とは会わないでくれ』と雪見を連れてその場を去った。

 

家族会議

家では家族会議が開かれた。

俊郎は雪見の浮気を疑っている。

『隠し事は無いんだな?』そう雪見を問い詰めると無いと答える雪見。

しかし俊郎は『流産したんだろ』とみんなの知らない事実を告げる。

俊郎は雪見の日記を見ていたのだ。

雪見は隠していた流産について話す。

俊郎と付き合い始めて1年後、妊娠したが就職が決まっていない俊郎には言い出せずにいた。

そして俊郎には責任を感じて欲しくないとの思いで一生黙っていようと思っていた、と。

しかし俊郎は『中野の子供だったんじゃないのか?』と更に疑う。

更に尋恵もまどかの腕を叩いたところを目撃していたこともあって雪見が虐待していたのではないかと思っている。

全てを踏まえて勲は雪見に『まどかのことも、夫婦のことも、1人で冷静に考えてみては?』と家を出るように薦める。

雪見は何も信じてもらえないことに対して『武内さんもこんな気分だったんだろうな。』と答える。

『まどかに強く当たってしまったけど虐待も浮気もしたつもりはありません。』

それだけ言って家を出る決意をした。

 

まどかは武内の家に

家族会議中、まどかは武内の家に預けられていた。

武内はまどかにこんな質問をした。

武内『まどかちゃんはパパとママどっちが好き?

まどか『パパ。

なんで?

優しいから。

じゃあなんでママは嫌なの?

怒るから。

ママとおじさんならどっちが好き?

おじさん。

なんで?

一緒に遊んでくれてジュース作ってくれるから。

武内は喜んでみせ、一緒にジュースを作った。

『甘くなれ、甘くなれ、おいしくなーれ、おいしくなーれ』

そうおまじないを掛けながら。

まどかが家に帰ると雪見の姿はなかった。

ママは仕事の都合で家にいられなくなったと伝えられた。

 

ビデオレター

前回同様に武内は母に向けたビデオレターを撮っていた。

『勲さん、尋恵さん、俊郎さん、まどかちゃん、梶間家の幸せの為ならどんな手を使っても…』

そこには雪見の名前はなかった。

『一生掛けても足りない。人殺しの僕を理解してくれてるんだから。』

そして机の上には壊れた鍵と雪見の日記が置かれていた。

 

火の粉3話の感想

武内が邪魔者を追い出し更に家族に近づく

3話ではいよいよ武内の犯行が視聴者の目に触れだしました。

武内が雪見を追い出すため、大いに暗躍。

雪見の実家の鍵を壊して侵入し日記を盗み出し、児童相談所に送りつけ、元彼にメールを送り、結果的に虐待と浮気の疑惑を晴らせないようにして家族から孤立させました。

鍵と日記が晒されたシーンではわかってはいてもゾクっとしましたね。

武内を疑う人間は梶間家にはもういません。

池本が言う『武内の居心地の良さ』は手に入ったと思われます。

しかし武内の理想追求は裁判で無罪にしてくれた梶間先生への恩返しという違った軸で行われているんですよね。

そう考えると武内にとっては梶間家に雪見は必要ないと判断したということになります。

そして同時にまだ目標に達していない、まだまだこれからも恩返しは続くということになります。

ちょっと気になってるんですが前回失踪した俊郎の元いた会社の社長はどうなったんでしょう。

この後どんな形で発見されるのか怖いですが楽しみです。

 

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